ハードボイルド探偵 天羽 奏   作:ナイトメア・ゼロ

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依頼主

桜田 ネネ→信之介の幼馴染

ターゲット

熔岩 修造→ネネの恋人→マグマドーパント→誘拐?

探偵側

野原 信之介→野原探偵事務所所長兼私立探偵

天羽 奏→信之介の養子兼助手


NはTに溺れる

熔岩 修造が謎のドーパントに連れ去られた次の日。ニュースでは熔岩 修造が死体で発見されたと報道されていた。凶器は鋭い刃物で滅多刺しにされたような痕跡があり警察は恨みによる殺人事件として捜査を開始していた。

 

信之介さんはネネさんと待ち合わせている喫茶店に行き今回のことを報告しに行っている間あたしはこの事務所で留守番をしていた。そしてあたしは昨日見たドーパントと呼ばれる化け物とガイアメモリのことを考えていた。

 

(ガイアメモリは確実にノイズどもを殺せる力を持っている・・・・・けどあんな化け物になるなんてあたし聞いてない。家族の仇の為にあたしは化け物にならなきゃいけないのか?)

 

あたしは復讐のためなら地獄にも落ちる覚悟はあった。だけどあれは予想外すぎる。あんな化け物になるなんて思わなかったあたしはどうすればいいのか悩んでいた。すると。

 

「ただいま」

 

信之介さんが帰ってきた。

 

「おかえりなさい信之介さん」

 

信之介さんはコーヒーを淹れるといつもと違いコーヒーに砂糖とミルクを入れて飲み始めた。あたしはいつもと違う信之介さんの行動に首を傾げた。

 

「どうしたんですか?信之介さん」

 

「・・・・・少し気になることがあったんだ」

 

信之介さんはそう言って今回のことをあたしに話した。信之介さんがネネさんに報告をしに行った時、信之介さんは恨み言を言われるのを覚悟していた。だがこの時ネネさんの反応がおかしかった。熔岩 修造を見つけたが何者かに連れ去られことを話した後に朝のニュースで死亡されたことが報道されたことをネネさんに話した。当然ネネさんはそれを知っており熔岩 修造の死を悲しんで泣いていたらしい。

 

「? 信之介さん、それは普通の反応じゃないんですか?」

 

「なんでそう思うんだ?」

 

「だってネネさんはあの人が大切な人だったんでしょ?ニュースで報道されて信之介さんの報告を聞いたら悲しむのは普通じゃぁ「そこがおかしいんだ」?」

 

あたしは首を傾げた。信之介さんの言ってることが理解できなかった。大切な人がこの世からいなくなった。それを経験したあたしはネネさんの気持ちはすごく分かる。それのどこがおかしいんだ?

 

あたしは混乱していると信之介さんは、パソコンを開いて何かを調べ始めた。あたしは腹がへったからカップ麺を作って食べた。信之介さんの分も作って信之介さんの近くに置くと信之介さんは集中しているのかカップ麺に手をつけず調べていた。

 

それから3時間が経った。あたしはPS4でゲームをしていると信之介さんがカップ麺を食べながらパソコンとにらめっこしていた。信之介さんはスープを吸いのびきったラーメンを食べ終えると白い帽子を被った。

 

「どこか行くんですか?」

 

「あぁ。ちょっと出かけてくる。帰りは明日になるかもしれないから戸締り頼むぞ」

 

信之介さんはそう言って出かけた。あたしは事務所を掃除して夜ご飯は信之介さんが作ってくれたチャーハンを食べて風呂に入ってパジャマに着替え眠った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日の朝。信之介さんがソファで寝ていた。疲れているのか少しイビキをかいており白いスーツのままだった。そして1時間後、信之介さんは目を覚まして起き上がった。

 

「おはようございます。 信之介さん」

 

「おはよう奏ちゃん」

 

