―――バタン!!(ドアをあける音)
霧「一体どうしたんだなn…」な「助けてほしいの!!」
霧「つまり、どうゆうこt…」な「今すぐ来てほしいの!!」
霧「なるほど、わからn…」な「主にフェイトちゃんが危ないn…」
霧「仕方ないな。助けに行ってやるよ」
…意外とちょろいのであった。
アキレウス視点
このは嬢は、フェイトを抱えたままの霧島君に言う。
「おい、そこのきr…じゃなかった黒髪の少年」
「なんだ?」
「何故助けた?」
「泣いている女の子を助けるのに理由がいるのか?」
「言いにくいことなんですが…これ、決闘なのよね。悲しいけど」
「?」
いまいちわかってない霧島君。
「つまり…」
「騎士の決闘の邪魔をするな、と言いたいのだろう?
まぁ、どちらも魔法体系的には騎士ではなく魔導士に分類されるのだろうが、『手出無用』という本質は同じだ」
このは嬢はさらに説明を加えようとしたが、シグナムに先に言われてしまった。
霧島君が反論しようとしたところで、未だ担がれたままのフェイトが口を開く。
「助けてくれてありがとう、来斗。
でも、これは私の殺し(話し)合いなんだ。だから、一人で殺らせて♪」
…ん!?今なんか漢字違ったよね。すごく字面が物騒になったよね!?
『そうだよ(便乗)』
俺のぼやきにこのは嬢が念話で答える。
霧島君はいつもと雰囲気の違うフェイトに戸惑いつつも「あ、あぁ。すまない」などとへたれた反応でフェイトを降ろす。
「んじゃま。第二ラウンドということで」
このはとフェイトは同時に動いた。
このは視点
正直、第二ラウンドのテスタロッサさんはこれまでとは比べ物にならない恐ろしさでした。
動きに変化はなかったのですが、目からハイライトが消え、さらに第一ラウンドでは魔力によるノックダウンを狙っていたようなのですが、第二ラウンドでは電気を使った魔法攻撃を中心にすることによって、感電を狙うようになったのです。
「サンダー!スマッシャァァァーーー!!!!」
「ぎゃっ!!」
カートリッジを利用した砲撃、砲撃よりも、纏う電気の強化に魔力を割いているようで、雷のような稲光を纏っています。そのため、砲撃自体は避けたのですが、稲光がかすってしまい。体を紫電がほとばしります。
このは は からだ が しびれて うごけない
フェイト(病) の ライトニングバインド
このは は うごけない
フェイト (病)は わらっている
このは は うごけない
フェイト(病) は じゅもん を となえている
このは は うごけない
フェイト(病) は じゅもん を となえている
このは は うごけない
…
…
…
結論:ヤバイ、フェイト、ヤバイ
「…うふふ、お話♪お話♪
このはちゃん、ちゃんと受け取ってね♪
フォトンランサー!!ファランクスシフト!!!」
バインドで捕まっているため、アーマードは使えず、1000と数発の弾丸を機動性重視のテスタロッサさん並みの紙装甲で受けることになりそうです。
『そんなに冷静なら、バインドの解除手伝ってくれよ…俺これ苦手なんだから』
『いつも力任せに砕いてた私に出来るわけないじゃないですか』
今回のバインドは、対私専用のアレンジなのか、微弱電流が流れて筋収縮を阻害し、全力が出せないようになっているようです。
…この魔法を最初に喰らった高町さんもほとんど無傷だったらしいですし、大丈夫ですよね。
とか思っていても怖いものは怖い。体の震えが、微弱電流のせいなのか恐怖のせいなのか私にはわかりません。
空中に無数に展開されたスフィアから洪水のような量のフォトンランサーが放たれ、私に迫ってくる。反射的に目を閉じてしまったのですが、予想していた痛みはいつになっても訪れません。それどころかバインドも解けているではありませんか!!
恐る恐る目を開けると、信じられない光景が…
フェイトの胸から手が生え、リンカーコアを鷲掴みにしていた。
それを見た瞬間、私の心に浮かんだのは、安堵でも、ましてやフェイトを貫いた者への憧憬でもない。
―――友人を害されたことへの、純粋な怒りだった。
フェイトのキャラ崩壊が深刻、
でも作者の中ではフェイトはヤンデレ一択なのであしからず。
次回:三人称「俺の出番」(ショボーン)
↑読み返したら次回予告嘘ばっかりだったのであまり当てにしないでください。