「ゆきのん、どうしたのさ?」
「そうですよ。雪ノ下先輩」
「雪ノ下さん、何ですか?」
「ごめんなさい。私自身、一世一代の告白をするのよ。それの立会人になってほしいの」
私の話を聞いて、由比ヶ浜さんや一色さんや1年生になった小町さんも気難しい表情であった。分かっているわよ・・・だけど、恥ずかしいのよ。
私がそんなことを考えていると、彼、比企谷くんが奉仕部に来てくれた。
「・・・雪ノ下、どうしたんだ? 後、小町と一色と由比ヶ浜も?」
「ごめんなさい。彼女たちは、私の一世一代の告白の立会人よ」
「えっと、あの雪ノ下先輩。私たち、他の場所に行きますから、お二人で勝手に・・・」
「はっきり言うわ。恥ずかしいのよ。私にとっては、自分の口から告白するなんて今までなかったからよ。だからこそ、立会人になってほしいのよ」
私は「すぅ、はぁ・・・」と息を整える。落ち着きなさい・・・言うのよ。
「・・・ねぇ、比企谷くん。聞いてほしいの」
「お、おぅ・・・」
「・・・比企谷くん。私と友達になってほしいのよ!」
「「「「・・・へぇ?」」」」
比企谷くんや由比ヶ浜さんや小町さんや一色さんもキョトンと驚いていた様子であった。そうね、私が友達になってほしいなんて告白するのは驚くのは無理もないわね。
「まず、先に謝っておくわ。比企谷くん。最初にあった時に「友達になってほしい」って告白したのに、断ったんですもの。虫唾がいいのも仕方ないでしょうけど、あなたのことをあまり知らなかったからよ」
「・・・えっと、ゆきのん。告白ってそっちなの?」
「えぇ、そうよ。私自身、自慢ではないけど、異性から「彼女が無理なら、友達になってほしい」って告白はされるんだけど、全部断っているの。だけど、今まで、自分自身で友達になってほしいなんて告白なんてしなかったもの。だからこそ、一世一代の告白なのよ」
「あの・・・小町的にポイント低いですよ。雪ノ下さん。流石に、この流れで友達って・・・」
「・・・そうね、小町さん。この流れで友達はなかったわね。親友の方が良かったかしら?」
「・・・えっと、そういう意味じゃ・・・」
「やっぱり、心の友と書いて、心友と呼んだ方がいいかしら?」
「・・・どこのガキ大将ですか、それ?」
由比ヶ浜さんや一色さんや小町さんや比企谷くんが残念そうな目で私を見ていた。何でそういう目で見るのよ。
「はっきり言いますけど、雪ノ下先輩。平塚先生並みに残念ですよ」
「な! なんで、平塚先生並みに残念なのよ!」
「ゆきのん、流石に擁護はできないかな?」
「あなた達よく聞きなさい! 私はね、少し考えたのよ。比企谷くんの言う本物について」
「お、おう」
彼は驚いていた様子であった。この流れで本物が出てくるとは思っていなかったみたいね。
「私自身、考えたのよ。あなたの言う本物がなんなのかって・・・。だけど、奉仕部や一色さんとの関係では比企谷くんのいう本物にすらないからよ。だって」
私は、一呼吸を整えて、ハッキリといった。
「部活仲間や依頼主の関係であって、友達ではないからよ」
私は比企谷くんを見据えながら話を続けることにした。
「だからこそ、友達や親友になってほしいのよ、比企谷くん・・・いいえ、友達や親友になってくれるなら、八幡の方がいいかしら?」
「ゆきのん・・・」
「雪ノ下先輩・・・」
「雪ノ下さん・・・」
「無論、由比ヶ浜さんや一色さんや小町さんもよ。いいえ、あなた達も友達や親友になってくれるなら、結衣やいろは小町・・・先輩後輩に友達はおかしいでしょうけど、私と本物になってほしい!」
私は、彼に手を差し伸べておく。これが私の答えだがらよ。
「(雪ノ下は、本物になってほしいって手を差し伸べているんだ。だったら、俺は・・・)分かった、雪乃。俺と友達になってくれ」
俺は雪ノ下の手を掴み、固い握手をする。俺にとっては、人生初の友達かもしれないな・・・
「雪乃とそれ以上の関係になれるように努力するよ」
「ゆきのん、うぅん・・・雪乃。友達だからって、ヒッキーは諦めないからね!」
「・・・雪乃先輩。私も先輩のこと、諦めてませんからね?」
「お兄ちゃん。まさか、友達ができるなんて、夢みたいだよ」
「ねぇ、あなた達に聞きたいんだけど・・・諦めないやそれ以上の関係ってなにかしら?」
「「「「分からないんかい!!!!」」」」
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完
ハーメルン限定
2回目の八雪エンド? 何回か書いたら、他のも書きますが、作中でも結局本物については語られてないし、友情エンドから始まるみたいなのを考えました。次は、番外編でありえないエンドを書きます。
材木座とのカップリング
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川崎沙紀
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一色いろは
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オリキャラ
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雪ノ下陽乃
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由比ヶ浜結衣