やはり俺の幼なじみが帰ってくるのは間違って…いる?   作:あきこま

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どうもあきこまです。
なんだかんだ筆が乗って色々文字が増えていって中々原作の流れに持っていけないです。

最近の私は推しの声優さんがアンバサダーを務めてる野○生活を毎日1本飲むことにしているのですよ。きっかけって大事。

てことでどうぞ。


2話 俺って友達いたんですよ。

「新しい席になって話したくもなるだろう。

 今日は特別に自習という体にする、席を動かない、そして隣のクラスに騒いでるのがバレない程度に騒ぎたまえ、何かあったら私に言うように、以上!」

 

 平塚先生の男前かつ優しい言葉が響いたところで自由時間になった。

 いい人だなぁ……なんで結婚できないかなぁ。

 

 比企谷は後で来るように。という言葉が聞こえた気がするが無視を決めよう。

 

 とりあえず……。

 

 

 

「あ、あのー」

 

「ん? なに? 八幡」

 

 満面の笑みでこちらを見つめる和葉。そこまで見つめられると照れる。

 

 

「とりあえず、おかえり? って言った方がいいのか」

「うん! ただいま! ……と言っても隣の県にはいたけどね」

 

「県と言うと茨城か」

「いや? 東京だよ?」

 

「それ県じゃねぇし、都だから」

「そうとも言う? テヘッ」

 

 うざかわいい……なんだこいつ、昔のツンケンしたこいつどこいったよ一体……。

 

 

「なんでこんな時期にこっち来たんだ、県立だから引っ越してきたんだろ?」

 

「うん、去年までは都立の学校行ってたんだけどね。

 お姉ちゃん分かるでしょ? ……留学したんだ。

 それで両親は心配だから一緒に海外、私はついて行かずにこっちに残って、せっかく日本に残って選択肢があるのならということで親に無理を言って千葉に引っ越したの」

 

 

 和葉の姉、陽希さんはとてつもなく優秀な人材。

 この学校で噂になってる秀才雪ノ下雪乃なんて足元に及ぶかどうかだ。

 

 国家資格である合格率1桁の試験等を並々1発で合格する資格のタイトルホルダーであると同時に、当然勉学やスポーツも優秀オマケに美人。

 妹である和葉は常に姉と比べられ続けて生きてきたのである。

 

 俺も、和葉がお向さんだった時はたまに姉が遊び相手をしてくれたことがあったため多少は知ってる。

 

 

 

 不思議なものだ。

 

 

 

 

 

 

 

彼女の姉、陽希は嫌いになれる要素がないのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 少しでも嫌な人とかなら、多少なりとも自分から言い訳じみた嫌いな理由を作れるだろう。

 

 ただし、彼女の姉は例外だ。

 人が誰しも持つような裏の要素がない。一貫した性格でカリスマ性を有している。チートすぎんだろ。

 

 

 そんな姉が留学したと聞いても、俺は何ら不思議には思わない。

 

 

 

「あれ? でも引っ越しの日、陽希さんいなかったよな?」

「うん、学校のとてつもない重傷事項があってね、学校行ってたの」

「重要事項ね? なんでそんな危ない状況陥ってんだよ」

 

 だめだ、ツンがなくなったけどアホ属性入ってる。

 

 

 

 それから少し暗い顔になって、和葉は。

「今日、4時間で終わりでしょ? 大切な話あるんだ

 八幡の家まで一緒に帰ろうね、いい?」

「お、おう」

 

 上目遣いでお願いすんな! 断れないだろ! ……てか、一瞬の暗い顔どこ行ったんだよ。

 

 

 あいつが暗い顔するのは今も昔も変わらず……俺は見たくないようだ。

 

 

 

 

 それからというもの、さすが転校生。和葉はあっという間に人に囲まれた。さっきから質問攻めにあってるが問題なく対処している。

 姉が優秀すぎて忘れるところではあるが、あいつはあいつで優秀なのだ。

 

 俺はそれを比較するような事はしない。その痛みは俺も少なからずわかるものだから。

 

 

 

 

 

 

 

 ちなみに平塚先生の1限終わりには明日までの宿題。

「高校生活を振り返って」というお題の作文のという宿題が出された。

 

 

 

 この作文が、俺の帰宅部生活に終止符を打つこととなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっほー☆ハチどうしたの? 元気ないよ?」

 

 

「……せっかく終われると思ったのになぜ出てきた、今井」

 

