血液由来の所長   作:サイトー

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|且_②:暗帝寵愛箱庭時系列設定

◇セプテムの流れ

 

 聖杯が送り込まれる。

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 歴史が歪み始め、特異点化の下地が形成。

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 深淵の神秘で少し過去の、この瞬間の特異点に灰が時間を遡って転移する。

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 火の簒奪者として手に入れた最初の火と、一番最初に火継ぎした人間である不死の英雄のソウルの記録から、深淵の主の情報を再現したソウルの破片を持ち込む。

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 聖杯に深淵の主のソウルの、その破片を仕込む。

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 その聖杯を魔術師シモンに拾わせる。見届けた後、灰は帰還。

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 聖杯による叡智と、何より暗い魂の神秘でシモンは発狂。そして、深淵によって人間性が与えられ、その人間性が暴走し、古い人もどきと化す。

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 シモンが聖杯による力で人類史を未来から俯瞰的に把握する。

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 死後に英霊となる生身の人間をシモンは実験体としたかった。ブリタニアの反乱は女王を英霊に仕立て上げる悲劇だろう。

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 シモン、旅行に。そうだ、ブリテンに行こう。

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 夫が死んだブーディカは、しかしローマに裏切られる。

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 二人の娘がローマ人共に陵辱され、自分も凌辱されたブーディカ、復讐の憎悪に狂う。

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 ブリタニアがローマへの殺戮で血に染まる。

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 報復の果て、娘の一人はローマ兵に心臓を串刺しにされ、もう一人の娘は戦車の下敷きになって死ぬ。

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 戦場にて致命傷を受けたブーディカを蘇生させ、その上で生け捕りにする。実は戦場に行く前のブーディカへ、念の為に死なずの魔術を掛けておいた。

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 シモンは彼女をローマに持ち帰り、英霊に対する実験を繰り返す。

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 後にネロへと行う英霊憑依儀式をブーディカで成功させる。人間ブーディカに、英霊ブーディカが憑依。

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 シモンはブーディカを実験動物兼個人玩具として扱い、結果的に憎悪で眩むアヴェンジャーとして完成された霊基に至る。

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 危険なので屋敷の地下に封印。聖杯によって霊基も封じられ、憑依ブーディカは人間程度の力しか持てず。

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 英霊の神秘と知識を得たブーディカは、数年経って尚もシモンに監禁され続ける。霊基実験も続行。どんな処遇だったかはお察し下さい。

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 特異点化されるまでのその間、屋敷地下で冒涜的な魔術実験に耽る。

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 ブーディカにシモンの魂の欠片が植え付けられる。

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 ローマの大火が起きたが、何故か本来の史実よりも早目に収まる。

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 焼死による死亡者人数や、二次被害による死亡者人数も、聖杯の奇跡により大幅に減少。

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 跡地にネロが黄金宮殿(ドムス・アウレア)を建てる。

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 キリスト教徒を弾圧。大火の犯人として多くの教徒を処刑。

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 実はローマの大火が奇跡的にも犠牲者が少なかったのはシモンの暗躍。

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 宮廷魔術師として、皇帝に仕え続ける。

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 数年後、ガリア・ルグドゥネンシスの属州総督・ガイウス・ユリウス・ウィンデクスによる反乱。

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 ガルバ、オトがこれに同調。

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 ウィンデクスは帝国軍が粛清。ガルバは元老院から国家の敵であると決議を受ける。

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 だが穀物の価格が高騰しているローマで、穀物輸送船が食料ではなく宮廷格闘士用の闘技場の砂を運搬してきたという事件が発生。

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 ネロが市民から反感を買う。

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 灰がローマに訪れた。聖杯の持ち主と邂逅。

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 聖杯を最初の火から生み出した混沌に沈め、更に深淵の闇を宿させる。暗い混沌のデーモンに聖杯は変貌するも、灰によって狩られてまた聖杯の形に戻り、錬成炉によって最初の火の大器となり、また鍛冶神の業で鍛える。その杯の中に灰は、更に混沌と深淵を流し込んだ。

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 葦名特異点で培養しているマシュ・クローンに反英霊アンリ・マユを憑依させたデミ・サーヴァントを、その聖杯に種子として捧げる。

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 真理を灰へ求めたシモンに人間性が与えられる。そして、手っ取り早く最初の火で魂が炙られる。彼はグノーシスの真理を理解する。

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 聖杯も返却される。

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 皇帝と対立していた元老院は、求心率低下を好機にネロを国家の敵する。逆にガルバを皇帝に擁立。

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 ローマ帝国そのものがネロ皇帝を反逆者として認定。護衛隊長ティゲリヌスを初め、ネロは側近にも裏切られる。

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 ネロ皇帝が裏切り者のローマ兵士に追われる。共に着いて来たシモンを信じ、逃亡しローマ郊外の解放奴隷パオラの別荘に隠れたが、騎馬の音が聞こえた。

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 自害を決意。短剣を喉に突き刺す為に外へ出る。その前にシモンや他の従者へは逃げて良いと暇を出す。それか降伏して命は助かれと言った。

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 喉を刺す。しかし、死に切れなかった。死ねるまで何度も喉を刺すが死ねず。

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 喉から血が出てるが、ショック死も出血死も窒息死も出来ぬまま苦しみ続ける。

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 特異点の中心となる皇帝を灰は見守っていた。そして、計画通りシモンが死なずの魔術をネロに掛け、自殺しても死ねない演出をしていた。

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 生死を彷徨うネロに灰が尋ねた。生きたいか、と。

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 生命への渇望によって人間性を宿し、灰によって新たな灰となった。人間性が彼女を“人間”へと作り変え、更に眠っていた魔術回路が完全に解放される。またネロの思考回路に魔術を使うための理論と方程式を刻み込む。

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 不死の皇帝が再誕。ネロを裏切り者として追う兵士達、つまりは皇帝を裏切った者共をネロ自身が粛清。強化された肉体は魔力に良く馴染み、不死の生命体としてサーヴァントクラスの戦闘能力を持つ。

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 殺した元配下に対し、魂喰らいをネロは行った。灰と同じくソウルを貪る人間性をネロが得る。余は愉しい。