信之介さんは首の骨を鳴らすとコーヒーを淹れ飲み始めた。その時、信之介さんはすごく悲しそうな顔をしていた。

 

「どうしたんですか?」

 

あたしは信之介さんにきいてみた。

 

「・・・・・・・熔岩 修造を殺した犯人が分かった」

 

それを聞いた時あたしは驚いた。信之介さんは、たった1日で犯人を特定したんだ。

 

「それ本当なんですか信之介さん!?すごいじゃないですか!!」

 

あたしは信之介さんにそう言うと。

 

「すごくない!!」

 

突然、 信之介さんが怒った。あたしはなんで怒られたのか分からなかった。

 

「奏ちゃん。今日は事務所で待っててくれ。オラは犯人を捕まえてくる」

 

信之介さんはそう言って事務所を出た。あたしはこっそりと 信之介さんの後を追った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オラは認めたくなかった。調査通りなら熔岩 修造を殺した犯人はあの人で間違いない。だけどオラは信じたくなかった。あるホームレスからの情報によると1月前に熔岩 修造は何者かからガイアメモリを購入しておりそして犯人も1週間前にガイアメモリを購入していた。顔は分からなかったがネクタイに血のようなシミが付いた男というのは分かった。元凶はその男なのだろう。そして1週間前に購入したガイアメモリの犯人は・・・・・・・・・・。

 

「こんなところに呼び出してどうしたのしんちゃん?私、修造さんが居なくなってすっごく辛いの」

 

ネネちゃんはそう言って口を押さえた。

 

「・・・・・ネネちゃん。熔岩 修造を殺した犯人を見つけたんだぞ」

 

オラはそう言うとネネちゃんは驚いた顔をしていた。

 

「犯人は・・・・・・ネネちゃん・・・・・・いや。桜田 ネネ、あなたでしょ?」

 

オラはそう言うとネネちゃんは更に驚いた顔をした。

 

「な、何を言ってるのよ!?そんなわけないでしょ!?なんで私が恋人の修造さんを殺すのよ!?」

 

ネネちゃんはそう言ってオラにキレた。

 

「オラも信じたくなかったけどちゃんとした証拠があるんだ。ネネちゃんが犯人だって言う証拠が」

 

「ちょっと!!いい加減なこと言わないでよ!!名誉毀損で訴えるわよ!?」

 

ネネちゃんはそう言うけどオラは無視して続けた。

 

「まずネネちゃん。ネネちゃんはWINDSCALEを辞めていた」

 

それを聞いたネネちゃんは動揺した。

 

「ネネちゃん。熔岩 修造は、確かに評判のいい会社員だった。だけど裏ではパワハラや恐喝をしていて人の手柄やアイディアをぬすんでいるクズだった。ネネちゃんはその被害者の1人だった。WINDSCALEの上層部は、熔岩 修造の実力を評価していて期待されていたがある会社員の報告により熔岩 修造がしてきたことが上層部に知れ渡り懲戒免職という処罰を与えた。クビになった熔岩 修造はその逆恨みでガイアメモリの力でWINDSCALEの会社員を殺していた。現にはWINDSCALEだけでなくその家族も警察に殺された会社員の捜査届けを出されていた」

 

「・・・・・・・」

 

「ネネちゃんは1週間前に奇妙な男からなんらかの取引をしていたこともオラは知ってる。そしてガイアメモリの所持者派必ずと言っていいほどどこかに隠し持っている。たぶんだけどネネちゃんはそのバックの中に隠してるんでしょ?」

 

オラはそう言うとネネちゃんはバックを隠すようにバックを後ろに回した。

 

「なんでだ!?なんでこんなことをしたんだ!!ネネちゃん!!?」

 

