カントー出身の俺氏、南国で教師をする。   作:静かなるモアイ

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結婚式…遂にスタート


82時限目

「えっ!?それじゃあ、君達もサトシと共に旅をしていたのか!?これは凄いな…」

 

リンドウとブルー、そしてククイ博士とバーネット博士の結婚式。その会場であるホテル…メレメレ島の高級ホテルの控え室。

そこに式の参列者が早々と集まっており、その一角にはタケシやカスミ、ヒカリやデントを始めとしたサトシの此までの旅の仲間達が全員揃っていたのだ。

 

カントー及びジョウトを共に旅したカスミとタケシ(タケシはシンオウまで共に)。

 

オレンジ諸島を共に旅したケンジ。

 

ホウエン地方を共に旅したハルカとマサトの姉弟。

 

シンオウ地方を共に旅したヒカリ。

 

イッシュ地方を共に旅したデントとアイリス。

 

カロス地方を共に旅したシトロンとユリーカの兄妹。本来ならこの場にセレナも居るのだが、セレナはクラスメートと共に使命が有るためにこの場には未だ到着していない。

 

「その上…サトシは出会った伝説のポケモンと殆んど友達に成ってますもんね」

 

人間との出会いは勿論だが、サトシは伝説のポケモンとの遭遇率も凄い。全てのミュウツーに遭遇し、様々な伝説のポケモンや幻と呼ばれるポケモンと出会っては親しい関係に成ったほどだ。

 

「サトシって凄いお兄さんだったんだな…」

 

一応、同じ席に席に座っているホワイトだが…会話に入る余地が無いためかオレンジジュースを飲みながら話を聞いていた。

 

「聞いてくださいよ!サトシは何時も無茶をしてたんですよ!」

「「やっぱりか!」」

 

シトロンの言葉に同意するように、タケシとデントはそう言った。やはり、サトシは過去にも何度も無茶な行為をして仲間から心配されたようだ。

 

「あら?皆、もう来てたの?」

 

その声が聞こえ、サトシの嘗ての仲間達は声の方を見る。そこには黒いドレスを纏った美女 シンオウチャンピオンのシロナが居たのだ。勿論、彼女も結婚式に招待された来賓の1人であり…周囲にはダンデやダイゴ、ミクリにレッド、アデクやカルネと言ったチャンピオンやチャンピオン経験者も来ている。

リンドウの関係者はホウエンやカントーの人達、そして個人的に付き合いの有るトレーナー達だ。チャンピオンやチャンピオン経験者の他にはグリーンやオーキド博士、Nにリラ、ホウエンの四天王やセンリ夫妻にホウエンのジムリーダーも何人か来ている。

 

ククイ夫妻の関係者として、アローラの人達も続々と集まっており式には大勢の関係者が集うようだ。中には島キングのライチ、エーテル財団のルザミーネやモーン博士、グラジオ、ビッケ……プロテインを飲みまくるマッシブーンの姿もある。

 

しかし、この場には…彼等が居たのだ。

 

「シロナさーーん!お久し振りです…どうですか?一緒に紅茶でも呑みませんか?」

「お姉さん!お願い!お兄ちゃんのお嫁さんに成ってください!シルブプレ!」

 

お姉さん大好き漢 タケシ、そして彼の後継者と言えるお兄ちゃんの嫁さん候補を見付けるユリーカである。

2人は美女であるシロナさんに声をかけ、早い話ナンパを行ってしまったのだ。

 

安定のタケシ、安定のユリーカであった。だが、ユリーカは兎も角…タケシには残念ながら執行人全員が揃っているのだ。

 

「「はい、いい加減にしなさいね」」

「イデデデデ!?」

 

先ず、執行人1号と2号のカスミとマサトがタケシの両耳を引っ張り、シロナから引き下がらせる。そして、タケシのボールからグレッグルが飛び出し、グレッグルは毒突きでタケシの背部を攻撃。

 

