誰か入れ替わりモノ書いてくれないかな~
前回の次回予告が果たされるのは多分次回になります。
本編
保健室・三人称視点
このはに伸された後、保健室に運ばれた神野は目を覚ました。
「知らない天j…」
「「テンプレ乙」」
「なっ!?貴様らは!!」
「どもー。転生者の霧島来斗と(棒)」
「同じくワイル・テスタロッサでーす。フェイトの兄してまーす(棒)」
やる気の全くない自己紹介のあと、霧島は打って変わって真剣な感じで神野に尋ねる。
「なぁ……お前今でも、自分のことを最強オリ主で他のやつはみんなモブだ。とか思ってるか?」
取るに足らないと思っていたモブ(茂部)にボコされた神野は、返答に困った。
沈黙する神野に、ワイルが口を開く。
「非転生者のこのはの存在は、原作にはなかったものだ。俺たち(転生者)の影響、って言っちまえばそれまでだが、原作に登場しない人物でも、原作介入できるし、原作ブレイクできる。っていういい証明だと思う」
「何が言いたい?」
「だから…」
―ここは、物語の世界なんかじゃない
「違う!!」
―いい加減認めろよ。
「い、嫌だ…」
―ちょっと似てるだけで現実(リアル)の世界となんら変わらないんだよ。
「ふざけるな!!あんな糞リアルとこの世界が同じであってたまるかぁ!!」
―――とっさに放たれたその怒号は、悲嘆にも聞こえた。
回想・神野視点
…前世はヒキニートだった。
…親にも見離され、ごくつぶしの日々
…周囲の蔑視と社会からの村八分(仲間はずれ)に耐えられなかった。
…だから、家にシャベルカーが突っ込んできたのを見たとき、ちょっと安心してしまった。
…これで、こんな世界からおさらばできる。
「おまいさんには…りりなのの世界に行ってもらおうと思う」
歓喜した。
…あなたが神か!!
信心深くなかった生前の俺を殴り飛ばしたい衝動に駆られた。
これは「王権神授」ならぬ「オリ主権神授」に他ならない!!
―俺には「主役」でいる権利がある!
―ヒロインと結ばれ、主人公補正で悪を討つ権利がある!!
―物語の中心にいる(仲間はずれにされない)権利がある!!!
回想終了
その、はずだった。
でも、現実(・・)は残酷で…
「あぁ…」
そうか、俺はもう…
…ここ(・・)を現実と認めてしまっているんだ。
三人称視点
彼は涙を流した。
その顔は、現実に打ちのめされた童の悲壮のようでありながら、悪夢から引き戻された童のような安心も含まれていた。
受け入れがたい現実を受け入れ泣き続ける彼を見て、霧島たちはそっと保健室を後にした。
数日後
屋上に二つの人影。
「茂部さん。この間はほんとにごめん!!君の苗字のことも考えずに無遠慮なこと言って」
銀髪の少年が土下座をした。
「そっ、そんな!!土下座はやりすぎですよ。私だって手加減しないで殴っちゃっいましたし…こちらこそごめんなさい!!」
少年の変わりぶりにあわてた少女は、気が動転して直立の状態から一瞬で土下座の体制に移行し、そのまま自由落下し着地、見事なジャンピング土下座を図らずも決めることになった。
少女にしてみれば、自分が殴ったせいで、どこか頭でも打ったのかと本気で心配になるレベルの性格の変化だったからだ。
二人は土下座を続けたまま会話をする。
「実はおれ、ミッドチルダの学校に転校することにしたんだ。親がミッドの出身でね…士官になれってうるさいんだよ」
「へぇー。お達者で…管理局所属ということは私とも顔合わせるかもですね。そのときはよろしくお願いします」
わりと淡白に返すこのは、もともとの彼への好感度が低かったので、いまさら改心したとて、そんなものである。
どちらとも無く頭を上げ、話は終わった。とばかりに屋上を後にした。
・
・
・
・・
闇の書事件から数日後、管理局本局の技術室で、ワイルは机に向かって悩んでいた。
「魔改造しろ、って言われてもなぁ…」
目の前にはデバイス、しかも飛び切りつくりがおかしい代物が置いてあった。
アキレウス製作のパイルバンカー型デバイス、ヴラドである。
闇の書事件の際にヴラドを証拠物件として接収されたこのは達が、これ幸いとワイルにヴラドを預け、正式なデバイスへと完成させて欲しい。と懇願した。
ワイルは設計図を描き、必要なパーツを購入しようとしたところで、アキレウスに
『ワイル君、たなびたいことがあるンだ。ちょっと
一度でいいから君の本気の魔☆改造をみせてくれないか。一回きり見せてくれれば、それで僕は満足するンだ。お願いだから・・・ネネ、いいだろう?』
と、言われ、今に至る。
「とりま、グーグル先生にでも聞いてみるか」
―青年検索中―
「キサラギの技術力は世界一ィィ……ハッ!!俺は一体何を…」
その後、ネットサーフィンを続けると、得体の知れないナニカに汚染される可能性を危惧したワイルは何を血迷ったのか、ヴィップ(VIP)な方々に頼った。
1 名前:おなじみの博士[sage]: 投稿日:シンレキ65/12/27 16:54:22 ID:sk7ujbswu
友人のパイルバンカー型デバイスの魔改造を頼まれた件について
アイデア求む
2 名前:管理局の白い名無し[sage]: 投稿日:シンレキ65/12/27 16:54:50 ID:kiu2jghk
ちょwシチュww
3 名前:管理局の白い名無し[sage]: 投稿日:シンレキ65/12/27 17:12:21 ID:josdh4sd
>1
質量兵器認定されるんじゃね?→パイルバンカー
4 名前:おなじみの博士[sage]: 投稿日:シンレキ65/12/27 17:12:30 ID:sk7ujbswu