「・・・・・・仕方ないでしょ?だってアイツが全部悪いんだもん!!私はアイドルや女優の才能が無いって言われて傷ついてなんのやる気もでなくて1年間ニート生活をしていた。そんな私を救ってくれたのはWINDSCALEだった!私が趣味で描いていた服のデザインを褒めてくれて社長自らが私をスカウトしてくれたの!!だからその時私は決めたの!いつかアイドルや女優を目指す人たちの希望になるような服をデザインするっていう目標が私にできた!!それをあの男は・・・・・・・・私がデザインした服を全部奪ったのよ!!文句を言っても流されて社長達に言ってもそんなことありえないって言われたのよ!!それだけならまだしもあの男は私に横領の濡れ衣を着せて私をあの会社から追い出したのよ!!会社を辞めた私はいつかあの男に復讐してやるって思って今を生きていたの!!」

 

ネネちゃんは泣きながらオラにそう言うとバックからガイアメモリを取り出してオラに見せた。

 

「この力で私はあの男を殺すことができた!!それだけであの男の被害者になった人がどれだけ救われたと思ってるの!?なんで私が悪者扱いにするのよしんちゃん!!」

 

ネネちゃんはそう言ってオラに抱きついた。

 

「お願いしんちゃん。見逃して。私はあの男が本当に許せなかった」

 

ネネちゃんは泣きながらオラにそう言うとオラは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そっと押してオラから離れさせた。

 

 

「ネネちゃん。あれを見て」

 

オラはそう言って後ろを指すとそこには3台のパトカーが来ていた。

 

「へっ?しんちゃん?」

 

「警察にはオラが報告していたんだぞ。そして今の会話もすでに録音済みだぞ。さぁ、ネネちゃん。法の裁きを受けてちゃんと罪を償うんだ。オラやマサオくんボーちゃんそして風間くんもネネちゃんが帰ってくることをずっと待ってるから」

 

オラはそう言ってネネちゃんを警察に引き渡した。警察もネネちゃんの両脇を掴んで連行しようとしたその時だった。

 

「ふん!!」

 

「ブベッ!!」

 

「グオアッ!!」

 

ネネちゃんは右の警察官の股間を蹴り上げ左の警察官に頭突きをした。

 

「貴様!!何をする!!」

 

1人の警察官が拳銃をネネちゃんに向けた。

 

「ネネちゃん!!」

 

ネネちゃんはオラに顔を見せた。その顔はまるで麻薬をしてる人間のような顔をしていた。

 

「な〜んだ。しんちゃんは女にめちゃくちゃ甘い探偵だって聞いてたけどそんなことなかったんだ」

 

ネネちゃんはそう言ってガイアメモリにキスをした。

 

「やめろ!!やめるんだネネちゃん!!」

 

『T-REX』

 

ネネちゃんは肩にメモリを挿すとそこにはティラノサウルスの頭部に手足と尾がついたドーパントに変身した。

 

「ネネちゃん!!」

 

「ギャアオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

ティーレックスドーパントはオラに威嚇した。

 

「う、うわぁぁぁ!!!!」

 

「ば、化け物!!」

 

「う、撃て撃て!!!!」

 

警察官達は銃で応戦するが効いていなかった。

 

「応戦するな!!逃げろ!!」

 

オラは警察官達にそう言うが聞こえておらずネネちゃんに食われたオラは突進しできたネネちゃんを避けてロストドライバーを装着した。

 

「あはははは!!!好きよしんちゃん。だから私が食べてあげる!!」

 

「ネネちゃん・・・・・・」

 

『SKULL』

 

オラはロストドライバーにセットした。

 

「・・・・・・変身」

 

『SKULL』

 

俺は落とした帽子を被るとネネちゃんの方を見た。

 

「・・・・・・俺の罪はネネを助けれなかった。・・・・・・大切な幼馴染を泣かしてしまった。・・・・・そして俺の中での鉄のルールを俺自身が破ってしまった。・・・・・・これがネネに対しての俺の罪だ。・・・・・さぁ、ネネ。・・・・・お前の罪を・・・・・数えろ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ど、どうなってんだよ」

 

あたしはこっそりと信之介さんの後をつけてきた。そしたら熔岩 修造殺しの犯人はネネさんだった。ネネさんは化け物に変身して信之介さん達に襲いかかったけど・・・・・これってあたしもやばくねぇか?

