今回の仕事。それは―――
「本気で言ってるのそれ??」
「埋葬機関からの協力要請でして―――
まぁぶっちゃけた話、メレム・ソロモンからなのですが。」
「ここだけの話ですが、今後協会に懇意してくれるの事でしたので。」
「それがなんで“蛇”の抹殺につながる訳よ。」
そう今回のターゲットはアカシャの蛇。
つまりはミハイル・ロア・バルダムヨォン。
遠野四季である訳で。
「あんなのあの2人なら―――3人なら大丈夫なのに。
それでも“俺”を派遣するっていうのか??」
「万が一という事もありますので―――」
「それとあのコレクターのアイドルが一応死んだ訳ですし。」
「そういう事も相まってこの様な事になりました。」
たしかに遠野志貴によってアルクエイドは一度死んだ。
きっとメレムはかなり焦った事だろう。
しかしたったそれだけ。
以降は皆が分かるように志貴の手によって抹殺される。
そういう風な結果になる。
必要以上に物語を歪めたりしない。
それが目標であり、指針でもある。
まぁ士郎についてはやり過ぎたという自覚はある。
だがあの程度では物語がまるっきり変わるとは思えない。
「まぁ確かに“俺”以外にこなせる奴はそうはいない。」
「そうでし「しかしだな。」はい。」
「“これ”の後始末は誰が担当するんだ。
俺はやらんぞ。」
そう一通り暴れるのは構わない。
だが結果が分かってるからこそ嫌な事もある。
蛇が城にしているのは学校。
志貴はそれを半壊させるのだ。
ソレの後始末、報告書等は受けたくない。
そんなモノ御免被る。
「なら協力者を付けましょう。」
「報告書はその者に。」
「後始末は我らとコレクターに任せて頂きましょう。
なに、コレクターなら嬉々として引き受けてくれる事でしょう。」
「あのピーターパンもどきにそんな甲斐性があると思うか??」
流石にこの一言で上は黙ってしまった。
「後始末は気にしなくてよろしいので、ここは是非に。」
「OK、OK。分かりました。分かりましたよー。
で―――ぶっちゃけいくら??」
お金は大事です。
その為に来たんだから。
「我々もそろそろ厳しい時期に入ってきました。」
「ですので先に最高額を言わせて頂きます。」
「1000万ユーロ」
「ふざけんな、今回は同じ1000万でもGBPで払え。
俺の方からボーナスとして蛇の術式を対象内に入れやるから。」
GBP……すなわちグレート・ブリテン・ポンド。
現在の1英ポンド = 172.162653 円だ。
つまり1000万GBPは17億円となる。
ユーロとは4億円の差がある。
「そんなご無体な。」
「しかし蛇の術式は魅力的―――」
「再現できれば歴史的な快挙かと。」
「しかし―――」
「安心しろ半分はメレムに請求する。
それこそ協力という奴だろ??」
そういうと目に見えてほっとした爺共。
だからこそここで落ちを付けておく。
「だから今回連れて行く奴の人選は俺に任せろ。
んでもって後始末はお前達。
仕事については全て俺任せ、他言無用に口出しも無用だ。
いいよな、それ位の譲歩は。」
『勿論ですとも!』
「それと、俺の協力者には一切手だしするな。一生だ。
ギアスロールに書け。
もし破ったら殺す。
逃げても殺す。
死んでも殺す。
転生しても殺す。
そもそも輪廻の輪に入らせねー。分かったな??」
直死の魔眼を起動させて脅す。
勿論答えはYesだった。
爺共にさっさとギアスロールに署名させ、俺を最後にもう一睨みした。
「では御機嫌よう。」
そしてさっさと部屋を出た。
「はぁはぁキョウたん。」
「あぁビビって逝ってもうた。」
「貴方もですか!?私もです。」
そして変態共はいつも通りなにも考えてませんでした。
「しかしなー。誰を連れていくかなぁ。
ここは遠坂―――いやルヴィア??いやいや。
んーーー、師匠はないから―――ダメットか。
あの後だしジャンケンを持っていくとするか??」
ご存じダメットさんです。
彼女を前衛にして、俺が宝具滅多打ち。
瀕死の所を志貴が掻っ捌く。
うんこれなら安心だ。
アレ待てよ?フルティン打ったらダメットが死ぬんじゃね??
