キョン「戦車道?」   作:Seika283

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キョン「試合、やれるのか?」2

 古泉も早速、自動車部の散弾じみた戦車講座と体の採寸という洗礼を受けることになった。古泉のイエスマンぶりも相変わらずで、全ての場面において分かったようなリアクションを取り続けるのだから、部員たちが車の熱弁を緩める理由もない。

「いやはやすごいですね、あの方たちは」

 確かにあいつらの車の知識は並大抵のものじゃない。今すぐ自分たちで修理工場を開いても一生食っていけるだろうよ。

「そうではありません。僕が彼女たちに感銘を受けたのは、一つのことにあそこまで熱く夢中になれることにです」

 俺が古泉に付いて行った先はいつぞやの校舎脇のベンチだった。夕暮れのここはともすれば放課後の男女の告白にうってつけなスポットなのに、そんなところで野郎二人とはな。ただ朝比奈さんのときみたいに下校を共にする上、ここよりは目に付くだろう公園のベンチに付くよりマシではある。

「さて、どこからお話しましょうか。あなたがどこまでご存知か分かりませんが」

「涼宮がただ者ではないってところくらいだ」

「それなら話は簡単です。その通りなのでね」

 これに関わらず、俺たちがここに飛ばされたときからの全てが冗談だったらよかった。地球温暖化のせいで熱気にあてられてる俺の幻覚だと、俺が思ってしまいたいくらいなのに。

「まずお前の正体から聞こうか」

 未来人には心当たりがあるが宇宙人はないので、あえて俺は答えを出さないでおいた。

「お察しの通り、超能力者です。そう呼んだほうがいいでしょう」

 俺は肩に舞い降りてきた桜の花弁を取ると、何気なく指の腹でその感触を弄んだ。

「本当はこんな早くに転校してくるつもりはなかったんですが、状況が変わりましてね。よもやあの二人がこうも簡単に涼宮ハルヒと結託するとは予定外でした。それまでは外部から観察しているだけだったんですけど」

 ハルヒを珍しい昆虫か何かみたいに続ける古泉へ、俺は待ったをかけた。こいつと初顔合わせしたときはハルヒが飛んできたから黙っていたが、小さく引っかかっていたことだ。

「お前、『二人』って言ったよな。この際言っちまうが、俺は朝比奈さんとしか話をしちゃいない。もう一人は誰のことだ」

「おや、そうだったんですか? これは口を滑らせてしまったようですねぇ」

 俺たち二人しかいないのに無駄に芝居じみた態度で俺の眉が寄ったのを見てとったか、

「すみません。鶴屋さんのことです」

 またか。朝比奈さんも名前を出していた。お前まさか、あの人は実は宇宙人で、あの人がよく言っている『にょろーん』とか『めがっさ』ってのも実は宇宙言語、などと抜かすつもりじゃないよな?

「あなたは常識的でありながら想像力も豊かな方のようですね。ですが特にそのような情報は入っていません。鶴屋さんのことも構いませんが、まず超能力者のお話から聞いていただけますか」

 俺はどうやらこいつの話の腰を折ったようだが、元の世界で最後に会ったときと違い胡散臭さで塗り固めた顔色は崩さず話を始めた。ハルヒによって力を与えられた超能力者とその秘密結社『機関』。長門は宇宙人をやめさせられたのに朝比奈さんとこいつだけが前の肩書きから変わっていない謎は、一通りこいつに喋らせてなお晴れなかった。

「そして鶴屋さんですが、鶴屋家は『機関』の貴重なスポンサーであり、鶴屋さんはその一人娘というわけです」

 スポンサーってのを俺は出資してくれる奴のことを指すTV業界用語としか理解していないが、お前らと鶴屋家は協力関係なのか?

「金銭的なつながり以外、特には」

 それが鶴屋さんとどう繋がるっていうんだ。あの人は実家から勘当されてると言ってたぞ。

「はい。なので『機関』はあらかじめ鶴屋家に断った上で鶴屋さんとも接触して話を通してあるのです」

 質問に答えているようなそうでもないような古泉の曖昧模糊な態度に、俺は膝に肘を立て顔を手で覆ってほんの少し前の二月に元の世界で得た記憶を回想していた。

 曰く、『機関』と鶴屋家とは相互不可侵の関係を結んでいる。それに鶴屋さん自身の口から『機関』の機の字も出たことはない。

 俺の記憶からどんどんズレている。それを言うならそもそも鶴屋さんが実家から勘当されているってところからそうだ。その発端をあの人は戦車がどうのこうの言っていた気がする。そっちの方は超能力者とは関係なさそうだが、ええと、結局なんでなんだ。