 

信之介さんは変身して銃で応戦してるけど正直効いてないと思う。ここは即座に逃げたほうがいいかも。

 

あたしはこっそりと逃げようとした時だった。あたしの前に化け物が吹っ飛んできた。

 

そしてそれと同時に信之介さんが銃を連射してあたしの前に着地したんだ。

 

「奏!!」

 

「し、信之介さん」

 

「俺が甘かった。ちゃんと帰れって言っとくべきだった。とにかく奏!ここに隠れてろ!!」

 

信之介さんはそう言ってあたしをパトカーの中に押し込んだ。

 

「ギャアオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」

 

化け物は信之介さんに突進してきたけど顎を蹴り上げてカウンターをした。化け物が倒れるとすぐに立ち上がり威嚇するように鳴くと道路や近くにある手すりそしてパトカーを吸収してティラノサウルスになった。そしてあたしはというと。

 

「・・・・・し、しんのすけさーん!!!!た、たすけてくれー!!!」

 

捕まりました。

 

「奏!!くそ!!メモリの暴走か!?」

 

ティラノサウルスは信之介さんに噛み付こうとするけど信之介さんはそれを避けて回し蹴りや銃を使って応戦した。信之介さんはティラノサウルスの顔を蹴り怯ませると大きくジャンプをして背中にあるパトカーに飛び移り扉をこじ開けてあたしを出してくれた。

 

「大丈夫か!?」

 

「あ、あぁ!」

 

信之介さんはメモリを取り出すとそれを銃にセットした。

 

『SKULL MAXIMUM DRIVE』

 

信之介さんは、銃口をゆっくりと向けると。

 

「・・・・スカルパニッシャー」

 

信之介さんはティラノサウルスに向けて撃った。信之介さんが撃った光弾は全てティラノサウルスに命中すると悲鳴をあげて爆発した。そしてあたしの前にガイアメモリが落ちてくるとそのガイアメモリは粉々に砕け散った。

 

「や、やったー!やりましたよ信之介さん!!」

 

あたしがそう言うと背筋が凍った。信之介さんはドクロの仮面で隠れて分からないが信之介さんは確実に怒っていた。

 

「あ、ああ」

 

声が聞こえてあたしはそっちを見るとそこには下半身がなくなり見えてはならないものが見えているネネさんがいた。

 

「ヒッ!!」

 

あたしは思わず声をあげた。

 

「し、しんちゃん。た、たすけて」

 

「し、信之介さん!!い、急いで救急車を!!」

 

あたしがそう言うとあたしの目を両手でおった。

 

「な、なにするんですか!?信之介さん!!」

 

「・・・・・帰るぞ。奏」

 

「な、なにを言って「ネネならもう死んだ」えっ?」

 

「・・・・俺が殺したんだ」

 

この時あたしは気づいた。信之介さんが震えていたことに。そしてなんであたしにガイアメモリわ渡さないのかもちゃんと理解した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして次の日。ネネさんの死がニュースに報道されていた。しかしガイアメモリについてはなにも報道されていなかった。




野原 信之介 探偵(○○)報告書

28ページ

桜田 ネネ(35)

好きな食べ物 いちご大福

嫌いな食べ物 ベビーコーン

大切なもの ウサギのぬいぐるみ(ストレス解消サンドバッグ)

家族構成 父、母の3人家族

ガイアメモリ T-REX

オラの大切な幼馴染の1人。オラがこの手で幼馴染の○○○を奪った。許されない行為をオラはしてしまった。だからオラは忘れない。ネネちゃんの死を・・・・・・オラはずっと背負って生きていく。それがオラのできるゆういつの償いだ。
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