「あ、なのは。診察結果はどうだった?」
診察を終えて管理局内の診療所を出ると、待っていてくれたのだろうユーノに話しかけられる。
診察と言うのは言わずもがな、リンカーコアの再生具合の確認の事である。
ユーノの傍にはフェイトとアルフの姿もあり、同様に俺の診察を待っていてくれたらしい。
「まだ完治ではないけど、順調みたい。3日後には完治するだろうって!」
「そうか、大事は無いようで良かった…こっちの方はもう万全だよ。
『レイジングハート』改め、『レイジングハート・エクセリオン』だ。」
そう言って手渡される待機状態のレイジングハート。手の平に乗る僅かな重みに懐かしさを感じた。
「『エクセリオン』…」
「うん…ヴォルケンリッターのデバイスが有する特徴である『カートリッジシステム』を搭載して進化した、レイジングハートの新しい名前だ。
フェイトのデバイスも同様に『バルディッシュ・アサルト』として進化しているよ。」
フェイトを見れば、答えるように手元のバルディッシュ・アサルトを見せてくれた。
やっぱりカートリッジは実装されたのか…それにしては早かったな。
疑問は残るとは言え、無事にカートリッジシステムが搭載されて良かった…あんな無茶をした甲斐が少しはあったと言う物だ。…ユーノのお叱りも有って、今後は二度とやらないが。
「またよろしくね、『レイジングハート・エクセリオン』!」
こちらの呼びかけに、レイジングハートは輝きで返した。…そんな芸当も出来るようになったのか。
…
その後「無限書庫に用があるから」と管理局に残ったユーノと別れて地球に戻った俺達は、リンディさん達が拠点としているアパートの一室でカートリッジシステムに関するあれこれをエイミィさんから聞かされていた。
内容は原作知識にあるものとあまり変わらず『3つのモードの特徴の説明』と『破損の危険があるからフルドライブの使用はなるべく控えるように』と言う注意だった。その際俺だけ『フレーム強化が済むまでは
「…って訳でカートリッジシステムはちゃんと使えるけど、扱いはくれぐれも慎重にね。
なのはちゃんは勿論だけど、フェイトちゃんも直ぐに無茶をするってリニスさんから聞いてるよ?」
「勿論!?」
「う…気を付けます。」
やっぱり俺ってそう言う認識なのか。いや、今までの事を…特にヴィータに対しての行動を思うと言い訳のしようが無いのは分かるけど…
「まぁ、フェイトの無茶は今更って気もするけどねぇ…」
「アルフ!?」
「ブリッツアクション…何回使ったかねぇ…」
「うぐ…」
アルフはフェイトを責めるような事を言っているが、表情からしてそこまで攻めている訳ではなさそうだ。…注意の意味もあるのだろうけど。
…思わず俺はフェイト程無茶して無いんじゃないかと思いフェイトの方を見ると、フェイトも恐らく俺と同じような事を考えているであろう目でこちらを見ていた…解せぬ。
「エイミィもアルフさんもその辺りで…ね?
過去の反省も大切だけど、今はこれからの事を考えましょう。」
そう言って場を収めたのはリンディさんだった。
「先ずはなのはちゃん、リンカーコアの再生はどうだった?」
「あ、はい! 3日後には完治してるだろうって!」
「そう…経過が順調なのは喜ばしいけど、治りかけの油断が一番危険よ。
完治まで気を緩めないようにね?」
「はい!」
分かってる、風邪は治りかけが一番ヤバいのだ。…風邪とリンカーコアの損傷って同列にして良いのか微妙だけど。
「フェイトちゃんは…先ず、
これから本格的に協力してもらう事になるから、いつでも出られるように心がけて頂戴。」
「はい。」
「あ、でも学業やお友達との時間も大切にね? その辺りはこちらで調整を図るわ。」
「…はい。」
…例の話って何だろう?
