こ「アキ、何でニコポナデポで狩りをしないのかって質問が来てるよ?」
ア『誰から?』
こ「差出人は作者、って書いてあるよ」
ア『ひどい自演を見たwww』
こ「早く本編入りたいからさっさと答えて」
ア『ニコポナデポで惚れさせたときに即座にアッーされそうになったからですが何か』
こ「彼ら本能に忠実ですからね」
ア『もうあんな思いこりごりだ…』
本編
このは視点
「アデニン・グアニン・シトシン・チミン・ウラシル・デオキシ・リボース!!我は自然摂理の体現者、そをなすためにここにあり、異形のものよ、蠢いて我が望みをなせ!!」
目の前の巨大生物の遺骸に向けて魔法を行使します。中二呪文が必要なほど大魔法にはなってしまいましたが、使用する魔力は存外に少なく、連発も可能です。
私の腕から無数の魔力で出来た触手が遺骸に伸びていき、ゆっくりとした動きでその体を覆いつくす。準備完了のようです。
「可食部を…私に!!」
『tentacle rip』
といって私は思いっきり腕を引きます。
触手剥ぎ取り、と銘打たれた魔法はその名の通り、対象から何かを剥ぎ取る魔法で、今回は「人間が食べられる肉」をはぎ取るということに特化しています。この大きさですから、元祖モンハンのように刃物一つで剥ぎ取るにはいささか手間がかかりすぎる。ということで開発した魔法です。
触手で覆われた隙間から血が噴出し、あたり一面を真っ赤に染めます。その数秒後、触手が役目を終えたようで、手元に戻って、魔力に還元されていきます。
私の手には、いまだ血液の滴る生暖かい肉片(約三キロといったところでしょうか?)が握られています。
『でかい図体して、可食部は意外と少ないんだな』
「そりゃあ、人間が食べられる部位に限定すれば少なくなるでしょうよ」
「「・・・」」
先ほどの魔法に、ヴォルケンリッターの二人が言葉を失っています。
私としては、リンカーコア目的だけで生物を殺してそのまま放置、ということの方が許しがたい行為なのですけど…
「さぁ、この調子でどんどん狩りましょう♪」
「「・・・」」
何かしゃべってくださいよ…二人とも…
その日、二人は一言もしゃべらないまま、同じような大きさのトゲゾーもどきを五匹ほど(肉は15キロ分になりました。もちろんアキの中に収納しました)狩って、時間切れとなったので家に帰ることにしました。
『さっきの肉はどうやって食べるつもりなんだ?』
「15キロもあるから、ほとんどは保存の魔法かけて冷蔵庫に入れとく、一キロぐらい使っていろいろ作ってみようかなと…」
『俺は食わn「味見手伝ってね☆ミ」…わかったから。キラッ、に見せかけた握り拳で脅すのはやめてくれ』
ちっ、これから怒涛のO☆HA★NA☆SHIタイムになると思っていたのに残念ですね。
―――幸い、この肉にはSAN値が下がったりといった副作用はなく、牛肉と鶏肉を合わせたような味わいで、どんな料理にもマッチしました。
レシピをメモします。
守護騎士たちいわく、明日も狩りに出るそうなのでとっても楽しみです。
「今日は楽しかったね。明日はもっと楽しくなるよね。アキ太郎?」
『…へけっ』
某とっとこハムスターな会話をして、私は眠りにつきました。
・・
・・
・・
・・
―――翌日、夕方、管理外世界
アキレウス視点
認めたくないものだな…若さゆえの過ちというのは。
正直あの魔法のグロさには言葉を失った。まあ、SAN値直葬の俺のダンスを普段から見慣れているこのは嬢にとってはこの程度児戯にも等しいのかもしれんが。
開発当初は、昔の狩人のようにごつい刃物で解体・剥ぎ取りをするのは効率が悪いから、と可食部をサーチできる魔法だったのだが、あれよあれよという間にトンデモ魔法が出来上がってしまった。
「今日のご飯は…焼き鳥ですかね?」
『いや、これはどう見ても・・・』
「来るぞ!!散開ッ!!」
グリフォンだろ。そういいかけたところでシグナムの声と、横へのGが襲う。このは嬢が回避行動を取ったようだ。先ほどまでこのは嬢がいたところに高速の飛翔体が通り過ぎる。黒色をしたそれは、御伽噺に出てくるグリフォンそのものだった。
彼らは群れで襲ってきているため、高速の飛翔体が次々と迫る。
「各個撃破で行くぞ!!レヴァンティン!!」
『ja』
シグナムはそういって、突っ込んでくるグリフォンに臆することなく、レヴァンティンで羽を切り飛ばす。切られたグリフォンは瞬く間に地上へ落下する。地上にはシャマルが待機し、リンカーコア蒐集の任を担っている。
「お互い、もともと連携なんて考えてないからそっち(個人戦)の方がいいか」
『far hit form spirit shift』
このは嬢は空中に足を止め、腰だめに拳を構え、振りぬく、魔力弾が生成され突進中のグリフォンに命中する。グリフォンの飛行速度も合算されたものすごい衝撃に、食らったグリフォンはたちまち地上に落下する。
ここからは一方的な作業ゲーになったので、多くは語らなくていいだろう。
蒐集され、亡骸となったグリフォンの山…まぁ、例の魔法発動ですよ。
「「・・・」」
ほらやっぱりシグナムとシャマル黙り込んじゃったじゃないですか…
シグナムは青ざめてるし、シャマルは吐きそうにしている。血のにおいがやばいしね。
って言うか毎回俺の中(収納領域)に肉入れんのやめて欲しいんですけど・・・
そもそも、この領域は本来ジュエルシードとかリリカルマジカルなものを収納する場所であって、こんなバイオロジカル、もといスプラッタなものを入れるべきではないんですけど!!
そんなこんなで、蒐集の日々は続く
残酷な描写?が少し混入してしまいました。
魔法生物食ってみたい!!という作者の欲望が火を噴いた回でしたね。
早くAs本編に入りたいところですけど・・・
キンクリしようかな・・・
次回:なぞ肉ウマー
お楽しみに