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 逃げた筈のシモンが皇帝の前に出現。魔術師は、ネロの自殺と灰による蘇りの啓示を火から受けていた。勿論、灰の悪夢による仕込みです。

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 魔術師は皇帝へ聖杯を献上する。実は秘かに聖杯をシモンは研究しており、自分の身に英霊化した自分を憑依させていた。そして、大火の翌年に自分が死ぬ人類史を歪曲。そもそもソロモンの聖杯により、シモンは未来と汎人類史を俯瞰する。これから先の文明と衰退する神秘を見て、この世界を見切っていた。

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 そして、シモンは最後に聖杯へ自分の魂を喰わせた。目的は唯一つ、獣に目覚めた666の姿こそ、グノーシスの在り方。英霊ネロの霊基を持ちながらも生きたネロに、生きた人間として獣に進化させ、その魂で理解したグノーシスに辿り着くため。つまりは、オレがネロちゃまだ。

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 聖杯がネロの手に渡る。瞬間、シモンの魂がネロと融合。彼の霊基がネロの人間性に貪り喰われる。聖杯によって魔術師シモンとしての叡智を手に入れた。

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 世界は矛盾を許さない。シモン自身はネロの霊基に変換され、だが彼の魂はまだブーディカの中に隠されている。よってネロの魂はシモン・マグスのラベルが貼られ、シモンが死なねば世界の修正力によって蘇生される不死状態となる。

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 ブーディカが死なねば、ネロは死ねず。だが、ブーディカはネロが死ななくとも殺される。

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 その叡知と聖杯より、更に英霊となった死後の自分を召喚して自分自身に憑依させる。灰に諭されたシモンの計画通り。聖杯さえあれば容易い事。彼女はシモンの知識によって自分が死後に英霊となる事を知り、そして憑依させる事で宝具と技能と言う神秘の力を獲得可能だと理解していた。

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 不死ネロが英霊ネロの霊基を手に入れ、霊体が完全に生身の人間から逸脱する。憑依した英霊ネロの霊基を人間性によって歪め、マグスの神秘を業として引き継いだ。

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 不死ネロの霊基は、英霊ネロと半人半英霊シモンの霊基でもあった。亜神の神秘とマグスの叡知も手に入れた。聖杯さえも取り込んで、魔術師として全能となった。だが、それでも人間性から生み出る渇望は癒せない。

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 灰は聖杯による無尽の魔力ではなく、人間性を選ぶネロを貴ぶ。彼女に最初の火で炙った特別な深淵の人間性を渡す。

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 霊基が完成。混ざり合っていたネロの霊基は、暗帝ネロとして一つの霊基へ至る。

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 暗帝が獣に成るなど有り得ない。獣の数字666も暗い魂に溶け消えた。またエネルギー機関として聖杯を霊体内部に内臓させていたが吐き出し、主にサーヴァント召喚の為の外付け魔力機関として運用する。もはや火を宿す深淵が彼女の魂に底抜けの神秘を与えていた。よってシモンの目的である獣は破却され、しかし願望であるグノーシスの真理は目的以上に近付いたので結果オーライ。シモンは満足してソウルへと消えた。これには灰も吃驚仰天。亡者の王女になりませんか?

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 霊基としてだとライダー・アビスのサーヴァント、真名ネロ・アビスとなる。ここまで来ると暗帝ネロは完全に別存在。

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 ローマに暗帝ネロが帰還。

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 兵士がネロの捕縛を試みるが、皆殺しにされる。兵士らを一切気にすることなく、ネロはソウルを貪りながら都市ローマを進む。

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 市民らの目の前で、ネロは聖杯を使う。魔力に抵抗出来ないローマ市民は、ネロからの催眠思念波で彼女を絶対の皇帝だと言う強迫観念を宿される。洗脳ではなく、自意識は変わらないが、認識が固定された。そのネロは自分が弾圧した神から神秘を授かったと嘲笑い、自分が貪った魂であるシモンが数日掛けて召喚術式を用意していたコロシアムに向かう。

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 元より、魔法陣は準備万端。魔術師シモンは戦力確保の為に手は抜かない。

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 聖杯を燃料にグノーシスの魔術基盤で作成した魔法陣からサーヴァントを召喚。ローマ市民が歓喜する。ネロは神になったのだと。

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 古いローマ皇帝らがサーヴァントとして暗帝ネロに召喚された。

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 月光カリギュラ、扇動屋カエサル、神祖ロムルスの三柱がネロに従う。

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 ヒューマニティスキルを付与されたが、それを完璧に取り込んだ超越者はランサー・ロムルスのみ。他の者は変異したが、深淵を拒絶したことで人間性に適合せず。

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 しかし、軍師として灰が皇帝サーヴァント以外を呼ぶ。何故か超軍師陳宮が呼ばれ、そのヒューマニティに自分から適応した。

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 暗帝ネロ・アビスが暗い深淵を聖杯に宿らせ、意志を持つ闇が都市に広がる。深淵がウーラシールのように人々を濡らした。

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 特殊な深淵により、ローマ市民が変貌。

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 暗帝による臣民の選定作業。そして人間性を受け入れなかった者、あるいは耐え切れなかった者を剪定する。

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 深淵市民が異形化する下地が出来る。闇とならない市民を深淵ローマ市民が殺戮する。

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 抑止の働きにより、都で起きたこの虐殺で、大火で死ぬべきだった人々が死ぬ。人類史にとって、有り得ない聖杯の奇跡により救われた者も歴史には存在してはならない人間に過ぎない。

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 しかし、もはや手遅れ。召喚されたローマ皇帝らも、自分達と同じヒューマニティを得た者共をローマ市民であると喜ぶ。

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 崩れていた人類史が聖杯によって完全崩壊し、ローマが世界から隔離された特異点と化す。

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 ここまでは魔術師シモンがネロに残した計画。特異点化した後は、ネロが暗帝として思う儘にローマを不死永劫の繁栄に導く。

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 一方その頃、少し前から各地で人理側として抑止のサーヴァントが召喚され始める。

