がっこうぐらし! 狂戦士君でまったりプレイ   作:赤タイツの傭兵

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何とか筆が乗ったので初投稿です。


雨の日ラッシュ

 何故かピンポイントでイベントが起こらないがっこうぐらし、はーじまーるよー。

 前回は信頼イベントが立て続けに発生したところで終わりましたね。(二人を除く)

 おかしい……こんなことは許されない…。

 一体どこでフラグが足りないのか?これが分からない。この悲しみを背負って私は眠りに着きます。おやすみなさい。

 

 まぁ、狂戦士君は寝れませんが。

 

 

 おはよーございま──す!!

 6日目の朝になりました。明日はいよいよ、皆大好き雨の日イベントがやって来ます。ここ初見で死んだことの無いプレイヤーはいない。これはガチ。

 とはいえ、今回は戦闘力最強の狂戦士君がいるので、そこまで苦戦することはないでしょう。バリケードも強化はし終えましたし、これは勝ったも同然ですね。(慢心)

 

 そもそも私、雨の日イベントでやってみたいことがあるんですよね。その為の準備は明日の朝に行うので、ぶっちゃけ今日はやることないです。

 

 

 なので今日は大人しく過ごしましょう。

 まだ信頼イベントが起きてない二人はどうしようか…。めぐねぇは教師という立場があるからまだ分かる。

 

 ただしくるみ、テメーはダメだ。

 

 うーん、やっぱりこの間のモンスターハウス戦を見られたのが原因?もうそれ以外に心当たりが無くなってきた。

 ……多分それですね。マジかぁ…。コラテラルいっとる場合じゃなかったんか…。でも1日で何とかならんしなぁ。これは仕方ないと切り替えていきましょう。

 

 

 その後、特に何も起こらなかったのでカットします。

 

 

 

 おはよーございま──す!!

 とは言っても、まだ全員寝てるんですけどね。

 現在、7日目の早朝です。この時間ならまだイベントは起こらないので、今のうちに準備を済ませます。

 

 

 まずは一度外に出ます。とある武器を調達しに行きたいのでね。お、ありました。

 

『道路標識』です。

 

 普通のキャラの場合、故意感染ルートにでも入らないと使えない重量武器ですが、狂戦士君なら普通に使えます。やはりバーサーカーは格が違った。

 早速引っこ抜きます。これを生身でやってのけた極道がいるってマジ?一体何処の冴◯さんなんだ…。

 

 さて、武器を手に入れましたね。

 道路標識は威力、範囲、耐久、どれもトップクラスに入る最強クラスの武器です。これ一本で最後までいける強さらしいですからね。攻略wikiにも書いてあったから本当でしょう。

 

 金属バットは置いてきた。健闘はしたが、奴ではこの先のラッシュについていけない。(耐久値)

 

 

 

 さぁ、後は一階に残ってる不良生徒を殲滅します。まぁ数人程度ですが。

 さて、そろそろ皆さんにも説明しないとですね。私がやってみたいこと、それは……。

 

 

 

 

 

 

正面玄関で迎え撃ちます!!

 

 

 

 

 

 これぞ名付けて、

『雨の日にそもそも一人も中に入らせない作戦』!!!

 雨の日イベントは一定時間経過、または一定数撃破で進みます。じゃあもしも校内に入らせずに一定数倒すとどうなるのか?これを検証したかったんですよ…!

 

 まぁ多分すぐにイベント終わっちゃうんでしょうね。それこそRTAの如くでイベントが進むでしょう。

 

 さぁ、パーティーの時間です。トツゲキー!!

 

 ──────────────────────

 

 

 今日は朝から雨だ。久しぶりに悪天候を見た気がする。でもこれで屋上の浄水器が使えるようになるだろう。

 

「ねーねー、ドクロくんがいないよ?」

「え?朝の見回りにいったのか?」

 

 そういえば、ドクロさんの姿が見えない。

 普段なら別の教室で過ごしているのに、今朝は何処にも見かけていない。

 ……何故か、妙な胸騒ぎがする。

 そう思ったつかの間だった。

 

「なぁ、何か音がしないか?」

「本当だわ、外からかしら…。」

 

 そう言って、私たちは外の様子を見てみる。そこに広がっていた光景は想像を絶するものだった。

 

「ちょ!?何だよあの数!すげぇ集まってるぞ!」

「何でこんなに…?」

 

 沢山のかれらが集まっていた。今までこんなことは起こらなかった筈。一体なぜ…?どうして突然集まってきたの?

 

「ねぇ、あいつ…何であそこにいるんだよ…?」

 

 しかも、そこにいたのは……

 

「ドクロくん!?」

「あいつ、あの数を一人で相手するつもりかよ!?」

 

 大量の彼らに立ち向かうドクロさんの姿だった。

 

 ──────────────────────

 

 

 

 

 

 ヒャッハァァァァァァ!!!!獲物だ獲物だァァァァァァ!!!

 これだよ、これ!この無双プレイがしたかったんだよ!

 オラオラオラァ!もっと経験値を寄越すんだよ!貴様ら全員、俺の糧となれぇぇぇぇ!!!

 

 

 失礼、つい興奮してしまいました。

 

 

 はい、あのあとすこし経ってから突然やつらが湧いてきました。現在は標識でひったすらなぎ払うだけの作業と化していますね。凄い光景ですよクォレハ…。

 とはいえ、流石にそろそろ終わる頃でしょう。もう大分倒しましたからね。ここまでやればイベントが進む筈です。

 

 

 

 

 

(二十分経過)

 

 

 

 

 

 ま~だ掛かりそうですかねぇ?