>>3
大丈夫だ。(バレなければ)問題ない。
5 名前:管理局の白い名無し[sage]: 投稿日:シンレキ65/12/27 17:15:21 ID:josdh4sd
>>4
通報しますた。
…マジレスすると現状教えてくれないとネタにしか聞こえん
6 名前:おなじみの博士[sage]: 投稿日:シンレキ65/12/27 17:30:51 ID:sk7ujbswu
>>5
失念してた。
今どっかにあげてきたからぐぐれば出るはず
7 名前:インフィニット・欲♂望[sage]: 投稿日:シンレキ65/12/27 17:45:42 ID:sk1etiy1
>6
画像から来ました。
友人の変態ぶりに脱帽
ぜひ閨を共にしたい
8 名前:管理局の白い名無し[sage]: 投稿日:シンレキ65/12/27 17:48:33 ID:josdh4sd
>7
ホモは帰って、どうぞ
>6
…スペック見たけど、素材がマジキチ、管理外世界の化けもんばっかりとかふざけてんだろ。モンハンかよ
トリアーエズ、真っ当な素材で組みなおせ。
ソフトが優秀だからそれだけで魔力伝達が三割ぐらい上がるはず。
9 名前:インフィニット・欲♂望[sage]: 投稿日:シンレキ65/12/27 17:50:55 ID:sk1etiy1
>>8
おなじみの博士さんは「改造」ではなく「魔改造」を所望している。
陳腐な改造案なぞ犬に食わせろカス
それに今使ってるワンオフのカートリッジの魔力圧だとミッド制式の基盤だと焼き切れる可能性が高くなる。
かといって、エンシェントベルカ用の高性能パーツは財布に厳しい。パンピーには手が届かない。
>6
改造案
・カートリッジ装填機構をベルト給弾式に変えて『マシンガンステーク』
・ここはキサラギに習って杭をもう一本つけて『デュアルピアーシンステーク』
・杭自体を魔力で生成できるようにして相手に刺さった後爆発『ピアーシングステークエクスプロージョン』
とっさに思いつくのはこんな感じかな
10 名前:おなじみの博士[sage]: 投稿日:シンレキ65/12/27 18:45:53 ID:sk7ujbswu
>>9
( ゚д゚)ポカーン
…と、とりあえず全部採用で…
あ、でも三つ目の杭は、実魔切り替え式にした方がいいかも
AMFとかあるし…
11 名前:管理局の白い名無し[sage]: 投稿日:シンレキ65/12/27 18:50:33 ID:ikhyfku6
>10
AMFって単語久しぶりに聞いたな
AAAランク魔導士にならないと使ってこないんだっけか?
AAAの奴と戦う必要あるとか友人何もんだよwww
13 名前:インフィニット・欲♂望[sage]: 投稿日:シンレキ65/12/27 19:00:43 ID:sk1etiy1
>10
>11
その友人よりも、AMF警戒してる博士さんのほうこそ何もんだと問いたい。
あと、四番目の娘にパイルバンカーの画像見せたら引かれた。
14 名前:管理局の白い名無し[sage]: 投稿日:シンレキ65/12/27 19:05:24 ID:ikhyfku6
>>13
ホモなのに娘いっぱいいるとかリア重爆発しろ。っていうか偽装だろ
そもそも論として、パイルバンカーってのは、懐に踏み込んで一撃必殺を決める武器であって、多数の魔法を組み込んで臨機応変に戦うデバイスとは根底からちがうんだが・・・
・
・
…このまま、議題は「パイルバンカーの意義」に推移した。
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1000 名前:管理局の白い名無し[sage]: 投稿日:シンレキ65/12/28 07:22:55 ID:kiu2jghk
>>990
>>999
パイルバンカーがデバイスだっていいじゃない。浪漫(ろうまん)だもの
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―――数ヵ月後・本局
このはとアキレウスは「ヴラド完成せり」との報を受け、ここ数ヶ月ワイルの専用研究室と化した本局技術室にいた。
「このは、改造終わったぞ……かなりの魔改造(壊れ武器)になったが」
『ずいぶん仕様変更したな。見た目も原型とどめてないし』
「まさか杭2本仕様になってるとは思いませんでした」
アキレウス、このはと好き好きに感想を言う。
「対物質用《アンチマテリアル》杭打ち機《パイルバンカー》ヴラドMK-Ⅴver3.65
全長は32センチ
全重量2.4kg(内ドラムマガジンが1.2kg)
装弾数五発、専用ドラムマガジン使用で75発
今までの専用弾使用ではなく、補給の観点から管理局制式採用弾使用」
『杭心は?』
「ヴォルケンズと同じ、エンシェントベルカの合金」
『装薬は?』
「ただの魔力」
『杭頭は?魔力炸薬式か?質量杭か?』
「どちらも可能」
『パーフェクトだ。博士』
「感謝の極み」
念のため言うが、MKはハード面verはソフト面の更新である。
「よし、性能試験だ。シミュレーター起動」
ワイルは全長32センチの(当初は全長1メートル以上あった)手甲と同じように装着された杭打ち機を構える。
見た目は右腕に杭付き箱ティッシュ(未開封)をつけたような感じになる。
アキレウスは、この軽さならこのは嬢でも大丈夫だな、よくここまで軽量化したな。と感心した。(当初は七キロぐらいあった)
「まずは、基本の」
『Piercing Stake』
―――ドゴン!!