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 レフもローマに到達。

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 ぶっちゃけ、特異点化し始めてこの有様なのでドン引き。

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 この頃、シモンが消滅したことでブーディカを縛る封印が弱体化。何もかもを奪われた末に、数年間も屈辱を味わされ、アヴェンジャーとして完全復活。

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 シモンの屋敷から脱出したブーディカは、周囲のローマ市民を虐殺しながらローマの気配が強い中心地へ向かう。

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 ネロ、コロシアムでブーディカを迎え撃つ。一対一の殺し合い。他の皇帝やローマ深淵市民は観客モード。

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 ネロとブーディカによる壮絶な死闘となるが、実は英霊の霊基さえも使わずにネロが舐めプ。暗帝ネロ・アビスとなったネロが圧勝し、ブーディカを自分の深淵で汚染。あわよくば、お前もローマだ。

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 ブーディカ、深淵によりヒューマニティを得た。闇の霊基に至り、アヴェンジャー・ネメシス化したブーディカに変貌。そのままローマから逃走。

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 ブーディカに追っ手を向けるが、自分で殺しには行かなかった。敵になろうと、見方になろうと、深遠はブーディカを完結させる。心の底では同類を求め、ブーディカを殺さず精神的に追い詰めるだけの追っ手だった。

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 暗帝ネロ、直ぐ様にローマ帝国軍を解体し、再編成。新たなる帝国軍がローマの俗州と、その周辺国家の蹂躙を開始。目的は唯一つ、全てを深淵の帝国に還すため。

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 灰の業とネロの魔術により、帝都が魔都へと異界化が完成。

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 帝都が窪み、地形が流れ蠢く。土地が移動し、黄金劇場と皇帝宮殿が最も深い中心地に。

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 特異点で闇に犯された人間の憎悪が溢れ、人間性が霊脈のように帝都へと流れ、吹き溜まる。

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 より濃密で、より重い、深淵の闇が地下で粘り気を帯び始めた。

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 まるで倣くのような帝都に集まった闇だが溢れ始め、周辺に流れ出そうになる。

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 神祖ロムルスが、闇が特異点に広がらないように帝都周辺に樹海を形成。吹き溜まりに流れ込んでくるが、そこから漏れる事も無く、深淵の蓋として彼の古樹が機能した。所謂、絶対羅馬領域の始まり。

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 また、森の樹は神祖の人間性と宝具に汚染され、妖精の因子が組み込まれたソウルが注がれている。謂わば、妖精神祖樹。一本一本が固有結界の術者となり、深淵の檻となる巨人樹の軍勢となり、更に自動増殖する異界常識も持つ。また、暗帝の箱庭であるこの特異点の土台となる固有結界でもあった。そして、やがてその場にあるだけで世界を侵食し始めた。

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 それにより、吹き溜まりの魔都に集まった闇がネロの聖杯に集まる。闇は重く圧縮され、凝縮されることで粘り、深淵の聖杯として段々と深化していく。

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 深淵より、侵食固有結界「アウグストゥス」が始まる。

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 レフがサーヴァントをネロから聖杯を借りて召喚。その者らも再編した帝国軍の将軍として組み込む。

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 人理側のサーヴァント、帝国に対する反乱軍を組織していた。幾度か偶発的な戦闘が勃発。

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 彷徨していたブーディカ、帝国軍を殺し回っていたところを反乱軍に合流。

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 反乱軍将軍アルテラ、戦力不足を把握しながらも本格的な反撃を開始。帝国軍の勢いを今止めないと手遅れになると直感。

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 色々と何回か戦が起こるも、ローマは不滅。ジワジワと反乱軍側の戦力が削られる。サーヴァントも何人か死ぬが、帝国のサーヴァントは一人も討ち取れず。

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 デーモンスレイヤー、侵入成功。実は古い獣が自分の瞳として働けと催促していたが、デーモンスレイヤーは自分がやりたくないとやらない男。だが今回は灰の行う第一特異点の舞台劇が面白かったので、好奇心の儘に侵入してしまった。これには眠り癖が酷い獣もにっこり。

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 英霊ネロがカウンターとして召喚される。生前の自分は居るが、もはや完全な別個の魂と成り果てた。矛盾など生じない程に、別個体となっていた。

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 英霊ネロがこの特異点を調べてながらローマに向かっていると、ローマ深淵兵が暗黒ひゃっはーしている村を発見。

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 デーモンスレイヤー、遭遇した理性のない深淵兵に襲われたが返り討ち。近場の村に行き、そこで深淵兵が屯しているのを発見。

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 その村で英霊ネロとデモスレが遭遇。共通の敵を共に倒したので意気投合する。目的も手段も違うが、デモスレは美少女に対して普通に弱いので仲間に。と言うか、敵だったり良いアイテム持ってそうなら美少女でも平気で殺す男だが、逆に美少女から助けを乞われると敵だろうと平気で助ける男でもある。

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 帝国軍と反乱軍との間で決戦。

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 超軍師陳宮、灰が最高の自爆専用弾頭だと乱用。灰、戦場で自爆させられまくるも、不死故に不滅。

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 反乱軍敗北。幾人かのサーヴァントが死亡。

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 反乱軍が撤退し、アルテラが殿を務める。

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 アルテラがローマに捕縛される。

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 出遅れた英霊ネロがその場面を眺めていた。来た時にはもう反乱軍は手遅れ。デモスレも同行。

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 暗帝ネロ、深淵の導きのまま人理が遣わせた殺戮兵器を感知する。つまりは、自分を殺す道具として召喚された自分を察する。

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 英霊ネロ、暗帝ネロに遭遇する。戦闘開始。

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 灰の存在をデモスレが感知し、デモスレの気配も灰は感知。しかし、互いに不死なのでまぁ良いかと見過ごす。

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 暗帝ネロが英霊ネロの右腕を引き千切るが、英霊ネロをデモスレが助ける。

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 英霊ネロを逃がし、デモスレが単身で敵陣ローマと戦闘。

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 皇帝をデモスレが何人か殺すが、暗帝ネロが深淵より蘇生。

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 その間にデモスレが徒歩で逃げるが、突如として大森林が発生。更に森林地帯が城壁で囲まれる。ロムルスによる絶対羅馬領域が更に拡大。

