フィジカルな魔法少女   作:なむさんばがらす

13 / 70
このは嬢は問題なく飛行魔法を使えている。



このは・・・強い・・・なの

 

アキレウス視点

 

かっこよくセットアップしたものの、状況は2対1あまりよくない。

 

なのはさんとフェイトは突然のなぞの魔導士の出現に戸惑っている。今のうちに作戦を考えなければならないのだが、このは嬢はなにか考えているようで、不敵な笑みを浮かべていた。

 

ちなみにこのは嬢の格好は修行の時ご用達の篭手、安全靴、プロテクターの軽装備に、正体がばれるのを防ぐために、顔が半分ぐらい隠れるバイザー(サングラスの凄い奴)を着けている。

 

「パーフェクトだ、アキレウス」

 

「自分で言ってどうすんのよ・・・アキ」

 

「だってこのはがなんにも言ってくれないし」

 

「高町さんたちのデバイスみなよ!!誰もそんなこと言ってないでしょ!!同じデバイスとして恥ずかしくないの!?」

 

「<(; ̄з ̄)> ~♪~♪」

 

「口がないんだから口笛吹いてるようにしても音でてないからね!?」

 

「ばれたか・・・」

 

せっかく宝石に顔文字を浮かばせる高等テクを身に着けたのに・・・

 

そんなやり取りをしているうちにフェイトが襲い掛かってきた。

 

 

このは視点

 

もうっ!!アキにはデバイスとしてのプライドはないのですか!!後でO☆HA★NA☆SIです!!

確かに2対1のシチュは厄介ですけど、師匠の分身は十二体ですからこんなの私一人でへっちゃらです……が、今回ははやてロボという護衛対象がいます。

彼女は歩くことが最重要事項のようで、戦闘力は頭部のバルカン(さっき弾切れた)と背中のビームサーベル(未だ抜刀せず)のみのようで、皆無といっても過言ではありません。

このままではパツキン美少女にかかずらっている間に高町さんにアボンされてしまいます。

 

結論―――2対1がいやなら、自分を増や(分身)せばいいじゃない!!

 

『physical sillhouette』

 

二つに分身するのが限界の私は、分身体の制御をアキに任せ、迫り来るパツキン美少女に目を向けた。

 

アキレウス視点

 

『Photon Lancer』

フェイトは直射型の魔力弾を四つ自分の周りに生成して飛ばす。牽制用だったのか、避けられた直後にこのは嬢に突っ込んでいき、真正面からバルディッシュを振るう。

 

『Blitz Action』

 

このは嬢が回避したと同時に高速移動し、背後の死角からの急襲

 

「残念ながら、それは対策済みです」

 

『power add』

 

「くっ!!」

 

そういってこのは嬢は足を後方に蹴り上げ、縦に一回転する。

フェイトは振り下ろそうとしたバルディッシュで防ぐが、、魔力で強化された逆かかと落としにかなり後方まで吹っ飛ばされた。

 

『accel add&power add』

 

このは嬢は、吹っ飛ばされて体制を整えようとするフェイトに肉薄し、加速した拳を叩き込む。フェイトはこれまたバルディッシュで防ぎ、ガギィンという金属同士のぶつかる音の後、フェイトのみ(・・)吹っ飛ばされ…ようとして

 

『tentacle bind』

 

腕をこのは嬢にバインドされ、手繰り寄せられて強烈な蹴り(ヤクザキック)を鳩尾に叩き込まれた。

きりもみ状み回転して落ちていくフェイトは、自身の使い魔であるアルフにキャッチされた。

 

―――同時刻このは分身体VSなのは

 

『Divine Shooter』

 

『armord』

 

「うそっ!!直撃したはずなのに!!」

 

「残念♪私の魔法はシールドが使えない代わりにバリアジャケットがちょこっと丈夫なんだよね、だからそんな攻撃は通用しないよ」

 

このは嬢っぽくしゃべってみる。魔王対策は一応考えたので、あとは接近する隙を作るぐらいだが、なのはさんはシューターの合間に砲撃を繰り返し、なかなか近づかせてくれない。(砲撃はさすがに避けないとヤバイ)

 

よし…一か八かやってみるか。

 

「レイジングハート!!お願い!!」

 

『Divine Shooter』

 

さらに多くの誘導弾が襲い掛かる。俺はそのうちの一発に狙いを定め、殴る。

 

『rewriting』

 

『how to magic』で俺専用に作った魔法を発動させる。この魔法は、事前にどのような魔法をどのように書き換えるのかを指定して、その魔法に触れることで発動し書き換えを行う魔法だ。今書き換えられた情報は

 

{『自分』を『対象』に『対象』を『自分』に}

 

である。こと誘導弾においては、魔法を発動した者と魔法を受ける者がはっきりしているため、単純な書き換えで十分制御を奪うことが出来る。(俺の演算能力をフルに使ってやっと30文字程度の改ざんが可能、という感じなので使い勝手は悪い)

 

制御を奪われた一つの魔力弾はなのはさんを撃墜するほどの威力はなかったが、砲撃の溜めの中断と、接近の隙の作成には十分だった。

 

加速魔法で急接近し、テンタクルバインドでなのはさんを拘束し、背後から上下さかさまに組み付き、空中で体制を入れ替えなのはさんの頭を下にして、回転しながら落下―――この技はまさしく―――

 

「スクリューパイルドライバァァァァァーーーーーー!!!!!」

 

そう叫び、超高高度から地上へダイブした。




このは嬢が吹っ飛ばされなかった理由は次回

次回:「ワイル・テスタロッサ(デバイスの名前はトーマス)登場!!」


お楽しみに
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。