いろいろ書いてみる   作:アリファ

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気がついたらほのかがヒロイン枠に入っていた!?


名前が出てこないけど、
魔法科で有名な人が出てくるから探してみてね!


入学編 Ⅱ

達也と2人で話をしていると、体育館の方から黒髪の女子生徒が歩いて来ていた。

 

()()()()()、七草真由美。

『万能』の魔法家の生まれで、相当上位の魔法師。

たしか”G〇ogle map”みたいに遠くを視認できる魔法も使えるんだっけ?

 

四葉と同じ十師族の1つ、”七”の一族。

 

”七”の一族とか忍ばない忍び作品ぽくていいね。

四葉も”四”の一族とか呼ばれないかな?

今はアンタッチャブルとか言われてるけど。

こっちの方がかっこいいと思うんだけどなぁ……。

 

まぁいいや、達也には悪いけど逃げさせてもらおう。

 

 

「達也、時間も迫っているし、僕は少し玄関の方を見てから行くよ。それじゃ…」

 

「もうそんな時間か。わかった、俺はこのまま体育館に行くよ」

 

 

すまない…本当にすまない……。

生け贄になってくれ。

受けになると急にポンコツになる(※個人の感想です)あの生徒会長を相手にするとろくな事がない。

 

ベンチから立ち、七草真由美がこれ以上近づく前にここから離れる。

幸い、ベンチの真横の方から来ているので真っ直ぐ歩けば簡単に離脱できる。

達也はまだ端末をいじっているが、僕は何事も無かったかのように正面玄関の方へ向かった。

 

七草真由美の前を通った時に視線を感じたが、疑うような感じではなかったので大丈夫だろう。

 

 

 

 

 

 

玄関の前には多くの学生がいる。

新しい制服を着た生徒達が玄関横の『第一高校 入学式』と書かれた看板で写真を撮っていたり、案内板を指さして確認していたりと、実に初々しい反応をしていた。

 

何故か悪寒を感じたのだが……。

気の所為だろう。

あの会長を見てしまったからだろうか、だいたいあの人のせい…とか考えてしまっている。

 

正面玄関から校舎に入り、人の流れに沿って体育館まで向かう。

途中、女子生徒達に遠巻きに見られていたが近くにいた男子生徒が自分のことと勘違いしたのか、胸を張ってズンズン歩いていった。

 

あの男子生徒……知っているような…知らないような…………?

 

あんまり重要ではないことだと思うけど、思い出せないモヤモヤ感を感じつつ体育館に入る。

 

会場は既に生徒でいっぱいで、席があまり空いていない。

よく見ると、前が一科生、後ろが二科生と綺麗に別れていた。

僕は一科生なので、変に目立たないように前の方へ向かう。

 

階段を降っていく途中も視線を集めてしまっていたがなんとか端っこの空いている椅子まで来れた。

隣に座っている女子生徒に声をかけて確認をする。

 

「あの…この椅子、座っても大丈夫かな?」

 

「へ?あ……はい!大丈夫ですよ!」

 

顔を見られてから少し間が空いたが…。

誰も座ってない椅子らしいので、座ることにする。

座れなかったら恥ずかしい思いしてたなぁ…。

 

「あの!私、光井ほのかっていいます!」

 

隣の子が急に自己紹介をしてきた。

やだ…コミュ力高すぎ…?

とか思ってたら、もう1人の女子が光井さんの向こうから自己紹介に混じってきた。

 

「私は北山 雫、よろしくね。」

 

 

2人とも何となく知っているような気がしている。

 

最近になって”魔法科高校の劣等生”の記憶が薄れてきたと感じる。

印象の強い事はまだ覚えているのだが…細かい所などはどうしても思い出せなくなってしまった。

 

女子生徒2人からの視線で顔に穴があきそうなので自己紹介をする。

 

「僕は司波 虎白。兄妹が2人いるから虎白って呼んでね」

 

僕の名前を聞いて、2人が驚いていた。

光井さんは「えっ…なんでここに…?」と、一人呟いている。

北山さんの方は僕に質問を飛ばしてきた。

 

「なんで入試首席がここにいるの?」

 

「やっぱりそうだよね!?」

 

光井さんも同じ疑問を持っていたらしく、激しく同調していた。

長年一緒にいる親友のような関係性を感じられた。

 