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 しかし、それでも逃げ切る。デモンさん、逃げたネロと合流。

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 片腕を失い傷付いたネロが特攻を選ぶも、デモスレがソウルを込めた自分の右腕を移植する。腕を彼女の右腕に生み直し、その上でネロを蘇生。デモスレはネロの代わりに片腕を失うも、普通に自分自身を奇跡で完全回復させられるので問題なし。自己犠牲しつつも別に何の犠牲にもならないのがデーモンスレイヤークオリティ。

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 悪魔と英霊ネロ、抑止に召喚されたサーヴァント、赤兎馬(UMA)と出会い、仲間とする。

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 召喚された自分とデモスレが逃げた事に暗帝ネロはご立腹。アルテラに八つ当たりすることに決めた。

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 暗帝ネロがアルテラを宮殿で愛でる。美しい破壊の女神を玩具にすることにド嵌まりするローマ変態。

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 その間、反乱軍が分裂して特異点各地に逃走。

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 暗帝ネロ、それでも暴君らしくアルテラいびりに情熱を捧げる。灰はキャンプの焚火に嵌まっており、色んなシュチュエーションで篝火を愛でる娯楽に嵌まってローマライフを満喫しながら最高のエストスープを作成中。神祖はY字のキレを極めつつ、特に意味も無く大都市ローマとその周辺を自然が融合する城塞トラップ大森林地帯に変えているだけ。月光皇帝は掴めた深淵化していない一般ローマ人を拷問に掛け、様々なサディスティックカイザーライフで豪遊。扇動屋は帝国軍に演説をかまして士気を連続天元突破しまくりつつ、美女と酒を飲んで碁盤遊戯で遊ぶように帝国軍を操って反乱軍を甚振る。超軍師陳宮は偶に灰を連れだしては宝具の自爆弾に変え、反乱軍を殲滅する活動に熱狂。

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 隙を突き、アレキサンダーとエルメロイ二世がローマを脱走。反乱軍に寝返る。メディアもいなくなる。

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 レフ、マキシマムイライラ。だけど耐えていた。偉い。

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 帝国軍、反乱軍残党狩りの為に各地へ将軍を派遣。カルデアが特異点に来る前に、戦力を分散させても反乱軍を殲滅したかったが、陳宮と灰は別。残党がまた人間を集め、カルデアと合流し、反乱軍になれば良いなと密かに思っていた。

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 暗帝ネロ、公務とアルテラ愛玩に励むも、宝具の超中華ガジェットを思い付く。陳宮に相談し、即実行。

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 帝都周辺で植林業(ローマ)していた神祖様(ローマ)だが、灰もまたYの徒だと知る。挨拶にYをしている内に、ダンスバトルが宮殿内で度々勃発。二人以外は宇宙猫な顔になるらしいが、止めるに止められない。一種の固有結界らしき何か。

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 カルデア勢、レイシフトに成功。所長、狼、藤丸、マシュの他にはエミヤと清姫。本来なら清姫ではなくジークフリートかクー・フーリンのどちらかを連れて行く予定だったが、三騎同時レイシフトとなると魔術回路にまだ大英雄クラスは藤丸の荷が重い。相性と万能性を考えるとエミヤは外せないとなれば、そこまで負担の掛らないサーヴァントをもう一人程度ならレイシフト可能。となれば、何故か抜群に魂レベルで藤丸と相性が良い清姫しか居なかったとか。

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 帝国軍、凄く都合が悪い事に丁度戦力分散直後にカルデアが特異点へと侵入。

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 大森林地帯のローマ近郊に出てしまう。

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 実は森林地帯は神祖の領域であり、カルデアからの観測が弱まる。まだ特異点の霊脈とマシュの盾で繋がっていない状態では、シャドウの召喚はまず不可能。

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 神祖と灰がカルデアの侵入を察する。同時に暗帝ネロも世界の歪みを、世界の主として理解する。

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 唐突ですが、神祖は空を飛びます。更に羅馬樹は深淵由来の人間性により意志を持ち、独自活動して生物のソウルを貪る深淵の生態系を保っていました。ジャングルそのものがカルデアの敵となりました。

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 刑吏チャリに乗った暗帝ネロが深淵都市ローマから飛来。アルテラで遊んでいたが、その後に陳宮から宝具改造の知らせを聞き、徹夜で夜通しチャリオットを弄繰り回す。そして、アルテラとイケそうイケなかったイライラをカルデアにぶつけにやって来た。しかしその頃、灰はゆっくり徒歩で近付き、実は観察に徹しようと考えていた。だがカリギュラ、愛しい姪を追い駆けてゴリラのようにローマジャングルを跳んで追い駆けていた。

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 絶対羅馬領域から逃走するだけで精一杯。しかし、神祖と暗帝からは逃げられない。逃げるカルデアを追い越す勢いで森林も更に拡大。

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 近場でローマを見張っていた英霊ネロとデーモンスレイヤーが助けに来る。一悶着後、カルデア組と逃走し続ける。

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 カルデア来訪を察した反乱軍のメンバーが助けに来る。ブーディカ、荊軻、スパルタクス、呂布の四人組。

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 森の外まで脱出。そこには、ネロと悪魔の仲間である赤兎馬(UMA)が、逃走用の馬車といて準備万端。

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 呂布と赤兎馬、主従の運命の出会い。

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 全員で一斉に乗車。つまり、高速移動戦車赤兎馬号の発信。

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 ブーディカが英霊ネロを見たことでちょい発狂するも、荊軻がブーディカに膝かっくんし、スパルタクスが反逆説法。

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 何となく、森を振り返ると大森林が地面から生えて追って来た。暗帝ネロ、神祖、カリギュラも追う。

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 侵食固有結界「アウグストゥス」が牙を向く。

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 森が届かない海まで逃げる。皇帝たちとの追撃戦。

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 反乱軍残党が用意していた船に赤兎馬が馬車ごと乗り込み、英霊ネロの皇帝特権で船を支配し、森林化する大地から脱出。

