フィジカルな魔法少女   作:なむさんばがらす

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くろのキター


肩パッドとトゲ・・・なの

外が明るくなってきたので、寝ながらでも手を動かすのをやめないおっぱい星人(はやてちゃん)にチョップを食らわせて起こします。

後から聞きましたが、アキレウスは気絶した私とはやてちゃんを私の家に運んでくれたようです。

 

『アキ、今起きた』

 

家のどこかにいるアキに念話を送り、眠そうにしているはやてちゃんと居間に行く。居間には先ほどこしらえたであろう朝食と一枚のメモと、重しに見せかけてちょこんと乗っている私の相棒がいた。メモには

 

―――朝食を作っておいた。味噌汁とかは温めて食え。あと小太郎を起こして保育園に!!

byアキ

 

「なぁ、アキって誰なん?」

 

「親戚の人で、良く私たちの世話を焼いてくれる人」

 

メモとはいい判断ですね。これならはやてちゃんに朝食の説明がつきますし、なによりアキの触手姿を見られなくて済みます。

 

『パーフェクトだ。アキレウス』

 

『恐悦至極にございます』

 

アキに念話で感謝の意を伝え、宝石形態の彼を見ると、

 

( ̄ー+ ̄)ドヤァ

 

の顔文字を浮かべ、ピカピカしていました。さっきまでの執事キャラはどこへ行ったのでしょう…

 

「何やこの光る石?」

 

「な、なんでもないよぉ~…それよりご飯食べようよはやてちゃん!!」

 

アキ…なにやってるんですか!!ばれたらさっきのパーフェクトな感じが台無しじゃないですか!!

追求を避けるため、窓からアキを放り投げます。カラスに持っていかれた気がしましたが、いい気味です。どうせ自力で戻ってくるでしょうし

 

「「「いただきます」」」

 

小太郎を起こし、はやてちゃんと朝食を取ります。

アキの作った朝食は純和風の、味噌汁とご飯、アキ謹製の漬物(アキは修行の時以外はニートやってたので暇に飽かして作ったらしい)にこれまた暇に飽かして作ったという自家製納豆だった。

 

本人曰く、漬物は完璧。納豆はまだ改良の余地がある。らしいですが…

 

たしかに、漬物の完成度に比べて納豆はちょっと雑味がありますね。

もちろんはやてちゃんには市販のものを出しましたよ?

 

はやてちゃんも漬物の完成度に驚いたらしく、レシピを知りたいといっていたので今度アキに聞いておくとだけ言っておきました。

 

小太郎を保育園に送り、はやてちゃんを家に帰そうとして…かなりのご近所さんであることが判明しました。

うちから家を三軒ほどまたいだところにある広めの一軒家、そこがはやてちゃんの家だそうです。

 

今日は体の節々が痛むので学校は休む、と朝連絡を入れていたをはやてちゃんは聞いていたようで、

 

「せっかくやし、今日はうちの家ですごさへん?朝ごはんのお礼もしたいからお昼は家が作ったるで~」

 

「家にいても一人だし…ご相伴に預からせてもらうよ。でもお昼まで時間あるから…」

 

「皆まで言わんといてーな、このはちゃん。こう見えて、うちゲームは得意やで!!」

 

「ほう…私のエピオンは疾風い(はやい)ぞ」

 

「サテライトキャノンで溶かされてもおんなじことが言えるかたのしみやなあ」

 

と、ガン○ムのゲームをしたり、

 

「ファル○~ンパ~ンチ!!」

 

「PKファイア…うわぁー」

 

と、某スマッシュ兄弟なゲームをやったりした。

 

そして昼、名状しがたい程おいしい(後にギガうまと呼ばれる)昼ごはんをいただいて、今度はモ○ハンや!!となり、日が傾き始めたところで、アキから念話を受け取った。

 

『海鳴臨海公園なう』

 

『それがどうしたの?触手形態で戻ってくればいいじゃない』

 

『ジュエルシードが俺の隣で寝てる件について』

 

『知らんな』

 

『触手に戻るとそのときの魔力で絶対発動しちゃうほど不安定だから、迎えに来て!!』

 

仕方がありませんね。行くとしましょう。

 

はやてちゃんに用事を思い出した、といって八神家を後にする。

 

・・

・・・

・・・・

 

―――海鳴臨海公園に到着

 

アキからの念話を頼りに雑木林の中を探すと、脈打つように光るジュエルシードと、うれしさのあまりぴかぴか光っているアキを見つけた。

 

「はぁ…どこまでも戦闘以外は駄デバイスだよね、アキ」

 

 

 

若干呆れながらジュエルシードを刺激しないようにアキを拾い上げます。

 

『さすがこのはさん!!俺たちに出来ないことを平然とやってのけ…』

 

「長い!!痺れもあこがれもしなくていいからさっさと帰るよ!!」

 

といって、ジュエルシードに背を向けて、植え込みから出て帰ろうとしたとき、

 

―――封時結界である

 

今の私達の実力では、結界を内側から破って脱出、という高等テクは使えません。

 

ですから、安全なところで魔法少女がジュエルシードを封印してくれるのを待つことにします。

アキをセットアップし、加速魔法でジュエルシードから結界の端っこまで走りぬけます。

 

すぐにやってきた高町さんとパツキン美少女によって、木の暴走体は迅速に封印されて、今度はその二人が戦いだしました。空戦なので、離れていても丸見えです。(なにを言っているのかはわかりませんが)

 

両者の杖が激突するか!!といったときに、まばゆい光と共にまっくろくろすけな少年が現れ、二人の間に立つことによって戦いを中断させます。

 

「時空管理局のクロノハラオウンだ。ここでの戦闘行為は危険すぎる!!」

 

とか何とか前口上を述べて、両者に武装解除を促したところで…

 

「おい、そっちに隠れてる魔導士!!さっさと出て来い!!」

 

といって私のほうに杖を向け、魔力弾を発射します。幸い、私が避けたことで事なきを得ましたが、ちょっと乱暴じゃありませんか!?直撃コースですよ!?

 

私は遺憾の意を示そうと憮然とした顔で彼の前に現れます。

それを彼は戦闘態勢と受け取ったようで、バインドで拘束してきました。

 

このは の いかり の ボルテージ が あがっていく

 

「…失礼、これは?」

 

「バインドだ。君が一番危険そうだったんで、先に拘束させてもらった。大方、この二人の漁夫の利でも狙っていたんだろ?」

 

このは の いかり の ボルテージ が あがっていく

 

「…警告もなしに攻撃してきたと思ったら、勝手な理由で拘束、時空管理局の組織のあり方に疑問を持ちましたよ」

 

「勝手な理由かどうかは、調べればわかるさ。」

 

「…無警告の攻撃は取り調べの一環、というわけですか…最低の組織ですねwww」

 

「それは管理局に対する侮辱と受け取っていいか?」

 

「…だったらどうする気です?」

 

「軽犯罪者として逮捕する」

 

このは の いかり の ボルテージ は もうあがらない

 

バインド(未ハッキング)を力任せに破壊します。

 

「よろしい、ならば戦争だ」

 

O☆HA★NA☆SHIが必要ですね♪




次回:クロノ「別に倒してしまってもかまわんのだろう?」

お楽しみに

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・作者はカプコンが好き
・博士
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