「? なんの話しか知らないけど……それなら終わらせるわけには行かないよね☆」

 

「うるせぇよ茶髪ギャル。☆つけんな」

「ひどい言われようだねぇ〜私」

 

「八幡! 言い方が酷いよ?」

「こっちは☆付けるべきだろおい! 作者どうなってやがる!」

 

 

「あはは……」

「本当にハチは彩加のこと好きだよねぇ……」

 

 

 やっと話に区切りをつけられると思った今話しかけてきたこの2人。

 今井リサと戸塚彩加。同じ中学から唯一総武に来た数少ない……友達と言える存在。

 

 

 2人ともずっとテニス部で同じだからなのか仲はいい。

 中学で俺にどんな噂が付き纏っても付き合いを辞めることは無かった。それが嬉しくもあり申し訳ない。

 

 うちの学校のテニス部は男女合同にやっていて、言ってはあれだがさほど強いという訳では無い。

 

 なので新3年生はおらず、新2年生で体制が固められたそうな。

 

 この2人はそのテニス部の部長、副部長なのだ。

 俺も2人の泣き落としに負け部員として名を残してはいるが行ってないので幽霊です。

 

 え? 部活やってないって言ったじゃないかって? 

 うんやってないよ、だって行ってないもん、ハチマンウソツイテナイ。

 

 

 

「で? 何の用だ?」

「いやぁ、ハチと転校生が仲良さげに話してたからさ。

 もしかして知り合いだったの?」

 

 

「昔のお迎えさんだ、最近また越してきたんだと」

「なんか……運命みたいだね!」

 

 

 どうなのだろう、これは果たして運命と呼べるのだろうか。

 

 というか、あの時のまま、俺はあいつの彼氏なのだろうか。

 それとももう違うのだろうか、それも聞かなくてはならないな。

 

 

 チラッと横目で和葉のことを見ると……あいつ器用だな……。

 

 みんなの質問答えながら隙を見てこっち睨んでる気がするのは俺の気のせいですか、そうですか。

 

 

 

 ー放課後ー

 

 

「八幡、早く帰りましょ?」

「いや、あなた色んな人から放課後誘われてなかった?」

 

 転校生という珍しさもあるのか、かなりの人が放課後遊ぼうと誘っていた気がするが……。

 

「何言ってんの、あんたと話すことの方がよっぽど大事よ」

「あ、さいですか」

 

「それに、あの二人のことも気になるしね ボソッ」

 

 

 ボソッっと言ったつもりだろうが、俺は別に難聴系主人公でもないので全然聞こえてる。

 つっこもうか迷ってる時に向こうから急かされたので家に帰ることにした。

 

 

 帰り道になり、二人並んで歩いてると和葉が。

「あんたって友達いたのね」

 と聞いてきたので。

「ありがたいことに、万年ぼっちじゃ無くなったよ」

 と答えた。

「女の子二人にデレデレしちゃって」

「今井は女子だが戸塚は違うぞ、あいつは男だ」

 

「ふーん、そっか、片方男なのおとこぉ!?」

 まぁ、そうなりますよね。俺もなったし。

 

「驚く気持ちはわかるが、戸塚は紛れもなく男だ」

 

「……なんか、自信なくしそうだわ私」

「……どんまい」

 

 自分なりに励ましたつもりが蹴られた、解せぬ。

 

 

「あんたの家変わってないわねぇ」

「そりゃ変わらねぇよずっと住んでんだからよ」

 

「私の家も変わってないなぁ……今どんな人が住んでるんだろう」

 

「誰も住んじゃ居ねぇよ」

「へ?」

 

「お前の家はお前が産まれる前の段階で既にローンが終わってたらしくてな、誰にも売ってないからお前の家のままだよ」

 

 

「そんなこと知ってるなんて、あんたはなんでも知ってるのね」

「なんでもは知らないな、知ってることのみだ。

 お前の親父さんにうちのお袋経由で清掃依頼がたまーに来るからな、またいつでも千葉に戻れるようにって」

 

 

 うちの両親と和葉の両親は仲が良いから不思議と納得できる話だ。

 

 

「そう……なんだ」

「ん? てか、お前自分の家に住むんだろ?」

「あぁそれね、それも含めてまともな話するよ」

 

 

 

 

 

 

 

 2人はそのまま比企谷家へ入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




更新は割と自分の中ではいいペースです。

見ていただいてる方、ありがとうございます。
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