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 暗帝ネロ、空飛ぶ戦車で神祖と追撃。超軍師陳宮がネロの戦車に付けた中華ガジェットの機関銃と迫撃砲が船を襲う。迎撃の為、ブーディカは呂布を乗せて空飛ぶ戦車で船から出撃。神祖も空を飛んで追撃するも森林フィールドは海上では作れず。

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 月光を背負うカリギュラ、バタフライで船を途中まで追撃。近付くと気配遮断を行い、海中をシャチみたいに移動。

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 海上&空中戦闘開始。船の上で月光の大剣を皇帝特権で的確にブンブンするカリギュラを相手にする。だが海に落とす事に成功。清姫ドラゴンにエミヤが乗り、暗帝ネロと空飛び神祖をブーディカと呂布と共に戦う。

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 しかし、海上から質量兵器ローマが生えまくる。

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 呂布が囮となる。ネロの戦車が故障し、ローマに撤退。

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 カルデア勢、呂布を失うが完全な撤退に成功。目的地へ。

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 暗帝ネロ、神祖、月光ギュラまだ生きていた。戦車を復活させ、半壊した呂布を生け捕りに成功。ローマに帰還。

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 各地から戻っていた帝国側サーヴァントがローマにワープ帰還していた。

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 コロシアムの皇帝特別天覧室にて、帝国軍会議。

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 暗帝ネロ、神祖ロムルス、闇の王アッシュ、扇動屋カエサル、超軍師陳宮、月光皇帝カリギュラ、魔神柱フラウロス、門番長レオニダス、不死将軍ダレイオスが集結。そして、鹵獲され洗脳された呂布もローマの将軍となっていた。

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 反乱軍残党が取り戻しそうな街を灰が実験場に使いたいと言い、それを反乱軍残党に奪わせて、集団人体実験をすることを承諾される。

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 会議は無事終了。

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 回収された呂布、暗黒面に堕ちた陳宮に史上最強の無敵君主に改造されてしまう。

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 カルデア一行が乗る船、目的地に到着。反乱軍本拠地、形ある島。

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 マシュの盾で霊脈と繋がり、管制室からの観測力を上昇。これで藤丸がシャドウの召喚を、神祖の森の中で可能となる。

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 形ある島、反乱軍サーヴァントが集結。だが帝国を裏切って反乱軍に寝返ったサーヴァント、征服王アレキサンダーと軍師エルメロイ二世は最低でも二騎指揮官サーヴァントが必要と前線指揮中。

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 反乱軍サーヴァントも各地から集まる。女神ステンノ、騒音娘エリザベート、猫な犬狐タマモキャットは時偶派遣される在住組。後はカルデアと共に戻って来たブーディカ、荊軻、スパルタクス。そして、魔女メディア。カルデア組を合わせると、所長、狼、藤丸、マシュ、エミヤ、清姫、ネロ、デーモンスレイヤー、赤兎馬。

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 形ある島はメディアによって巨大神殿化されていた。反乱軍の各地に築いた拠点もメディアが神殿化し、ワープ移動が可能となっている。

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 それと実は、アレキと二世が寝返られたのは裏切りの魔女メディアがレフに召喚されていたから。ローマが気に入らず、自分にルルブレして逃げ、ついでにアレキサンダーとエルメロイ二世も共犯で脱走。

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 カルデア出張エミヤ食堂。デモスレが所長をナンパする。

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 灰、形ある島に単独潜入済み。夜に所長を呼び出し、密会を行う。

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 デーモンスレイヤーもおり、灰とデモスレと所長の会議。実は葦名に古い獣がおり、何時か根源に獣が渡り、全ての時間軸と平行世界の魂が星幽界にある魂全てが喰われることで消滅する。

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 古い獣は、それ程までにソウルを肥大化させ、ソウルの業も深化してしまっている。

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 そして、実は悪魔は古い獣を滅ぼす為に数万数億回以上も幾度も殺し、その魂を貪り尽くし、だが獣は死ぬ度にソウルを完全復活させて蘇生した。魂を殺しても、その存在は滅ぼせない。同時に、悪魔は古い獣を遥かに超えるデーモンに深化してしまった。

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 その為、デモスレは様々な世界を苗床にして古い獣に貪らせ、数多の世界を贄として獣を眠らせていた。スレイヤーが、魂と言う宇宙の理そのものを延命していた張本人。実は全時間軸の全ての平行世界のソウルが、星幽界から消え去るのを防いでいた。

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 防げるのは火を宿す灰達のみであり、最初の火による古い獣狩りが唯一の方法。カルデアと同じく世界を救う人間として灰もまた抑止力によるご都合主義の加護を意図的に受け、因果律をソウルの業で操っていた。なので実は抑止力が、灰による古い獣焼却計画を裏では全力で手助けしていた。そうしなければ、魂が住まう根源の中にある全ての世界が滅び去る。

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 其れを所長が知り、会議終了。

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 夢で所長が、狩人様と会い、話し合う。

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 狩人の灰とデモスレの説明補足。そもそも世界の外側が根源と言う視点ではなく、根源の内側に世界が存在し、その更に内側に宇宙があって星がある。そして、時間と空間が根源より生じ、世界を描く絵画の絵具が存在する。魂もまた同じ。

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 古い獣とは根源の中にある人間が住まう全ての世界を滅ぼし、そして古い獣もまた霧の世界(ボーレタリア)の数だけ存在する。

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 同時に古い獣の数だけ数多のデモスレが、獣が世界を滅ぼさない様に人柱となって根源に出ない様にしている。

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 灰がデモスレを葦名で協力し、他の灰である火の簒奪者に啓蒙しなければ、まだ霧に眠り隠れる数多の古い獣を滅ぼす最初の一手を打てない儘となる。

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 何時、他の世界の古い獣が根源より世界を滅ぼすか分からない。

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 灰は自分を基点に連鎖的に他世界の古い獣を焼き尽くし、無限に等しい世界と人々を救う人類種の救世主でもあった。尤も、灰本人は自分が強くなるのに都合が良いからと、無尽蔵の人類を危機から助ける状況をノリノリで利用しているだけ。

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 そして、所長が灰と悪魔を啓蒙した故に気が付いた事があった。それを狩人に問う。