「まあいい。で、お前らはハルヒや鶴屋さんをどうしようってんだ」

「この世界が神の不興を買って、あっさり破壊され、作り直されるのを防ごうというわけです。僕はこの世界に、それなりの愛着を抱いているのでね。早い話が、涼宮さんを極力刺激せず、影ながら彼女を護るのが使命です」

 つい最近にも似たような趣旨を聞いたぞ。俺は保険会社のセールストークを訳も分からず聞いてやっている一般人みたいな態度で聞き流しながら、実は一つの結論を見出そうとしていた。

 未来人も、超能力者も、共通している行動方針がある。

 元の世界でもそうだった、実に簡単なことだ。今は亡き宇宙情報生命体の言葉を借りるなら『情報爆発』とかそういう類の現象を、こいつらは良しとしない。ありていにハルヒが能力を発動させちまうのをこいつらは防ごうとする。

 それはつまり、俺からすると。

「機関の中には例外も存在しますが、大勢は軽々しく手を出すべきではないという意見で占められています。自分の本来の力に気付いていない彼女にはそのまま、生涯を平穏に送ってもらうのがベターだと考えているわけですが……聞いてますか?」

 古泉が俺の顔を覗き込んでくるのを「顔が近い」と突っぱねることでうやむやにさせ、

「それは鶴屋さん個人まで巻き込まないとできないことなのか。お前らの金の使い道に興味はないが金を持ってるのは鶴屋家であって、鶴屋さんじゃないだろ」

「鶴屋さん個人にも話を通してあるのは金銭的な理由からではありませんが……。いえ、この話はまだやめておきましょう、我々の中でも確信が付いていないものでして、機会があればお話することもあるかもしれません」

 なんなんだこいつは。思わせぶりなことを言っておいて、俺が鶴屋さんのことを知らないと分かるや否や手の平を返すのか。俺は業を煮やすのを自分で抑えつける代わり意地を悪くして、

「なら試しに、超能力者とか言ったな。なにか力を使って見せてくれよ。そうしたらお前の言うことに納得もしやすい。例えば、あの倉庫に置いてある修理中の戦車を一瞬で元の状態に直すとか」

「そういう分かりやすい能力とはちょっと違うんです。第一、今の僕には何の力もありません」

 古泉は俺の想像通り、微笑みながら困るという器用な顔を作って閉鎖空間と神人の存在を示唆しながら語り終え、やっと席を立った。

「そうそう、一番の謎はあなたです。失礼ながら色々調べさせてもらいましたが……保証します。あなたは、普通の人間です」

 信用ならん保証だな。

 

 

 情勢が不穏な臭いを発しているのに、俺は自動車部へ足繁く通っていた。なぜだろう、などと禅問答するつもりはない。実のところメカを弄りまわし続けて、俺は少し楽しく思えてきていた。これが男の習性ってものなのか、はたまた。

「あーお兄さんや? これから車長みんなで作戦会議なんだけど、一緒に来てくんない?」

 ある日、倉庫に向かっていた俺は珍しくソロ行動の会長氏に呼び止められた。

 人を食ったような笑みを張り付けるくせに、面倒臭いような下手に出るような複雑な表情が滲んでいる。思えばこのチビとは最悪の初対面を経たというのに、こいつでも人間臭い表情はするんだなと俺は思った。

「俺も戦車に乗れとでも?」

「そんなんじゃないよ。たださ、涼宮ちゃんってクイーンをいきなりキングの前に置いちゃうタイプでしょ?」

 違う切り口から言えば、その一手でキングの前に並ぶポーンにやられに行くタイプとも評せられる。脳裏へ映し出されたコンピ研とのゲーム対決の記憶も明々白々だ。

「でお兄さん、涼宮ちゃんとよく話してるみたいだからさ。頼むよ」

「……やれやれ」

 全てを察した俺はいつぞやの生徒会長室まで付いて行った。古泉? 知らん。どうせ女子部員たちが相手してくれる。大体あの野郎はあんなでも勉強は俺よりできるのだからなおのこと俺が気にかける道理はない。そうでなくてもゲームでは毎度俺に惨敗を期するあいつまで会議に呼ばれちゃ足を引っ張るに違いないだろ。

 会議は既に始まっているようで、恰幅のいいおっさんが並ぶようなソファに付いているのが華奢な女子たちという光景は違和感バリバリだ。立ってホワイトボードに色々描きこんでいる広報がこっちに気付いて、

「戻られましたか、会長」

「やぁやぁ戻ったよ。唐突だけどキョン君も見学させてあげてね。さ、西住ちゃんの隣にでも座ればいいよ。みんなは気にしないで、続けてちょーだいね」

 俺のニックネームは完全に定着した。好きにしろよ、もう。ついでに会議のほうもな。

 壁際のソファに並ぶ副会長・みほの隣に俺が座るや否や、テーブルを挟んだ向こうのハルヒがこっちへ不敵な笑みを浮かべてくる。なんのアイコンタクトだ。

 会長氏が一人用のソファにぽすんと収まったのを合図に会議は再開した。ところでこれは何の作戦会議だっけか、と俺の頭は天然ボケ気味だったが、立案を主導しているらしい広報の言葉で立ち直った。

