いろいろ書いてみる   作:アリファ

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少し駆け足ー!
森崎魔法事件を防いだので、少し強引に達也を委員会に入れると思います。

まじで入学編いつ終わるんだろ((


入学編Ⅸ

バカンス空間がバレた次の日、僕は風間少佐に呼び出され学校に遅刻していくことになった。

 

風間少佐には司波虎白としてではなく、沖縄のすぐあと、佐渡侵攻事件にてブラックホールを世に知らしめた戦略級魔法師”(そよぎ) 大雅(たいが)”として呼ばれたのだった。

多分、電子の魔女と呼ばれる藤林響子さんから伝わったであろう憑依魔法について、どのような魔法か取り調べを受けた。

 

簡単に、「精霊を憑依させることで魔法傾向を特化させる系統外魔法」と言ったところ、すこし間があってから危険だから控えるようにと言われたがむしろ使わない方が危険なので丁重にお断りした。

響子さんは心配そうに見てきたが、僕の『空間』で作ったために完全に制御できているので体内で暴走することは無い。はずだ。

 

入学祝いのお言葉を貰ったり、世間話などをしていたらお昼になっていたらしく、風間少佐とティータイム中に響子さんが学校はいいのかと言ってくれた。

 

そう言いつつもちゃっかり追加のクッキーを出してくるのには風間少佐も微笑みを浮かべていたが…。

 

一応、達也にこのことを伝えてはいるが深雪がほのか達になにかしてないか心配になってきたのでお暇することに。

 

しかし、学校に着いた頃には既に日が傾き、完全に下校時間になっていた。

 

仕方ないので校門で達也達を待っているのだが、全然出てこない。というか、途中から学校の方が騒がしくなっていた。

野次馬根性丸出しで覗き込んだのだが、どういう訳か達也の友人達と、一科生が騒いでいたようだ。

 

達也が僕に目線で助けを求めてきた。

昨日の焼きそばの件があるので傍観を決め込もうとしたのだが、美月のヒートアップが話を不味い方向に向けている。

暴力沙汰……魔法沙汰?は洒落にならないので美月が無意識に挑発する前に止めに動いた。

 

 

 

「一科生と二科生になひゃっ!?」

 

「美月、そこまでだ。」

 

僕が美月の肩を抱き、顔の高さを合わせる。

位置的に耳元で囁くようになってしまったが、既に耳まで真っ赤な美月にはもう少し我慢してもらおう。

後ろから「やだ、大胆ねー」なんて聞こえるがさっきまでの空気を変えられたのなら結果オーライだ。

今はとにかく空気を変える。森崎が苦手そうな甘い空間にだ。

 

「美月、心の優しい君は深雪と達也の団欒を守ろうとしてくれたんだね。ありがとう。

たしか森崎!深雪にホの字なのは良いが、しつこい男は嫌われるぞ。要人護衛のプロならもっと心に余裕を持ってなんでも寛容になれ。でなきゃ意中の人を振り向かせるなんて一生できやしないぞ!」

 

後ろから冷気が凄い。なんか最近深雪に毎日怒られている気がする…。

一科生の方にいるほのかと雫は少し不機嫌そうだ。

 

「なっ、いいぃぃぃいきなりなにを言うんだお前は!?」

 

一方、森崎くんは図星だ。これで一科生、二科生のことからは意識が外れただろう。

まだ下校生がそこそこいる中で好きな人を暴露されたせいか顔が赤く、落ち着きがない。

 

遠くの草むらから笑いを堪える声が聞こえたが、生徒会と風紀委員仕事しろ。

 

今がチャンスだ。深雪に合図を送ると、達也の補助もあり僕が何を言って欲しいか分かったようだ。深雪が一歩前に出る、先程の僕の発言もあり深雪に視線が集まった。

 

「お気持ちは大変嬉しいのですが…一科生や二科生だからと相手を選ぶような方とはちょっと……」

 

…………………すまない、森崎くん。

本当は深雪に「私はお兄様達と帰りたいのです!」って言って欲しかったんだ。

達也もそういう風に伝えてたし、まさか告ってもいないのに撃沈させるだなんて……。

 

深雪の言葉に校庭内が静まり返った。

森崎くんは口をパクパクさせている。エリカと働かない上級生達の吹き出す音が聞こえた。

 

「えっと…、なんかすまない森崎……」

 

素直にそういうと、真顔の森崎くんは僕を見て、

「お前なんか嫌いだァァァァァ!!」と言い残して走っていった。

 

本当に申し訳ない気持ちでいっぱいなので後日、男性向けファッション雑誌をあげよう…。

 

森崎の取り巻き達も、森崎が走り去ったのを追うように居なくなったが、ほのかと雫がこちらに向かってきた。

 

「虎白さん!いつまで抱いてるんですか!」

 

ほのかの言葉に、僕は美月を抱き込んでいたことを思い出し、美月に謝ってから肩を抱いていた手を離す。

 

「あららー、美月が虎白さんの魔の手にかかってフリーズしてるわよー?」

 

エリカの言葉に深雪とほのかと雫から睨まれるが、僕も芝居に付き合わせた美月には悪いと思っている。

 

「すまない、助かった兄さん。」

 

達也が助け舟を出してくれたので乗ろうとしたのだが、遠いのか近いのか微妙な距離から生徒会長と風紀委員腕章をした先輩が声をかけてきた。

 

「なかなか見応えがあったぞ、君は相当やり手だな」

 

腕章を着けた先輩のせいでまた3人からの視線がきつくなる。

 

「司波虎白さんよね?先程は見事でした」

 

一方、生徒会長の方は言葉こそ普通だが、目にハイライトがない。

絶対に逃がさないと言うような強い念を感じる。

 

「ありがとうございます。本当は弟の達也だけでも解決できたのですが……」

 

目線を達也に向けるとつられて上級生2人も達也を見る。

立ち方からなにかを読み取ったのか風紀委員の方が「ほう…」となにか面倒くさくなるようなことを考えていた。

 

「そういえば自己紹介がまだだったな。

私は風紀委員長の渡辺摩利だ。」

 

「知ってると思うけど、どこかの誰かさんが寝ていたようだから改めて、生徒会会長の七草真由美です。」

 

2人が自己紹介をした。風紀委員の方は委員長だった。

まぁ、生徒会長と一緒にいる時点でそうでは無いかとは思っていたのだが。

 

「虎白さんは今日学校を休んだでしょう?

なら、明日私が案内しましょうか…いろいろお話したいこともありますし…ね?」

 

まったくいい予感はしないので断ろうとしたのだが、僕よりも早く深雪が反応した。

 

「せっかくのご提案ですが、兄は私が案内しますので大丈夫です。」

「わ、私もご一緒します!」「私も」

 

深雪の言葉にほのかと雫が加わった。

 

「ふふっ、人気ですね。では、後日ゆっくりお話しましょう。

もちろん、深雪さんも達也くんも一緒にね?」

 

校舎の方に戻っていく2人だが、会長の言葉に深雪の不機嫌度がMAXになっている。

僕と達也は揃って胃に手を当てた。

 

僕が胃に手を当てたら達也から冷たい目線をくらったが……。




ハーレムにしていくよ!
見境ないよ!本人は気づいてそうで気づいてないよ!
可哀想だね!!

魔法科高校の劣等生を独立させる

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