≪フェイトちゃん、例の話って?≫
≪…母さんの恩赦の事だよ。
私が管理局の仕事を手伝う代わりに、成果に見合って母さんの刑期が短縮されるの。≫
なるほど、そう言えば以前聞いた事があるような話だ。
闇の書の事件を解決に導いたとみなされる程の功績を上げれば、確かに刑期の大幅な短縮は見込めるかも知れない。
≪…頑張ろうね、フェイトちゃん!≫
≪うん…ありがとう、なのは。≫
…フェイトの方はもう戦えるか。先を越されるようでもどかしいが、俺もあと3日で戦えるようになる。
そうすればフェイトの貢献に手伝える場面も多くなるだろう。今しばらくの辛抱と言う奴だ。
「それとエイミィ、多次元観測デバイスの調整は?」
「もう少しかかりそうですが、今日明日中には多分…」
「そう…なら今の内に出来る事はあまり無さそうね。
ここ数日はヴォルケンリッターが地球上で行動していると言う報告も無い事だし、恐らく周辺の次元世界で蒐集しているのでしょうけど…」
「…どうします? こちらから調査員を派遣しますか?」
「んー…それは悪手じゃないかなぁ?」
エイミィの問いかけに答えたのは、奥の方の部屋から出てきた猫耳の生えた女性だった。
…えっ? あれ、何でリーゼロッテがここに? って事はリーゼアリアもこっちに来てるのか?
そんな思いが表情に現れていたのだろうか、リーゼロッテは俺に視線を合わせると笑みを浮かべる。
「おぉ、君がなのはちゃん? ジュエルシード事件では凄い活躍だったって聞いてるよ!」
「えっと…ありがとうございます…?」
「あー自己紹介しておこうかな。あたしはリーゼロッテ。
クロスケ…あー、クロノの師匠でもある時空管理局員だよ。」
「えっ、クロノ君のですか!?」
…まぁ知ってるけど、ここは驚いておこう。
初対面では驚くのが正解だろうし、多分表情的にリーゼロッテもこの反応を求めてると見た。
「ふっふっふ…こう見えてお姉さんは強いんだぞー?」
「師匠と言っても、クロノ君にはとっくに追い抜かれちゃってるんだけどねー」
「ちょっ…エイミィちゃん、まだばらさないでよ! ちょっとはカッコつけさせて!?」
寧ろこっちのが驚きだ。クロノってこの時点でリーゼロッテ達よりも強かったのか…
確かに『原作知識』にあるクロノが負けたシーンは奇襲を受けての物だし、最終的には二人を拘束して無力化してるからおかしくは無いのか…?
「まー、そんな事は置いておいて…調査員を送るのが悪手ってどういうことです?」
「そんな事って…まー事実だから別に良いけどさ…
で、悪手の件だよね? 理由は簡単だよ。
そもそもヴォルケンリッターは一人一人が戦争の英雄クラスの強敵なんだよ?
そんな相手が居るかも知れない次元世界に、サポートも十全に出来ない今の状況で魔導士なんて送り込めば体よく蒐集されるだけ…
強壮結界の一つでも張れるんならそれでも意味はあるかもしれないけど、その設備だって向こうの次元世界が観測できなきゃ使えないでしょ?」
「…むぅ、確かに…」
「そうね。リーゼロッテさんの言う事も尤もよ。
相手は闇の書…慎重に動くに越した事は無いわ。」
…要約すると、管理局側もまだ動くに動けないという事か。
機材を整備している様子は『原作知識』の映像の中にもあるけど、あれってそんなに時間かかってたんだな…
「…と言う訳で、君達にミッションを授けよう!」
「えっ!?」
「…私達?」
突然“ビシィッ!”っと効果音でもしそうな感じに俺達を指差したリーゼロッテが『ミッション』? を告げる。
「君達二人は…あー…なのはちゃんはまだ駄目だけど、新しいデバイスに早急に慣れる事!
デバイスの調整によっては重心や魔力の通りが変わったり、反応速度の差に振り回される事もあるからね!」
「…なるほど。」
…意外だ。
恐らくはスパイであろうリーゼロッテの事だ。こちらの動きを鈍らせる何らかの妨害がある物と思っていたのだが、こうしてみる限り怪しい点があまり見当たらない。
強いて言うのであれば、エイミィさんを言いくるめてヴォルケンリッターへの対処から遠ざけたようにも取れる部分があったくらいか? でもそれにしたってちゃんとした理由があるし、賢明な判断であるようにも思える。
…もしかして、リーゼロッテってスパイじゃないのか? それとももしかしてリーゼロッテも転生者とか…?
