しかたあるまいよ!
そう言う性へk(((((殴
うん、ごめんね、でも好きだから仕方ないんだ…。
そうじゃなかったら最初っから女オリ主総受けでレズレズさせてるから!
まぁ、性転換はそんなに頻度ないはずなんで大丈夫だと思いたい。
朝、深雪が離れていることを確認して起こさないように起きる。
達也達は今日の朝に九重寺に朝練をしに行くらしいので、僕は達也も知らない地下魔法試験場に向かい、昨日の憑依魔法の発展系を試す。
なんとか達也達が九重先生の所に向かうまでに把握しておきたい。
地下魔法試験場の入口は強力な精霊で隠している。達也であっても見つけることは難しいだろう。
内装は外のように輝く太陽の元、草原や海、砂丘などがある。
たまにここで過ごしていて達也に疑われたことがあるが、未だバレてはいない。
岩場にて憑依魔法を使い真紅を纏う。
下ろしていた髪は赤々と、額に縦目が開き頭にはねじれた角が左右に生えた。
服装は真っ赤なパーティースーツになった。
イフリートは火の精霊、試しに熱魔法を岩に放とうとするとノーチャージで岩が燃えだした。
他の岩に一条家の秘術、爆裂を実行すれば瞬時に爆散した。
自動防御があるのか、飛んできた欠片は燃え尽きて消えた。
どうやらイフリートは振動と放出に強いようだ。
憑依魔法なのだし、見た目も変えられないかとイメージする。
バレても固有魔法だと言えば問題は無いだろうが、最初から目をつけられないように別人を演じるつもりだ。
深雪さんの感情爆発で誘発されなければいいが……。
漁っていた資料からちょうどいい姿を思い出し、投影する。
真紅の髪はそのままに、黒のラインが入った真っ赤なスレンダーラインドレスにフレンチヒール。顔は深雪に似た赤目の美女で体はモデル体型だ。
「ほぉう…これは想像以上だ…」
発声してみれば艶のある綺麗な声が自分の口から出ている。
成功だ。
だが、如何せんサイオンの消費が激しい。
憑依魔法を使った状態で重ねがけしたからだろうか。
新しい憑依精霊を試したらすこし危ないかもしれない。
ほんの少しだけ憑依させてすぐキャンセルする。
ほんの少しだけだったが、とてつもない倦怠感を感じるので、誤魔化すようにシャワー等を済ませて少しでも回復しておく。
リビングで髪を乾かしながらカフェラテを飲んでいると達也が起きてきた。
服は既に動きやすいジャージを着ている。
「おはよう、達也。」
「おはよう、兄さん。深雪は?」
「そろそろ起きてくるんじゃないかな?」
「そうか、今日は兄さんも行くんだろ」
「弟がお世話になっているからね、菓子折りも作ったし」
深雪にバレないよう地下魔法試験場内の別荘で作った饅頭。
味見したけど九重先生に渡すの勿体ない気がしてきた。
達也がソファに座り、ニュースを見ていると深雪が制服姿でリビングに入ってきた。
僕も制服姿だ。着崩しているけどね。
「おはようございます」
「「おはよう」」
深雪の準備が出来次第、九重寺に向かうが僕は少しやることがあるので菓子折りを持って先に行ってもらう。
朝に忘れていた新しいCADの調整だ。
刻印型魔法が刻まれた首飾りで、サイオンの放出を抑える効果がある。
錬金術というなの『空間支配』で作り出したファンタジー鉱石によってその効果を実現した。
サイオンに反応するため、常にサイオンを消費する魔法にしか効果がない。
少し憑依魔法で試してみると、地下で使った時よりも全然楽だったので成功しているようだ。
達也たちの後を追って九重寺まで自己加速術式を使って走る。
九重寺の入口に立つと上の方では打撃音が響いている。
ドンパチやっているようだ。
僕は彼らを驚かすために、新しい憑依魔法を使う。
もちろん、バレないように最初から女性の姿でだ。
女体化願望?
可愛いこの子の方が見てて嬉しいでしょうが!
んん"!