「――いいか。相手の聖グロリアーナ女学院は強固な装甲と連携力を生かした浸透強襲戦術を得意としている。とにかく相手の戦車は固い。我々の戦車では百メートル以内でないと通用しないと思え。そこで、一両が囮となって、こちらが有利になるキルゾーンに敵を引きずり込み、高低差を利用して、残りがこれを叩く」

「おぉ……」

「よしっ」

 立案、終わりかよ。広報は参謀に向いてそうな面構えなのに、いや、俺が来るまでにそれ以外にも考えてあったんだよな? そうだよな?

「中々の戦術ね。ちょっと敵を釣らないといけないのが面倒だけど、まあ火力が低いならしょうがないわ。それなら、当然その役はあたしのチームね!」

「機動性なら我々の中で涼宮のところのカヴェナンターが断トツだから、必然的にそうなる」

「もちろん、隊長もあたし!」

「へっ? ま、待てっ! なんでそうなる!」

 ハルヒはなんでか他の女子車長たちと一緒になって同調しちまってるし、広報はそのまま話を進めようとするかと思えば急にペースを乱されてるし、戦車道ってのはままごとみたいな競技なのか? 強豪校相手だってんだから、最初に来てくれた自衛官を呼んだっていいんじゃないのか。

 こんな捻りらしい捻りもない作戦、さすがの古泉でも考え付くぜ。ハルヒはそもそも素のパラメータが半端に高いせいで、工夫ってもんを知らないからな。参謀に向いていないのは当然だし、そんなハルヒがこんな作戦に同調しちまうのも無理ないってもんだ。

 戦車には乗らないし実情も知らない俺は口を挟んでいいものか悩んでいたが、ふと隣で経験者が俺と似たような顔を浮かべているのに気付いた。

「……」

 西住。どうかしたか。

「ぁ、いえ……」

「言ってみ~西住ちゃん?」

 と会長も後押しの末。

「……聖グロリアーナは、当然こちらが囮を使ってくることは想定すると思います。裏をかかれて逆包囲される可能性もあるので」

 そりゃそうだ。よかった。俺だけがおかしいわけじゃなかった。この様子だと、作戦は本当に俺が来てから広報が一人で言っていた分の案しかなかったようだな。

 と乗る人間から異論が出たまではいいが、無論そのまた異論を唱える者もいた。誰かって決まってる。

「だったら逆包囲される前に包囲しちゃえば何の問題もないわ!」

「でも私たちのは、全車両が聖グロリアーナより機動性が優れているわけでもないですし」

「あたしが相手の動きを先に読んで、アンタたちは隊長のあたしについてくればいいじゃないの! 人間たまには清水の舞台から飛び降りるくらいじゃないといけないわよ」

「えぇ? すみません……」

 ハルヒは過程の式をすっ飛ばして机上の答えだけ言い放つが、みほはそれに辿り着くための過程が必要だと考えている。この対比を前にして俺が選ぶのは、わざわざ会長に頼まれるまでもなかった。

「まぁ待て」

 ハルヒが天才肌なのは俺も認めるところだが、チーム戦となっては一人だけスペックが高くても他が付いてこれなきゃ勝ち目がないのはどんなスポーツだってそうだ。

「この中で経験者は西住だけなんだろ。お前の実力は未知数だ。今はみほに任せておいて、後からお前がはっきり抜いたとき隊長になればいい」

「……分かったわよ」

 こっちとしては助かるのでいいんだが、やけに素直だなコイツ。実は俺たち異世界人になっちまってるんだとぶっちゃけても、今のコイツなら案外信じるんじゃないか。

「ちょちょっ、キョン君! 私が隊長なのは決まりなの!?」

 せっかく隊長の話はキリよく着地できたと思ったが、今度はみほが口をあんぐり開け放って慌てふためている。同じ世界の人間同士、そっちの方は会長氏以下女子連中が担当だ。

「そりゃあねえ、やっぱ隊長は西住ちゃんがいいかもね」

「はいぃ?」

「西住ちゃんがうちのチームの指揮執って」

「はぇ……!?」

 みほが目を白黒させるのも構わず、部屋は両手で数えられる人間の推薦拍手に包まれていった。俺はというとみほだけでなく、唯一ぶすっとした顔でそっぽ向きながらもおいちょかぶみたいな拍手を贈るハルヒにも向けて手を叩き合わせていた。