うーん…推測するには情報が足りない。今さっき会ったばかりなんだから当たり前だけど…
…
場所は変わって海鳴臨海公園の海上。
エイミィさん達が試運転も兼ねて張ってくれた強壮結界の中に俺達は集まっていた。
「なのは、フェイト…おかえり!」
「何抜け駆けして家族面してんだお前!?」
「やっちまったなぁ…えぇ? おい。久しぶりにキレそうだよ…!」
「まだキレてないの? 堪忍袋の緒めっちゃ長いなお前。」
…はい、
『はーい、みんな集まって…うわ…』
空中に浮かんだリーゼロッテの表情が一瞬で固まる。
「…なんか過去一失礼な反応された気がするんだが?」
「なんでドン引きしてるんです?」
「お前が今夜見る夢の登場人物が全員銀髪オッドアイになる呪いでもかけてやろうか?」
『やめてよ!? …あー、ゴメンね。管理局に似た顔の知り合いがいっぱい居てねー…あはは…』
これは実際に本局に行ってない皆には伝わらないだろうな…
正直リーゼロッテの気持ちも分かる気がする。本当に多かったんだもんなぁ…
「…ま、アースラの搭乗員の顔見てある程度察してたさ…」
「お前クロノにあの映像見せて貰ってないのか?」
「え、お前ら何か見せて貰ったの?」
「…悲しい、スピーチでしたね…」
「???」
『はーい、静粛に! そして注もーく!』
リーゼロッテが全員の注意を引いて、今回の趣旨を話し出す。
『聞いた話だと君達って毎日のように訓練してるんでしょ?
今回の訓練は変則式の模擬戦闘! フェイトちゃんvs君達って事にしようと思うんだけど…』
「いいね、わくわくしてきた。」
「どうやら俺の本気を出す時が来たらしいな…」
「フェイトが相手と言うのであれば不足は無い…ギアを2つ…いや、3つ上げてみようか…!」
「別に勝ってしまっても構わないのだろう?」
お前らって何でフェイト相手だと勝手にフラグ立てるんだろうな?
『あー…別に勝てるのなら勝っても良いんだけど、ルールを決めさせてもらうよ。
と言っても、フェイトちゃんにのみだけどね。』
「…私だけ?」
…これについては聞かされて無いな。反応からしてフェイトも同様だろう。
「…アルフさんは何か聞いてる?」
「いや、あたしも初耳だけど…」
隣にいるアルフにも確認したが、やはり何も聞いて無いようだ。
…もしかして、何か企んでるのか?
『一つ、『カートリッジ』を使用した技を一つ以上使用する事!
二つ、戦闘開始から5分間の攻撃を禁ずる!』
「…はぁっ!?」
「俺達にフェイトを虐めろって言う気か!?」
条件を聞くや否や銀髪オッドアイ達から野次が飛ぶ。
言いたい事は分からなくもないけど、その前に前提条件がな…
『この程度で虐めになるようならこんな条件付けないよ…
これはフェイトちゃんが新しいデバイスに慣れる為の物なんだから、
「…あー、確かに。」
「そう言われたらそうだよなぁ…」
「…お前ら、言外に自分達が弱いって言われてるの気付いてる?」
「………おいお前、どういう意味だそりゃあ! おぉん!?」
「ここまでテンプレ。」
まぁ、つまるところそう言う事なのだ。
ぶっちゃけフェイトの速度と対応力なら『飛翔魔法』を封じられてない時点で負けは無い。多分掠る事も無いだろう。逆に言えば、これで掠るようならフェイトはデバイスに対応できてないという事だ。
…寧ろ俺としては『カートリッジ使用を強制した事』の方が気になる。
リーゼロッテに狙いがあるとすれば寧ろそっちの筈だ。映像が記録されているであろう場で切り札の一つを晒せと言うのだから…
一応フェイトにも今の考えを念話で伝えたら、問題無しと返ってきた。
フェイトに何かしら考えがあるようだし、任せてみよう。
『…何か聞いてたよりもノリが良いね君達…
それじゃあ君達の中から10人、フェイトちゃん
「…
『当然! フェイトちゃん達は二人で一人なんだから、それ前提で慣れさせなきゃ意味ないでしょうに。』
