カントー出身の俺氏、南国で教師をする。   作:静かなるモアイ

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一足早く、グリーンが到着!?


80時限目

メレメレ島国際空港。御存知、他の地方とアローラを結ぶ玄関口に彼等が降り立った。

 

「アローラか…やって来るのはサトシのゲッコウガを届ける、あの時以来だぜ」

 

サングラスを着けた我らがトキワジムのジムリーダー グリーンがカスミとタケシ、姉であるナナミ様、そしてグリーンと瓜二つの少年を連れてメレメレ島に降り立った。

 

「てか、兄貴…こんなに早く降りたって良かったのか?リンドウさんの結婚式まで、2週間以上の時間が有るけど」

 

そう言うグリーンと瓜二つな少年はシゲル。グリーンとナナミ様の歳の離れた弟であり、サトシの初めてのライバルだ。今はナナカマド博士の元でポケモンについて色々と学んでおり、魔境オーキド研究所と比べてオアシスなナナカマド研究所で色々と勉学に勤しんでいるモテ男だ。

 

「良いんだよ。やっと…俺にオフシーズンの休暇が回ってきたんだ。とことん、アローラを満喫してやる!」

「ふふふ!当然よ!アローラの水に住まう、可愛い水ポケモンが私を待ってるわ!!」

 

アローラを満喫する予定のグリーンとカスミ。そんな2人を見て、シゲルは苦笑いを浮かべるのだった。

 

「おっ…お姉ちゃんは良いの!?」

「私はミクリ君と一緒にアローラにコンテストを広める仕事で来たもの。

ミクリ君は未だ来てないけど、折角だしお姉ちゃんも楽しもうかな?」

 

ナナミ様は仕事で来たが、少し早くアローラに入り、観光する気満々である。彼女はミクリと共にアローラにコンテストを広める仕事で来たが、やはり観光も楽しみたいのだろう。

 

姉、兄、兄の部下は観光気分が満載だ。リンドウの結婚式まで時間が有るとは言え、随分と楽しそうである。

 

「タケシ…お前も何か言ってくれ」

 

シゲルは最後の頼みとして、我らがポケモンドクター タケシの力を借りようとするが…既にタケシはシゲルの側に居なかった。

疑問に思ったシゲルが周囲を見回すと…既に美人なアローラお姉さんにナンパを行う我らがタケシが居たのだ。

 

「お姉さん。私はタケシです…遥々お姉さんに会うために、このアローラにやって来ました!!」

 

安定のタケシ、安定の困惑するお姉さん。すると、タケシのボールが開き、中からグレッグルが飛び出す。

 

グレッグルの拳が紫色に輝く…技、毒突きを放つのだ。

 

――正義、執行!!

 

放たれた毒突きはタケシの横腹…リバーに当たり、毒突きのリバーブローを受けたタケシは悶絶し、その場に倒れてしまった。

 

――執行…完了

 

タケシを倒したグレッグルはタケシを引き摺り、グリーン達の側に戻っていった。

だが、タケシは知らない。このアローラに…グレッグルとカスミを含め、マサトも降臨して執行人3人が集結する事を。そして、自分とは理由が違うが…同じく若いお姉さんを求める後継者(ユリーカ)と出会う事を。

 

 

 

一方、グリーンがアローラに入ったが…アローラリーグ設立の手伝いを行っていたレッドはその頃、ガラル地方に居たのだった。

 

ガラルリーグ…今年は残念ながら、中止に成ってしまった。

 

理由はリーグ委員長 ローズが活性化させたムゲンダイナが暴れた事、そしてムゲンダイナを沈めるためにこの世界のザシアンとザマゼンタが降臨したこと。ムゲンダイナを沈めるために、ガラル王者 ダンデがレッドとザシアン、ザマゼンタ…そして将来期待のトレーナー ダンデの弟 ホップとその友人 ソードがムゲンダイナを倒した事。

更にその後に、自称王族のソッドとシルディがレイドバトルと称してテロ行為を行った事等々が原因だ。

 

『今年のガラルリーグは様々な理由で中止に成ってしまいました…ですが!!此処に素晴らしいエキシビジョンマッチが実現しました!!