「光井さんも北山さんも落ち着いて。

入試2位の子の方が男子生徒も嬉しいだろうし、答辞なんて大変だからね。辞退したんだ」

 

「いいんですかそれ…。」

 

腑に落ちていないようだが、なんとなく分かってくれたようだ。

 

「私のことは雫でいい。」「私のこともほのかでお願いします!」

 

「…入試2位って司波深雪さんだよね、もしかして双子?」

 

……どこから入試成績の情報が漏れているのだろうか…。

生徒会と風紀委員仕事しろ。

 

「僕は双子だけど、深雪は別。

僕達は2079年の4月生まれで、深雪は2080年3月生まれだよ。

ついでに言うと僕が長男で、次男、長女、だね。」

 

「もう1人って?」

 

「司波 達也。頭はとんでもなく良いけど、魔法力が低くてね…。

二科生にいるよ。」

 

「1人だけ二科生って…問題なかったの?」

 

「一科生とか二科生とか気にするやつじゃないから大丈夫」

 

そろそろ始まるのか、照明が暗くなってきた。

 

「2人ともそろそろ始まるよ!」

 

ほのかに言われて僕と雫はステージに顔を向ける。

睡眠時間の始まりだ………。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねぇ、ほら、入学式終わったよ。」

 

雫の声で意識が戻ってくる。

体の情報が流れ込み、固くなっている部位を解す。

 

「起こしてくれてありがとう、雫」

 

「大した事じゃない。ほのかが少し離れてるから戻ってくるまでここで待って。」

 

あぁ、トイレか…。

時間を確認すると結構経っていた。

会場にはまだ少し生徒は残っているが、大体は教室や校内を見て回っているだろう。

 

体がバキバキな訳だ…。

 

「途中、妹さんや生徒会長がこっちを見てニッコリ笑ってたけど…」

 

あ、終わった……。

 

「雫、僕…冷凍保存されるかもしれない……」

 

最悪だ、深雪ならなんとなく見つけるだろうことはわかっていた。しかし、会長に目をつけられたってことはろくな事がない前兆…。明日から少し不登校にでもなろうか…?

 

「寝てたのが悪いと思う」

 

「こういうのって眠くならないかな?」

 

「魔法科高校に入れたんだし、ならないよ」

 

中学の卒業式は行かずにCAD弄ってたからなぁ……。

話長いとすぐ寝ちゃう…。

 

「ごめん、お待たせしましたー!」

 

ほのかが上の方から階段を駆け下りてきている。

 

「きゃっ!」

 

それは神のいたずらか、ほのかのドジか。

足を踏み外したほのかは前倒れになって落ちてきた。

 

僕は怪我をしないように近づいて抱き止める。

 

「大丈夫?怪我は?」

 

一瞬のことにほうけていたほのかは次第にどんな状況にあるのか理解したらしく、耳まで真っ赤になっていた。

 

緊急時だったから気が付かなかったが、ほのかの豊満な胸は僕とほのか自身に挟まれて形を変えていた。

落下を受け止めたことで、体全体を僕に預けている。

 

僕も気がついたのでほのかをしっかり立たせ、少し離れる。

 

 

「ほのかは急ぎすぎ。昔だって走っていて転んだんだから」

 

「ちょっと、雫!あ、あ…ありがとうございました!!」

 

雫の言葉で戻ってきたのか、頭を上下に振っている。

 

「怪我がなくてよかった…。」

 

「虎白さん、さっきの移動はなに?」

 

「体術だよ、体の力を流すように使うんだ。

これからどうしようか」

 

「そう…。次はIDカード受け取りに行く」

 

こっち、と言って歩き始める雫を未だ顔を赤くして自分の世界へ入ってるほのかの手を引いて追いかける。

 

 

 

「へ…!?あああの!手が!」




「お兄様、帰ったら説教です!」

「司波さんと達也くんから聞いたけど…お姉さんの挨拶を寝て過ごすなんていい度胸だわ。」



おかしい、進みが遅すぎる!?
いつになったら せやかて副会長がでてくるのか……。
モブ崎くんはいつ噛ませになるのか!?


12/3 :誤字報告ありがとうございます!
修正しました!

魔法科高校の劣等生を独立させる

  • した方がいい
  • このままでいい
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