フィジカルな魔法少女   作:なむさんばがらす

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四話ー


これって新手の光源氏計画?・・・なの

―――キーンコーンカーンコーン

放課後なう

 

『気になったんだけどさ』

 

『何アキ?』

 

『なんで神野を避けるんだ?あいつは気づいてないようだけど、かなり露骨に避けているように見えるんだが?』

 

『それはあいつが気持ち悪いからです(キリッ』

 

『それは否定しないが……でもあいつの笑顔を見たり頭をなでられたりしたときになにか感じないか?』

 

『確かに胸が高鳴ったり、体が火照ったりしていた時期はあったよ?でもそんなの最初だけで、普段の行動見てるとなんか冷めるというか、あんな俗物にときめいていた自分が情けなくなったというか、そんなこんなで「私の神野嫌悪度は53万です」って感じに落ち着いた』

 

『好きの反対は無関心ということか』

 

『そう。それに最近は気味の悪い感覚はしなくなったし』

 

魅了に対しての耐性が出来たのか?それとも精神に働きかける魔法の全般に耐性がついのだろうか?わからん……が

 

『それを聞いて安心した』

 

『なに?やきもち?』

 

『違う!!このはがどこの馬の骨ともわからん奴に惚れているチョロイ奴なのではないかと心配になっただけだ!!』

 

『ふーん。そういうことにしておくよ。ところで魔法の特訓はいつするの?』

 

『今度の休みからにでも始めるつもりだが……本当にいいのか?怖い魔王が現れてボコボコにされたりとか危険もたくさんあるんだぞ?』

 

『大丈夫だ。問題ない。』

 

『ちょwwそれフラグww』

 

『そのフラグをへし折れるぐらい鍛えてくれるんでしょ?「アキレウス先生」ww』

 

『本名やめてっ!まだ厨二ネームに耐性がないからっ!!』

 

『チッ……仕方ない』

 

『舌打ちを念話で送るとか魔法センス高すぎィ!!』

 

『それよりも、なんか事前に瞑想とかやっとくことなくていいの?』

 

『一番いい基礎体力を頼む』

 

『わかった。ジョギングでもしとくわ』

 

今ので伝わるんだ~さすがこのは嬢♪俺達には出来ないことを平然とやってのける、そこに痺れるあこg(ry

 

「じゃあ私こっちだから。このはちゃんまたねー」

 

「高町さんバイバーイ」

 

『なのはさんいたんだ……』

 

『なにいってるの?アキと念話してる間もずっと会話してたじゃない』

 

無意識にマルチ…タスク…だと!?こっちはまだ何も教えてないぞ!?このは嬢の魔法センスどうなってるんだ?

 

とりあえず、このは嬢に才能があろうとなかろうと一流以上の魔導士に鍛えよう。ここまで話の合う女の子は転生前から今まであったことがなかったからね。

 

決意を新たにする俺であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――日曜日

 

誰にも見つからないであろう山奥なう

 

『今から特訓を始める!!』

 

『サー、イエッサー!!』

 

『この訓練は相当厳しく、かつ途中でやめることは出来ない!!それでもか!!』

 

『サー、イエッサー!!』

 

『……これ、はたから見たら凄いシュールだよな』

 

『全部念話だから余計にね…』

 

『さっさと始めy』

 

『ちょっと待って、昨日瞑想してたらなんか魔法らしきもの出来たんだけど?』

 

『mjk!!ちょっと適当な木にやってみてくれる?』

 

『任せろーバリバr』

 

『ごめん既出ネタ』

 

『(´・ω・`)』

 

『念話で顔文字送るなww』

 

ショボン顔を作りつつもこのは嬢は拳を引き、数メートル離れた樹木に向かって腕を振るった。

 

―――ボゴン

 

『気、を用いた遠当てです。本当にありがとうございました。』

 

『えっ、これ魔法じゃないの?』

 

『イグザクトリー(その通り)』

 

でも、このは嬢が気の使い方をマスターしたならStSでとっても役に立つなぁ、とか考えながら気のトレーニング方法を模索しておく。

 

『その技は隠し技ってことで鍛えはするがメインでは魔法を使ってもらう。手始めに、セットアップのための呪文を唱えてくれ』

 

『さっきくれた紙っ切れに書いてあった奴?』

 

『いかにも』

 

「わかった。えー、ゴホン」

 

なんだかんだと聞かれたら、

答えてあげるが世の情け、

世界の破壊を防ぐため、

世界の平和を守るため、

愛と真実の悪を貫くラブリーチャーミーな仇役、

銀河をかける二人には、

ホワイトホール白い明日が待ってるぜ!にゃーんてにゃ。

 

「すたんどばいれでぃ↓、せっとあっぷ↑」

 

システム音声などないので、俺がそれっぽくしゃべる。こういうときだけ声が出せる仕組みらしい

変身のための発光が収まり、バリアジャケットに身を包んだこのは嬢が現れる。

 

説明しよう!!

このは嬢のバリアジャケットは服型ではなく騎士甲冑のような感じに仕上がっていて、普段は装甲を重視している。が!!

装甲よりもスピードを重視したいときなどは本人の意志で解除し、中のインナーだけの姿になり、あまった魔力をスピードやパワーに当てることが出来るのである!!(例:真・ソニックフォーム)また、逆も可能であり、魔力の許す限り重装甲化も可能!!という漢のロマンたっぷりのものに仕上がったのである。

今は動きやすさ重視でプレートアーマーのような形態ではなく、金属製の篭手、肩当、ひじ、ひざへのプロテクターと安全靴みたいな強度のある運動靴のみとなっている。

 

このは嬢が自分の姿に驚いているうちにこのは嬢の適正について触れておこう。

『はかるくん』情報では、

 

武器のの素質

剣:E

斧:D

槍:E

拳:SSS

銃:D

弓:E

 

魔力量:C(成長後B)

 

魔力変換資質:なし

魔力操作:A

誘導弾適正:D(かなり厳しい)

砲撃適正:D(でない)

無機物操作:C(スプーンが曲げられる程度、アルケミックチェーンは無理)

補助魔法適正:AA(しかし他人を強化できない)

 

レアスキル(他人とは違う能力、というくくりなので、聖王協会に登録はできない)

狂化(偽):理性を残したままにパワー、スピードが大幅アップする。本人のコンプレックスや禁句などを聞き、堪忍袋の緒が切れると発動するスキル

努力の天才(膂力):鍛えることにより、膂力は際限なく伸びる。(ある地点まで成長すると成長率が落ちる)

対感応魔法:魅了や幻術の類にかかりづらくなる。

 

 

 

………何この物理特化少女www

 

改めてそう思いつつ、訓練を始める俺であった。




フィジカルな魔法少女の片鱗を見せる木の葉さん

アキレウスの明日はどっちだ!?
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