お昼ご飯兼、マオのサプライズ。それはアローラの特産とも言える素材が沢山使われた美味しそうなご飯の数々だ。
サラダ、メレメレ島で良く取れる魚介類のシーフード、アローラの家庭料理であるアローラプレートやアローラ名物のロコモコにマラサダ等が皿の上に盛られて、机の上に並べられていた。
「はーい!アイナ食堂の看板娘、マオの手作り料理だよ!たーんと召し上がれ!」
「アマ!」
そう、この料理の数々はマオが作った代物だ。食べ盛りなサトシ達は勿論の事、日頃からの業務で多くの食事を必要とするリンドウやククイ博士も満足なボリュームである。
「それと、ポケモン達は此方ね!」
だが、それとは別にポケモン達の食べ物も用意したマオ。此方のポケモン達が食べる木の実の盛り合わせとポケモンフーズは、先日にリーリエが考案したメニューをマオが実践した物だ。
「「「頂きまーす!」」」
「ピカピ!」
お手を合わせ、サトシ達は嬉しそうにマオ特性のご飯を食べ始めた。
「このお魚は私のお父さんが取って来た物だよ」
「この牛乳は俺の実家だな」
スイレンの父親は漁師をしてあり、カキの実家は牧場を経営している。勿論、この特製ランチにはスイレンの父親が取ってきた魚やカキの実家で取られた牛乳等が使われているのだ。
「因みに、カキの家の牧場で作られたアイスは物凄く旨いぞ?」
「フィ!」
リンドウとリーフィアがそう言う。そう、カキの実家で作られたアイスは絶品であり、取れたてのモーモーミルクから作られるアイスは格別なのだ。
「アイス!俺、カキの家に行ってみたい!」
「牧場!?ちょっとリンドウ!私もそこに連れていきなさいよ!!」
年頃のサトシは勿論のこと、女性は甘い物が大好きだ。それ故か、ブルーもカキの家である牧場が気になるようであり、2人は行ってみたいようだ。
「俺は良いけど、カキにも事情が有るだろ」
「俺は事前に言ってくれたら、何時でも構わないけどな…俺の家はメレメレ島じゃなくてアーカラ島に有るんだ」
アーカラ島。メレメレ島と同じく、アローラ地方の島であり、活火山が有る島だ。その島は観光地の中心であるメレメレ島と比べれば発展はしていないが、アローラ独自の進化を遂げたポケモン等が生息している。
「「アーカラ島?」」
「行くのなら、船かリザードン等に乗っていくかだな。とは言え、サトシもブルーも今はライドポケモンの登録をした飛行タイプは持っていないしな…ブルーは俺の後ろに乗せてレウスで行くとして、サトシは学校のライドポケモンを貸すとするか」
アローラ地方ではライドポケモン登録を済ませたポケモン以外に乗って移動する事は禁じられている。その為か、ポケモンに乗って移動したい人は自分のポケモンをライドポケモン登録するか、ライドポケモンをレンタルするしか無いのだ。
レンタルできるライドポケモンは訓練されており、戦闘以外では他者のポケモンでも普通に言うことを聞いてくれるのである。
「リンドウ先生も行くのか!?」
「当たり前だ。てか、俺もカキんちのアイスを久々に食べたいしな」
そして、リンドウもカキの家で作られるアイスが大好きなのだ。
「そういや、貴方ってジョウトに初めて行ったとき…モーモーミルクのアイスの為に二時間並んでいたわね」
「一緒に並んでいただろ」
ブルーとリンドウ、2人はジョウト地方に初めて訪れた際にモーモーミルクから作られたアイスクリーム…モーモーソフトを手にする為に二時間も並んだのだ。それで良いのか、元ホウエンチャンピオン。
「その後、私達はカントーチャンピオンの仕事を放り出してシロガネ山でキャンプするレッドを見付けたのよね」
「あんな危険地帯でキャンプ出来る、レッド本人とレッドの手持ちはマジで理不尽の塊だからな」
「レッド?…レッドてもしかして、
リンドウとブルーがレッドの名前を出した瞬間、リーリエは身を乗り出して問う。いや、リーリエだけではない、サトシやカキ、スイレン、マオ、マーマネも箸を停めている。
全てのポケモンに関わる人に取って、この世で唯一のポケモンマスターの称号を持つレッドという青年は憧れなのだ。
レッドは彗星の如く現れ、瞬く間に頂点へと駆け上がり、カントーチャンピオンの座に就任した。その後も圧倒的な実力で全ての挑戦者を倒し、それどころか各地方のチャンピオンと交流戦(エキシビション)を行い、他の地方のチャンピオンを全員倒してしまった程の実力を持つ。
チャンピオン時代のリンドウは勿論、故郷であるジョウト地方のチャンピオンに成った前カントーチャンピオンのワタルも、シンオウチャンピオンのシロナも、イッシュチャンピオンのアデク、カロスチャンピオンのカルネ、ガラルチャンピオンのダンデも…全員がレッドに敗北している。
カントーリーグが行われている期間以外は過酷な環境(シロガネ山等に)籠っていると噂されており、その強さは天井知らず。最強のポケモントレーナー故に、彼はポケモンマスターと称えられる。
「そうさ!ポケモンマスターのレッドと、リンドウ先生とブルー先生、そんで世界最強のジムリーダーと言われるグリーンは幼馴染みさ!」
「「「「えっえぇぇぇぇぇ!!」」」」
驚きの事実を知ってしまい、生徒達は驚く。とは言え、事前に言ってなかったリンドウ達にも責任は有るだろうが…
「いや…だってな、聞かれなかったし」
だが、その後はレッドの話で盛り上がる事は無かった。何故なら…
「ケェェェーー!!」
その声が聞こえ、サトシの帽子が何者かに取られてしまう。異変に気付いたリンドウ達が声の方を見ると。そこにはサトシの帽子を被ったメレメレ島のカプ・コケコが浮かんでいた。
「ケェェ!」
カプ・コケコは「帽子を返して欲しければ、付いてこい」と言わんばかりにサトシを見て告げ、中々の速度でポケモンスクールの裏手に有る森に消えていく。
「俺の帽子!!」
そして、サトシとピカチュウは帽子を返してもらう為に、真っ先に駆け出した。
「はっ!?俺のサプライズは!?」
「5番目のサプライズは私です!」
カプ・コケコの乱入により、サプライズが無くなったリンドウとリーリエであった。
此処のレッド様はカントーチャンピオンのままです。
暫く、FGOのイベントで更新スピードは遅くなります。
サトシの昔のポケモンを合流させるか否か。もしかすれば、2つ以上採用するかも
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合流無しで、アニメ通りに
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良し!ゲッコウガ呼ぼう!
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良し!リザードンを呼ぼう!
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いや、此処はジュカインだ!
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違う!マグマラシを呼んで、何時かバグフーンに!!