灰と幻想のデジャブガル   作:なにがし

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何か主人公がいることによって物語が変わる様な出来事がまだ全然起きていない感じがします。
はっちゃけてヤンデレシホル、束縛系メリイさんを書いたりもしたい。だけど、はっちゃけた後に収集が付きなそうで書けない。物語を上手く繋げるのは難しいですね。小説を書くのも難しい。
難儀なものです。

追記.今日の朝、ハーメルンを開いたら何故か閲覧数がいつもの倍以上ありました。良い機会なので、前から言おうと思って言いそびれていた感謝を言わせて頂こうと思います。
いつもこの作品を見て頂きありがとうございます。評価ありがとうございます。これからもちょびちょびと頑張っていこうと思います。

しかし、急にアクセス数が増えたのは何故だろうか?
少し前にGyaoで灰と幻想のグリムガルを無料配信していたからだろうか?



疑問と過去を

 ハルヒロは疑問だった。ランタが四層に降りようと提案したのにハルヒロはまだ行くべきではない。明日にしよう。皆もそれで良いだろ? と自分の意見を主張した。それにランタは反論を言ってくると思った、文句を言ってくると思った。なのに、すんなりランタは分かったと了承した。

 ハルヒロは疑問だった。どうして今回は簡単に納得したのか? だから、エルに相談をしに行った。どうして今回はすんなりとランタは自分の意見に納得してくれたのかを。

 

「なぁエル、サイリン鉱山の時さ、ランタが四層に行こうって言って俺たちが明日にしようって言っただろ? それにランタは簡単に頷いて了承していたけど、なんでだと思う?」

 

「ハルヒロはなんでだと思う?」

 

 どうしてだろう? 気分? それとも皆が納得したから? 思い返してみれば、今回はランタを否定する様な言い方を余りしない様に心がけたのが良かったのだろうか? いつもはランタに何か言われたらハイハイとぞんざいな感じで扱ってきた。だけど、今回はランタは反対なのかもしれないけど、俺たちは明日が良いと意見したのが良かったのかもしれない。それに毎回ランタが意見した反対のことを言っていたことにすぐ反論していた。もしかしたら、あれはランタなりの意見だったのではないだろうか? 

 

「もしかして、ランタの意見にすぐに突っかからなかったから?」

 

「それも一つだね。やっぱり人間は一人一人が尊重されていると感じたいものだからね。ランタが言った意見にすぐにそれは駄目だろ。みたいな感じで言うのはいささか早計だからね。そう。ただ意見を言っただけなのにね」

 

「つまり、今回のランタはただランタが一つの意見を言っただけで、それを俺たちがそれも良いけど、明日にしようみたいな感じだったのが良かったのかな?」

 

「そうだと思うよ。まぁ俺もランタの全ては分からないから完全にそうとは言えないけど、人はその時の気分で変わったりするからね」

 

「やっぱりエルにも分からないことあるんだな?」

 

 ハルヒロには意外なことだった。エルは何でも分かってるって感じで、其処まで分からないことは無さそうであるから。

 

「あはは、それは人間だもの。だから、分かろうと色々と頑張るんだよ」

 

 エルは笑いながら、ハルヒロにそう言った。

 

「そうか、そうだよな。ありがとうエル、今日のランタのこと納得が行ったよ」

 

 胸の凝りが採れたとはこのことだ。まさに清々しい。

 

「うん、大丈夫だよ。ハルヒロが納得出来たなら良かった。また気になることがあったら話に来てね?」

 

「あぁ、その時はまたよろしくな」

 

「勿論」

 

 エルは笑いながらハルヒロに頷いた。

 

 ◆

 

「頼りにされてるのね?」

 

 ハルヒロの相談に乗った後、メリイが此方へ来て、笑いながらそんなことを言ってくる。

 

「そうかな?」

 

 頼りにされてるのだろうか? 過保護過ぎたりしてはいないだろうか? 

 

「えぇ、そうよ。だって、相談が終わった後のハル。すっきりした顔をしていたもの」

 

「それなら良いんだけどね」

 

 エルは言葉含んだ感じでメリイの言葉に返答した。

 

「何? 何か思うことがあるの?」

 

 メリイは首を傾げながら、気にすることは何かあるのか考えてみるも、思い浮かばずエルから返答されるのを待った。

 

「そうだね。皆の色々なことに突っかかり過ぎて、過保護に。成長の機会を奪ってないかとか色々と考えてね」

 

「エルは考え過ぎ。私は大丈夫だと思う。だって、皆ちゃんと成長してるから」

 

 メリイはエルが座っている横に座り、エルの顔を見ながら、エルの不安を拭おう様に自分の意見を主張する。

 

「そうだね。そうかもね、ありがとうね、メリイ」

 

「別に良い。それにしても、エルもそんなことで悩むのね」

 

 メリイにとっては意外だった。まだ関わって短いから知らなかったのかもしれないけど、そんなことで悩む様な姿を見なかったから更に。まぁエルならそういう姿を人に見せない様にするかとメリイは一人納得したりもする。

 そしてまた、メリイはエルが自分も頼りにされているのだと、信頼されているのだとも分かり、心の中が弾んだ気持ちになり、身体がポカポカとした暖かい気持ちになる。

 

「それはそうだよ。俺も人間だもの。知らないこと、分からないことばかりだ」

 

 本当に、ほんとうに分からないことばかりだ。この世界。この国。何故、此処に俺がいるのかとか。色々と。

 

「メリイもさ、過去とお別れしようとしてるの?」

 

 二人の間に静寂が訪れた時、今まで聞きたかったけど気を使って聞けなかったことを聞いてみることにした。

 

「そうね。エルたちが前に進んでこれから頑張ろうとしているのだもの。私も前を向いて、エルたちと一緒に頑張りたい。それにあなたたちとなら、過去と向き合えると思ったから」

 

「そう……じゃあ、前を向いたら一皆で緒にシェリーの酒場で軽いお祝いでもしようか?」

 

「ふふっ、それも良いかもね」

 

 こんな辛い世界でも確かに暖かなことがある。

 エルはそう思わされる時間を過ごした。




全然主人公がいて、物語変わってないやんと思っていたら、変なことを思いついてしまいました。俺です。

全然原作のままだな~と思いながら、貞操観念が逆転したある小説を読んでいたら、もしこの世界の今いる主人公、エルくんが死んだりして、マナトがいる時に戻った上に、もしその世界が貞操観念が逆転した世界だったらという業が深い話を書いたらどうなるのだろうか?と。

まぁ、多分書かないと思いますが・・・多分。

☆10評価
ROCKON_Air様

☆9
雨西様

ゆきぺん様

おはぎパンマン様

評価ありがとうございます。
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