がっこうぐらし! 狂戦士君でまったりプレイ   作:赤タイツの傭兵

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段落分けを覚えたので初投稿です。




合流~三階制圧

 屋上への扉が開かれる。まさかかれらが入ってきたのか…?一瞬そう思ったが、それは杞憂だった。

 

「ゆき!?」

「うそ…たかえちゃん…?」

 

「りーねぇ!」

「るーちゃん!あぁ…良かった…!」

 

 再会を喜びあう二組。見ているだけでこちらも嬉しくなってくる。まるで悪夢のようなこの事件が起きてから、まさか二人も生存者がやってくるなんて、信じられない奇跡だ。そして、その奇跡を起こしたのが…

 

『…。』

 

 最後に入ってきた、骸骨頭の巨漢だった。

 …どう見ても不審者にしか見えない。でも、二人の生存者を救出して、ここまで連れてきてくれたのも事実だ。

 彼は一体、何者なのだろうか。

 

 

 ~~~

 

 

 はい、これで無事、チョーカーさん救出も成功です。トイレから出た後、しばらく固まっていたときはフリーズしたのかと焦りましたが、しばらくしてぶつぶつ言いながらもついてきてくれたので結果オーライよ!

 うーん、これから何しましょうか。出来れば三階を制圧しに行きたいところですが、タイミング的に今すぐ行くのはベストではない気がします。しばらく様子を見ましょう。

 

「あの…。」

 

 おや?めぐねぇとの会話が発生しましたね。ここは大人しく答えましょう。一応無視することも出来るのですが、ぶっちゃけデメリットしかないので止めておきます。

 ただでさえ信頼度低いんだから仕方ないね。

 

「私は、この学校の教師をしています、佐倉 慈と申します。」

 

 よ~く存じておりますよぉ、はい。貴方の独断行動(うっかり)で私が何度怨嗟の炎を燃やしたことか、数えきれませんからねぇ。

 はい、こちら皆さんご存知、佐倉 慈先生です。このゲームにおける要介護キャラでもあります。数々のRTAプレイでも幾度となく再走案件を産み出してきた、業深き者です。

 かくいう私も全エンド回収にどれだけ苦労したことか…!(n敗)

 

「此度は柚村さんを、うちの生徒を助けて頂いて、本当にありがとうございます。」

 

 エエってことよ。私が望んでしたことですからね。

 あぁそうそう忘れるところでした。こちらつまらない物ですが、どうぞお受け取りください。

 

「これは…!いいんですか?受け取ってしまっても…。」

 

 エエってことよ。(二回目)むしろその為に持ってきたようなもんだからね。

 さて、とりあえず育ててある野菜の種類を確認しましょうか。ふむふむ、キャベツとトマトですね。出来ればサツマイモがあると嬉しかったのですが、贅沢は言えませんね。

 サツマイモは貴重な甘味を作ることができる野菜で、特にスイートポテトは正気度回復に絶大な効果があります。まぁ無い物ねだりしても仕方ありません。切り替えていきましょう。

 

 

 ~~~

 

 

「なぁちょっといいか?」

「何かしら?」

「その…あの男ってあんたらの叔父なの?」

「え!?まさか、あんな大きな人、うちの親戚にはいないわよ?」

「だよな…いやでも、あんたの妹が…」

 

 そのとき貴依に電流走る!

 

 おじさん:◯

 叔父さん:×

 

「………紛らわしいわ!!!」

 

 

 ~~~

 

 

 

 

 

 さて、皆落ち着いてきたので、これからどうするかを決める会議になります。何か視界の片隅でチョーカーさんがるーちゃんの頬っぺたをムニムニしてますけど何してんですかねあの人たち。まぁいいか。

 とはいえ、戦闘面では狂戦士君とくるみちゃんがいれば十分ですし、物資も通常よりは余裕があるのでそこまで急ぐ事態ではないです。

 せめて三階制圧はしておきたいですね。シャワー室も使えるようになりますし、ずっと屋上にいるのも精神衛生上良くありません。

 

「なぁ…ちょっといいか?」

 

 お?くるみちゃんからの提案があるようです。でも、このタイミングでくるみちゃんが発言するのは滅多にないです。何なのでしょうか?

 

「その…あんたのこと、何て呼べばいいんだ?」

「「「「あ。」」」」

 

 うーん…そう来ましたか。狂戦士君はゲーム上の名前は狂戦士と表記されていますが、正式な名前ではないんですよね。かといってそのまま狂戦士と伝えるのも何か違う気がします。まぁ適当に呼びやすい名前で読んでくださいな。

 

「名前がない?何だよそれ…」

 

 はい、おもくそ怪しまれます。でも狂戦士って言っても絶対怪しまれるだろいい加減にしろ!

 

「ドクロくんでいいんじゃないかな?」

 

 ファッ!!!?ドクロくん!?

 

 しっ失礼、取り乱しました。

 

 ゆきちゃん…そのネーミングセンスはどうかと…。ほら見なさい、他の人たちも微妙な顔してますよ。

 

「いやお前…ドクロくんはないだろドクロくんは。」

「丈槍さん…流石にそれは…。」

「え~いいじゃん、ドクロくん。かわいいよ?」

 

 いやどう見てもかわいいから程遠い見た目でしょうが私!?いやでも他に名前が思い付くかと言われても微妙なんですが…。

 

「じゃあ他にいい名前思い付くの?」

「いや、それは…。…まぁいいかドクロくんで。」

 

 いいんかい!?もうちょっと粘ってよくるみちゃん!もしかしたら他にもいい名前出てくるかもしれないじゃん!

 ってああああ!!プレイヤー名がドクロくんに変更されてるぅぅぅぅ!!!?嫌だぁぁぁ!!ギャップ萌えどころじゃないこの状態で進むの嫌だぁぁぁ!!あああああんまりだァァァァァァ!!!!

 

 

 

 

 

 

 失礼…取り乱しました…。

 

 

 

 

 えーはい、狂戦士改めドクロくんです。よろしくお願いします。

 

 とでも言うと思ったか!?ヴァカめぇ!!!

 

 何があろうと私自身は彼を狂戦士君と呼び続けるぞ!異論は認めん!!(鋼鉄の意思)

 

 

 

 

 

 

 あ、因みに三階制圧ですが、何の面白味も無く完了しちゃったのでカットします。

 

 

 ~~~

 

 

 三階の制圧が完了し、戻ってきた恵飛須沢さんと…その…ドクロさん…。

 …まだ慣れるのに時間がかかりそうです。

 丈槍さんが言い出した時は正直どうかと思ったのですが、肝心の彼は特に反対せずに受け入れてしまいました。普通は反対すると思いますが…意外と寛容なのでしょうか。

 

「おかえりなさい。恵飛須沢さん。その…どうでした?彼。」

「…やっぱ見た目通り、滅茶苦茶強いよ。たった一人で30人はいる教室を片付けちまったからな。」

 

 その言葉に、私は息を呑んだ。

 ただ者ではないと思っていたけど、これほどとは。普通に考えたら頼もしいどころではない人材だ。

 でも、私は…

 

(やっぱり…貴方は何者なんですか…?ドクロさん。)

 

 彼のことを…まだ信用しきれていなかった。

 




狂戦士君の呼び方

ゆきちゃん:ドクロくん
くるみちゃん:ドクロ
りーさん:ドクロさん
るーちゃん:おじさん←(なんでや)
たかえさん:ドクロ
めぐねぇ:ドクロさん
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