フィジカルな魔法少女   作:なむさんばがらす

17 / 70
交渉回?


時の庭園の庭園にて・・・なの

アキレウス視点

 

時の庭園に転移したのだが…

 

傀儡兵に囲まれていた。

このは嬢はさっきのクロノとの戦いでかなり疲弊していて、脱獄時のような一騎当千の動きは出来そうにない。

 

しかし、俺には秘策があった。

 

セットアップを解除し、触手形態になる。傀儡兵がこちらへ攻撃しようとしたときに、突然動きを止めた。

俺は満足したように笑いながら(・・・・・)動きの止まった傀儡兵の頭部に触れ、撫でる(・・・)。それだけで傀儡兵はシステムエラーを起こしその場に崩れ落ちる。

 

恐るべし、ニコポナデポww

 

だめもとで使ってみた能力だが、傀儡兵は原作キャラ扱いではないらしい。包囲していた傀儡兵を残らず無力化した。

 

すると、俺達の前に金髪の二人組みと、オレンジの狼が現れた。

 

「お前…アキレウスじゃねーか!!なんでここに来たんだよ♯」

 

「ワイル、これには深い事情があってだn…」

 

「問答無用」

 

ワイルは一瞬で距離をつめると、俺に向かって拳を振るった。限界ギリギリまで魔法で強化されたそれはすさまじい威力を誇り、このは嬢が受け止めてくれなければ時の庭園外へ吹っ飛ばされてしまっていたのでは?というほどだった。

 

「「「きゅう~」」」

 

このは嬢に受け止められた後、衝撃で俺の体がばらばらになったのを見て、あまりのグロテスク描写にこのは嬢とフェイトそんとアルフは気を失ってしまった。発狂しなかっただけましか…

 

「不本意だが、これで転生云々の話をしても大丈夫そうだな」

 

「事情は転生者関係じゃないけどな…時にワイル、前回の約束はこれで果たされたと考えていいんだな?」

 

前の約束とははやてロボのときの奴だ。

 

「ああ、して事情というのは?手短に三行ぐらいで頼む」

 

「・うっかりでジュエルシードと共に広域結界に閉じ込められる。

・結界の端っこで様子を見てたらフェイトとなのは、そしてクロノがやってくる。

・管理局の横暴に切れたこのは嬢がクロノに攻撃するも、撃墜、アースラにしょっ引かれる

・脱獄、アースラの転移装置を使ってここに逃げ込む」

 

「…」

 

「すまん。四行になった」

 

「べつにかまわん。確かに原作で次元座標がわかってるのここぐらいしかないしな…」

 

「敵のアジトなのにこの体たらくww」

 

「また殴ろうか?」

 

ゴゴゴゴゴゴゴ、という効果音が聞こえそうなほどにいい笑顔で拳を構えるワイル。

 

「結構です。それより、時の庭園動かさなくていいのか?管理局にここがばれるぞ?」

 

「大丈夫だ。クロノとなのははジュエルシード探しを優先するだろうし、万が一ばれても、お前らが武装局員ボコボコにしてくれたおかげでアースラは今人手不足だ。ゆっくり逃げればいいさ」

 

「それもそうだな、気になってたんだが。アリシアとかその辺はどうなってる?」

 

「おおむね原作どおりだ。アリシアを生き返らせるには転生特典一個分必要だったんだが、母さん・・・プレシアの病気を治すために『医療チート』をもらったせいでかなわなくなってしまったんだ」

 

「やっぱりアルハザード狙いか?」

 

「いや、ほかの転生者の特典でどうにかできないかと考えていた。神はほかにも転生者がいるといっていたから、特典が要らなくて保留してる奴もいるかなと思って」

 

たしかにプレシア女史が健在なら時間はいくらでもある。ほかの転生者を待ってもいいだろう。

 

「じゃあなんでジュエルシード集めるんだ?」

 

「母さんがアルハザード狙いだからさ…俺は反対して積極的に介入はしないけど、フェイトは母さんの頼みは断れない純粋な子だから俺が言っても聞かなくてな」

 

「そうだったのか…そういえばなのは側の霧島って言う転生者は保留能力待ってたぞ」

 

「本当か!?」

 

「ああ、近いうちに原作イベントで時の庭園に来るだろうから、そんときに本人に直接聞けばいいだろ」

 

「よかった…これで姉さんが生き返る日も近いな!!」

 

「ちょっと待て…姉さん!?」

 

「アリシアは俺の姉だが?」

 

このは嬢と同い年ぐらいに見えるが…

 

「…お前も人造魔導士なのか?」

 

「いや、正真正銘の息子だ。血はつながってないけどな」

 

「といいますと?」

 

「誤解しないように言っておくが、俺はクロノと同い年だ。俺はアリシア姉さんが死んで何年かたったあとに、管理外世界で拾われたらしい。」

 

 

「ふーん。そうなんだ…(棒読み)ところで本題だけど俺たちを匿ってくれない?このままだと指名手配からのタイーホフラグびんびんなんだよね」

 

「知るかバカ。そんなことよりアリシアだ」

 

「お前の姉自慢も妹自慢も聞く気はないが…じゃあせめて海鳴市に送ってくれないか?」

 

「それぐらいなら母さんを説得できるだろう。でも今日はもう遅い…泊まっていけ」

 

「恩に着る」

 

 

その後、目を覚ましたこのは嬢に事情を説明し、時の庭園の電話を借りてはやてに小太郎のご飯をお願いして、通話を終了した。

 

―――翌日

 

このは嬢とワイルは一晩中兄弟のすばらしさについて語っていたようで、すっかり意気投合していた。

 

俺!?バルディッシュ軍曹にしごかれていましたが何か?(まさか原作ではあんなに寡黙な彼が鬼軍曹だとは思っていなかった)

 

時の庭園の転送陣の中に立つこのは嬢、もちろんセットアップ済みだ。(いきなり街中に触手形態で転送とかやだしね)

 

「今度会うのは…無印最終話ぐらいか?」

 

「だといいな」

 

「まあこのははまた会いに来いよ。例の小太郎も連れてな」

 

「小太郎は魔法を知らないパンピーなので無理です♪逆にそっちが来てください。アリシアちゃん連れて」

 

このはの言葉には「ちゃんと生き返らせろよ」的な励ましの意味がこもっていた。

 

「はは、かなわないな」

 

俺はあんまり話し込むと後でプレシア女史がうるさいのではと思い、ワイルに声をかける。

 

「ワイル、そろそろ…」

 

「ああ引き止めて悪かったな…転送!!」

 

光に包まれ、目を開けると、海鳴市に戻ってきていた。

 

「地球は!!いいところだぞーーーー!!」

 

うん、そうだねこのは

 

でもそのネタわかる人少ないんじゃないのかな…




次回:びゃあぁぁぁーーーーうまいーーー!!!

お楽しみに
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。