後、以前のED5の別バージョンです。
数年後・・・
俺達は、総武高校を卒業した。俺と一色は同じ大学に入り、由比ヶ浜は違う大学に入る形となった。
そんな俺たちは、とあるバーにいた。
「ねぇ、ヒッキー。あたし、ヒッキーのこと好きなんだよね。あたしの胸好きなだけ揉んでもいいよ?」
「先輩。私も先輩のことが好きですよ。妹みたいな女の子といっぱい愛し合いましょう?」
ピンク色ぽい茶髪のロングの髪、ピンク色のセーター。Iカップくらいはあるだろう胸が特徴的だ、薄茶色のロングスカートが色っぽさを垣間見せていた。化粧も薄く、モデルか女優並みの美人の彼女は由比ヶ浜結衣である。
泡栗色の髪のロングの髪、白色のオフショルダーと黒いタンクトップ、濃い青色のズボン。服越しでも分かるくらい胸は大きくなっており、DかEくらいはあるだろう。化粧も薄く、モデルか女優並みの可愛らしい彼女は一色いろはである。
俺事、比企谷八幡は、緑色のカッターシャツ、黒色のズボンとシンプルである。全身ユニクロコーデである。目は濁っており、髪はくせ毛があるため、彼女たちをひっぺらがしているとは到底思われないだろう。
最初は、リア充みたいに髪を暗い茶色に染めて、ピアスして、チャラチャラした服にしようとしたが、元カノから「あんたが、そういう服きたら、ヤンキーか、よくてハングレだけど」と言われたため、こういう服にした
「わりぃ、今は誰かと付き合う気はないんだ」
俺はそういって、くぃっとコーヒー・リキュールを飲み干す。由比ヶ浜と一色はジャック・ローズを一口飲み、一色は話しを切り出した。
「セ~ン~パ~イ! そう言いますけど、千葉大のミスコン1位のめぐり先輩や結衣先輩並みにおっぱいが大きい書記ちゃんも振ってるじゃないですか!」
城廻めぐり先輩は、大学デビューで、ほんわかの可愛い系から、モデルや女優や総武の女子ですら足元に及ばないほどのガチの美人になっていた。スタイルも結構良くて、千葉大のミスコンで1位だった雪ノ下さんを退け1位になった。そんな美人でスタイルの良いめぐり先輩の告白を振った奴がいると、違う大学なのに結構有名になった。そんな馬鹿な奴がいるんだなぁ・・・と思っていたら、どうやら俺らしい。うん・・・
もう一人の書記ちゃんこと、藤沢沙和子は、本牧とは別れたらしい。本牧が大学のサークルで知り合った女性と浮気し、別れたみたいだ。
彼女自身、本牧とは別れたため、俺や一色のいる大学に入ったのだが、藤沢自身も大学デビューし、化粧もし、眼鏡からコンタクトに変え、胸が由比ヶ浜並みの為、結構モテている。そんな彼女の告白も振っている
「そうだよ。姫菜やサキサキや留美ちゃんやかおりんの告白も振っているじゃん!」
姫菜こと、海老名姫菜は同じ大学に入った。同じ学部で、彼女からも告白されたのだが、振ったのだ。
サキサキこと、川崎沙希は違う大学だが、居酒屋のバイトで知り合って、これもまた彼女に告白されたのだが、振ったのだ。
留美こと、鶴見留美は塾の講師のバイトをしていたら、塾の生徒として知り合った。これもまたまた彼女に告白されたのだが、振ったのだ。高校時代の三浦並みにスタイルは良かったし、雪ノ下並みの美人だけど・・・
かおりこと、折本かおりは同じ大学に入った。同じ大学で、彼女からも告白されたのだが、またまたまた振ったのだ。
てか、こいつらに知られているんだろうか・・・情報がばがばじゃない。情報保護法ってなんだっけレベルまでである。ただ、これだけは言わせてほしい。
「・・・あいつらは本物じゃないんだよ。偽物と付き合っても、本物なんかにはなれないんだよ!」
そう言って、お代わりをいただいたコーヒー・リキュールを飲み干していく。由比ヶ浜はそんな俺を見ながら、ジャック・ローズを飲み干すと話し出した。
