フィジカルな魔法少女   作:なむさんばがらす

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・最近のこのは嬢の歩み
※説明しよう!!
この項目は前話にこのは嬢が登場しなかったときに、皆様に前回(今回の場合は前々話)までのあらすじを伝えるものである。

・シグナムとサンドワームがいい雰囲気(殺し愛的な意味で)

・シグナムとフェイトそんがいい雰囲気(ry

・このは嬢とフェイトそんがいい(ry



「ヒーローは遅れてやってくるもの」って言う台詞は、遅刻の言い訳にはならないと思う・・・なの

 

管理外世界―――砂漠

 

フェイトそんの杖からガシュン、ガシュンという音が鳴る。

 

『カートリッジだ。フェイトそんははなっから本気で来る!!気をつけろ!』

 

「小手調べ的な打ち合いはないのですか~!?」

 

まだカートリッジシステムを実装していないアキレウスとこのは嬢にとって

 

カートリッジロード=オワタ式

 

という図式が容易に作られる。

 

「だって…小さい方のこのはちゃんに何回も負けてるし…あなたと全力全壊でO☆HA★NA☆SHIしたいもん」

 

このは嬢の悲痛な叫びに答えたのは眼前のパツキン少女だった。

 

………なにそれ怖い

 

『Blitz Rush』

 

痺れを切らしたかのように、バルディッシュが輝き、フェイトが目にも留まらぬ速さで接近、背後に回りこむ。

 

「後ろッ!!」

 

気配で回り込まれることがわかったこのは嬢は、振り向きざまに回し蹴りを放つ

 

「わたしもそれには対策済み」

 

ブンッ、と空振りに終わる、どうやらフェイトそんはこのは嬢の周りを一回転するように移動していたらしく、このは嬢の背後から声が聞こえ、同時にバルディッシュによる斬撃。

 

『armord』

 

「ぐあっ!!」

 

―――直撃

 

しかしアーマードが間に合い、フェイトが速さ重視だったこともあり、刃は通さなかった。が、運動エネルギーは殺しきれず、背中を打撲したような痛みがこのは嬢を襲い、膝をつく。

 

思わずorzの体制になる、しかし彼女も伊達に修羅場を潜り抜けてきたわけではない。

 

「なめ…るなぁっ!!」

 

『power add』

 

アキレウスの魔法発動と同時に腕、膝、腰を使い、弾丸のように後ろ向きに跳躍。

俗にバックアタックといわれる(ケツアタックとも言う。ドドブランゴ御用達)攻撃はフェイトの意表をつき、回避する間もなくヒットする。

 

バルディッシュの自動展開のプロテクションが発動し、事なきを得たフェイトは、振り向き追撃をしようとするこのは嬢から距離をとる。

 

「いい判断、といいたいところですが…あえて言おう!!悪手であると!!」

 

『far hit form spirit shift&accel add』

 

「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ…!!」

 

残像が残るような速さで拳を振るい、魔力弾による弾幕を張る。

対するフェイトは「無駄無駄無駄…」とはならずに、某フリー○ムガン○ムも真っ青な高空中機動で回避を続ける。

しかし、フェイトお得意の接近戦も出来なければ、スフィアを作って魔力弾を飛ばす暇も与えられなかった。

 

 

 

 

 

フェイト視点

 

「(クロノのレポートには射撃は得意じゃないって書いてあったはずなのに…)」

 

避けながら、自分の兄になるかもしれない執務官に心の中で悪態をつく。しかし、このはと名乗る魔導士(以下このは)の魔力弾の弾幕は、いかんせん二本の腕から発せられているために、回避自体は困難ではなかった。

 

私は回避しつつ、バルディッシュに魔力をこめる。

 

『Scythe Form』

 

バルディッシュの斧部分が展開、鎌状の魔力刃を纏う。

 

『Arc Saber』

 

「ハァッ!!」

 

気合一閃、三日月形の魔力刃がこのはに向かって回転しながら進む。このはの張った弾幕は魔力剥離によるもので、内包する魔力は少ない。

よって、純粋な魔力弾同士のぶつかり合いにはめっぽう弱いらしく、本来私に向かうはずだった魔力弾はたちまちかき消されてしまった。

 

……小さいこのはと同じく、大きい方もやっぱり射撃は苦手らしい

 

このはは足を止めて魔力弾を撃っていたため、とっさの回避が間に合わず、比較的装甲の厚い腕をクロスさせて防御の構えをとる。

 

『Saber Burst』

 

アークセイバーがこのはに触れた瞬間に爆発、辺り一体に魔力の煙が満ちる。

 

…なのはに言わせれば、爆発の感じとかで当たったかどうかわかるらしいんだけどなぁ

 

どうやら自分には砲撃魔導士の資格はないらしい。

 

 

三人称

 

そんなことを考えていたら、煙の中から六つのテンタクルバインドがフェイトを捕らえようと飛び出した。とっさにフェイトはシールドで防ごうとしたが、生き物のように形を変えるバインドがシールドを避け、フェイトに絡みついた。

 

……引き寄せられて必殺の一撃をかまされる!!

 

フェイトはそういった危機感から、バインドを解こうと四苦八苦する。

が、努力もむなしく未だ朦々と立ち込める煙の中へ引き込まれ拳を構えたこのはを見て、ある種の諦念のようなものを抱き始めた。

 

―――今回も負けちゃうのかな

 

視界がにじむ。

拳に備えるために歯を食いしばったせいもあり、フェイトのほほに一筋の涙がこぼれる。

 

このはの拳が唸りを上げてフェイトに迫る―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時だった。

 

 

「ウオリャァァァーーーーーーーー!!!!!!間に合えぇ!!!!!」

 

突如突っ込んできた黒い人影、彼は手に持つ得物でこのはのバインドを切り、フェイトを抱えて走りぬけ、このはと距離をとり、対峙するように振り向く。

 

「霧島来斗、ただいま見参!!」

 

超カッコよかった。

もう一度言おう

 

超カッコよかった。




次回:仕切りなおし

戦闘が続くよ。出番があるよ!!やったね三人称君
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