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 所長が、そもそも血の意志より湧いた獣血と精霊の意志であり、オルガマリーの悪夢から生まれた血の遺志であった。謂わば、感応する精神の虫に過ぎず、ヤーナムで魂が崩壊した彼女の妄想する別人格を殻に、狩人化したオルガマリーの血液に宿る思念であり、その魂と肉体と精神はオリジナルのオルガマリーのもの。

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 尤も、所長は自分の意志が全てを啓蒙した。何事も無く、朝を迎えた。

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 早速次の日、帝国から反乱軍が奪い取った土地で灰が実験。

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 戦神と陳宮を連れた灰が地面に埋めていた核爆弾を爆破し、巨大クレーターを作り上げる。だが魔力の反応は小さく、カルデアでは何かしらの地震と似た反応が確認でき、またエネルギーを確認し、核爆発に近いものを計測する。

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 反乱軍、メディアの遠見により、何かが街をクレーターに変えて滅ぼしたのを観測。

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 灰は喜んだ。試作核弾頭の実験成功。葦名にて、量産計画に入る。

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 翌日。敵戦力の脅威を反乱軍とカルデアを察する。反乱軍最強のサーヴァント、アルテラ救出作戦の計画完成。そして、実行。

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 まずはカルデアを察知したことで大都市ローマに遭遇したであろう帝国軍サーヴァントをまた分散させたい。その後に、サーヴァントの数が少なくなったローマの皇帝宮殿からアルテラを救出する。

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 囮役として各地へ散らばっていた反乱軍を集める。

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 集めている間、各地に派遣された帝国軍をカルデア勢と反乱軍サーヴァントが強襲。一騎当千のサーヴァントだからこそ可能な少数精鋭軍団殲滅作戦開始。

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 カルデアを警戒してサーヴァントが手薄になったブリタニア、ゲルマニア、ガリア、ヒスパニアの帝国軍を、反乱軍のサーヴァントが襲い始める。

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 帝国軍はサーヴァントを護衛に派遣して撤退を始める。戦力をローマと、ローマ周辺に集める。しかし、サーヴァントを消費したくはないのか、帝国軍サーヴァントは守りに徹する。中でも派遣された深淵強化レオニダスは堅牢だった。

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 囮ではあるが、総戦力でもある反乱軍。順調にメディオラヌムに集まる。

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 狼、単身でローマ近郊に潜入していた。アルテラ救出任務開始。神祖の森へ突入。

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 深淵森林と融合した大都市ローマに潜入。そのまま宮殿へとスニーキングし、皇帝の部屋で全裸拘束されていたアルテラを狼が発見。

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 アルテラ、呪いによって霊基封印状態。技能は大幅に弱体化され、武装化さえ不可能な状態。無論、英霊の装備品として服も実体化出来ないので宝具も出せず。

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 狼さん、そっとアルテラに橙色の着物を着せる。

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 普通に救出成功。忍義手でアルテラを肩で担ぎながら、出鱈目気配殺しで神祖の森林地帯と突破。

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 反乱軍、フロレンティアまで進む。狼とアルテラも合流。

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 帝国軍、作戦通り拡散していた反乱軍を纏める事に成功。

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 魔女メディアによって神の鞭アルテラ復活。全ての反乱軍が勢揃い。女神と猫狐も参戦していた。

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 帝国軍、進軍開始。皇帝以外のサーヴァントを総出撃させた。超軍師陳宮、無敵ロボ呂布、闇の王アッシュ、武王ダレイオス、守護者レオニダス。

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 合戦開始。

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 超軍師陳宮、灰と無敵君主を連れだして最前線まで出る。気に入らない内政チート外道軍師に何一つさせずに殺すべく、最大火力で以って大規模殲滅を実行。

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 囮反乱軍に灰を贄にした不死ステラ銃弾爆撃が発動。更に無敵君主が斬り込む。ダレイオスも一切加減なく、宝具完全解放。そして、超軍師の守りにレオニダスが配備。

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 スパルタクス、自滅を決意。メディアに強化と再生を付与されながら、掎角一陣を何度も身に受ける。そして、彼は跳んだ。

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 帝国軍に特攻。スパルタクス、爆散。ダレイオスが爆死し、帝国軍に大損害。

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 だがレオニダス、陳宮を守り抜く。そして、灰がレオニダスに惜別の涙を付けていた。そのまま回復させる。

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 アルテラが機会を見抜き宝具で突撃。神祖の森に突入するグループもそれに続く。

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 反乱軍の守りに指揮官タイプのアレキサンダーとエルメロイ二世が残り、荊軻、ステンノ、エリザベート、タマモキャット、メディア、赤兎馬が反乱軍の守りに入る。

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 反乱軍は呂布、陳宮、レオニダスによる完全攻防布陣となる。灰は篝火ワープでローマに帰還するつもりだったが取りやめ。そうする前に、面白半分の嫌がらせでブレインであるエルメロイ二世を幻肢大弓狙撃実行。だが寸前にアレキサンダーがエルメロイ二世を庇って死亡。直ぐ様にまたエルメロイを狙撃しようとするも、望遠鏡で覗いていた超軍師陳宮から自分達の獲物を横取りするなと文句を言われる。暗殺による勝利ではなく、合戦による皆殺しを求めた。

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 灰、それを良しと了承した直後、連絡を受ける。ローマに帰還。

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 反乱軍を指揮するエルメロイ二世と、帝国軍を指揮する超軍師による合戦が始まった。

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 所長、狼、藤丸、マシュ、エミヤ、清姫、アルテラ、ブーディカ、ネロ、デーモンスレイヤー、絶対羅馬領域に突入。

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 藤丸のシャドウが樹人の露払いをする。

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 暗帝ネロ、実は儀式の真っただ中。その為に戦場を大都市ローマから離し、自分は戦時中のこの瞬間で出ていなかった。そして、全てがシモンの計画通り。ローマの大火による歴史の歪みを利用し、抑止力さえ利用し、この特異点で死んだ英霊と人間の魂を深淵で満たした聖杯に注いでいた。

