次回からすっ飛ばして高校入学編になります。
耐えろ!耐えるんだ!!
地獄の始まりだぜ!
↓↓↓
あぁ……ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙
もうダメだ、何この圧迫面接。
四葉のトップが出てくると思ってなかったわけじゃないけど急に声掛けてくるのやめて貰えませんか。
部屋に入って母上殿に座るよう言われたから対面に座ったらアンタッチャブル中のアンタッチャブルなご本人登場ですよ。
後ろから声かけられた時は冷や汗と鳥肌がやばかったね。
しかも母上殿の隣に座るのかと思ったら僕の隣って……。
叔母上殿……、甥に色仕掛けですか、僕も普通だったら思春期真っ只中ですよ?
しかも扇情的すぎるドレスのせいであなたの方向いたら色々とやばいから向けないんですよ。
「そう…、虎白さんの処遇の話だったわね
でも…その前に今までのことを話してもらえるかしら?
四葉でもある程度は把握してるわ、それの確認も込めてね」
「はい、叔母様。
僕は産まれてすぐ、持っていた想子量と演算領域のせいで体も精神もボロボロでした。体の方は治癒力とキャパオーバーのダメージが同等だったので一応は大丈夫だったのですが、精神の方は耐えられなかったので、精神が成熟するまで解けない封印を施し精神に夢を見せていました。その間の体は叔母様や母様が知っての通りです。」
体の人外スペックぱなぃ……。
産まれてすぐ魔法使うとかやべぇやつやん…。
「そう…四葉のデータとも同じね…。
わかったわ、おかえりなさい、虎白さん。」
イマイチこの人が魔王って呼ばれるの違う気がするんだよなぁ…
「え?あ、ただいまもどりました…?」
「ふふっ…。そうだわ、もうひとつ聞きたいことがあるの。
達也さんのこと、深雪さんのこと。どこまで知っているのかしら?」
今までと違う。
張り詰めた一触即発の空気。
ここでミスったらミーティアされるな……。
「達也と深雪に関しては…そうですね……。
強い力は抑制しなければ危ないですから僕からは特に何も。
そのせいで兄妹仲が壊れるなんてことにしたくありませんし。封印時のぼんやりした記憶でも何となく分かりますから。」
「そう、分かったわ。
ごめんなさいね、もうひとつって言ったけどまた一つだけ」
?
周りが夜に包まれた。
なんで四葉の人はすぐに魔法使ってくるかなぁ!?
叔母様の
防御魔法は効かない。対処出来るのは達也の分解くらいだけど…。
光がこちらに向かって動き始める。
僕も一番使いやすい魔法を発動させる。
そう、ブラックホールだ。
光すらも入ってしまったら出てこれない。引力は空間すらもねじ曲げて呑み込む。
叔母様の流星群はブラックホールに呑み込まれ消滅した。
僕はBS魔法が使える。能力は『空間支配』だ。
演算領域を少し持ってかれているが、異常な領域の広さのおかげでBS魔法師にならずに済んでいる。
空間支配は空間に存在する力や物体を好きに操作できるのだ。
やろうと思えば相手の魔法をねじ曲げて返すことや、場所を認識出来ればワープみたいなことも可能だろう。
「……決めたわ深夜。虎白さんを私の息子にします。」
「何を考えてるの真夜」
「虎白さんは達也さんの扱いを分かっている。それに四葉に嫌悪感もない。
達也さんへの制圧力は必要よ?戦略級魔法も扱えるし。
私の流星群を受けても生きている…。
でも、四葉の次期当主候補にするかはまだ決めていません。
いない時間が長すぎたからその分ね。
それと、虎白さんに拒否権はありませんよ。」
………は?
現状維持がいいですって言ったら何がどうなって当主の息子の話になった?
……あ、もしかして都合のいい手足ってことっすね。
了解了解、達也が裏切らないように監視ね、ハイハイ。
「叔母様…叔母様の息子が僕というのは対外的に危ういと思うのですが…。ほら、僕は今まで人形だったでしょう?誰も知らないやつがいきなり現当主の息子というのは……。」
「拒否権はありませんよ?
それに、虎白さんのことは既に四葉分家にも伝わっています。」
「拒否権がないのは分かりましたが発表とかどうするつもりですか、達也達に知られたら余計警戒されますよ」
「高校卒業と同時に発表するから大丈夫よ。
それまでよろしくね。虎白さん?
ついでで悪いのだけど、達也さんと深雪さんのストッパーもお願いね。」
「はぁ。高校卒業までは司波兄妹として、普通に過ごさせていただきます。報告は月終わりか行動があった時でよろしいですか、叔母「義母様」……「義母様」」
本物の母様はいいのか……あ、だめだ。諦めてる顔だあれ。
「わかりました…。義母様。
では失礼します。」
僕自身も観察対象なんだよなぁ…きっと。
自室に戻ったらふて寝しよう。
「虎白をなぜ息子に?
そこまで大事かしら?」
もう…わかってないわね…。
虎白さんの魔法師としての力は既に並の十師族を超えているわ。
『分解』以上のものが使えるのは明白。達也さんと同じで危険すぎる。
でも、達也さんと違うのは、自分で精神を大人の状態まで成熟させたこと。
子供っぽいところもあるけど、加減は分かっている。それに、現状維持なんて弟が縛りを課せられているのに感情的にならない所がよく出来てるわ。
達也さんより厄介なら手元で管理した方が万が一の時に対処できる。
それに、何者にも染まっていないからいいのよ。
「息子と母の関係である意識が大事なのよ。
あの子は優しいもの、縛るのにはこれが一番いいの。」
少し距離を取っているのが気になるけど…。
人格が戻ったばかりだからかしら?
四葉真夜の息子にさせられた僕は記憶を頼りに自室に戻って寝ていたんだけど…。
起きたら深雪さんが布団の中にいた。
しかもパジャマで。
寝る気満々だな?
自分の部屋で寝なさい…。
「深雪?」
「なんですか?虎白兄様。」
ニコーって笑う顔は僕じゃなかったら確実に落とされていたね…。
じゃなくて。
「ここは僕の布団なんだけど……」
離れる気がないのか背中を僕のお腹にくっつけて僕の腕を枕に寝る準備を整えられた。
思い返してみると、人形の時に何回も布団に侵入していたなぁ…。
「虎白兄様の人格が戻って良かったです…、達也兄様にしていた誤解も解けました。
これからもっと仲良くしていきたいと思います」
うん…意気込みは良いけどさ、淑女教育されてなかった?
男の布団に潜り込むとか完全に淑女がやることじゃないよ。
「…そして、お兄様が今まで無反応だった分、私には甘える権利があります!」
そうですか…。
なんかいつも深雪さんと一緒にいた気がするのですが?
むふー、と意気込む深雪さん…。
頭を撫でてやればすぐさま夢の中へ落ちていったようだ。
「達也」
「バレていたのか。」
達也が扉から入ってきた。
「深雪の警護お疲れ様。悪いけ「深雪は兄さんと寝たいそうだ。」……それは深雪さんからお願いされたのかな?」
「そうだ。深雪から『虎白兄様と一緒に寝られるように手伝ってください』と、頼まれてな。可愛い妹のためだ、諦めてくれ。」
その妹が男の布団でねるんだが?
「兄さんは妹に手を出す変態では無いだろう?」
「当たり前だよ」
「なら問題ないだろう。」
それでいいのか弟よ…。
いろいろすいませんでした。
orz。
魔法科高校の劣等生を独立させる
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した方がいい
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このままでいい