「ケケ…」

「しっ痺れびれ……」

 

タケシ、見事な3コンボによりノックアウトしてしまった。その哀れにも程が有る惨劇を見てしまい、当事者のシロナとユリーカは唖然としてしまう。

 

そして…ユリーカは兄のシトロンに優しく肩を掴まれて後ろに下げられたのだ。

 

「あっ!?そう言えばアデクさんは!?」

 

何かを思い出したのか、デントが言う。そう、ナンパ職人はもう1人居るのだ。平然と妻子処か孫が居る身だが、問答無用に美女相手にナンパを繰り返す我らがイッシュ地方のナンパ職人 元イッシュチャンピオンであるアデクである。

 

「あっ!アデクさんは彼処よ!」

 

アイリスがアデクを見付け、全員がアイリスの指示した方向を見る。そこには…カロスチャンピオン カルネにナンパしようとして、見事に来賓の1人だった霊長類最強女子 サオリ先生に制止させられるアデクの姿だった。

 

人類最強の身体能力を持ち、生身でカイリキーさえも粉砕するサオリ。そのサオリを前にして、我らがエロ仙人はガクガクと震え、ナンパを諦めるのだった。

 

エロ仙人…無念!

 

「ドーモ!ドーモ!私、珍獣ハンターのイモトです!」

 

だが、タケシ達のテーブルに新たな人物が現れた。その人物は同じく来賓の1人であり、元スカル団現珍獣ハンターのイモトであった。

 

「「「どうも」」」

「皆さんには是非、ククイ夫妻とリンドウ夫妻へ向けた一言メッセージカードを書いて欲しいんですよ!」

 

イモトはそう言うと、折り畳み式のメッセージカードをタケシ達は勿論、シロナそしてキュレムに手渡した。

 

『俺も書くのか?』

「是非とも!書き終わりましたら、彼方の箱に入れてくださいね!」

 

イモトがそう言うと、受付担当であるミクリとマーレインの側に箱が置かれている。どうやら、その中に入れるようだ。

 

「それじゃあ!お願いしますね!!」

 

イモトはそう言うと、去っていく。そして、ダンデやダイゴが座ってるテーブルに向かった事から、来賓者全員にメッセージカードを書いてもらうつもりなのだろう。

 

結婚式が始まるまでもう少し。

 

「ふっふふ、たらふく食べてやるっピ!」

 

ギエピー…結婚式でたらふく食べる模様。だが、彼は知らない。バイキングはデザート位で、殆んどのメニューはコース料理だと言うことを。

 

 

 

 

「お前達……本当にありがとう!!」

 

その頃、ククイ博士とバーネットは自宅の前で、サトシとそのクラスメートから結婚式の真実を知らされ泣いていていた。

 

「博士!バーネット博士!いきますよ!」

「あぁ…本当にありがとう!!」

 

結婚式は出来ないと思っていた。だが、リンドウ夫妻の教え子とリンドウがあろうことか、リンドウとブルーの結婚式と共に自分達の結婚式を用意してくれたのだ。

 

ククイ博士は涙を拭い、リンドウの教え子と共にホテルに向けて旅立った。

 

 

 

 

一方…リンドウは…

 

「緊張でヤバイ。初めてリーグに挑んだ時よりヤヴァイ」

「てか、なんで俺とアセロラは親族席なんですか!?」

 

リンドウ、緊張でヤヴァイ状態に成る。ブラック、アセロラ、ヒガナ、リンドウ側の親族席に座る事に成る。




次回!結婚式…果たしてブーケをゲットするのは誰だ!?ライチさん?シロナさん?それとも…霊長類最強女子!?

公式CMキャラ及びアニメキャラで活躍を見たい人

  • 元スカル団、珍獣ハンターのイモト
  • ヒロキ、通称あばれる君
  • 短パン小僧だった、プロ選手のマー君
  • 霊長類最強女子サオリ先生
  • 元スカル団のボルト
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