「うわー寒いな……」
ため息交じりに白い息を吐いた。
俺の名前は古谷康介、満足がアンデンティティの普通の決闘者だ。デュエルの腕は仮に不満足先生と戦ってギリギリ勝つくらいだな。俺がよく使うデッキはインフェルニティ、あのデッキを再現して使っている。
詳しく言えばワンハンドレッドアイとか諸々だな。
とりあえず暇だからハーモニカを吹く。
「~♪」
うん、いい音色だ。
「本当………良い音色ね」
「ん………誰だ?」
若い女性の声がしたので、吹くのをやめ後ろを向くと、目に優しくない配色の服を着た金髪の女性がいた。
「あら、はじめまして……古谷康介」
「ほう…?俺の名前を……?知っているのならそちらも名乗るのが筋だろう」
「私?私は、八雲紫よ」
「そうか」
「演奏素敵だったわ」
「それはありがとう」
八雲紫は扇子で妖艶な笑みを隠す。
「ところで……」
「……?」
「………デュエルしましょ?」
彼女はデッキとディスクを見せて言う。
唐突なデュエル宣言に若干驚いたがデュエルと聞いちゃ血が騒ぐのでここは、そうだな。
「…いいぜ」
「「デュエル!!」」
LP4000 LP4000
「先攻は俺が貰う……」
「ドロー……」
まずは・・。
「俺は手札から魔法カード«おろかな埋葬»を発動。これにより自分のデッキからモンスターカードを墓地へ送る」
「墓地へ行くのは、インフェルニティ・リベンジャー」
「そして«インフェルニティ・ネクロマンサー»を召喚」
「さらに、カードを4枚伏せターンエンド」
~~~~
「なッ……ハンドレスですって!?」
「ほう?知っているのか……」
「え、えぇ……私のターン、ドロー!」
「私は、手札からニードルワームを召喚!」
(今の相手にこれは効果ない、ならば・・・!)
「カードを3枚伏せターンエンド!」
~
「俺のターン」
(きたか)
「«インフェルニティ・デーモン»は手札が0枚のとき特殊召喚できる、いでよ!«インフェルニティ・デーモン»!」
「また、このカードが特殊召喚に成功した時、自分の手札が0枚の場合、デッキから「インフェルニティ」と名のついたカード1枚を手札に加える事ができる」
「俺は«インフェルニティ・ビートル»を手札に加える」
「また、自分の手札が0枚の場合、自分の墓地から「インフェルニティ・ネクロマンサー」以外の「インフェルニティ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる」
「«インフェルニティ・リベンジャー»を墓地から特殊召喚!」
「«インフェルニティ・リベンジャー»と«インフェルニティ・ネクロマンサー»、«インフェルニティ・デーモン»をチューニング!」
「死者と生者、零(ゼロ)にて交わりし時、永劫の檻より魔の竜は放たれる!
シンクロ召喚!いでよ、インフェルニティ・デス・ドラゴン!」
「インフェルニティ・デス・ドラゴンの効果により、1ターンに1度、相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる」
「選択した相手モンスターを破壊し、破壊したモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手ライフに与える」
「破壊したモンスターの攻撃力は750!半分の450のダメージを受けてもらう」
「クゥッ!!!」
紫 LP3550
「このターン俺は攻撃が出来ない、よってターンエンド」
~~~
「私のターン!!」
(相手の手札は0、場にはインフェルニティデスドラゴン・・・)
これでいく!!
