フィジカルな魔法少女   作:なむさんばがらす

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修行回


このは強化フラグ・・・なの

アキレウス視点

 

現在このは嬢の自宅付近にいるのだが…

管理局のサーチャーがめっちゃ飛んでる…

 

『このは…どうする?家に入る?』

 

「今はまだ見つかってないからいいけど、これ以上家に近づくと確実に見つかるね…ちょっとほとぼりが冷めるまで師匠のところにいようか」

 

そういってこのは嬢はがっくりと肩を落とす。海鳴市に帰ってきてからのこのは嬢は心なしかやつれたような印象を受ける。理由は単純明快

 

「小太郎ニウムが足りない~」

 

ブラコンの禁断症状である。

ただでさえ、昨日の兄弟自慢大会で小太郎が恋しくなっていたところにこの焦らしプレイ…このは嬢にとっては拷問に等しいだろう。

 

仕方なく、師匠の暮らす森へと足を運ぶのであった。

「はっ!!」

 

「ふんっ」

 

このは嬢と師匠が模擬戦をしている。今回は近接格闘の特訓ではなく、テンタクルバインドを布槍術のように動かす訓練で、師匠は植物の繊維で出来た布を使い、このは嬢のバインドをいなしていく。このは嬢の攻撃は一向に届く気がしなかった。

 

しかし、普通の布槍術とこのは嬢のバインド攻撃は若干異なるので、このは嬢は師匠の動きを見ながら自分にあった動きを模索していたようで、数日ほど訓練すれば、師匠と互角に打ち合えるようになった。

 

え!?小太郎ニウム?一応近くの公衆電話からこのは嬢が家に電話して微量ながら補給していましたが何か?(ちなみにはやてに世話を頼んだり、学校を休む連絡もした)

さらに数日後海鳴市の沿岸部で竜巻が観測された。多分フェイトとなのはさんの最終決戦だろうと思い、竜巻が収まった後サーチャーを飛ばして、遠くから観察していたらワイルと霧島も戦っていた。

 

「アルバート!!エクス…!!」

 

『calibur』

 

「くっ!!」

 

『pyramid shield』

 

剣から砲撃を放つ霧島に、ワイルは対砲撃用と思われる先のとがったシールドを張り、砲撃を二つに割る。ワイルのシールドが切れると同時に、霧島は剣と反対に持った拳銃からフルオートで魔力弾を浴びせる。

それを、ワイルは反対の手で持ったバックラーに魔力をまとわせつつ防いで、接近戦に持ち込む。

 

「トーマス、頼む」

 

『shield bash』

 

霧島が振り下ろしてきた剣を受け止めると同時に魔力のこもった盾で霧島を突き飛ばし、体制を崩したところに突きを叩き込む。しかし、霧島の拳銃の銃口から生成されたシールドによってはじかれ、仕切りなおしとなる。

 

「強いな…お前」

 

感嘆したように霧島は言う。

 

「かわいい姉、妹のためなら俺はいくらでも強くなれるぜ!!」

 

ふざけているような理屈だが、ワイルのしすコンは筋金入りだ。

 

「だが転生特典はわたさん!これはリーンフォース用だ」

 

「なら、力ずくで奪うまでだ!!」

 

・・

・・・

・・・・

・・・・・

ところ変わって森の中

 

バインド布槍術を習得したこのは嬢だったが、いかんせん近接攻撃なので、打倒クロノは難しい。今使える射撃魔法二つのうち、ストーンブレイクフェノメナルフィスト(以下SBF)は溜めが必要だし、ファーヒットフォーム(以下FHF)は威力が低い。

今は、とりあえず、FHFの改良をしている。

このは嬢には魔力弾を魔力で「飛ばす」という魔法的才能がないため、パンチの力で魔力弾を飛ばしている。

先ほどから、腕にまとわせる魔力の量や形を変えては見ているものの、あまり進展は得られない。

しかし、FHFの元ネタである気の遠当ては結構な威力を誇るのになぁ…ってちょっと待てよ

 

 

 

 

 

 

―――エンディング(強化フラグ)が見えたぞ!!

 

『このは、腕にまとわせた魔力弾を『気』で飛ばしてみて』

 

「?、わかった」

 

このは嬢は拳を振るう、先ほどより高初速で打ち出された魔力弾は的にしていた老木を穿った。(魔力のみのFHFなら3発分の効果だが、フェイトのフォトンランサー一発分ぐらいか?)よし、ファーヒットフォームスピリットシフトと名づけよう。

 

同様にSBFも気を使って打ち出したところ、1,2倍ほどの出力向上が見られた。

 

しかし、この技に気がつくのに何日もかかってしまったため、調整、習得の間に、PT事件はすっかり終わってしまった。

 

PT事件の収束と共に、このは嬢の自宅の監視はかなりざるになったため、大手を振って家に帰ることにする。

 

家に帰ってまず、このは嬢は小太郎を見て、撫で回したり、抱きついたりして弟成分を補給した。

 

その後はやて邸にいった。

 

「はやてちゃん、ここ何日か小太郎の面倒を見てくれてありがとう!!」

 

「別にうちはこんな体やし、学校も行ってへんから時間は腐るほどあるんや。それに小太郎君はおとなしい子やし。貴重な経験させてもらったで。こちらこそありがとうな」

 

はやての言葉にこのは嬢は感動したようだった。

 

 

もうすぐ来るはやての誕生日に翠屋のシュークリームを好きなだけおごってあげるという約束をし、はやて邸を後にした。




Asでのこのはの立ち位置を絶賛悩み中

次回:ヴォルケン30㎞/ℓ(ヴォルケンリッター30キロ)
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