皆さんオハコンバンニチワ。
今回も張り切ってハリポタVR進めていきましょう。
前回は徘徊老人糖尿病患者からカレンちゃんがホグワーツ強制収容のお知らせを伝えられたところまででしたね。
まったく、何が悲しくて眼鏡のガキ一人の為に国を跨いで飛んでいかにゃならんのか。
甚だ疑問でなりませんが、そういうストーリーなので仕方が有りません。
あの後軽い世間話(ゲーム側からの世界観の補足)をして糖尿病は姿くらましで消えていきます。この時点でホグワーツ収容日までそう余裕は有りません。
夢のトカゲ野郎首刈り作戦を実行するには一日たりとも無駄にするわけにはいきませんので、先程ムービーでカレンちゃんが居た道場へ全力ダッシュで戻ります。
壁にかかっている木刀を手に取り道場の中心へと行きましょう。
これから何をするかを説明する前にまずはこのゲームにおけるパラメーターについてお話する必要がありますね。
ハリポタVRではこれからホグワーツで学ぶ学問それぞれに経験値が存在し、その分野に関する何かを行うたびに値を得ることが出来ます。
その結果として一定以上の値に達するたびに新しい魔法やスキル、薬を作る事ができるわけです。
例外としてストーリークエスト中に流れでまだ作ることの出来ない魔法薬を作ったりする事もありますが、それはそのストーリー中での一回のみです。
任意のタイミングで作りたいと思ったら自分の魔法薬学の経験値を上げる必要があります。
それらを踏まえて今からすることを説明します。
恐らく皆さんすでに気がついているかもしれませんが、刀で戦うには刀の経験値を上げなくてはならないのです。
実家の道場では負けなしという設定も、あくまでフレーバーでしかなく、実際の数値的なボーナスは欠片もありません。
私も初めてやる時に多少はあんだろと思ってキャラステータスを開いた瞬間普通に0でビビりました。
バグかと思って開いたり閉じたり再起動を繰り返しましたが表記は変わらず。
ふ○っきゅー。
てなわけで、居間現在のカレンちゃんは初めて刀を握ったも同然というわけです。
刀で魔法を弾きたければ弾けるところまでスキルを上げなくてはなりません。
んー、何だこのクソ仕様は……。
まぁ、そこまで出来るようなパラメーターになってれば盾の呪文なんぞ紙切れのように切り裂くようになるのであんまり楽にしたらヌルゲーになっちゃうのは分かるんですけど、だからといって0はないだろ0は。
運営はカレンちゃんに親でも殺されたんだろうか。
などと考えながらも木刀を振り始めます。
救いなのは刀のスキルに関わらず同じ動作でもその動作によって上げられる経験値の上限までは特別な何かを挟む必要がないということですね。
心を無にして繰り返すのがコツです。
セブルス・スネイプが一匹。
セブルス・スネイプがニ体。
セブルス・スネイプが三隻。
セブルス・スネイプが四膳……
セブルス・スネイプが一万四千九百九十八頭。
セブルス・スネイプが一万四千九百九十九米突。
セブルス・スネイプが一万五千突節!
ダンダララララン!という無駄に豪華な効果音とともにスキルがレベルアップしました。
取り敢えず単純な素振りで上げられるレベルはここまでかな?
なんとかホグワーツ収容日前夜までに終えることが出来ました。いやー、昨日の夜にランダムイベントの『弟弟子からの挑戦状』が発生した時は少し焦りましたね。
アレが入るとその日の夜はイベント終了し次第就寝してしまいますから。
ただ、イベントクリアで獲得した『羨望と祈願』は一夜分まるまる吹っ飛んだ分はあると言えるだけの効果があります。
『羨望と祈願』の見た目は普通に神社で売っていそうなお守りで、本体色は青、紐は桃色の門下生達の手作りお守りです。本体中央に下手くそな刺繍で「安全祈願」と書かれているのが可愛らしいですね。
このアイテムは装備時に攻撃を受けた場合一度だけダメージを一定数肩代わりしてくれます。
後半になってしまうとダメージ量も大分大きくなりますので役に立ちませんが、序盤の中ボス、学年最終ボス戦等では大きなアドバンテージになるでしょう。
トロールとか後頭部に帝王を搭載したハゲとかね。
そんなこんなでホグワーツ収容日当日。
糖尿病爺の巣になんぞ行きたくありませんが、行くしかありません。
全てはより大いなる善(トカゲ斬殺)のために。
さぁ、昨日の夜に準備したトランクを持って!(ストーリー的に準備したことになっている)
今日のために事前に爺様が用意してくれたおニューのコートを羽織り!(ストーリー的に買ってもらったことになっている)
爺様がくれた
玄関を出ていざ出発!
と意気込んだは良いものの、ブラックアウトして次の瞬間にはホグワーツ特急の前です。
なんたらとなんたかの三番線に既に立っています。
周りでは別れを惜しむ子供と両親が抱き合ったり言葉を交わしているのが見えます。
べ、別に寂しくなんて無いんだからね!
