ある日のこと。
「やっと…スイレンさん倒せた」
ミヅキは何とか…アローラでも最強クラスと称されるジムリーダー スイレンを2番目に倒すことに成功した。
これで、ミヅキはメレメレ島のジムを制覇した事に成り、次は他の島…アーカラ島やウラウラ島、ポニ島等に挑む事に成るだろう。いや、Z技を身に付ける為に島巡りの試練に挑むのも良いかもしれないのだ。
「凄いねミヅキ。私達、未だジムバッジを一個しか持ってないよ」
現在…ミヅキのクラスメートではミヅキが二個、イリヤとミユが水バッジ一個、ジョウスケが草バッジ一個、ケイタが0個である。別にケイタが弱いわけではなく、寧ろ…これで当然なのだ。
「皆は良いよ…俺なんて、未だバッジを1つも持ってないんだよ?」
「ウィスー…」
ケイタとケイタのパートナーであるヨマワル(ニックネーム ウィスパー)がそう言う。とは言え…ジムバッジを1つもゲット出来ないトレーナーも多く、ケイタも成長すれば必ずゲット出来る筈なのだ。
「それなら…ゴーストタイプとタイプ相性を助け合えるポケモンを入れたらどう?
私だってモクローは草タイプでヒノヤコマは最終的に炎・飛行のファイアローに進化するでしょ?ヒノヤコマの苦手な水ポケモンはモクローで戦い、逆にモクローの苦手な炎タイプは炎と普通に戦えるヒノヤコマってね」
ミヅキは前世の知識と経験から、ある程度の知識は有る。勿論、特殊な進化方法も知っているのだ。
「成るほどな…それじゃあ、俺は手持ちにズルッグとヤナップが居るし…ズルッグは格闘、ヤナップは草だから…飛行と戦えるポケモンを入れたら良いのか!」
ジョウスケの手持ちはズルッグとヤナップであり、残念ながら飛行タイプには弱い。だとすると彼は飛行に強い氷や電気タイプ、岩タイプ等のポケモンを入れれば良いだろう。
「ミヅキは凄いね…」
「知識ならミユより凄いんじゃない?ジュニアハイスクールの先輩以上かも!」
ミユとイリヤから褒め称えられ、ミヅキは照れ臭そうにする。しかし、内心では……
――言えない…前世からの知識だなんて死んでも言えない。
転生者ならではの言えない秘密を抱えていた。
すると、教室にリーリエが入ってきた。
「さて!楽しい休み時間は終わりですよ!席に座ってください」
リーリエ先生の言葉に従い、ミヅキ達は自分の席に座る。
ミヅキ達が全員、自分の席に座った事を確認するとリーリエは笑みを浮かべて話し出した。
「この時間は世界ランキングに付いてお話ししますよ!」
世界ランキング。ミヅキが前世でやっていたポケモンのゲームでのオフラインでは、馴染みのない言葉だ。
とは言え…大体の予想は着くし、この世界でもテレビを見てバトルの大きな試合等を見ていれば、世界ランキングの事はある程度は知ることが出来るのだ。
「世界ランキングとは様々な地方のリーグ関係無しの常に変動する、トレーナー達のランキングです。
この世界ランキングですが…勝率や勝ち負け等でも変わっていき、順位でランクも分けられています」
リーリエの言う通り、世界ランキングは順位によってランクが異なり…ランク外のトレーナーは主にモンスターボールクラスと呼ばれており、上位100位から30位までをハイパークラスと呼ばれているのだ。
「先ず、ランキング外のトレーナーは基本的にモンスターボールクラスと呼ばれます。皆さんも含め、大勢のトレーナーがこのモンスターボールクラス…かっこ悪く言えばランキング外の選手です。
次に…上位100位から30位までの選手をハイパークラスと呼びます」
ハイパークラスの上は何なのか?それはマスターランクである。
「そして…一番上のランクをマスターランクと呼びます。此方は世界にたった30人しか居ません。
アローラではチャンピオンであるサトシが4位、ジムリーダーのスイレンが13位、マオが15位、マーマネが23位、カキが14位、アセロラが16位です。
そして…不動の1位がポケモンマスターと呼ばれる生ける伝説のトレーナー レッドさんです。
余談ですけど…私は22位でマスターランクのトレーナーです」
レッド…安定の1位であった。そしてリーリエ先生、マスターランクの22位の実力者であった。
「マスターランクの人達は年に一度…マスターズトーナメントと言う、マスターランクだけの試合を行い…激しいバトルを繰り広げます。此方は皆もテレビで見たことは有りますね?」
リーリエの言葉を聞いて、ミヅキはカントーに居た頃を思い出す。そう言えば、テレビ中継でリンドウのグラードンとダンデのムゲンダイナが激しい戦いを繰り広げ、その後にリザードン同士の戦いを行っていた事を。
ガラル最強のジムリーダー キバナのジュラルドンが、ホワイトの
「俺も何時かは出てみたい!!」
だが、トレーナーはコンテストやバトルなど…様々なやり方は有れど…頂点を目指したい物だ。その為か、ケイタは何時かは出たいと声にだし、ジョウスケやイリヤにミユも声には出さないが…興味津々である。
「その時は…先生と本気で勝負ですね。手加減はしませんよ?」
手加減はしない。つまり、リーリエはイベルタルにソルガレオも使うと言う事である。
「そして…このマスターズトーナメントですが、なんと今年はアローラでの開催が決まりました!
日時としてはアローラリーグが終ってからですが、世界中から強いトレーナーの皆様が集結しますよ!」
そう、今年のマスターズトーナメントはアローラでの開催が決まったのだ。
「これは折角なので、全員で見に行きますよ!」
こうして…ミヅキ達はマスターズトーナメントの観戦を決めたのだった。アローラリーグが終ってからなので、最低でも半年後だが。
その日の放課後。
ミヅキはクラスメートと共に、ポケモンスクールの裏手に有る森に来ていた。
「それじゃあ…新しいパートナーを探そう!」
「「「おぉーー!」」」
現在…ミヅキの手持ちはヒノヤコマとモクロー。イリヤがフォッコとガラルポニータ。ミユがポッチャマとムックル。ジョウスケがズルッグとヤナップ。ケイタがヨマワルだけである。
「特に…ケイタはジム戦の突破の為にも、新しいパートナーを探さないとね!」
「勿論!」
森の奥に進むミヅキと愉快な仲間達。
「やっぱり…ピカチュウは欲しいね!可愛いし!」
「「わかる!」」
そして…未来でもピカチュウは世界的に人気に成っていた。但し、捕まえたのなら最期まで責任を持ちましょう。
密漁目的での捕獲は立派な犯罪である。
「オラ…」
そんなミヅキを見つめる、二足歩行の黄色い猫のようなスタイリッシュなポケモンが木上に居た。彼がミヅキと出会う日も近い。
ミヅキを見ていた猫のようなポケモン…果して、何オラなのだろうか?
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