おーっすみんな元気??
俺??俺はもうありえねえっす。
マキリ殺ししてから3カ月、俺も見聞を深めるという事で時計塔に仕事をもらいに行ったんですよ。
まぁ爺の紹介で行った訳さ。
するとね、出されたのは100年程度生きた死徒殺し。
こりゃあかんわと思ってました。
そしたら他に一緒に行く方がいると言うじゃないですか!
俺は期待を胸に待ち合わせ場所に行きました。
そしたら……
「はぁ~い♪君が香耶君ね、よろしく?」
「え!?えぇ~~~!?」
「あら??どうかしたかしら。」
蒼崎青子とか聞いてねえし!!
もうすこし人畜無害な奴よこせよ協会め!!
俺が青子のファンじゃなかったら、死ぬかもしれないだろ!
「み、ミスブルー。よ、よろしくお願いします。」
「??よろしくね~。じゃぁ早速いってみよ~♪」
流石に姉とは性格が違う。
というか違いすぎ。
やばいテンションについていけない可能性がある。
俺はこのままついて行けるのか!?
という訳でやってきたアフリカの外れ、コモロ連合の近くなんだが……
「どこですか??その死徒のいる島は。」
「さぁ??なんでも無人島らしいわよ?」
「らしいって……それに死徒が住んでるのが無人島なんですか??」
「らしいわ。おかしな死徒よね。」
死徒は肉体は急速に劣化していく。
それを補うために、他人の血液を吸って、肉体を固定させている。
言い方を変えるならば「エネルギーを補給し続ける必要がある不老不死」。
なんだけど……
カリー・ド・マルシェみたいな奴なのかな??
それだったらまだ好感がもてるんだが……。
まぁ会ってみればわかるよね。
「橙……じゃなかった、ミスブ「今何って言おうとした??」ですからミスブルー。」
「今姉貴の名前を呼ぼうとしたでしょ!絶対そう!!貴方姉貴の関係者!?」
「い……いえ、その……はい。橙子さんの弟子をしてます。」
「ふーん……あの姉貴が弟子を……」
「その……さぁ!仕事を早く終わらせましょう!」
「……。」
「……………お、お願いしますよミスブルー。
機嫌直して下さいよ。間違えそうになってごめんなさい。」
「……………。」
だ、駄目だー。
やばい、マジでやばい!!
あーもうこの姉妹はなんでこんなに仲が悪くて面倒なんだ!!
しかもとびきり美人で年を感じさせないし!
なんなの!?ねぇ俺に何をさせたいの!?
青子さんとある島に行くまで、仁王立ちで腕組みして立っていた。船首に。
何を目指しているんだろうか。
何個目の無人島だったけな??
確か6個目だった気がする。
サンゴ礁でできた無人島だった。
すごく大きな島で、多分竹富島と同じ位の広さだ。
木々は生い茂り、小鳥達のさえずりが聞こえる。
すぐに青子さんが船から降りて俺に指示を出す。
「ここ……わかる??」
「はぁ……ここですか??」
そう言われて周りを注意深く観察してみた。
するとこの俺達が立っているこのサンゴ礁……解析の結果、人骨だった。
この木とか、全部人骨の上に生い茂っている。
なんてこった……ここが奴の……吸血鬼のホームグラウンド。
知らずに足を踏み入れてたわけだ。
「どうやら目的地はここのようですね。」
「そう。ここが奴の陣地って事。よく分かったわね。」
「言われなきゃ解析もかけませんでしたよ。」
「でも、分かるだけましね。」
「さて、そろそろ出てきてもらいしょうか……
吼えよ古の炎、不浄の生命を灰塵へといざなえ……エンシェントノヴァッ!!」
古の炎が空中から降り注ぎ、広範囲の敵を焼き尽くす。
出典はテイルズだぜ!
という訳であぶり出す!!
さっき説明した通り、木々が生い茂ってる訳よ。
そこに火が入ったら??
力を過信している死徒だったら??
俺たちの前に出て来る。
そういう算段だ。
「流石姉貴の弟子ね。」
「ありがとうございます。」
「そうそう、何勝手にイメチェンしてんのよって言っといて!
っと、来たわね。」
「貴様らか・・・・・俺の根城を燃やしたのは!?」
「主にと言うか、俺ですねそれは。」
「貴様ぁ!!」
「貴方に対して討伐命令が出てまして、悪いんですが死んで下さい。」
「貴様が死ねぇ!!」
「OK、ならぁ……いくぜぇぇぇ!!」
投影した剣は干将・莫邪改
アチャ子が使う剣だ。
俺が主に前衛。
青子さんが後衛だ。
無論後でこの判断がミスだったと分かるのは言うまでもない。
吸血鬼は剣を扱うようだ。
バスターソードを片手で扱い、もう片方の手で貫いてくる、爪で。
吸血鬼の身体能力はいうまでもなく化けものだ。
だがこちらも片手でいなしていく。
俺と吸血鬼はこう着状態だ。
まぁそこを見逃す青子(まほうつかい)さんではない。
「そんな所でまとまってると、消炭にするわよ~♪」
「ちょっ!?俺ごと!?」
「離れろっ!?」
「いっくわよ~、スライダー♪」
俺はエルキドゥを投影して結びつけて急いで走りぬける。
青子さんは上空からスライダー俺達がいた場所に叩きつける。
無論食らったのは吸血鬼だけだが、危なかった……
俺も……アレを、食らったら……どうなったんだろうか。
「グゥゥゥ……オノレェ……マホウツカイカァ、キサマ、ユルサンゾォ!!」
「はい、そこ終わり。」
「何!?力が入らん……俺の体が霧散していく。俺が……俺の体がぁぁぁっ!!」
皆さんお分かりですね。
死の点を突きました。
俺の右目は直死の魔眼(完全版)が埋まってるいる。
え何??最初っから使用していろよ馬鹿だって??