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 その頃、合戦は佳境。無敵ロボはメディアとその彼女に強化されたエリザベートとタマモキャットと赤兎馬が隙を作り、荊軻が暗殺して倒す。しかし、それでも死なず、赤兎馬が特攻。呂布爆散。荊軻以外は死亡。一人自分の命を捨てるつもりだった荊軻だけが生き残るのは皮肉。

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 エルメロイ二世とステンノが、陳宮とレオニダスとタッグバトル。何とかステンノがレオニダスを撃破。

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 合戦中の戦場にて、軍師と軍師が最後には殴り合いで決着を付ける事態になっていた。

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 大都市ローマの宮殿の前にて、灰とレフが立ち塞がる。そして、ロムルス、カエサル、カリギュラが待ち受けていた。

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 魔神柱化したレフと本気灰を相手に、所長、狼とデモスレが立ち向かう。またロムルスをアルテラが抑え、カエサルとカリギュラをエミヤと清姫が戦う。

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 灰の自作ドラゴンの一匹、カーサスの砂ワームが召喚される。更に多数の飛竜が呼び出された。

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 デモスレ、神殿の濃霧より竜の神を召喚。灰をグーパンするも反動で抑え込まれる。また嵐の王も呼び出され、ローマで怪獣大合戦が始まるも、召喚者同士はそれらを無視して本人同士で殺し合う。

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 ガチの狼が暗い闇の王モードになった灰と戦うも攻め切れず。むしろ、灰が回生を狼に使わせる。一方、単独で魔神柱を殺し尽くす勢いの所長。そして、カルデアの裏切り者を処断する為に本気中の本気となり、アニムスフィアの魔術さえ利用する月光の聖剣をブンブン振り回す。

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 魔神柱レフの援護を巧く使い、灰が所長と忍びとデモスレを抑え込む事に成功。

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 藤丸、マシュ、ブーディカ、英霊ネロが暗帝ネロの宮殿の内部へ到達。

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 暗帝ネロ、儀式の最中。だがもはや時間の問題。既に暗帝ネロが制御するまでもなく、術式完了を待つだけとなった。

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 戦闘開始。藤丸が召喚する影らと四人が暗帝ネロと戦うも、暗帝が更に上回る。

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 カエサルとカリギュラが、エミヤと清姫に撃破される。残るは神祖だけだが、アルテラは攻め切れない。と言うより、アルテラ以上に技巧が冴え渡っていた。

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 三対一の危機に陥るロムルスだが、空間を渡って平然と戦線離脱。暗帝ネロの下に。

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 丁度、合戦も決着が付く。超軍師は三騎と戦う破目になったが、エルメロイと相討ちになる。生き残ったのは荊軻とステンノの二騎。この二人が再度反乱軍を立て直し、サーヴァントを失った帝国軍を潰走させた。

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 暗帝ネロとロムルスが更に転移。魔神柱フラウロスと闇の王アッシュの所へ行った。

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 その頃、フラウロスは所長にやられて人間形態に戻っていた。その背後に暗帝ネロが現れた。一閃。

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 レ/フ。

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 真っ二つになった死体を聖杯に溜まる深淵へボッシュート。

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 特異点の吹き溜まりとなった帝都の深淵を、更に重い闇にしていた聖杯が完全覚醒。

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 混沌はデーモンを生み出す故、悪魔の胎盤にこの聖杯こそ相応しい。

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 ついに混沌と深淵の悪魔の聖杯が完結する。この特異点にシモンが求める邪神が生まれた。

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 ヤルダバオド招来。あるいは、この世全ての罪(アンリマユ・セプテム)

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 貌が四つ目の巨人。混沌の溶岩を纏う闇の落とし子。悪神の赤子が産声を上げた。邪眼によって憎悪の光帯を放ち、ローマの大地全てを呪詛で焼き払う神が生まれた。

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 全員が集まるが、灰は悪魔に足止めを喰らう。

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 その強大なる邪神に対し、所長の元へ戻った隻狼が一人で良いと言う。

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 修羅を解き放った隻狼が、燃える不死断ちにて成敗。そして、その怨嗟をまた呑み込んで元に戻る。

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 そして、この瞬間に人造された神に神祖が槍を突き刺し、ローマの大樹に再創造してしまった。ロムルス、これによって聖杯と完全なる融合をしてしまう。

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 シモンのグノーシス思想より、この深淵に堕ちた特異点を起点にし、汎人類史から独立した世界創造を企んでいた。その世界をローマ帝国とするべく、この邪悪に満ちた人造の神が生み出された。神祖ロムルスは純粋なる人造邪神に悲哀を抱き、しかし何も出来ない故に暗帝ネロの計画に賛同した。

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 その帝国は虚数空間でも存在し、帝国市民が深淵でも理性と知性を持つ人間であり、生物と言う生態系を維持する。もはや人理も惑星も関係無く、神が生きることもで出来ない世界の住民となり、時間と空間からも解放された国家が誕生。

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 その為の柱として深淵を苗床に暗い闇樹が、種が蒔かれた悪神を胎として具現。

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 魔神樹クゥイリーヌスが創造される。

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 更に自分の騎馬と戦車を暗帝ネロが魔神樹に組み込ませており、巨大な樹木の神獣となった。暗帝ネロもこの神獣に騎乗し、同化し、新たなる人造邪神としてカルデアに立ち塞がる。

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 つまりは、邪悪なる樹獣を従がえる淫婦の出現。魔神樹ネロ・クゥイリーヌス。

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 特異点が深淵となり、人理焼却からも乖離し、虚数空間に沈んでいく。そして神祖の森が土台となり、星が滅んでも永遠に生きる帝国の創造が始まった。

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 侵食固有結界「アウグストゥス」の完成。魔神樹が核と化す。同時に、特異点の固有結界も完了。虚数空間を“侵食汚染”し、領土拡大する世界国家の誕生。

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 所長、狼、藤丸、マシュ、ブーディカ、ネロ、エミヤ、清姫、アルテラが魔神樹と戦う。

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 激戦の果て、霊基が同じ故に効果は抜群だったネロが閉じ込めた黄金劇場内で、マシュが皆を守りながら宝具をブッパしまくる。マシュは全員を守り抜き、ブーディカも今回は車輪による守りに徹する。だがブーディカが限界以上の守りを全員に施し、霊基を損壊させる。

