「比企谷くん、ごめんなさい。由比ヶ浜さんや一色さんや小町さんもいてもらって」
「いえ、雪乃先輩。どうしたんですか?」
「ゆきのん、どうしたのさ?」
「どうしたんだ、雪ノ下?」
「雪乃さん、どうしたんですか?
奉仕部の部室に、私と一色さんと小町さんと比企谷くんと由比ヶ浜さんもいた。
すぅ、はぁ・・・と私は息を整える。落ち着きなさい。小学生時代に慣れていることじゃない。
「比企谷くん、一度しか言わないから、よく聞いてほしいの」
「お、おぅ」
「私は、あなたと出会えて嬉しかった。由比ヶ浜さんも一色さんも小町さんも出会えて嬉しかった。奉仕部という場所での過ごした時間は凄く楽しかった」
「・・・ゆきのん」
「・・・雪乃さん」
「・・・雪乃先輩」
「・・・雪ノ下」
「でもね、比企谷くん、あなたのことが大嫌いなの・・・」
場の時間が止まったように感じたが、雪ノ下がそのまま話を続けた。
「私ね、留学するのよ。アメリカにね・・・。今度は何年後に帰ってくるか分からないの。あなたがプロムを成功させなければね。だから、大嫌い。あなたには一色さんや由比ヶ浜さんや妹だけど小町さんもいるわ。良かったじゃない。平塚先生の依頼の孤独体質が改善できて。だから・・・あなたの退部を認めるわ!」
「雪ノ下、俺は・・・」
「ゆきのん、そんなの卑怯だよ!」
「何が卑怯なのよ! さっきも言ったじゃない! 比企谷くんのことが大嫌いなのよ! 千葉村や文化祭や修学旅行や生徒会選挙や今回のプロムだって、結局はあなたがすべて解決した! だから、嫌なのよ! 私が、私が・・・無能みたいじゃない。だから、だから・・・」
「だって、ゆきのん・・・泣いているよね? 本当は、ヒッキーのことが好きだからだよね! こんな形でヒッキーと付き合えてもアタシは嬉しくない!」
「雪乃先輩、私もです。私自身、先輩のことが好きですけど、こんな形で譲ってもらっても、全然うれしくない! 雪乃先輩から寝取ってでも奪わないと先輩と付き合えても意味がないんです!」
「雪乃さん・・・お兄ちゃんが雪乃さんのことが好きなのは明白ですよ! こんな形で離れたら、それこそ小町は雪乃さんのことを一生恨みますよ」
「雪ノ下、俺はお前が例え何年も会えなくても、お前のことが好きなんだ。例え、一色や由比ヶ浜と付きあったとしても、自分の気持ちに嘘をついた関係なんて欺瞞なんだよ。だから・・・」
私は自分の手から血が出るくらい強く握っていた。だからこそ、ハッキリと言うことにした。
「ふざけないで! 私の気持ちも知りもしないくせに! えぇ、そうよ。比企谷くんのことが好きよ! だけど、どれくらいまで留学するのか分からないのよ! 遠距離恋愛なんて続かない! それこそ、向こうで私が好きな異性や同姓を見つける可能性だって高いのよ! 比企谷くんはそれでもいいのかしら?」
「それでもいいさ! そりゃ、辛いさ! お前が他の男か女と関係になったら、傷つくさ! だから・・・」
「そう・・・だけど、私が異国の他の異性や同姓のことが好きになっても恨まないで頂戴ね。八幡」
「あぁ、分かったよ。雪乃!」
「雪乃先輩、先輩のことを振り向かせて、寝取っても恨まないでくださいね!」
「ゆきのん、私もヒッキーのことを諦めたりしないからね!」
「雪乃さん、千葉の兄妹ですから、小町がお兄ちゃんを物にしますからね」
やはり俺の青春ラブコメまちがっている。 完
後書き
今回の八雪3回目です。ザックリ解説すると、
プロムの件でママのんガチギレ→いうこと聞かないなら、留学せい→そしてこれ
次のEDは縁起の悪い4ですのねで、読者が好き嫌い選ぶEDです。簡単に言えば、閲覧注意です。特に、HATIMANやなろう信者やチーレムオリ主系の読者や純粋な俺がいる信者は・・・
材木座とのカップリング
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川崎沙紀
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一色いろは
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オリキャラ
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雪ノ下陽乃
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由比ヶ浜結衣