前代未聞のマルチバトルです!!では…選手の紹介を行いましょう!!先ずは我らがチャンピオン ダンデ!!そして、ポケモンマスター レッド!!』

 

ガラルの首都 シュートスタジアム。

 

そこにレッドとダンデが入場する。

 

『未だ終わりません!!今回はマルチバトル!!ダンデと共に戦うのはダンデの弟で伝説のポケモン ザマゼンタに選ばれたホップ選手!!

そしてレッドと共に戦うのは伝説のポケモン ザシアンに選ばれたソード選手です!!』

 

実況が叫び、伝説のポケモン ザシアンに跨がった日系人の少年がバトルフィールドに降り立ち、レッドの隣に立つ。彼の名前はソード、本来ならダンデと王者防衛戦で戦う予定だった少年だ。

 

一方、ダンデの隣には彼の弟であるホップがザマゼンタと共に降り立った。

 

「お前達…いきなりザシアンとザマゼンタを使うのか?それじゃあ、俺も使うか!」

 

ダンデがそう言うと、ダンデはボールを投げてムゲンダイナ…紫色の骸骨ドラゴンのようなポケモンを繰り出した。

 

「いけ、ピッピ」

「なんでっピ!?ここはどう考えてもピカチュウだっピ!!」

 

ギエピー&ザシアンVSザマゼンタ&ムゲンダイナの戦いが始まった。

 

「ピッピ…これ、生放送だから下品な言動なしな?コントや振りじゃないぞ」

 

 

 

 

 

「これは…これは凄いことに成ってますな」

 

そのテレビ中継をリーリエとスイレンは島キングのハラと共に見ていた。

 

「ギエピーならギャグ補正で何とかしそう」

「ですね」

 

ギエピー、リーリエとスイレンからギャグポケモンとして認定される。

 

「ごほん、試練でしたな。許可しましょう。リーリエさんはソルガレオの件、スイレンさんはカイオーガの件で正しい心を身に付けてますな。

それでは…主ポケモンの所に参りましょう。幸いにも、メレメレ島には主ポケモンは2体居ます。君達には一体ずつ、戦ってもらいますぞ!」

 

――ギエピーィィィィイ!!

 

テレビからギエピーの悲鳴が聞こえたが、気にしてはいけない。

 

――良し!ムゲンダイナ戻れ!行け!ゴリランダー!

 

――ザシアン戻れ!行け!インテレオン!

 

――ザマゼンタ戻れ!行け!エースバーン!

 

――えっ!?僕、前座扱い!?ヤロー!!許さないっピ!

 

チラッとリーリエはテレビを見る。テレビではダンデのゴリランダーが挑発を使っていた。

ゴリランダーはゴリラのようなポケモンであり、本来はドラムを使うポケモンなのだが…何故か、ダンデのゴリランダーはドラムを使わず…スマ◯ラのドンキーのアピールのような挑発を行っていたのだ。

 

――ゴリランダー!気合いパンチ!!

 

――バリアー…張れないっピ!?

 

ギエピー…変化技を使えず、ゴリランダーの気合いパンチ(ドンキーパンチ)を受けて、倒れる。

 

――いけ、ピカチュウ

 

そしてピカ様が降臨した。

 

「テレビも気になりますな。それでは…リーリエさんにはデカグースの主ポケモンに、スイレンさんはラッタの主ポケモンに各々挑んで貰いますぞ!」

 

なにはともあれ、スイレンとリーリエの試練が決まった。




次回!サトシ、シゲルと再会する。リンドウ、伝説廚と遭遇する。

因みにダンデがムゲンダイナを持っている訳ですが、レッド様がその場に居たので病院送りに成りませんでした。

ダンデのゴリランダーの中身は任天堂繋がりでドンキーです(笑)

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