いや、俺も使いたかったんだけど、魔法使いの目の前で使うのを自粛してた。
まぁ見えなくなった所で使わせてもらった。
「じゃぁ、これにてアリヴェデールチだ!」
「お前が俺に対する抑止力か……」
「いや、それないと思うよ??」
「フッ……まぁいい。これもまた一興……ということだ。」
と消えていった。
頼む、俺に押しつけるな。
ここでアラヤに目を付けられたら……
と、突然景色が灰色になった。
先ほどまでしていた波の音すらしない。
どういうことだ……まさか!?
『少年よ、力をのぞ―――「のぞみません!!僕は英雄になんて!!」』
「悪いんですが、なってもらえませんか??」
「あ……貴方は!?」
「お久しぶりです。
あっ、前はごたごたしてて言えませんでしたが、フィーネといいます。」
「あ、それはどうも、俺は芥川(あいかわ) 敦哉(きょうや)といいました。
今は相楽・B・S・香耶ですが……」
「はい、改めてよろしくお願いします。
それで、英雄になってもらいたい理由として何ですが……
この後貴方は聖杯戦争に巻き込まれるはずだったのですが、抑止力が働きました。
それによって、本来参加するはずだったのですが、参加できなくなったのです。
そこで現代の英雄になってもらう事によって、参加できるようにしようと思います。
勿論、マスターに他の方がなるのですけどね……」
「なんてこった……俺というイレギュラーがここにいる事のバタフライ効果ということか。」
「そう考えてもらって構いません。
今はうまく紛れ込んでいますが、やがては……
それで、基本は私が指示を出しますので、その処理も行って欲しいのです。」
「自分の尻は自分で拭けという訳だな。まぁいいですけどね。
それで??どんな事をするんです??」
「えぇ、片っぱしからイレギュラーを叩いて貰います。
そうすることによって、貴方の存在を当たり前にしていきます。
つまりイレギュラーの貴方をレギュラーとして世界に認めさせます。」
「成程な。わかった。英雄になろう。指示はそっちが出すんだろ??」
「えぇ、お願いしますね。」
そういってフィーネさんは消えていった。
やれやれ。これで俺もアラヤの抑止力か。
やってらんない。
『少年よ、力を望むか??望むのなら死後を我らに預けよ。』
「英雄にはなってやるが、死後は貴様らにやらん。
俺の死後はあの神様に契約済みでな……くれてはやれん。
俺の死後については神様に言いな。」
『よかろう。貴様の“今”をもらう。』
「そうしろ、そうしろ。」
『これで契約を終了する。』
世界に色が戻り、音も戻ってきた。
俺はすっかり忘れてたよ。
後ろには青子(やっかいごと)さんがいることを。
「ねぇ香耶くん??今何をしたの??」
「何って吸血鬼殺しの剣で刺しました。」
「嘘ね、貴方が持っている剣は、形状は変わっているけれど干将と莫邪。
それは宝具だけれど、吸血鬼を霧散させる程の力はない。」
振り向くと青子の顔を険しい。
すると何かに気付いたのか、下唇をきゅっと噛んだ。
「その目……成程ね。直死の魔眼か……なんで私の前にまた……はぁ。」
「あ、ばれました??困ったなぁ。この事は内緒にしてくれませんか??
僕はこの事を父にも、師匠にも言ってないんで。」
「……いいわ。私貴方の事を気に入ってるし。
姉貴の弟子は私の弟子という事で、あんたこれから私の弟子ね。」
「はい!?」
「あのクソ姉貴、また人の金で買い物したのよ!!
だから、姉貴のモノは私のモノよ!!」
「どんなジャイアニズムですか!!」
「いや……なの??」
くぅ、上目使いとかやめて下さい。
というか10に満たない少年に対してやることではないでしょ!!
「嫌ではないですけどね。」
「ならOKじゃない。さ~行くわよ~♪」
「はぁ……了解です。師匠。」
「何かくすぐったいわね。まぁいいわ。次は大物を落とすわよ~♪」
俺は選択肢を間違ったのだろうか??
誰か僕にライフカードをください。
こうして俺にまた師匠ができた。
青子です。
これで姉妹が出ました。
英雄になる理由がちょっと微妙ですが、この先しとかないといけないのでしときました。
能力値的てきには、身体の力の倍増が主です。
まぁどんどん成長していく訳ですがね。
呪文は主にテイルズから使っています。
特に理由はありません。
なにか使って欲しかったりする呪文があったりするなら、言って下さい。
桜井舞人はいつでも感想、ご要望をお待ちしています。
どしどし送って下さいね。