あはは……みなさんおはこんにちこんばんわ。
どうも、香耶です。
実験が一つ成功しました。
そのため、しばらく動けません。
何が成功したかというと……いやテンプレ的な反応をしよう。
あ…ありのままこれまでに起こった事を話すぜ!
「俺は、橙子さんのお腹が大きくなってきたなと思ったら、いつの間にか妊娠してた。」
な……何を言っているのかわからねーと思うが俺もはじめ理解できなかった……
頭がどうにかなりそうだった……
催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねえ。
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ……
という訳で橙子さんが妊娠しました。
妊娠早6ヶ月。
ちなみに俺の子です。
認知??いや俺13歳だし。
その辺はせめて15歳になってからにして下さい。
しかし妊娠したと聞かされた時は本当に驚いた。
こんな事にポルナレフネタ出すとは思ってなかったしね。
実験とは橙子さんのだけどね。
コレが成功したおかげで、士郎の所に行けません。
ついでに一年後には空の境界が始まっちまう。
介入する気はあんまないけど一応ね……
という訳で来てもらう事にした。
具体的に言うと半年後。
つまり士郎が厨二じゃなくて……中二になってからだ。
本当はすぐにでも来てほしかったんだけど、イリヤが駄々をこねたらしい。
大いに想像できる辺りが流石衛宮家だ。
遠坂家にも一応連絡したが、セカンドオーナーが土地から離れることなんて……
らしいぞ。
けど時計塔には行くんだよねあの娘。
言ってる事が違うなぁまったく。
まぁ生まれてちょっとしたらあっちに行くとしようかな??
まぁどちらにしてもまだ行動できないという事実が俺を焦らせる。
横で寝てるこの人の寝顔と笑顔……いや存在がなければな。
無論橙子さんだ。
今まで邪険に扱ってた癖に何を今更だって??
いやいや、邪険に扱ってなんかいないよ。
寝込みを襲われたりするからちょっと疎遠になりがちだっただけで……
というかね聞いて下さいよ、出ないときのHって痛いんですよ!
今まで耐えてきた自分を褒めて……黙れリア充??
俺リア充じゃないよ!
それはなろうとしてなれるものじゃないのさ。
話が逸れすぎたな修正しよう。
今俺と橙子さんは表向きの仕事を中心にお金を貯めている。
無論お腹の子供のためだ。
赤ん坊はお金がかかるからね。
え??俺のお金??
そりゃ大分積み立ててあるけどさ、魔術って金食い虫なんだぜorz
そんなこんなで必死で頑張ってるんだ。
いつも朝から図面と睨めっこしてる橙子さん。
俺は秘書的な事……家政婦みたいな(?)ことしてる訳よ。
掃除洗濯炊事何でもござれだ。
もともと学校は調理の学校で、飯は自炊してた。
就職もしてたし、洋食のレストランにな……
だから作ることは楽しいし苦にならない。
掃除も洗濯も、仕事でやってたからな。
実はあんまり今までの日常と変わらない。
そこに物語のキャラクターと暮らして、魔法があるだけ。
後、一回死んだっけ(笑)
そんなもんさ、理不尽な事もあるが、何も変わっちゃいない。
そこに安堵し、変えないように努力する。
それが一般人(モブ)ってもんだろ。
そんな俺が、今変える努力をしてる。
明らかな矛盾。
そこに焦りが生まれ、軋轢(あきれつ)ができるんだ考えに。
いろんな想いが俺の考えの隙間に入り込んで来る。
ノックなんてない、いつも突然に入って来るんだ。
余計に焦る。
守らなくちゃ、守るためには努力しなくちゃ。
周りの守りを固める、自身が強くなってもらう、俺が強くなる。
必死で、必死で、何も考えられない……何も考えたくない。
そんな時に限って俺の好きな人達がもうアピールしてくる。
そんなに俺は要領よくないし、テンパってしまう。
俺の事を好いてくれるのはうれしい。
今でこそ余裕ができ、橙子さんとよろしくやれている。
この世界で手に入れた初めての“幸せと安息”。
そう感じていられるのだからそうなんだと思う。
しかしこの幸せはそう続くものではない。
何しろ俺の未来は神様と直結している。
しかも英雄になっちまった事もあって、俺は何日も家を開ける事が多い。
俺では一般的な幸せを“演出”することはできない。
所詮異端は異端でしかない。
そんなことは分かっている。
だけど俺は……俺の好きな人だけは幸せであって欲しい。
だから軋轢の生まれた箇所(イレギュラー)を徹底的にたたき、世界に有無を言わせない。
例えこれが正しくない答え、考え、物語の中だとしてもだ。
だから二次小説や、アンソロジー等が生まれる。
そこに愛が生まれるからだ。
例えリアルではないとしても、俺は橙子を愛している。
青子さんも、ルヴィアも俺にはいなくては困る。
守ってやりたい。
衛宮家も、遠坂家もだ。
だから係わる。
だから力を与える。
だから滅ぼす。
正しくない考え、正しくない答え、正しくない感情。
これは偽り……神様が用意した、偽りの……偽りの世界。
この魂も記憶も、愛情すらも偽りなのかもしれない。
神様って存在も嘘なのかも知れない。
もしかしたら長い夢を見てるだけなのかもしれない。
だって普通に考えたらありえないだろう??