「私はモンスターをセット!」
「魔法カード!次元の裂け目を発動」
「さらに、«砂漠の光»の効果発動!モンスターを表側表示にする!」
「«ニードルワーム»のリバース効果発動、相手のデッキの上からカードを5枚墓地へ捨てる」
「なるほど……そういうデッキか」
「ターンエンドよ!」
~~
「俺のターン…」
「俺はカードを一枚伏せ、ターンエンド」
~~
「私のターン!ドロー!」
「私は«月読命»を召喚!」
「月読命の効果発動!このカードが召喚・リバースした時、フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、裏側守備表示にする」
「裏側守備表示にするのは、ニードルワーム!」
「そして、ニードルワームを反転召喚!」
「ニードルワームのリバース効果発動!相手のデッキの上からカードを5枚墓地へ捨てる」
「そして«月読命»はこのターンのエンドフェイズに手札に戻る、ターンエンド」
~
「俺のターン」
(今デッキの枚数は……20枚あたりか…ヤバいな)
「カードを伏せる」
「インフェルニティ・デス・ドラゴンの効果により、相手のモンスターを破壊し破壊されたモンスターの攻撃力の半分のライフのダメージを受ける」
「ニードルワームの攻撃力は750、よって相手は450のライフのダメージを受ける」
「クッ!!」
紫LP 3100
「インフェルニティ・デス・ドラゴンの効果により、このターンは攻撃できない」
「ターンエンド」
~~~
「私のターン!ドロー!」
「私は月読命を召喚!月読命の効果により、ニードルワームを裏守備表示に!」
「ニードルワームを反転召喚!ニードルワームの効果により、相手はデッキの上から5枚カードを墓地へ送る」
「…させない、神の警告を発動」
「この瞬間!カウンター罠«魔宮の賄賂»を発動!このカードは相手の魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する」
「魔宮の賄賂により相手はカードを一枚ドローする」
「ターンエンド、月読命は自分の手札に戻る」
~~
「俺のターン、ドロー」
「俺は魔法カード«大嵐»を発動、フィールド上の罠・魔法カードを全て破壊する」
「!!」
「インフェルニティデスドラゴンでニードルワームを攻撃!」
「ターンエンド」
~~
「私のターン!」
「ドロー!」
「私は永続魔法«墓守の使い魔»を発動!」
「通常魔法«手札抹殺を発動、お互いの手札を全て捨て、捨てた枚数だけドローする」
「私の捨てた枚数は4枚、4枚ドロー!」
(相手の手札は3枚、デッキは薄くなってきたわね)
「モンスターを伏せ、ターンエンド!」
~~
「俺のターン」
(マズいな、どうするか・・・デッキはもう……16枚だ)
「俺は、カードを二枚セット、そしてインフェルニティデーモンを召喚」
「永続魔法!虚無の波動発動!」
「手札0枚の場合「インフェルニティ」と名のつくモンスターの攻撃力/守備力を400ポイントアップ!」
「バトルだぁ!」
「デッキの上を一枚墓地へインフェルニティデスドラゴンでモンスターカードをアタック」
「ニードルワームのリバース効果!相手のデッキ上5枚を墓地へ!」
「ターンエンドだ」
~~
「私のターン!!ドロー!」
(不味い・・・今のままでは!ならば!)
「魔法カード!光の護封剣を発動!」
「魔法カード!次元の裂け目を発動!」
「モンスターを伏せる!さらにカードを一枚伏せ、ターンエンド!」
~~~
「俺のターン、ドロー!」
「…ターンエンド」
~~
「私のターン!ドロー」
「モンスターを反転召喚!」
「メタモルポットのリバース効果!お互いの手札を全て捨てる」
(どちらも一枚のみ・・・これは・・・!)
「その後、お互いはそれぞれ自分のデッキからカードを5枚ドローする!」
「魔法カード!月の書を発動」
「効果によりメタモルポットを裏側表示に!」
「罠カード、砂漠の光を発動!」
「効果により自分フィールド上に存在するモンスターを全て表側守備表示にする」
「メタモルポットのリバース効果により、手札を全て墓地へ!」
「その後5枚ドロー!」
「ターンエンドよ!」
~~~
「俺のターン!」
(今デッキは……)
「インフェルニティデスドラゴンの効果発動!」
「メタモルポットを破壊!その攻撃力の半分の400ダメージを与える!」
「ッ!」
紫 LP2700
「ターンエンド」
光の護封剣1⇒2
~~~
「私のターン!ドロー!」
「……ターンエンド」
~~~
「俺のターン!」
「«虚無の波動»を墓地へ送ることで手札を全て捨てる!」
「ターンエンド」
護封剣2⇒3
~~
「私のターン!」
「封印の黄金櫃を発動!」
「これにより、自分のデッキからカードを1枚選択し、ゲームから除外し発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時にそのカードを手札に加える」
「私はデッキから強制終了を選択し除外!」
「そしてモンスターを伏せターンエンド!」
~~
「俺のターンドロー!」
「インフェルニティ・ビートルを召喚!」
「永続魔法!虚無の波動を発動」
「さらに、永続魔法虚無の波動を発動!」
「二枚によって、インフェルニティと名のつくモンスターは守備・攻撃力は800ポイントアップ」
「バトルだぁ!」
「インフェルニティ・ビートルでモンスターを攻撃!
「メタモルポットのリバース効果!手札を全て捨て5枚ドローする!」
「そして、インフェルニティ・デーモンでダイレクトアタック!」
「キャァ!」
紫 LP900
「そしてインフェルニティデスデーモンでダイレクトアタック!とどめだ!」
「キャァァッ!!」
紫 LP-2500
「勝ったか…」
「貴方流石ね」
「紫さんもな、俺のデッキを見ればどれぐらい窮地か分かるさ」
「ねぇ貴方……」
「何だ?」
「幻想郷に来てくれない?」
「…あぁ、―――えっ?」
こうして俺の決闘は続く
作者「紫さん」
紫「はーい?」
作者「禁止カード……」
紫「幻想郷では常識に囚われちゃダメなのよ?それと禁止の概念は無い!!」
作者「ドヤ顔で言われても…、分かりました、大目に見ます」
どこか間違っていたり、カードなどに訂正がありましたらお願いします。