…それって訓練になるのか? アリシアのサポート有りのフェイトって、最悪の場合『常時亜音速状態』なんだけど…
「それってあれだろ? 五分間攻撃を躱され続けた後は、フェイト&アリシアの合体技にカートリッジの火力も併せて喰らうって事だよな?」
「え、それ大丈夫? 死なない? 俺達…」
『大丈夫大丈夫。非殺傷だし、なんかあっても死んでなければ治せるお医者さんも待機してるから!』
「待機させる必要性は認めてんじゃねぇか!」
「そんなやべぇ技を喰らえって言われたら…」
『まぁ、そんな合体技の初めての
「やるに決まってんだろうが!」
「お前ばかりにカッコつけさせるか! 俺も出るぞ!」
「お前らのティッシュ装甲でどうにかなる訳ねぇだろ! 俺の出番だ!」
「引っ込んでろトイレットペーパー! 段ボールの頑丈さ、見せてやるよ!」
「黙ってろトイレットペーパーの芯! 俺が真の段ボールだ!」
『うわぁ…ホントに入局したての頃の彼らそっくり…』
滅茶苦茶銀髪オッドアイ達の扱いに慣れてると思ったらそう言う事か。
…
そんなこんなで模擬戦が始まり、もう直ぐ5分が経つ。
…戦闘描写? 『フェイトには魔力刃が当たらない』以上。
一応彼等の名誉の為に言っておくと、銀髪オッドアイ達が成長していない訳じゃない。
アイツ等の魔力刃は確かに速くなってるし、狙いも正確になっている。
空戦適性が低い奴は居ないし、連携だってジュエルシード事件の頃と比べて格段に上がっている。
純粋にフェイトが速すぎた。そしてフェイトの対応力が高すぎたのだ。
≪20…19…18…≫
「ははっ、やっべぇ! 当たんな過ぎて笑えて来た!」
≪17…16…15…≫
「バルディッシュのカウントダウンが死神の足音にしか聞こえない!」
≪14…13…12…≫
「墜とすつもりはねぇけど、一発くらいは当てたい!」
≪11…10…9…≫
「10秒切ったぞォ!」
≪8…7…6…≫
「お前らぁ! こうなったらプランAだ!」
≪5…4…3…≫
「プランAってなんだっけ!?」「総攻撃だよ! 覚えろよ!」「お前もばらしてんじゃねぇよ!?」
≪2…1…0!≫
「「「「「「「「「「あっ…」」」」」」」」」」
フェイトの構えが変わる。
バルディッシュ・アサルトを両手で握りなおし足を大きく開くと、その足元に大きな魔法陣が現れる。
「…やれるね? バルディッシュ、姉さん…」
≪sir.≫
こちらに聞こえる返答は一人分だが、多分フェイトにのみ聞こえる声も「できるよ!」と返したのだろう。
フェイトの口元が僅かに緩む。
「カートリッジ、ロード!」
≪Load Cartridge.≫
フェイトの指示でバルディッシュのカートリッジ部分を覆うカバーがスライドし、露出したリボルバーを思わせる弾倉が回転…カートリッジをロードしたバルディッシュが一瞬、フェイトの魔力光と同じ黄金に輝く。
「…くるぞ。」
「覚悟は出来てる…そうだろう?」
「むしろ本望よ…!」
時々こいつらを本当に凄いなぁと思うけど、ああはなりたくないとも思う。
フェイトを見れば、サイズフォーム改めハーケンフォームへの切り替えを行っていない。つまり中距離射撃か砲撃を行うと言う事だ。
フェイトが目を瞑り、少しの間集中する…これもまた珍しい。フェイトの基本戦法は『動き続ける』事に尽きるからだ。
元々装甲が薄いフェイトにとって静止した状態で集中すると言うのは最大の隙であり、最も避けるべき行動。
…ははぁん、これはリーゼロッテに情報を渡す気は更々無いなと思い至る。
「…バルディッシュ!」
≪Photon Lancer!≫
フェイトが構えたバルディッシュの先端に、迸る雷を包み込んだ青い光弾が
…光弾が一つと言うのも気になるが、それ以上にあのフォトンランサーの形態は…
「ファイア!」
≪fire!≫
その瞬間光弾が弾け、雷鳴が響いた。