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 アルテラ、自分の霊基と魂が砕ける前提で「涙の星、軍神の剣」を使用。

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 しかし、魔神樹は破壊されるも不死。所長が魔神樹の内部に意志で入り込み、そこにいたマシュ・クローンを介錯し、悪夢から目覚めさせる。

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 魔神樹ネロ・クゥイリーヌスにして獣の苗床を撃破。しかしアルテラ死亡。

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 特異点の虚数空間への沈下が止まる。侵食固有結界の成長も止まる。

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 企みは潰えるも、暗帝ネロとロムルスは帰還。そして、聖杯は魔神樹となっていたロムルスと完全融合している。彼を倒さない限り、聖杯は取り出せない。

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 既に清姫とエミヤは霊基が半壊状態。戦える状態ではなく、宝具を使えば消滅する。むしろ、魔力をもう少しでも使えば霊核も砕ける寸前で、それこそカルデアに戻る以外に選択肢なし。それでも戦おうとするが、藤丸が止め、所長もそれは最後の最後で良い命令する。

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 清姫とエミヤがカルデアに帰還。

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 所長と狼が聖杯搭載神祖ロムルスと戦う。

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 同時に暗帝ネロは英霊ネロ、ブーディカ、藤丸、マシュと戦う。

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 戦車と騎馬を失った暗帝ネロの黄金劇場が展開されるが、ネロが自滅覚悟で自分の黄金劇場を展開し、宝具同士を同化。意味消失による相互崩壊を狙い、それに成功。その上で黄金劇場を壊れた幻想によって破壊し、自分ごと暗帝ネロに自爆特攻を行う。無論、マシュが自分を含めて味方を守護する。

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 英霊ネロ、消滅。だが、もはやマシュも藤丸も戦える状態では無い程に消耗。動けない。

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 しかし、マシュが何とか盾に仕込んだパイルハンマーで弩突く。結果、暗帝の中に存在していたシモンの遺志を粉砕する。

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 死から暗帝は蘇生したが、それが最後の一回となった。

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 それでもまだ耐える暗帝ネロだが、霊基は崩壊。ほぼ人間となる。

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 ブーディカ、暗帝ネロに決闘となる。

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 霊基が壊れて人間に戻ったブーディカがネロと戦い続けるが、既にネロは死に体。ブーディカを後一歩で殺せる所で時間切れとなり、生命活動が戦っている間に停止する。

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 暗帝ネロ、死にたくないなぁと儚く笑って死亡。人間なので死体は消えず。

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 だが、シモン・マグスの計画最後の仕掛けが起動。ブーディカが生きている限り、シモンと言う魂のラベルが同じな為、暗帝は死ねなかった。それによってシモンが魂の中にある限り、暗帝は矛盾を嫌う世界によって蘇生する。そのシモンが破壊させたとなればラベルによる蘇生機能も消える。

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 しかし、暗帝は既に混沌によって人間と言うデーモンと化していた。

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 本来なら、暗帝はブーディカが死なない限り死ねないが、ブーディカに蘇生機能はなかった。

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 この度の獣の苗床によって、二人のソウルは完全同調した。苗床の誕生と崩壊により、二人は不死のデーモンとなり、魂が消滅しない限り、どちらも魂が連動して不死となってしまった。

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 暗帝は全ての企みを悟り、爆笑する。

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 神祖ロムルスを所長と狼が撃破。

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 カルデア勢の他にブーディカが残る。

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 瀕死の状態で直ぐに死にそうなブーディカをマシュが治癒しようとするが、ブーディカがそれを止める。

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 聖杯がローマ帝国から取り除かれ、カルデアが手に入れたのに特異点が直らない。理由は一つ、聖杯によって運命を捻じ曲げられた人間ブーディカが生存しており、特異点の修復が彼女が死なぬ限り達成されないため。同じく、本当なら自害で死ぬ筈だったネロも必ずこの特異点修復には殺さないといけない存在だった。

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 暗帝ネロがブーディカの元に辿り着く。

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 暗帝がブーディカを不死の化け物、混沌のデーモンに転生させて生かそうとするも、ブーディカは全てを悟って自害する。

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 ブーディカ死亡。だが、死にながらもネロに特攻し、心臓を勝利の剣で一刺し。

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 暗帝もまた死に去る。

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 特異点修復完了。藤丸とマシュは生きた人間として、仲間である人間ブーディカと、カルデアとして殺した人間ネロの亡骸を何時までも見ていた。

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 侵食固有結界「アウグストゥス」の完全崩壊。特異点の消滅が始まる。

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 消滅した神祖の森、動きを止めた帝国軍、そして修復が始まった特異点。反乱軍を纏めていたステンノと荊軻は、カルデアが完璧に勝利した事を悟る。つまりは、聖杯によって運命を捻じ曲げられたネロとブーディカが死んだ事も理解した。

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 僅かな時間、生き残ってしまったと残念そうに笑う荊軻をステンノが励まし、そのまま特異点の消滅と共に消え去った。

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 殺し合っていた悪魔と灰だが、終わりを察する。灰が転移で戦場を離脱し、だが悪魔はゆったりとカルデアの元に徒歩で戻る。戦争は終わっていた。

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 また聖杯が所有者を失った瞬間、それに溜まっていた深淵が全て灰に流れ込む。フランスで火の火力を上げ、ローマでは闇の重量を増した。もはや特異点でするべき手段もなく、最初の火の簒奪者として、暗い穴を持つ亡者の王として、より進化することで強くなる。

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 灰、カルデアの前に現れる。所長を自分の特異点に勧誘した後、普通に自分の亜種特異点に撤退。

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 遅れて戻って来たデーモンスレイヤー、カルデアに提案。自分ならカルデアを灰の特異点に連れて行けるが、どうするか聞く。

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 所長が提案に乗る。無論、狼も頷く。デモスレのアイテムが開けた穴に入り、亜種特異点殲滅に赴く。

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 所長と狼が消えたカルデアグループも退去が始まる。特異点から脱出。

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 エピローグ。

 

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