カントー出身の俺氏、南国で教師をする。   作:静かなるモアイ

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ヒカリさんの登場である。


休み時間 その頃のヒロインは?

「なんだか…こうして誰かと旅をするのも久し振りだな」

「チャマ!」

 

嘗て…サトシと共に冒険した少女が居た。彼女の名前はヒカリ。元ポケモンコーディネーターの母親の影響を受けてポケモンコーディネーターとして旅しており、全国各地のポケモンコンテスト等にも参加している。

そんな彼女は現在、ジョウト地方で旅を行っていた。旅先で知り合った自分の2つ年下の少年と再び出会った嘗てのサトシの仲間と共に。

 

「さぁ!レッツテイスティングタイム!ホワイト君、共に戦おうじゃないか!」

「うん!行くぞ!」

 

イッシュ地方のジムリーダーであり、サトシがイッシュを旅してた頃の仲間でありポケモンソムリエ(自称も含めると、様々なソムリエ資格?も持つ)のデントという緑色の髪をした青年。

そして…ヒカリが再びジョウトでの旅を開始した時に出会った、抜殻の英雄キュレムに選ばれた新人トレーナー ホワイト。

 

この2人と共にヒカリはジョウトを巡っていた。現在、ヒカリ達はコガネシティに隣接している自然公園に来ており、ヒカリはパートナーであるポッチャマと共にバトルを見守っていた。

彼女達の目の前で行われようとしてるバトルは、デントとホワイトペア対通りすがりのカップルのペアが戦うマルチバトルだ。

 

マルチバトルとはダブルバトルのタッグ形式であり、2対2でトレーナーとポケモン達が戦う物である。

 

「さぁ!ヤナップ!レッツテイスティングタイム!」

「行け!ベイリーフ!」

 

デントは自分の相棒であるヤナップを繰り出し、ホワイトはチコリータが進化したベイリーフを繰り出した。

既にホワイトはジムバッジを3つ手に入れており、サトシやレッド等の有力なトレーナーと同じぐらいのハイペースで強くなっている。

 

「イーブイブイ!!」

『さてと…俺達は見学に徹するとするか』

 

ホワイトの後ろにはキュレムが控え、キュレムの頭の上にはイーブイがちょこんと乗っている。今回、この2人は見学に徹するようだ。

 

「良し!行くんだ!ブラッキー!」

「頼んだよ!エーフィ!」

 

カップルはブラッキーとエーフィを繰り出した。そして…バトルが始まり、勝ったのは…デントとホワイトのペアである。

 

「中々良い勝負だったよ」

「未だ若いけど、やるわね!君達!」

 

カップルはエーフィとブラッキーを抱き抱え、ホワイトとデントに称賛を送る。このカップルは中々のベテラントレーナーであり、様々なリーグでも本戦に出場して入賞する程の腕前を持っているのだ。

 

「いや~それほどでも」

「貴方達のエーフィとブラッキーも凄く育てられますね。ポケモンソムリエとして実に良いです」

 

そして…カップルと別れた2人はヒカリの所に戻って、今後の予定を話し合う。

 

「さてと…今度は何処に向かおうか。コガネでのコンテストは未だ時間が有るし、コガネジムのバッジは無事に手に入れたしね」

 

コガネシティではポケモンコンテストも行われるが、それまでは未だ3日ほどの猶予が有る。それに、ホワイトの為にもジムに行きたいところだが既にホワイトはイーブイとベイリーフの力でコガネジムのジムバッジを手に入れているのだ。

 

「僕は暇だし…せっかくだし、コンテストに出てみようかな?」

「うん!それも良いと思うよ!コガネシティのコンテストはビギナーの物も有るから、丁度良いんじゃない?」

 

コガネシティのコンテストはコンテスト初心者でも楽しめ、コンテストに興味を持ってもらう為のビギナー用の競技も行われる。そこならば、コンテスト初心者で興味を持っただけのポケモントレーナーもコンテストを楽しめるのだ。

 

『それは面白そうだな。コンテストならば、ポケモン個々の戦闘力は関係無い。早い話し、俺も平等に戦えるという事だ』

「良し!キュレムもそう言ってるし、ホワイトも出よう!」

 

キュレムが興味を持ってくれた為か、ヒカリはホワイトもコンテストに誘う。

 

だが、コンテストまで3日は時間が有り、その3日間をどう過ごすかだ。バイトをして資金調達という過ごし方も有るが、今はそれほど資金に困っていない。何故なら、先日に行われた小規模のバトル大会でホワイトは優勝して賞金(日本円で10万円。イーブイとベイリーフだけで)を貰ったのだ。

 

「3日有るし…新しいポケモンを捕まえたら?」

「それもそうだね。イーブイとベイリーフだけじゃ、この先のジム戦は厳しい物だ。キュレムを解禁したとしても、新しいポケモンは必要だ」

『確かにな。俺はフォルムを変えることで、炎技と電気技を使えるが…流石に3体だけではな』

 

ヒカリ、デント、キュレムがホワイトに告げる。

 

「うん!そうする!」

 

新しいポケモンを捕まえる決意をしたホワイト。すると、デントは笑みを浮かべながら1枚のチラシを取り出した。

 

《自然公園 虫取大会!!毎週金曜日開催!

 

参加者には実際に捕まえた虫ポケモンをプレゼント。

 

●月●日の虫取り大会では1位の方にメガバングルを、2位の方にカイロスのメガストーンであるカイロスナイト、3位の方にはネットボール×100個をプレゼント!》

 

とそのチラシには書かれていた。

 

「「虫取大会?」」

「虫取ソムリエとしては、是非とも出て見たかった試合なんだ!」

『いや…デントよ、お前は一体何のソムリエなのだ?』

 

だが、デントは知らない。その日、ヘラクロスを捕まえて優勝したと思ったが…色違いのカイロスを捕まえたホワイトの優勝に成ってしまうことを。

 

「私は4位か…でも、デントも2位じゃん!」

「いや…僕、カイロスもってないんだけど」

 

しかし、ヒカリは知らない。近い内に自分とデントと関わりが有るあの少年と再会する事に。

因みにカントーやジョウトではメガストーン等が発掘されにくく、カロスやアローラと比べると入手が厳しい。そこで試合での景品としてゲットするしかないのである。

 

 

 

一方、アーカラ島で初めての夜を迎えたリンドウとサトシだが…

 

「先生!あのメガストーン…なんのメガストーンか分かりました?」

「分からん。俺も初めて見る波長だった」

 

このアローラで一番メガシンカに詳しいのはリンドウだ。リンドウは持ってきたノートパソコンと簡易的な機材で、サトシが見付けたメガストーンを調べた。

しかし、このメガストーンが放つメガストーンはリンドウが今まで見たメガストーンの波長ではなく、カロスのプラターヌ博士にも連絡したが…初めて見る波長だったのだ。

 

「ただ…ラティアスには反応を見せているようだ。まさかとは思うが…」

「まさか…ラティアスの!?」

 

 




因みにホワイト君の後の手持ちはキュレム、イーブイ、ベイリーフ、カイロスめっ!!、第二のコイキングの進化系、北国のカラス。

ほしぐもちゃんの進路アンケート

  • ルナアーラに成って飛ぼう!
  • ソルガレオに成って駆け抜けよう!
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