んーーーまぁ大丈夫だろう。
「そうと決まればまずバゼットを―――」
「そこで何をしてるんですか??」
なんてご都合主義。しかしありがたい。
「バゼット―――丁度良かった君を迎えに行こうと思っていたんだ。」
「私を―――ですか??
い、いけません貴方には妻子が―――」
「何を言ってるんだ??仕事だ仕事。」
「あぁっ―――って仕事ですか。
はぁ……分かっていましたが、あまりに色気がない。
別にかまいませんが。」
「色気ってお前なぁ。
そう言えば髪、伸ばしたんだな。
ブラもちゃんとしてるみたいだし―――」
そう言って胸を見てぎょっとした。
前見た時はサラシのせいもあってストンって感じだったのだが。
今はブラなので一般(C位の)女性より大きく見える。
たしか―――B87だったはず。
それ(3サイズ)には興味がなかったからうろ覚えだが……
B87って確かアンダーにもよるが基本Dだったよね……
D―――でかいな。
ちょっとガン見しすぎたかな。
恥ずかしそうに胸を寄せ、隠す。
「あ、あまりジロジロ見ないで下さい。
その―――恥ずかしいです。」
それは小鳥のさえずりか何かと思う位にすごく小さな声だった。
消えるようなか細い声。
そんな風に言われるとこっちまで恥ずかしくなる。
「バゼット―――その可愛くていいじゃないか、うん。」
「そ、そうですか。貴方にそう言われて嬉しいです。
あまり自信が無かったものですから。」
「そんなことないよ。とても綺麗だ。
まだ服装にまで手は伸びてないと思うが。
うんそれは次の機会に楽しみにしてるよ。」
「―――――っ。」
あの本気で顔赤くして俯いて照れるのやめてくれませんか。
俺が悪いことしてるみたいじゃないか。
というか俺まで照れる。
「そ、そうだ!仕事。仕事とはなんですか?」
「あっ……あぁ仕事!!仕事ね!!
今回は俺が暮らしてる日本での仕事で―――」
「そうなのですか!?すっごい楽しみです。
貴方の生まれ育った地なのですよね。」
「え、いやそうだけど―――」
「確か料理がとてもおいしくて、剣を扱うものサムライがいらっしゃるとか。」
「え?いやそれはごく一部でし―――」
「スシ、テンプーラ、ニンジャ、サムライ、フジヤマ。
あぁ、楽しみです。」
「いや、あのバゼットさんそれは―――」
バゼットは外人達の勘違いを当たり前に信じていた。
すごく目が輝いていたので何とも言えなかったが……
この友人の期待を背かないように京都へ一度案内しようと思う。
少しは女らしくなったと思ったが……
結局違う所が可哀想な子だった。
「あぁ、えっと、それであの―――
話を戻すとだな、三咲町という所で死徒の殲滅を援護する。」
「……………は??」
「死徒狩りが今回の仕事だ。」
「いえ、言ってる事は分かりますが、本気ですか??」
「本気と書いてマジと読む。
爺達も断れないほどの大物が絡んでるらしい。」
「はぁ―――封印指定の執行者の私の仕事ではありませんよソレは。
明らかに度が過ぎるし、身に余ります。
埋葬機関の代行者の仕事です。」
「まぁ、“ソレ”も実際に仕事してる。
が、今回のはあくまで援護であって、封印、殲滅じゃない。
メインは援護だ。」
「そうですか―――ですが、それでは私が選ばれる理由にはならない。」
「ん―――??選考基準はあくまで俺が信頼できること。
それと今回は援護がメインだ。
俺は遠距離に徹する時に前衛がいないってこと。
その為には前衛が出来る魔術師が必要って事になる。
そしたら自ずとバゼットが俺の中で一番だった訳だ。」