「ねぇ、やっぱり、ゆきのんのこと・・・まだ好きなんだ」
「あぁ、そうだよ。付き合っている奴をすきになっちゃいけない法律なんてあるのか?」
「そうじゃないよ・・・ゆきのんはいなくなって1年経つんだよ? 隼人くんも優美子と付き合っているんだよ。いい加減、違う人と恋愛して忘れるべきだよ」
ゆきのんこと、雪ノ下雪乃は行方不明になった。
葉山と同じ大学なのだが、同居しているわけではないのだが・・・連絡をつかないのが1~2週間続いた為、警察に行方不明届けを出したらしい。
最初は、雪ノ下家の令嬢のため、警察は誘拐の線で捜査したが、犯人から連絡がないのと、現金などは盗まれていないことから失踪と判断された。
日本では、行方不明者は年間8万人もいるのだ。行方不明者捜査のために、国民の血税こと税金を使えないし、警察も楽な方がいい。いくら令嬢といっても、探すのに時間はかかるし、毎日事件や事故は起きるのだ。ザックリ言えば、割に合わないことよりも、楽な方がいいのだ。
マスコミも雪ノ下家の令嬢がいなくなったことを大きく取り上げた。それこそ、雪ノ下家が強制結婚のことや闇の部分などなどだ。下々の人々は身勝手な正義で雪ノ下家を叩いたりして、せっかく決まっていた雪ノ下さんと大企業の息子との縁談もなくなったこともあり、雪ノ下夫妻は葉山を攻め立てた。やれ「お前が雪乃のことをちゃんと見ていればよかった」だの、「お前との弁護士契約は破棄する」だのだ。そんな風に攻め立てられたこともあり、葉山も精神的に鬱になっていたところを三浦に慰められ、交際した。
「・・・悪いが、気分悪いは。これは俺の分だ」
俺は自身の飲んだ分のお金は置いといて、そそくさと出ていく。由比ヶ浜が「ちょ、ヒッキー。まだ話の途中だよ!」と言っていたが、どうでもよかった。
俺は自宅に付いた。俺の自宅は、2階建ての3DKの築年数40年くらいのぼろい家である。
俺は誰もいないことを確認し、2階にあがり、物置部屋に入ると、下に物入れのドアを開けると、はしごがあった。そこから降りて、扉の鍵を開けると、畳6畳分で、トイレと簡易用のシャワーが付いており、和風の布団とミニ冷蔵庫が置いてあり、そこには足かせをされた女性がいた。
黒髪のロングヘアー、化粧は皆無だが顔立ちは良いため、中々の美人である。服は男物の服を着ているが、胸はちっぱいため、そこがマイナス点である。年は0代前半くらいだろう。彼女は誰でもない行方不明の雪ノ下である。
「・・・八幡、会いたかったわ! お腹すいたわ」
そう言って俺に抱き着いてきた。
「あぁ・・・雪乃。優美子は作らなかったのか?」
「作っていたけど、あんなメス豚の食事なんて食べたくなわい」
「そうか・・・あぁ、分かった。適当になんか作るわ」
そう言って、俺は部屋から出てドアの鍵を閉め、はしごを昇っていく・・・
(確実に俺のものになっているよな・・・)
俺は雪ノ下を監禁した。三浦との手伝いでだ。
俺は雪ノ下と付き合えなかった心の拠り所欲しさに、三浦は葉山と付き合えなかった心の拠り所の為に、お互いがお互いに心の拠り所欲しさに交際した。が、結局は長続きしなかった。本物ではなく偽物だからだ。
その後である。三浦が雪ノ下を監禁することを提案したのは・・・三浦が葉山と交際したいが為に、俺は雪ノ下と交際したいが為に・・・
分かっているさ。監禁して、娯楽もなく、情報や外との世界を遮断し、俺しか頼れる存在がいない状況にして、俺に好意を向けさせても、結局は偽物であって、本物ではない。そもそもこの生活だって、ずっと続けられるものではない。
(それでもいいさ。俺が雪ノ下を物に出来れば・・・後は、田舎にでも上京して、雪ノ下と暮らせれば、それで・・・)
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。了