簡易版陸戦シミュレーターの精製した分厚いコンクリートの壁を質量杭二本が貫通し大穴が開き、少し遅れて薬莢が二つ地面に落ちるカランカランという音が聞こえる。
『威力は下がったな、カートリッジを正規品に替えたからか?』
「そうだな。一発だけの決戦兵器なんぞ、ロマンにしかならん。ロマンと実用性、兼ね備えてこそ一流だ」
いうじゃないか。と返し、楽しそうに笑う二人…もとい一人と一デバイス。
一回しか使ったことが無かったため前のヴラドの性能を詳しく知らないこのは嬢は、この驚異的な性能に引きつった笑いを浮かべるしかなかった。
「一応、ミッドの部品で組みなおしたから、どこのデバイスマイスターに言っても、メンテとかは出来るようになってる」
『魔改造、という割には、汎用性が上がっているような気がするが?』
「そう判断するのはいささか早計だぜ?……シミュレーション、モード変更」
ワイルが言うと今度は先ほどの分厚いコンクリート壁が五枚分ほどの厚みをもった、もはや「壁」とはいえず、コンクリート塊と呼ぶにふさわしいものが現れた。
『Piercing Stake』
―――ドゴン!!
ここまではさっきと同じ、杭がコンクリートにめり込む。
しかし、次の一言で、このはは青ざめることになる。
『Full Auto』
―――ドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴンドゴン……
「よーし、とどめよ!!」
『Stake Burst』
コンクリート塊にめり込んだ質量杭が瞬時に魔力杭に変わり、爆発。
内部からコンクリートを爆砕した。
ワイルは、目の前の冗談のような光景にガクブルしていたこのはとアキレウスにドヤ顔で言う。
「人間相手に質量杭使うなよ?十中八九死ぬから」
『…マジか』
「……」
「一応、管理局には『質量杭は試作段階でどうしても作る必要があったから作った』って言ってそれをオミットし忘れた、っていうことになってるから、くれぐれもばれないように」
『お、おう』
いともたやすく行われるえげつない行為(職権乱用)
「…」
『それにしても、エンシェントベルカの合金なんてどうやって買ったんだ?これでデバイス一個作ろうと思ったら乗用車一台買えるぐらいするんだろ?』
「管理局経理課に『負担の少ないカートリッジシステムの研究するから金くれ』って言ってヴラド見せたら経費で落ちた」
いともたやすく行われるえげつない行為パート2(公的財源の私物化)
『このデバイス、経歴がかなりブラック…』
「大丈夫、管理局にはMK-ⅢとⅣ提出してあるから…それに、MK-Ⅴは厳密にはデバイスじゃないし」
後に、提出された二機は「ドラクル(悪魔)シリーズ」として数機生産され、地上部隊に配備されることになるのだが、それは別のお話。
「…どういうことなの?」
絶句していたこのはが立ち直り、ワイルに聞き返す。
「アキレウスのブーストアップパーツとして作ったからデバイスコアが無い」
『俺が作ったインテリジェンスな人格は?』
「あいつか?まだMK-Ⅱに入ったままだ『このまま父上の下に帰るつもりは無い』だとよ」
『誰か使って欲しい相手でも出来たのか…?』
「その辺は微妙だけどな…じゃあこのは、インストール作業に入るからアキレウス借りるぞ。後お前、蒐集されたんだろ?一回本局の医師に診てもらったほうがいいって、予約入れてやったから今から行けよ」
ワイルはそういうと、このはを研究室から締め出してしまった。
手持ち無沙汰になったこのはは、しぶしぶ医務室へ向かった。
ごめんなさい。パイルバンカーで文字使いすぎました。要反省です。
あと春休み中はちょっと忙しくなるのであと一回投稿できるかどうかになります。
次回:フィジカルの代償と新しい師匠
お楽しみに