Side バゼット
「そしたら自ずとバゼットが俺の中で一番だった訳だ。」
バゼットが俺の中で一番。
バゼットが俺の中で一番。
バゼットが俺の一番。
バゼットが一番。
あれ??やだすごくうれしい。
ちょっとだめ、絶対顔が赤くなってる。
私が一番。
すごく嬉しくて、幸せで―――
あぁ、やっぱり香耶……私にとって貴方が一番。
貴方の子供が欲しい―――
そう思ってしまう私は罪深い女だろうか。
だとしても“バゼットが一番”。
あぁ、なんて甘美な言葉なんだろうか。
Side out
「行きましょう。今すぐ行きましょう。そしてすぐ殺しましょう。」
「えっ、いやバゼットさん??」
「さぁ速く行きましょう。三咲町ですね―――」
あのバゼットさんが携帯とりだして電話してる。
しかもなんかすぐタクシーが外に待機してて、気がついたら空港だった。
んで、飛行機の中の事全く覚えてないんだが―――
俺は大丈夫なんだろうか。
「さぁ、つきましたよ“香耶”。」
「ん、あぁ……って空港ですらない。
三咲町に俺いるよ。」
「何を言ってるんです??
昨日ホテルに泊まって、今日の1000に到着すると言ったじゃないですか。
それで朝0700に起きて、ご飯を頂き、タクシー来たんですよ。
覚えてないんですか??」
「ん、すまん。そうだったな―――」
なんか釈然としないが……まあいいか。
「それで―――ドレを殺るんですか??」
「あぁ、それすらまだ言ってなかったか。
番外位の死徒―――――ミハイル・ロア・バルダムヨォンさ。」
ポカンとしてるバゼットの顔素敵です。
ものっそい久し振りです。
ROMってました。
見事にやる気も起きずにROMってました。
理由としてはこれを書いていた奴のノートPCが壊れ、救出不能になり、
そしてデスクトップで書き始めたら親に誤って消された。
保存しないで置いといたら、電源落とされて。
それから停電で自動的に電源が落ちてたりとか。
もうしばらく書きたくない状態になったのです。
申し訳がない。
で書いてたらふと1年が過ぎてました。
早いですね~時間って。
あぁ、上の説明ですが、月姫と空の境界は時間軸を同じにしました。
理由としては絡ませやすいから。
で、更に追記として―――
それとあのコレクターのアイドルが死んだ。
※アルクエイドは皆のアイドル!その使い魔のレンは研究生!
確かに“俺”以外にこなせる奴はそうはいない。
※ぶっちゃけ神様からお願いされてるからね。
知ってたけど、でもさぁー、本当にいつか死んじゃないか??
同じ1000万でもGBPで払え。
※いつでもどこでも守銭奴。
戦闘中にきらりと光ったらとりあえずガン見は常識だ。
それと、俺の協力者には一切手だしするな。一生だ。
※つまりアレです。俺の女に手を出すな!!
そういう事ですね、分かります。
「はぁはぁキョウたん。」
「あぁビビって逝ってもうた。」
「貴方もですか!?私もです。」
※爺の変態ほど見苦しいものは無い。
でも何かこいつら憎めない。
たしか―――B87だったはず。
それ(3サイズ)には興味がなかったからうろ覚えだが……
※説得力がまるで皆無。ソレが香耶君です。
スシ、テンプーラ、ニンジャ、サムライ、フジヤマ。あぁ、楽しみです。
※駄目だコイツ早く何とかしないと―――ッ!!
ドレを殺るんですか??
※悪しき星が天に満ちるとき、大いなる流れ星が現れる。
その真実の前に、悪しき星は光を失いやがて落ちる!
人、それを「裁き」という!
タイトルについては皆さんのご想像に任せます。
では皆さんまた来世