「がんばってよー。負けたらあんこう踊りだけど、勝ったら素晴らしい商品あげるから」

「え? なんですか?」

「干し芋三日分!!」

 三ヶ月分でも三年分でもいらん。

 その後も何悶着かあるたびに俺と意外にも会長が中心となって軌道修正を繰り返し、一通りまとまったところで各自解散となった。ハルヒはというとぶすっとした顔を張り付けて別方向の帰路へ行っちまったが、隊長がみほに落ち着いたあとも会議には参加し続けていたから古泉の電話は鳴ってはいない、と思う。古泉の電話が鳴り出すとそのツケは回りまわって俺に来るからな。

 その後はみほと二人での帰路という、長門相手の次に落ち着ける状況ながらアンニュイ気味になっていた妹を前に俺は詫びを告げておいた。

「あー、悪かったな」

「え、なにが……?」

 面倒臭かっただろ、ハルヒの奴。

「あぁ、ん……、すごいんだね。涼宮さんって」

 文句を言うどころか、ほめ言葉か。まあこの妹のことが少しは分かるようになってきた俺としては、人の陰口を言うみほのイメージというのもできないのだが。

「あんなに自信家で、太陽みたいで、周りを引っ張っていけて。私とは真逆だなって思った。私はああいう人こそ隊長にぴったりだって思ったのに」

 引っ張ってるというよりは巻き込んでいるタイフーンだけどな。

 前の学校の隊長もそういう人がやってたのか?

「ううん、お姉ちゃん。自信は持ってると思うけど、涼宮さんとはまた正反対」

 なら、別にみほが隊長でもいいじゃないか。大体あの会長は、こうすることまで考えた上でみほに戦車道を履修させたんだろう。曲がりなりにも学園のトップ直々の指名だぜ? みほも自信を持っていいと思う。

「あ、ありがとう……。ほんとは不安だけど、でも、キョン君もいるんだもんね」

「え、いや。俺は戦車には乗らんぞ」

「そうじゃないよ。気にしなくていい。私の、独り言だから。ふふ」

 確かに俺は設定上でも兄である以上妹を支えてやるつもりだとは言ったが、存外に嬉しそうだ。世間の兄妹ってのはこれくらいの歳になると関係も淡泊になっていくらしい中で、関係が良好に保てるに越したことはない。微笑んで見上げてくるみほに俺も少し頬が緩んだ。

「そ、それにしてもキョン君もすごいよね? あんなに気合入ってた涼宮さんを一言でなだめちゃうなんて。もしかして、元の世界だと付き合ったりとか……、してた?」

「それはない」

 この手の質問は元の世界でハルヒとつるむようになってからよく飛んできたし噂されたが、世界を超えてもそれは同じか。どいつもこいつも短絡的過ぎる。

「あいつは気付いちゃいないがな、何人もの人間を異世界から飛ばすくらいの芸当ができちまうのはあいつくらいなもんだ。しかも勝手な思い付きで周りも巻き込んでだぞ。俺は元の世界での高校一年の間、ずっと振り回されっぱなしだった。そんなのを彼女なんかにしちまったらホントに体が持たん」

 思いのほか自分でも長い愚痴だ。これでも結構まとめられたほうだと思うんだが。

「じゃあ、一緒にいて落ち着ける人がいいってこと?」

 そうなる、のかもな。逆を言えば。

「長門さんとか」

 長門は、考えたこともなかったな。あいつはSOS団で一番頼りになる仲間だ。

「でもすごい物静かだよね? お姉ちゃん以上に」

 電話で話しただけのねーちゃんの無口キャラ度数は未だ分からんが、実際長門に敵うやつはいないだろう。

 けどな、長門もちゃんと感情はあるんだぜ? と言っても俺やハルヒとつるみ始めるまではそれも希薄だったが、少しずつ豊かになってきてて、俺はそれを仲間という今の距離感から見守れるのがいいんだ。

「長門さんの彼氏やるより、お父さんやるのがいいんだ?」

「ぁが……」

 思いがけない表現に俺は反論しかけたが詰まった。違う、俺はそんなつもりじゃない。ないが、男子高校生が同学年の女子の親になりたいと思ってる、なんて文章にしてみると盛大な立場錯誤が痛々しいし気持ち悪いこと極まれりだぞ。

「……忘れてくれ。もう閉店だ」

「えぇー? 私はもっと聞きたいのに」

「俺にこれ以上墓穴を掘らせないでくれって言ってるんだ」

「やーだ。ね、聞かせて? キョン君のお話」

 俺は専用器具さえ持っていれば道端のマンホールを開けて即刻中に飛び込みたい気分だったが、あかね色を浴びる我が妹の顔が、ハルヒとは別ベクトルであってもシンメトリーなのが保証できるくらい輝いていたのは確かで。

「ああもう、一切合切話してやるよ。俺のいたSOS団の話をな」

「うん!」




ガールズ&パンツァーと涼宮ハルヒの憂鬱、次回『隊長、頑張ってこい』(予告CV:杉〇)

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