ホワイトがヒンバス改めミロカロスの元トレーナーをフルボッコにしてから数分後。
「あんなトレーナーだけには成りたくないね」
「うん」
リーリエ、セレナ、ヒカリは改めてポケモンを『使えない、醜い』等の理由で捨てる非道なトレーナーになりたくないと改めて決意したのだった。
事実、ポケモンを道具に使うトレーナーも世界的に見れば多い。トレーナーの中には不要に成ったポケモンを売却して生計を経てるトレーナーも多く、それで稼いだお金はポケモンセンター等でバイトするよりも多額の金銭を得ることが出来るのだ。
過去、タマムシシティのゲームセンターで一部のポケモンが景品として売られていたり、最近でも一部の人がコイキング等を売っている場面が有るがそれはそう言う事である。
「さてと!仕切り直しね!ウザイ奴も、ホワイト君とキュレムにカイロスが吹っ飛ばしてくれたし、改めて私の授業を始めるわよ!」
ナナミが空気を切り替えるように、パンパンと手を叩いてそう言う。
今日、ナナミ様の授業を受けるのはアローラスクール組ではポケモンパフォーマーであるセレナとコンテストに興味の有るリーリエ。そして、マサラタウンでセレナ達が出会ったサトシの嘗ての仲間であるヒカリとヒカリの現在の旅仲間であるホワイトだ。あと、引率でブルーとデントも参戦している。
「この場ではリーリエちゃん以外はコンテストに参加した事が有るけど…リーリエちゃんは初めてよね?」
「はい!映像記録や雑誌などでは見たことが有ります」
リーリエはバトルに自信は無いが、昔からポケモンは大好きだ。その為にセレナがアローラに来てからはコンテストの事を色々と教えてもらい、雑誌等も読んでいた。
「宜しい!それじゃあ、簡単な説明で済みそうね。
コンテストは大きく分けて2つに分けられるの。従来通り、ポケモンのコンディションや衣装の出来映え、アピールと最後のコンテストバトルから成される従来のコンテスト。
そして、カロスでのトライポカロンと同じようなパフォーマンスを重視するパフォーマー部門ね。
どちらもポケモンのコンディションの仕上がり、衣装のデコレーションは有るの」
コンテストの事をテレビや雑誌でしか知らないリーリエはメモを取る。
「パフォーマー部門はバトルはなく、パートナーであるポケモンとそのトレーナーであるパフォーマーが発表されたテーマにそってパフォーマンスを行い、競い会うの。テーマは毎回ランダムで決まり、その日に発表される。限られた時間で、どのようにテーマを表現するかも大事ね。
コンテストバトルはコンディションや衣類の出来映えを見せるアピールは同じだけど、此方は最後にコンテストバトルを行う。普通のポケモンバトルと違うのは、各々ポケモンにゲージが有り…そのゲージは攻撃したり、攻撃を受けたりしたら減少するの」
コンテストバトルには当然、コンテストバトルが有る。だが、普通のポケモンバトルと異なり…此方は決められたゲージが存在するのだ。
「ゲージの減少だけど、闇雲に攻撃してたらゲージがあっという間に無くなり、無くなった時点で負け。
ではどうするのか?カッコ良く、可愛く、美しく、逞しく、賢く、そのポケモンの演技に応じた攻撃や受け身や回避で防ぐの。
分かりやすく言えば、演技をしながら戦うって感じね。攻撃も同じよ、どれだけカッコ良く見せるか、逞しく見せるか、可愛く攻撃するか、賢く攻撃、そして美しく攻撃するのか…ポケモンバトルと違ってコンテストは本当に奥が深いのよね」
ナナミは腰からモンスターボールを取り出し、ラプラスを繰り出した。そのはラプラス…極限まで美しさを強化されており、優雅だった。
「こっ…ここまで優雅に出来るんですか!?」
「凄い…凄すぎます!」
優雅を極めたようなラプラス。そのラプラスを見て、コンテスト経験者であるセレナとヒカリは驚きながら、目を輝かせる。
「それじゃあ…特別にマサラドームの裏側を見てみる?私が支配人だから、特別に見せてあげるよ!」
「「「本当ですか!」」」
「流石はナナミせんせー!」
セレナ達…今頃はトキワジムでジム実戦を行っているリンドウ達と比べて、遥かに貴重な体験を行おうとしていたのだ。