 いや待って?もう50人は軽く倒してるよ?なのに何でイベントが進まない?

 あれ?何か変だゾ?何かを見落としている気がする。

 

 ちょっとゲームを一時停止します。ザワールド!!

 

 すいません。ちょっと攻略wikiを見てきますね。流石にこれはおかしいです。え?プレイ中に攻略見るのは邪道?いや、まぁ、プレイスタイルは人それぞれだしね?だから許してください何でもしますから!

 

 えーと、wikiによると…。

 

 

 

 ~以下、攻略wikiより抜粋~

 

 ・狂戦士ルートで雨の日イベントに移行した場合、どれだけかれらを倒してもイベントは進行しない。フラグを立てていなかった場合はここで詰むので注意。フラグを立てていた場合、時間経過で進行するが、どれだけの時間が必要かはランダムである。

 

 

 ………………。

 

 

 

 

 

 あああああああああああああああああ!!!!(ブリブリブリブリュリュ

 ふざけるなァァ!ふざけるなバカ野郎ォォォォ!!

 

 つまりあれか!?私は一生終わらない無間地獄に自ら足を踏み入れたということか!!

 ファ──wwwあ ほ く さ、止めたら?このゲーム。誰だよ!狂戦士君なら勝ったも同然とか言ったの!はい、私です申し訳ございませんでしたァァァァァァ!!!

 

 失礼、取り乱しました。

 

 不味い、これは不味いです。このままでは狂戦士君はまだしも私自身の体力が尽きます。しかも、イベント進行までの時間はランダム。やだよぉ…ゴールの見えないマラソン程キツイものは無いぞ?今のところは大丈夫ですが、このままではジリ貧ですね。とはいえ今の私に出来る事はここでかれらを抑えておくことだけ…。

 

 あれ?これもう詰んでね?多分死ぬわ。私自身が。

 

 い、いや。大丈夫だ。こうして標識を振り回していれば何とかなる筈だ。大丈夫だ、私は助か

 

 ポキッ(標識が折れる)

 

 ………は?

 

 ──────────────────────

 

 

 道路標識は威力、範囲、耐久、どれもトップクラスに入る最強クラスの武器です。これ一本で最後までいける強さらしいですからね。攻略wiki(・・・・・・)にも書いてあったから本当でしょう。

 

 

 ──────────────────────

 

 ……………。

 

 貴方を詐欺罪と器物損壊罪で訴えます!理由はもちろんお分かりですね?貴方が私をこんな嘘で騙し、私の武器を破壊したからです!覚悟の準備をしておいて下さい。ちかいうちに訴えます。裁判も起こします。裁判所にも問答無用できてもらいます。慰謝料の準備もしておいて下さい!貴方は犯罪者です!刑務所にぶち込まれる楽しみにしておいて下さい!いいですね!

 

 

 失礼、心の中のジョルノが出てしまいました。

 

 

 て言うかヤベェ…。武器壊れちゃったよ…。そりゃそうだよ、本来なら極力戦闘は避けるゲームだしねこれ。運営もまさかこんな使い方されるとは思わないだろうしなぁ。

 

 はい、ここからはステゴロ勝負です。先程よりも攻撃範囲が激落ち君なのでかなりヤバイです。てか数が多すぎィ!ここはいつからウィラメッテになったんですか!

 

 あ。

 

 ああああ!!しまったァ!中に何体か入ってしまったァァァァァァ!!!

 ちょ、待てよ!あ無理だわコレ。後ろに構ったら前がどんどん入ってくる!ああああああヤバいヤバい!!このままでは押しきられる!

 

 しかも私は気づいてしまいました。るーちゃん救出以降、セーブをしていなかったという事実に…。

 

 いやばっかじゃねぇの!?なにしてんの!?

 畜生!ここまで死ぬ要素のない狂戦士君だったからセーブが疎かになっていたのか!私って本当バカ!

 

 てかそろそろ腕がヤバイです!いつ終わるのよこのイベント! おや、何か後ろから音がします。今度はなんだ!?

 

 

「ドクロ!無事か!?」

 

 

 ファッ!?なんでくるみちゃんがここにいんの!?

 

 

 

 

 ──────────────────────

 

 

 ずっと、不思議に思っていたんだ。

 何であいつは、ドクロは、私たちと一緒に行動してるのか。だってそうだろう?

 

 あいつは、その気になれば一人で生き延びることなんて簡単なんだ。ドクロならやつらにも、ましてや生きてる人にだって負けないだろう。

 

 そうだ、本来なら私たちを助けるメリットなんてあいつにはない。

 

(でも…あいつは…。)

 

 何の見返りもないのに、私たちを助けてくれた。なのに、私はそんなあいつを怖がってしまった。あいつはずっと私たちのために戦っていたのに!これまで何度も助けられたのに!

 それだけじゃない。今だって、大量のやつら相手にたった一人で立ち向かってる。それを見た私は、いてもたってもいられなくなって、つい飛び出してしまった。

 後ろからめぐねぇの制止する声が聞こえる。でも、止まれない。ドクロが一人で戦っているのに、黙って見ているなんてできない。

 

 今まであいつに助けられて来たんだ。今度は私があいつを助ける番だ。…もしかしたら、余計なお世話かもしれないけど、このままドクロに全部押し付けるのは、私の性に合わなかった。

 

「ドクロ!無事か!?」

 

 




長くなりそうなので分けます。
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