第十鎮守府   作:及川未来

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ゆっくりそれでも着実に
そうやって進めていく。
それが私だから。

「クソ提督、私はあなたのこと信じてる。大好きよ。」

「曙。僕も君のことを信じている。大好きだ。」

「ありがとう。じゃあ」

「「背中は任せたわよ」」

そして僕と曙は抜刀、

背中合わせで敵を迎え撃つのであった。

前書きに何となく頭で想像してしまった描写を……

それでは第6話始まります


第6話 戦闘海域に突入せよ

〜執務室〜

 

ガチャ

 

執務室のドアを開けてそこで出撃待機命令を出していた、

 

旗艦武蔵を筆頭に、

 

第一連合艦隊

 

主力艦 瑞鶴、瑞鳳、翔鶴、長門、陸奥。

 

随伴艦として、Atlanta、秋月、涼月、大井、北上。

 

第二連合艦隊に

 

旗艦大和

 

主力艦 日向、伊勢、扶桑、山城、飛龍、蒼龍

 

随伴艦として、響、タシュケント、巻雲、照月、鈴谷、熊野

 

 

第三連合艦隊に

 

旗艦大鳳

 

主力艦 金剛、榛名、能登、笠置、伊吹、加賀

 

随伴艦として、暁、朧、妙高、吉野、木曽、多摩

 

第四連合艦隊に

 

すでに遠征任務で出撃していた第28方面遠征艦隊の遠征任務を破棄

 

旗艦を曙筆頭に、

 

阿武隈、由良、島風、天津風、五月雨

 

そこに現場海域の後方に、

 

赤城、葛城、利根、筑摩、鬼怒、信濃

 

を待機状態に出撃させていたため、

 

それらを加えて第四連合艦隊を編成した。

 

「それでは作戦を発表する」

 

私は通信機器を用いて各連合艦隊の旗艦大和、武蔵、大鳳、曙に伝令を出した。

 

「今作戦は敵深海棲艦の大規模艦隊を討つことにある。

 

すでに各鎮守府への援軍要請を出している。

 

各員に次ぐ。必ず生きて帰還せよ。引き際を忘れず生存を最優先事項とする。」

 

「「「「了解」」」」

 

「それでは作戦を開始する。可能であれば敵深海棲艦の拿捕をせよ。」 

 

僕はそういうと通信を終えSH60K型改二Jに乗りこみエンジンを始動した。 

 

~現場海域付近・第四連合艦隊 先行部隊 曙班~

 

 

「曙さんこのこと知ってたんですか?」

 

阿武隈がそう聞いてきた。 

 

「えぇ。聞いてたわ。だからこの編成になったのよ」

 

「提督さんはすごいですね。」 

 

「ほんとにあいつはすごいわ。ここまで読んでるなんて正直思わなかった。」 

 

そんなことを話していると、

 

「おーい、先行部隊にお届け物だー」

 

兵器輸送部隊が到着した。

 

「これ曙さんの追加武装ね。あとこれが島風さんの連装砲ちゃん。速射性すごいからね。

 

あとこれが天津風さんの追加分の装備で、魚雷が試製の酸素魚雷になってるから取り扱いに気を付けてね」

 

「え、私たち着任したばかりですよ?練度もいいんですか?」

 

「提督はそこらへん大丈夫なようになってるわよ。」

 

「ほんとにあの提督何者なの?」

 

「我々艦娘を一番思ってくれている、総司令長官よ。」

 

「総司令長官?でもそれって大本営にいないの?」

 

「えぇ。私もともと大本営直属の艦娘よ。」

 

「え、そうなんですか?」

 

「そんなことより早く艤装受け取って」

 

島風と天津風は艤装を受け取りそれを展開した。

 

「あ、あと。由良さんと阿武隈さんにはこれを。」

 

「これって、甲標的丁型改こんなものまでいいんですか?」

 

「使ってほしいとのことでした。」

 

「ならありがたく使わせてもらうわ。ありがとう。」

 

「はい、あとは五月雨さんの分です!」

 

「ありがとうございます。」

 

「それでは旗艦曙並びに五月雨、由良、阿武隈、島風、天津風の武運長久を願っております。

 

この後は後方待機組の信濃さんたちに合流されますよね?」

 

「えぇ。そのつもりよ。ありがとうね気をつけて帰りなさい。」

 

「それでは泊地で」

 

そういって彼女はその場を去っていった。

 

「なんだか提督さんのすごさにずっと驚かされてるわ。」

 

「さ、それより早く信濃さんたちに合流するわよ。」

 

第一船速で第四連合艦隊先行艦隊は後方艦隊の方面へと足を進めた。

 

 

~第一連合艦隊~

 

「さて、久しいな。武蔵よ。」

 

「長門か。久しいな。ともに連合艦隊として編成されてうれしく思うよ。」

 

「少し表情明るくなったんじゃない?武蔵」

 

「あぁ。提督のおかげでな。」

 

「提督はほんとにすごいからな。」

 