そう…マサラドームの支配人はナナミ様であり、彼女の権力が有れば普段は入れない裏側にも入ることが出来るのだ。
「勿論!ブルーちゃんとデント君もね!」
「ありがとうございます!ナナミ様!!」
太っ腹なナナミ様である。
ナナミ様の案内でマサラドームのロビーにやって来たセレナ達。マサラドームはポケモンセンターにも成っており、ロビーにはポケモンセンターとしての受付やパソコン、そしてコンテスト会場の観客受付や選手の出場受付が有ったのだ。
そして…ロビーには各々のパートナーを出したトレーナー達が居ており、老若男女問わず様々な人達とポケモンで賑わっていた。
「凄い…人が沢山ね…それも個性豊かな」
だが、その人達を見たブルーは苦笑いを浮かべてしまった。当然だ、コンテストの為に集まったトレーナーの中には個性豊かな人達が居たのだ。勿論、外見は普通の人も居るのは居る。
「ふふふ…私の
先ずはエントリーNo.1何処から見てもFな宇宙人で人間なのか疑わしい姿をしてるが…背中にチャックが有ることからコスプレなのだろう。彼の名前はフリーザ。ポケモンのフリーザーとややこしいが、クリムガンのザーボンと共に各地のコンテストに出場している。
「ミルたんのパフォーマンスがうなるにょ!」
エントリーNo.2何処から見ても筋肉ムキムキゴリゴリで、カイリキーすら拳で倒せそうな魔法漢女 ミルたん。本名は不明だが、彼?彼女?は相棒のゴチルゼルと共にコンテストに参加する。
「お前は…アヴドゥル!!」
「イエス!アイ・アム!!」
次はエントリーNo.3とエントリーNo.4。銀髪でマッチョでありカロス出身のトレーナー ポルナレフとその友人である砂漠出身のトレーナー アヴドゥルである。
ポルナレフのパートナーはシュバルゴであり、ニックネームをシルバーチャリオッツと言う。一方、アヴドゥルのパートナーはバシャーモであり、ニックネームはマジシャンズレッドである。そこ、ニックネームが6文字越えてるなんて言わない。
「個性的な人達ですね!」
「あっ!あの人達知ってる!全員がパフォーマー部門の凄い人だよ!」
なんと言う事でしょう。彼等はパフォーマー部門の参加者だったのだ。
他にも女性としての参加者では何人か居るが、男の人達のインパクトが余りにも強すぎるのだ。
その頃の虹ロケット団。
ジョウト地方の何処か。
「兄者…アカギが殺られたそうだ」
平行世界のガラルからやって来た虹シーソーコンビの虹シルディと虹ソッドは優雅に紅茶を飲んでいた。彼等も平行世界から伝説のポケモンを連れてきており、虹サカキがもたらした理性を奪うマスターボールで使役している。
「弟よ…アオギリも殺られ、カイオーガを奪われたらしい」
「ふっ…だがな…兄者。アカギは我等がレインボーロケット団の幹部の中でも最強!!」
しかし…パルキアとディアルガを操っていた虹アカギが倒された。その上、虹アカギはレインボーロケット団最強の幹部だったのだ。副長のゲーチスよりも強く…ゲーチスの伝説はキュレムだけ。しかも、虹ゲーチスのキュレムは信頼関係が一ミリもなく…トゥルーキュレムには成れないのだ。
「「あれ?私達、この世界に来てからつんでね!?」」
すると…虹シーソーコンビが潜んでいた隠れ家の入口が吹き飛び…
「レッドさん、居ましたよ」
「良し…」
ジョウト最強トレーナー ゴールド、そしてポケモンマスター レッドが降臨。
「「ギャァァァア!!」」
虹シーソーコンビの悲鳴が響き…彼等はザシアンとザマゼンタを奪われた。いや、ザシアンとザマゼンタは解放された。
「「ロケット団死すべし、慈悲はない」」
「ピカピカ!」
次々と倒される虹ロケット団。後は虹マツブサと虹ゲーチス、虹フラダリと虹サカキだけである(笑)
ほしぐもちゃんの進路アンケート
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ルナアーラに成って飛ぼう!
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ソルガレオに成って駆け抜けよう!