「ガッ!」
「ぐぅっ!?」
「ッ!?」
「ァ…!」
『速っ…!?』
そして10人の銀髪オッドアイが同時に墜とされたのだった。
墜とされた銀髪オッドアイは瞬時に転送魔法でリンディさんのアパートに転送された。下は海だから当然その辺りの準備も万全である。
そんな光景を見ていると…
「…なのは、勝ったよ。」
と言いながら勝者が凱旋する。
「うん、見てたよ…
「…バレたか!」
そう、アリシアである。
フォトンランサーの形態はフェイトが表の場合とアリシアが表の場合で変わるんだから、気付く者は気付いただろう。
「でもフォトンランサーを出すまではあたしも気付かなかったよ。
…因みにいつから代わってたんだい?」
「目を瞑って集中した時! あの時にフォトンランサーの軌道計算と一緒に交代したんだよ!」
どうやらアルフでも見分けるのは困難だったようだ。
そのまま交代した状態でこちらに飛んできたのはいつも通り、アリシアの悪戯だろう。
アリシアは時々こうやってフェイトのフリをして悪戯するのだ。
『一先ずはおめでとう、フェイトちゃん…今はアリシアちゃんか。
で、動いてみてどうだった? 魔力の使用時に違和感とかあれば再調整した方が良い場合もあるけど…』
「ちょっと待って! …違和感とかは無かったかな。
飛翔魔法の速度はちょっと速くなってたけど、制御可能なレベル。
ただ、姉さんのサポートが付くともしかしたら音速に達しちゃうかも…」
…また速くなったのかぁ…
音速を超えてしまうかもって、普通の魔導士のぶつかる悩みじゃないぞ。
『お…音速…
…そう言えば、最後の魔法なんだけど…』
「フォトンランサー?」
『…念の為に聞くんだけど、フェイトちゃんがアリシアちゃんのサポート無しでも良く使う射撃魔法って…』
「フォトンランサー?」
『アリシアちゃんがフェイトちゃんのサポート無しで使うのも?』
「…フォトンランサー?」
『それぞれがサポートして放つ派生・変形の射撃魔法も確か…?』
「………フォトンランサー?」
『詐欺だよこれはッ!!』
まぁ、リーゼロッテが言いたい事は分からなくもない。
今のフェイト&アリシアが使う魔法の内、5~6種類の魔法の名前が『フォトンランサー』…
その内訳が以下である。
・フェイトのみで放つ通常のフォトンランサー。
・アリシアのみで放つ
・フェイト主体、アリシアのサポートで放つ散弾型のフォトンランサー。
・アリシア主体、フェイトのサポートで放つ包囲殲滅型のフォトンランサー。
・今しがた初めて使用した
・フェイト主体、アリシアサポート+カートリッジでまた変形するであろう魔法も多分フォトンランサー。
…バラエティに富み過ぎだろう。フォトンランサー…
これらの魔法名が全部同じなのは非常に分かりにくいのだ。
『因みに改名とか…するつもりない?』
「…必要性を感じない。」
『ですよねー…』
…あー、やっぱりリーゼロッテの狙いは戦力把握だったか。
予め切り札の一つでも知って置いて情報の共有でもすれば対策は出来るからな…
結果として明らかになったのはフェイトではなくアリシアの魔法だった上に、その性質上恐らく実戦では使わないであろう魔法。
…まぁ、ドンマイ!
その後しばらくの間、訓練にこの結界を使う許可が下りた為皆は大盛り上がりだった。
…俺は訓練できないから、ただただもどかしいばかりだった。
因みに今回の話、投稿前に3,000字程削ってます。
本来は紅蓮のデバイスが木之元博士に強化された事とそのスペック紹介もありましたが、どうしても説明臭くなってしまった上に長くなってしまったのでカットしました。
テンポは重要(戒め)
紅蓮が次に戦闘する時にでも小出しで書こうかなと思います。
因みにカートリッジはついて無いですが、少し似た感じの外付け強化がされてます。
具体的に言うと『某平成ライダー』っぽくなってます。