新しい憑依精霊は灼熱のイフリートとは真逆。氷結、シヴァだ。
これは深雪のおかげですんなり作ることが出来た。
炎に弱くなってしまったが、全てを凍らせることが出来るのであまり問題は無い。
太陽サンサンの場所ではいつも以上に体力を失ったが…。
銀髪に氷モチーフの青系のコタルディ、冷徹な印象を与えるが綺麗な面持ちへ。
達也たちの元へ行くと、九重八雲先生が最初にこちらに気がついた。
一瞬警戒されたが、僕だとわかったのか、すぐにいつもの雰囲気に戻っていた。
達也達はまだ気づいておらず、八雲先生にしごかれたのだろう達也は地面に大の字になっていた。
せっかくなので、正門の方からゆっくりと、深雪と同じように触れている部分から凍らせて歩いていく。
九重先生の門下生から「氷の…女王…」なんて聞こえるが無視だ無視、深雪が達也を庇うように立ちはだかる。
達也はこの距離になって僕だと分かったのか、大きく息を吐いていた。
「そこで止まりなさい!なに者ですか!」
深雪がCADを向けて来るが、この体に氷結魔法は効果がない。
「止まりなさい!」
深雪の魔法によって氷漬けにされた。
しかし、干渉力でも氷の温度さえも僕の方が上位。
「─ダイヤモンドダスト─」
透き通った声で紡いだ能力は僕を固めていた氷を粉々に砕き、風に乗せて僕の周りを回らせる。
「そこまでだよ、虎白くん」
九重先生の一言で僕と深雪の魔法は止められた。
達也はやはり、と言う顔をしているが、深雪は本気で困惑しているようだ。
門下生からは絶句。
「気づくのはやすぎですよ、九重先生」
僕がドレス姿から一校の女子制服(魔法による自作)に変えると、にっこりと笑みを浮かべた生臭坊主。
美人ならなんでもいいのかこのハゲは……。
「貰ったお饅頭と同じ匂いが微かにしたからね。
遅れてくると聞いていたし、なんとかわかったよ」
「あの…本当に虎白兄様なのですか?」
「本物だ、深雪。間違いない」
「そう…ですか…お兄様がそうおっしゃるのなら……」
深雪も達也の精霊の眼を知っているので僕のことを納得したようだ。
「ところで虎白くん……それが精霊魔法の発展系かい?」
憑依魔法に使う精霊は九重先生にも協力してもらったのだ。
魔法や個人情報などには詳しいからな、このハゲ。
「そうです、その名も憑依魔法。精霊を自分の身に憑依させることで魔法傾向を特化させる魔法です。」
「たった一日で新しい精霊を出してくるとはな…」
「私も驚きました。…あ、そうでした!朝ごはんに致しませんか?お話も、すこし行儀が悪いかもしれませんが食べながらというのはどうでしょう……?」
深雪が手に持っていたバケットから大量のサンドイッチを見せる。
ハゲは女子高生の作ったサンドイッチと、盛り上がっている。
タツヤの カラテチョップ !
攻撃は 外れてしまった!
「それで、兄さんのその姿は?」
達也がたまごサンドを食べるようだ、僕はツナエッグ。
九重先生はハムサンド、深雪はお茶の準備をしている。
「ただ髪の色が変わるよりも面白いからよ」
「口調まで変えるとは気合いが入ってるね」
「この見た目で男口調で話そうか?」
「似合いませんのでおやめください!虎白姉様!」
…………ん?
まて、いつ僕は姉になった。
「深雪くんの適応力はすごいねー」
「深雪……。兄さん、学校はどうするんだ?」
「この姿は緊急時に使う予定、深雪に凍らされたり、なにかの魔法に巻き込まれたりしなければこういう姿になることはないわ。
司波虎白だってバレたとしてもBS魔法って言うつもりよ。
私の本当のBS魔法の隠れ蓑にもなるし、たしかあの人の血筋に古式魔法家も混じってたはずだから問題ないもの」
──────────
「そろそろ時間だ」
「そうね…。それじゃ、僕はこのまま学校に向かうよ」
「俺たちは一旦家に寄っていく。
では、師匠、今日はありがとうございました」
「本当のBS魔法ね……
ま、虎白くんには毎回おいしいもの貰ってるから聞かなかったことにしておこうか。
僕も、彼は相手に回したくないからね…。
それにしても……彼がいいのか…彼女がいいか」
「凍らせればお兄様がお姉様に……。」
イフリートの憑依衣装を上裸 腰マントにするか悪魔っぽいスーツにするか迷った。
半裸でも良かったかもしれないけど、たしか魔法科の時代は厳しかったような……。
ブルマであんな反応するし……。
深雪さんはなにをたくらんでるんでしょうかね…。
魔法科高校の劣等生を独立させる
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した方がいい
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このままでいい