ちょっぴり光った目尻をうつむくことで隠しつつ、トランクをガラガラ引きずるようの長い取っ手から横についている持ち運び用に持ち替えて颯爽とホグワーツ特急に乗り込んでいきましょう。
うーん、やはりこのゲームにおける一番の魅力はこのリアリティにありますね。
長年使い込まれたことによるシミや傷。
さりとて丁寧な整備の行き届いた車内。
古ぼけたというよりは使い込まれたと言うべき匂いまで。
フルダイブ故に生まれる良さを最大限活かしているといった感じでしょうか。
素晴らしい、いぐざくとりー、えさくた。
おっと、汽車の廊下でうっとりしている場合でありません。
ここで一つ今後このストーリーを攻略する上で大事な仕込みがあるのです。荷物を置くコンパートメントを決めたらこの時点でローブに着替えて再度廊下に出ましょう。
取り敢えず目的の奴がいないかこの時点であちこち見回してみます。
……どうやらこの近辺にはいないようですね。呪文を使えれば楽なんですが、呼び寄せ呪文は入学前のお嬢ちゃんが使えるような呪文ではありませんし、より現実的な話をしてしまうとカレンちゃんはここ数日木刀しか振っていませんので呪文学のスキルレベルが0のままです。つまりはおひさまなんたらやビューンヒョイどころか杖明かりすら使えないということです。
まったく、情けなくて涙が出てきますね。まぁそのうち魔法生物だろうが死喰い人だろうが秒で三枚おろしに出来る様になるんですから今は涙を飲んで徒歩で探しに行きましょう。魔法に頼ってばかりでは足腰が弱ってしまいますからね。
休みぶりの再会に笑顔で歓談する上級生達をかき分けながら移動します。
オラオラ!カレンちゃん様のお通りだ!どきやがれ穢れた血共!!
ちなみに余談ですがカレンちゃんは母方は土御門かどっかで父方の桜川家も純血の家系のはずなのでゴリゴリの純血です。
などと話している間にも発見しました。隅の方で頬を膨らませているでっかいカエルです。
そう、このタイミングで出てくるカエルといえば皆さんご存知トレバーさんです。半泣きのロングボトム君が箒頭の出っ歯少女と一緒にいなくなった此奴を探しに来るイベントは皆さんもよくご存知でしょう。
正直言ってあまり触りたく有りませんが、覚醒ロングボトムのフラグのひとつなので我慢して触ります。
下手に躊躇すると予想以上の脚力で逃走を図ろうとするので一気に行きましょう。
おっすトレバーさん、おとなしく捕まりな!オラッ!
やべ、逃した。
ちょ、ちょっとまって!まさかRTAではないけれどこんな所でガバを披露することになろうとは!いやいやいや、ほんとに待て、このイベントは箒頭に先に捕獲させる訳にはいかんのだ。
ドラァッ!!
――はい、若干先程よりも潰れてしまったような気がしますが、まぁ問題ないでしょう。多分、きっと、メイビー。
いざとなればお尻から空気でも入れて膨らまそ……。
そうこうしているうちに後ろから話しかけられます。
はい、件の箒頭ちゃんことハーマイオニー・グレンジャーちゃんです。
自分からトレバーを見なかったかと一発目に聞いてきた癖してこちらが返事をする前にマシンガンも真っ青なスピードトークでまくし立ててきます。
やれ呪文はどうこうだの試験がどうだのと止まる気配がありません。
彼女は呪文学0の私をおちょくっているのでしょうか?そうに違い有りません。これだから汚れた血は……。
取り敢えず彼女はこのまま話し続けると確か自分の喋れる内容が終わるまでの二十分間給水も休憩も無しに喋り続けるのでこちらから会話を遮ってあげましょう。
ほら、お探しのモンだぞ。
カレンちゃんの手の中のカエルを見た途端に本来の目的を思い出したのか、確認のためにネビル君を呼びに行きました。
まもなくしてやってきたネビル君に間違いなくトレバーを渡します。
これで例の隠しクエストのフラグが立ったはずです。
そそくさと自分が荷物を置いたコンパートメントまで戻ると、中には既に人がいるようです。
本来であればこの際に中に座っているキャラはランダムで決まります。
主人公がノーマルであればハリーとロンの確率が一番高く、イギリスの魔法使いの純血系の家系であればマルフォイ一行の確率が一番高いです。
ただ、今回の侍ルートではストーリー的にグリフィンドールに入ることが確定しているので確定でハリーとロンが座っています。
他愛ない会話をしつつ、三人でホグワーツまでの汽車の旅を楽しみ今回はここまで。
ご視聴ありがとうございました。
次回は組分けです。我らが寮監(未来)のマクゴナガル先生に身なりを整えてと言われるので、しっかり爺様からの餞別も装備して糖尿病爺の前に出ていきましょう。(ニッコリ)