がっこうぐらし! 狂戦士君でまったりプレイ   作:赤タイツの傭兵

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モリモギーが全然出ないので初投稿です。

いやマジで丸1日費やして出てこないとかどうなってんの?


クラシック~二階制圧

 中々好感度が上がらないがっこうぐらし、はーじまーるよー。

 前回は購買部で食糧を調達したところで終わりましたね。

 現在時刻は夜、私は今日も一人で見張りの番(退屈という名の苦痛)です。(悲)

 今回はめぐねぇは不参加ですね。何かあったのかな?特にこれといった事はなかった希ガス。昼に助けた事なんてぶっちゃけこのゲームでは日常茶飯事だし。

 

「ドクロくん、起きてる?」

 

 おや?ゆきちゃんがやって来ました。これは珍しい現象ですね。今までのプレイで夜の見張り中にやって来た事は二回位しかないです。しかも大体が暇潰しの為なので、内容も他愛もない会話ばかりでしたからね。何のご用でしょうか。

 

「えーと、ね、まだちゃんとお礼言ってなかったな~って思って…。」

 

 お?これは……

 

「ありがとね!たかえちゃんを助けてくれて。わたし、もう友達に会えないと思ってたから…たかえちゃんが来てくれた時、すっごく嬉しかったの。」

「だから、これはその時のお礼!ドクロくんのお陰でまたたかえちゃんに会えたから!」

 

 はい、ゆきちゃんとの信頼イベントです。このタイミングで発生するとは……初めて見るパターンですね。もしかして、これも狂戦士君ルートの仕様なんだろうか…。

 思えば、最初から今までとは展開が違ったし、全エンドクリアの過程では見なかった現象もちらほらあります。

 まさか……狂戦士君ルートではこれまでの常識が通用しない…???

 えぇ、マジでぇ?そんなの知らないよ…。これからは用心して進めた方が良さそうですね。いつの日か足元を掬われそうで怖い…怖くない?

 まぁ、分からない先のことを考えてても仕方ありません。切り替えていきましょう。

 それにしても、ゆきちゃんはホント優しいなぁ…私もこんな友達欲しかったわぁ…。(叶わぬ願い)

 ていうか、そのたかえちゃんにまだお礼言われていないんですが…。

 

「うーん…たかえちゃん、ちょっとだけ素直じゃないところあるし…。でも、ドクロくんに感謝はしてると思うよ?」

「たかえちゃん、本当はすごく優しいから…。ちゃんとありがとうって言える子なんだよ。だから、たかえちゃんのこと、誤解しないであげてね?」

 

 

 ………。

 

 

 君…誰?

 

 

 

 

 冗談はさておき、ゆきちゃんは普段は子供っぽいけど、意外と周りのことを見ていて、たまにこういうこと言うのが好きなポイントなんですよね。

 こういうの見る度にやっぱり三年生なんだなぁ…って認識します。何で普段からこうじゃないんや…。

 

L E V E L U P

 

 そして、イベント発生で経験値ゲット!またレベルが上がりました。

 スキルポイントは…言語に振っておきますか。特に覚えたいスキルもありませんし。

 これで言語スキル6です。あと二つで段階が変わります。もう少しでマシな会話が出来るようになる…!

 

 

 このあとは特に見所さんがないのでスキップだ。キングクリムゾン!

 

 

 

 

 

 

 おはよーございま──す!!

 四日目になりました。今日も頑張って生きましょう!

 今日は二階の制圧を目指します。二階には図書室や家庭科室など、中々に優秀な設備があるので是非解放したいですね。

 とはいえ、学生食堂側は非常に数が多く、普通に制圧するのは至難の技です。まぁ狂戦士君なら余裕なのですが、あんまり殺り過ぎると他のメンバーの正気度が持ってかれてしまいます。

 ただでさえアフターケア苦手なのにこれ以上正気度減らされたらたまったもんじゃありません。ここは自重して安全第一(正気度の)でいきます。

 という訳で今回は資料室側の制圧を完了させます。残りの半分はかれらの少ない放課後に行った方が楽なので、 後回しにしましょう。

 

 

 おっとその前に、放送室に向かいます。

 そこでラジオの周波数を合わせましょう。するとクラシックが流れてきます。後の圭ちゃん救出イベントのために必要なフラグですので、忘れないようにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 二階制圧は特に見所なかったんでカットします。ただの作業なんで仕方ないね。

 

 

 

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 ~四日目の夜~

 

「なぁ…皆はどう思う?ドクロのこと…。」

 

 彼が見張りをしている間、恵飛須沢さんがそう切り出した。

 

「どうって言われても…。」

「まぁ、怪しいよな。飯も食わないし、何かデカイし。」

「えー?いい人だと思うよ?だって、たかえちゃんを助けてくれたし。」

「いや、それはありがたいと思ってるけどさ…。それでもやっぱ異常だろ?あの見た目。」

 

 確かに、彼の体ははっきり言って異常だ。単純な大きさやあのマスクもそうだが、何よりここに来てから食事を一切摂っていない。にもかかわらず、何の支障もなく動いている。

 考える程、彼が人間ではないことを確信してくる。でも…

 

「りーさんはどう思う?」

「…確かに、変だとは思うけど…あの人は、るーちゃんをここに連れてきてくれたの。わざわざ小学校からここによ?どんなに優しい人でも簡単に出来ることじゃ無いわ。」

「まぁ、確かにそうだよな…。」

「くるみはどう思ってるの?」

 

「悪い奴では…ないとは思うよ。見た目は怖いけど、実際何度か助けられてるし、昨日の昼も、咄嗟にめぐねぇのことを庇ってたからな。」

「そうなの?めぐねぇ。」

「…えぇ、確かに彼に助けられたわ。」

 

 そうだ。彼の強さをもってすれば、私達全員を殺すことなんて造作もないことの筈だ。なのに、彼はそんな素振りを見せず、むしろ私達を助けている。私達の油断を買うためかと思ったこともあったが…わざわざそんな回りくどいことをする必要もない。

 

 やはり、彼は人間としての心を持っているのかもしれない。今までの行動も、もしかしたら本当に善意でやっているのかもしれない。

 

「一先ず、様子を見ましょう?まだ彼を悪人と決めつけるのは早いわ。実際、何も悪い事はしていないのだし。」

「そうだよ!ドクロくんはいい人だよ!」

「色々と単純で羨ましいよお前は…。」

「なにをぉ──!!」

 

 

 彼のことを、少しは信用してもいいかもしれない。例え彼が怪物でも、人の心があるのなら…。

 

 

 きっと、分かり合えると思うから。

 

 




夜の会議中はるーちゃんは既に寝ています。小学生だからね、夜更かしは苦手なのです。

ゆきちゃんの信頼イベントは、チョーカーさんを救出したこと、何よりまだゆきちゃんの目の前で敵を殺していないことが大きかったりします。
なので、ゆきちゃんから見た狂戦士君の印象は「何か変な見た目だけど、友達を助けてくれた恩人」という認識です。

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