やはり俺の幼なじみが帰ってくるのは間違って…いる?   作:あきこま

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こんばんわ、あきこまです。

早々にクレハを出して、話進めるつもりが、ハイライト語ってたら1話終わりました。2話をなるべく早く出すのでお許しください。


基本私の作品って、八幡がキャラ崩壊する確率高いのでお許しください。あと、母親をよく出す傾向にあります。


1話 転校してきて初日に☆を付けるんじゃない

 高校二年生になり、変わったことがあるかと言われれば、これっぽっちもない。

 

 1年に引き続き、部活には入らず、委員会活動とかをする訳でもない。

 授業受けるだけ受けて終わったら帰る、そんな毎日だ。

 

 今の4限であるこの数学の授業だって俺にとっては意味がわからなすぎてペンケースをぶん投げたくなる。

 

 

 というわけで寝たふりをしながら、小学6年以降の俺を振り返ってみよう。

 

 俺と和葉は付き合った、あの日を境に恋人になった。

 

 普段から毎日一緒に学校に行ってたため特段前と変わらなくね? と思いながら、それでも和葉は嬉しそうに過ごしていたため特に何も言うことは無かった。

 

 

 だが翌日、和葉の家であるお向さんにパンダの絵が荷台の箱に描かれてる引越し屋が居た。

 

 俺と小町の目の前で走り去って行ったそのトラック、そしてその後を追う和葉の家族が乗った車。

 

 見ると、父親が運転しながら無念そうな顔をしており、母親は助手席で、和葉は後部座席ですごい泣いていた。

 

 和葉は走り去る直前に俺たちに気づき、窓ガラスに顔をベッタリくっつけて叫んでいた。

 

 あっという間すぎる光景に、俺も小町を動くことができなかった。

 

 珍しく仕事が休みで家にいた母に問い詰めた結果分かったことは。

 

 紅葉の父親が同僚の罠にかかり、和葉父の事をすごく評価していた上司に「お前を守ってやれなくて、すまない……」と、ものすごく泣きながら土下座をされ、グループ会社への出向を命じられたらしい。

 

 出向先が千葉じゃなくなるため、小学生の和葉は転校せざるを得ないらしく、しかもそれを知らされ次の職場出勤が明日からのため急すぎる転校&引越しになったとか。

 

 

 その話を聞いた小学4年の小町は憤慨、言葉の限りを尽くし暴言を吐いていた。鬼小町の参上である。

 俺も思うことがないかと言われると……ある。

 

 せっかく人生初の彼女ができた2日後だ、しかも家の事情じゃなくて会社の都合。頭のどこかでは理解していても小学6年の俺には納得はできなかった。

 

 その1年後、何かを忘れるようにひたすら読書をしていた。

 一時は小町が心配になるほど部屋から出てこないこともあったとか。

 

 和葉をなんとか忘れようと女の子に告白した結果クラスで笑いものにされたりなどした。

 

 小町にそれがバレてあの時以来の鬼小町を召喚してしまったこともあった。

 

 小町は小町で俺が傷つかないように頑張ってたのだろう。

 

 

 これが高校に入るまで。

 

 入学して初日、道路に飛び出した犬をかばい入院。

 小町どころか両親も駆けつけて、1発ずつ平手打ちをくらった。

 泣きながら「このバカ息子! 心配かけやがって!」と言う親父。

 同じく泣きながら「本当に……何も無くてよかった……」と言うお袋。

 泣いてはいるが、平手打ちではなく何故かグーパンの小町。解せぬ

 

 そしてお袋、俺の足の骨が折れたのは何も無いことに分類されますか、そうですか。

 

 放任主義だと思われた俺の両親は、俺の勘違い。

 あの日を境に変わった俺を実はすげー心配してたけど、何もしてやれなかったのに今更どの面下げて接したらいいのだろう。という両親の下向きな考えが平行線だったらしい。あれ以来よく話すようになった。

 

 

 そんなこんな適当に暮らしてきて今は高校2年になりました。

 

 ここで、これを見ている人は思うだろう。

 

 

 

 

 

 

何がこれっぽっちも無いだ! お前めちゃくちゃ色々あるじゃねぇかよ! と。

 

 

 

 いやまぁ、あったね。振り返ったら色々あって感動で泣けてきたよ。

 

 高校入学の日以来会社に重宝されていた母、比企谷陽香は

「息子と娘に愛情を与えるためにこれからは主婦に専念します!!」バンッと上司の机に辞表を出したところ。

 その話を聞いた社長に「週休5日でいいから辞めないでくれ!」

 

 と言われ泣く泣く辞めずに留まる。

 

 いや充分だろ。なんだよその会社。

 

 上司も部下も、あまりにも優秀で社長にまで話が伝わるほどの仕事ぶりをする我が母の退社に心から安堵してるとか。

 

 いや、それでいいのかよ。どんだけお袋強いんだよ。

 

 

 親父もそれを聞いて実行しようとしたところ、事前に察した部下が全力で止めて、未だに(実質)週休1日だとか。男って大変……。

 

 

 そんなこんなあった今日までに考えを耽っていると授業が終わり、4限までの今日の授業は終了した。

 

 

 

 

 

 翌日、学校に行くとみなソワソワしている。

 

 なんでも聞く話によると転校生が来るらしい。

 

 しかも超可愛い子……いや誰がどこで手に入れた情報だよそれ。

 普通そんな情報手に入れられないからね? 

 

 てか、普通新学期初日に来るもんじゃねぇのかよ。

 

 

 などと思考を巡っていると、担任である平塚静が入ってきて、その転校生も続けて入ってくる。

 

 

 ……ん? なんかどこかで見たことが……。

 どっかで見たことだと? なんならずっと忘れられなかったよ。

 

 

「今日から転校してきた紅坂和葉さんだ、皆仲良く頼んだぞ」

 

 

 ……ねぇこれなんてアニメ? はたまたラノベ? 

 

 考えることを放棄した俺は机に頭を伏せた。

「席は……そうだな、昨日やらなかったし、出席番号順も嫌だろうから席替えでもするかね」

 

 なんてタイミングでなんて事するんだよこの独身許さねぇ! 

 

「……比企谷、貴様の脳から私に対する何か言いたいことがあったようだが、前2列のどこかから席を選ぶか、私にその言葉を言うか、選びたまえ」

 

 エスパーかなにかなのかなこの教師……まぁ、選べるってのならまだいいか。

 

 あとそこの転校生、今にも吹き出しそうな笑顔するな、殴りたくなってくるから。

 

 

「……なら、廊下側後列で」

「あくまでも私に対する考えた事を否定する気は無いのか……まぁよかろう、じゃあその席を除いたこれで、くじ引きするぞー」

 

 1限はそのまま平塚先生の現国のため、このまま引いて移動するらしい。

 

 数分後……。

 

 

 

「では! この席で新学期よろしく頼む」

 

 文句のある生徒、ない生徒、別れると思うが。俺は当然……ある。

 

 

 

 

「ひっさしぶりー八幡☆」

 

「お、おう……」

 

 

 

 転校初日に席替えで俺の前に紅坂和葉が来るなど間違っている……。どこかの茶髪ギャル風に☆を付けるな☆を。




…むっすがしいねぇ小説書くの。
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