「さて、瑞鶴、翔鶴、瑞鳳そろそろ作戦海域に入る。

 

戦闘機をいつでも発艦できるようにしてくれ。」

 

「了解。それじゃ私は索敵機をもう上げておくわね。」

 

「あぁ。助かる。」

 

「第一次瑞鶴偵察部隊。発艦!!」

 

「同翔鶴偵察部隊、発艦はじめ。私は西側を偵察するわね。」

 

「なら私は周辺海域の制空をしておきます。

 

第一次瑞鳳制空部隊発艦始めてください。」

 

「本当に圧巻ね。この量」

 

「あぁ。本当に空があそこまで戦闘機で埋め尽くされて暗くなるなんてな。」

 

「時代とは本当に怖い」

 

「今回の配備状況知ってるか?」

 

「えぇ。聞いてるわ。我々第一連合艦隊は、広く展開し索敵を主軸とし、

 

敵を発見時はすぐに第二連合艦隊第三連合艦隊第四連合艦隊に打電。

 

一番近い艦隊がその撃滅に向かう。だったかしら。」

 

「あぁ。そんな簡単にいくとは思わないがすごいと思うよ。」

 

今回の配備は第一連合艦隊を偵察部隊とし、

 

第二連合艦隊を右後方に展開。

 

第三連合艦隊を左後方に展開。

 

第四連合艦隊を前方に展開することによって、

 

第一連合艦隊を中点とする三角形の陣形を展開している。

 

そして我々は敵攻勢海域に突入するのであった。

 

 

~機内~

 

僕は鎮守府を離陸してから全速力で現場海域に向かった。

 

「信濃聞こえるか」

 

僕は第四連合艦隊に配備した信濃に無線を飛ばした。

 

『はい、聞こえております。どうされましたか?指揮官』

 

「あと30分でそっちにつくから甲板をあけておいてくれ。」

 

『え?着く?どういうことですか?』

 

信濃が戸惑っている

 

『おーい提督もしかしてまさかだとは思うんだけどさ』

 

鬼怒が無線に割り込んでくる

 

「あぁ、そのまさかだ。」

 

すると突然ノイズが走る。

 

【敵機を捕捉しました。自動迎撃モードに入ります。】

 

それと同時に目視でも確認した。

 

「信濃葛城赤城。敵機確認迎撃態勢。」

 

『了解いたしました。信濃迎撃部隊を編成。震電艦載機発艦開始。』

 

『同葛城、迎撃部隊発艦』

 

『同赤城、迎撃機発艦完了』

 

それと同時ほどに先行艦隊が到着したのか

 

『あ、曙さん』

 

『どうしたのよ急に震電なんか。』

 

「曙か。ちょっと敵機に遭遇してしまってな。」

 

少しの間が開いた瞬間

 

『あんたねぇ・・・まぁ、いいわ。あとで覚えときなさい』

 

「あぁ。それじゃ、また後でな。」

 

そういって、通信を切り機体のモードを空中機動戦闘モードへと切り替えた。

 

すると、零戦さながらの動きをとれるようになった。

 

バルカン砲の動作もばっちりしており、

 

ブレ等もなかった。

 

そうすると画面に

 

【敵機補足自動追尾開始】

 

と出ていた。その追尾に従いバルカン砲を撃った。

 

レートの高い銃弾が敵機を襲う。

 

同時に三機の撃墜をした。

 

敵機はあと10機と表示されていた。

 

二機は補足しておりすでに射線にとらえていた。

 

トリガーをひき合計五機撃墜した。

 

そこに信濃葛城赤城の迎撃機が上がってきた。

 

歴戦の部隊ということもあり、

 

あっけなくすべて撃墜。

 

航空戦を制した。

 

「曙聞こえるか。」

 

『聞こえるわよ。終わったの?』

 

「あぁ。すぐそっち行くから信濃に用意するようにお願いしといてくれ。」

 

『はいはい。わかったわよ。てことで提督が着艦できるようにしてあげて頂戴。』

 

『わ、わかりました。震電部隊回収完了後すぐに着艦できるようにしますね』

 

「あぁ。ありがとう」

 

~第四連合艦隊~

 

「提督が戦場に来る鎮守府があるなんてね。」

 

「あいつは変わってるのよ。昔から。」

 

「司令官確かに変わってるよね~」

 

「でも、それが本当の指揮官というものじゃないかしら。」

 

するとどこからともなくバラバラと音立ててテールローターの音がしだした。

 

「まさかとは思ったけどなんであんなので来るのよ。」

 

ゆっくりと高度を下げていき、

 

信濃の甲板に着艦した。

 

「よしと、到着。あ、信濃甲板ありがと格納しといて大丈夫だぞ」

 

「ほんと懲りないわねあんたは。」

 

逢って早々にそんなことを言われ、

 

頭をはたかれた。

 

「いったいなぁ君たちだけに危険な目にあわせるわけにはいかんでしょ。」

 

「そういうところよ。全く。」

 

 




さぼりにさぼって月日が流れてしましました。
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