あんなに憧れていた非日常(イレギュラー)で、こんなに幸せで……
守りたい、守ってみせる。
世界なんて関係ない。
レギュラーになんかならなくていい。
俺は大切な1を……
愛する人達と、この世界で出会えたのだから……
桜も絢爛と咲き誇る97年4月。
今橙子さんは妊娠9カ月だ。
もうすぐ入院する。
消費税増税実施されて、生活が苦しくなるなと実感した。
そんなことを考えてたら士郎がやって来た。
今や中学2年生だ。
「お久し振りです。」
「そんなしゃっちょこばるなって。
俺達は兄弟なんだぜ、そんな遠慮なんかしなくていい。
それにお前を無理やり呼んだの俺なんだ。
文句の一つや二つ言ったっていいんだぜ??」
「いや、いいんだ。
俺も切嗣も限界を感じてたところだから。
俺には魔術の才能は余りにもないからね。
『俺以外に俺のことを良く知ってる人に習ったほうがいい。』
それが俺と切嗣が出した答えだ。」
「そうか……ならばいいが。
そうそうお前はこれから2年間学校に行かなくていいから。」
「は??」
「俺が全部教えてやる。
全国模試では片手に……いやとりあえず両手には入ってもらうからな。」
この話を聞いてぽかんとする士郎。
「なんでさ!?」
「魔術をやる以上、一般人より頭が良くないと駄目だ。
勘だけだとな、それ以上伸びないんだ。
だって魔術は科学と同じだからな。
退化する一方で進歩していく。
そういう積み重ねが魔術だからな。
そういう所も訓練できるし、息抜きにもなる。
だからこれから毎日が理詰めだ。
英語も数学も理科もぜーんぶ叩き込んでもらう。
それと同時に魔術理論も叩き込むし、体の使い方も教える。
分かったな??」
「分かったよ……」
「よし、なら早速だが……体を軽く動かすぞ。
2時間位だ。
それからこのテキストに目を通せ。
1日やる。全部に目を通しておくんだ。
話に出たときに内容が多少思い出せるようにしろ。
じゃぁ上に行くぞ。」
「あ、あぁ。」
屋上に連れて行く。
まずは準備運動をさせて、竹刀を持たせた。
こいつが一番扱える武器は、剣。
実力を見ないことには何とも言えないからな。
適当に打たせて、カリキュラムを組むとしよう。
「じゃぁ士郎、打って来い。」
「は??」
「は、じゃねーよ。いいから打って来い。
いいか、本気で来いよ。」
「分かった……てやぁぁぁぁぁ!!」
初速 F
踏み込み F
パワー E
おいおい、てんで駄目じゃねーか。
一般人のちょい上かよ。
「おい……それで本気か??
強化とかでブーストしてそれか??」
「してない。」
「さっさとやれ、本気で来いと言ったはずだ!」
「トレース、オン。」
やれやれやっとこんなもんか。
でも確か原作だと身体強化は大してできないはずだったよな??
それに比べれば、進歩したほうか。
やはり師匠がいると変わるもんだ。
初速 E
踏み込み D
パワー D
まぁまぁって所か。
とりあえず、幸運以外をCにはしたい所だな。
まぁそれには大分鬼畜なトレーニングしなくちゃならねーけどな。
Side 士郎
「クソッ……!!」
全て片手でいなされる。
しかも余裕綽々と。
考え事をしてるみたいで、あまりこちらに意識を向けていない。
こちらが隙を見つけては打ち込んでいるのにいなされる。
やっぱり強い!
藤姉(タイガー)とは段違いだ。
俺もダラダラと過ごしてたわけじゃない!
誰かの正義の味方になるために、努力してきたんだ!!
せめて両手を使わせて見せる!!
Side out
急に剣が早くなってきたな。
手数も多くなってきたし、うんいいとは思うが……
まだまだ正直すぎる。
読みやすいから、片手で十分だな。
「そら、防いでみろ。」
「!?」
突如放たせる一閃。
竹刀を横に、両手で持つと言う愚行のせいで竹刀が折れた。
そのまま頭に直撃するかと思ったら、竹刀が握られていた。
投影か……うん、素晴らしい。
このタイミングでちゃんとできるだからいい事だ。
だけどその前の行動が頂けないな。
「ここまでだ。悪いところは分かってるな??」
「と、投影をつ「違う!そんな的外れな答えじゃない。」……。」
「その前だ。何故竹刀を横にして両手で持った。
竹刀の強度は高が知れてるし、防ぎきれないと分かっていただろ!」
「それは……」
「逆にその後の投影は評価できるがな。だがマイナスが多すぎる。
士郎。お前には体力も、筋力も足りん。
よって体全体に重りを付けさせてもらう。」
「……はい。」
俺は士郎の周りの重力を弄った。
いつでも士郎には30kgの負荷がかかる。
あくまで士郎だけだ。
まぁその程度は慣れていたらしく、あまり変化はなかったが、歩こうとした瞬間こけた。
まぁ大体は分かっている。
体全体にかけているからだ。
だからうまくバランスがとれずにこけた。
ダサいな士郎。
「じゃぁちゃんとテキスト読んどけよ。」
「ちょっ!まっ」
さて、夕飯の支度しなきゃな~。
こうして士郎改造計画が始まった。
すみませんでした。
ちょっと情熱が過ぎたようです、変なところに。
就職2日目です。今日は休みなので、ゆっくり書く予定です。
早くあげられるように努力したいと思っています。
さて、橙子さんがおめでたです。
で、橙子さんが出番なしです。
期待してた方すみません。
ちょっと香耶が暴走してたんです→(おかしい方向に)
とりあえず士郎は原作よりもちょいと強いです。
だが、まだまだ。
これから強くなる発展途上というところです。
まぁ楽しみにしててください。
桜井舞人はいつでも感想、ご意見ご要望をお待ちしています。
どしどし送って下さい。