カントー出身の俺氏、南国で教師をする。   作:静かなるモアイ

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ホウエン合宿はもうすぐである


71時限目

リンドウとブルー、ククイ博士とバーネットの結婚は速やかにメレメレ島とマサラタウンに広まった。

 

とは言え…メレメレ島ポケモンスクールでは今日も授業が行われる。

 

その為か、改めて夫婦(未だ入籍だけ)に成ったリンドウとブルーは授業を行う為に教室に向かう。無事にほしぐももソルガレオに進化し、元気に成ったので…次の大きなイベントと言えばホウエン合宿位だろう。

 

「リンドウ、他のクラスも合宿とか行うの?」

 

リンドウのクラスは既にカントー合宿という強化合宿を終えており、次にホウエン合宿が迫っている。これも、リンドウのクラスが次代を担うジムリーダーを養成するという特別クラスという事を除いても、アローラリーグという大きなイベントが有るためだ。

アローラリーグというアローラ初のポケモンリーグに備えて、スイレン達を強くするという意味でのカントー合宿とホウエン合宿。しかし、他のクラスにもアローラリーグの事は伝えられており…あばれる君(本名 ヒロキ)が在籍するけーね先生のクラスも合宿を行っている可能性だって有るのだ。

 

「そうだな…ケイネ先生のクラスはサオリ先生も同行で、アーカラ島の合宿を行うと言っていたな。ケイネ先生の生徒はチルノを除いて、全員がメレメレ島の島巡りを終えてるし、この機会にアーカラ島の島巡りも経験させるつもりだろう。

あと…チルノの兄のオリヴィエとその彼女のサイトウが居るだろ?そのコネで、ガラル合宿を行うという話も出てるな」

 

どうやら、けーね先生のクラスを含め、他のクラスも強化合宿を考えては居るようだ。アーカラ島での島巡り合宿にガラル地方での強化合宿…やるべき所は他のクラスも確りとこなしているようである。

 

特に…ガラルは他の地方と比べて、特にポケモンバトルに力を入れており、リーグ挑戦さえも推薦された選ばれた人材しか受けられない所なのだ。そんな所で経験を積めば、間違いなく強くなるだろう。

 

「他のクラスも強化合宿を考えてはいてな…もう、アローラリーグに向けての準備をしてるんだよ」

「ふーん…だけど、残念ね。アローラリーグの初代チャンピオンに成るのは私よ!」

 

ドやと笑みを浮かべるブルー。そう、彼女もアローラリーグに参加を決めており、彼女は初代チャンピオンの座を狙っているのだ。

夫婦でチャンピオン、母でもチャンピオンを目指すブルー。彼女がその気に成れば、優勝候補間違いなしだろう。

 

「それは分からないぞ?もしかすれば、サトシ達かも知れないし…新たなるダークホースが出るかも知れないしな」

 

アローラリーグは本番のその時に成らなければ分からない。

リンドウとブルーは教室の中に入った。そこには既にサトシ達が集まっていたが、更に教室の人口密度が上昇していたのだ。

先ず…ほしぐもがソルガレオに進化し、更にイベルタルも居るのだ。その上、レシラムやカイオーガまで居るので…物凄い光景である。

 

「アローラ!今日も欠席者無しだな。それじゃあ…朝礼を始めるぞ。

来週からホウエン合宿に向かうが、そこで先生がオススメする…ポケモンが多く生息するポイントを巡るから、其所で色んなポケモンと触れ合ってほしい。

そんで…序にアローラリーグの事も教えるぞ」

 

リンドウはアローラリーグの概要を話し出した。

 

「アローラリーグは参加人数にもよるが…アローラ各地は勿論、他の地方からも参加者が集う可能性が高い。その為か、参加人数は物凄い規模に成るだろう。

そこで…人数が多すぎた場合は一体のパートナーを用いたバトルロイヤル形式で戦い、生き残った32人で本選トーナメントを行う予定だ。

本来はフルバトル…と言いたいが、生憎とアローラではパートナーが少数の人が多い。その為に本選トーナメントでも3対3のバトルを行い、片方の手持ちが3体未満成らば…少ない方の手持ちの数に合わせて戦うという変則なルールに成ってしまった」

 

予選は全員参加のパートナーを一体用いたバトルロイヤルで戦い、生き残った32人が本選に出場。

 

本選は基本的に3対3のバトルだが、片方の手持ちが3体未満で有るならば少ない方の手持ちの数に合わせて戦う事である。これに関しては仕方がないだろう…アローラではパートナーは1匹しか持ってないトレーナーも多く、バトル未経験の大人だって居るほどなのだ。

 

「先生…それって」

「例えばだ。セレナは3体手持ちに加えているが、マオは1体しか持ってないだろ?

セレナとマオが本選トーナメントで戦う場合はセレナも1匹しか使えないんだ」

 

リンドウの言葉を聞いて納得するサトシ達。確かに、アローラでポケモンを複数持っているトレーナーは少なく、それはポケモンスクール全体で見てもそうである。

 

「そして…これは他のリーグもだが…ポケモンの使用制限は無し!

カイオーガだろうが、グラードンだろうが、ダークライだろうが、キュレムだろうが、イベルタルだろうが、どんなパートナーでも使ってOKだ!」

 

だが…リンドウは知らない。アローラリーグ予選のバトルロイヤルで…メガカメックス(ブルー)、ソルガレオ(リーリエ)、カイオーガ(スイレン)、トゥルーキュレム(ホワイト)、ゼクロム(N)、メガラティオス(リラ)、マッシブーン(モーン博士)等が大暴れする事を。

 

「先生…先生とブルーさんって結婚式をあげますよね?」

「日程は未定だが、挙げるぞ…どうした?」

「実は…ククイ博士とバーネット博士、結婚式を挙げないみたいなんです」

 

そう、サトシの言うとおり…ククイ博士とバーネット博士は結婚式を挙げないつもりなのだ。

 

「ほう…だったら、話は早い。此方からサプライズで用意してやるか」

「そうね…結婚式は女子にとって、一生の大事なイベントよ!」

 

リンドウとブルー…そしてサトシ達の手で、ククイ博士とバーネットの結婚式が計画されるのだった。

 

「まぁ…準備はホウエン合宿が終ってからな」

 

しかし、リンドウは知らない。このホウエン合宿で…ブラックとリーリエ以外の教え子が新たなパートナーを手に入れる事を(サトシだけは厳密には再会)。




次回!ホウエン合宿…リンドウ達は先ず、オダマキ研究所を訪れるが…

「博士!リンドウさん!初心者向きのミズゴロウ、アチャモ、キモリが逃げ出しました!」

トラブル発生である。

そして…サトシが再会するポケモンとは!?ルビサファの映画を見た貴方なら…分かる筈!!

オマケ…サトシ達が捕まえる予定のパートナー

サトシ 「波動は…我に有り!!」

セレナ ダイヤモンド

マオ 御三家トカゲと化石

カキ 御三家ヒヨコとラクダ

スイレン 御三家両生類と化石

マーマネ 電気子ライオンとシラス

アセロラ ひともしー

もし、番外編を書くとしたら?

  • 過去リンドウ
  • ミヅキちゃんと未来のジムリーダー
  • 過去ブルー
  • レッド様
  • ホワイトくん
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