はっぴばーすでーとぅーみー
はっぴばーすでーdearみー
なんて、巫山戯たいんですよね、分かります。(ここまで一人芝居)
最新話です!どうぞ!
「ねぇねぇ君たちだれ?さっきのは何?」
「落ち着け落ち着け、その前にお前誰だ?」
「あたし?あたしは氷川日菜!君は?」
「そうか氷川っていうのか、俺の名は鳴海京。もう学校じゃ有名人だったりすんじゃないか?」
「もしかして転校生の!」
「そういうこと!じゃ、教室戻るか」
「あれー?さっきの人はー?」
「あぁ、しん…あいつなら用事があるからって帰ったぞ」
「えー、せっかくだからお話ししたかったのにー。るんっ♪ってしたのになー」
「る、るんっ♪?」
隠れながら京君の方を見ると学年一の天才こと氷川日菜に捕まっていた。どうやら変身を解除して校舎に向かうらしい。氷川日菜特有の「るんっ♪」という言葉に対して、京君はまるで新出単語を見たかのような表情をしていた。二人が校舎に入って行ったのを見届けてから教室に戻ることにした。教室に戻ると京君の机には沢山の女子がいた。
「ねぇ鳴海くんさっきの何?」
「一体どうやったの?」
「もう一人の人はー?」
「待て待て、順番にな」
焦りながらもちゃんと対応している鳴海君を見て尊敬した。素晴らしい対応だと。しかし、休み時間だからか余計に騒がしくも聞こえた。すると外から担任がやってくる。
「鳴海君、さっきのあれは何!?職員室で話を聞かせなさい!」
「おおっと、ちょっと待ってくださいよ先生。どうせならみんなにも知ってもらえるようにここで話しますから」
「いいえ、先に先生方に説明してください!」
「あー、わかったわかった。職員室に行けばいいんすね?」
そう言って京君たちは教室から出て行った。みんなが呆然としていて教室が静かになったところに予鈴が鳴り響いた。それから一時間が経ち、京君は教室に戻ってきた。とてつもなく疲れたような表情をしている。一体何があったのだろうか。こっそり聞いてみるとどうやら事情聴取されていたらしい。だが、校長はそのことを知っていたらしく、校内の教師に説明して納得して貰ったらしい。放課後になり、疲れたから帰ると言って京君は先に帰っていった。
学校が終わったので本来の職務に戻る。校門の前でお嬢様を待ち、合流する。今日のスケジュールだとこのまま練習に入る。基本的に毎日こんな感じだ。そろそろ刺激が欲しいと思っていたがあんなことになるとは思わなかった。Circleに着くと既に紗夜さんたちは来ており、練習はすぐに始まった。練習風景を見るのも日常的光景だ。しかしこの光景も僕にとっては束の間の休息のようなものだった。独特の
Circleの外に出るとすぐに正体が分かった。ファンガイアだ。幸い今回は回りに誰もいないのでその場で変身して戦う。相手は馬の様な見た目をしたファンガイア。一度倒したことはあるが、どういうことだろう。同じファンガイアでもないだろう……種族とかそういう類なのだろうか。
そんなことを考えながら戦っているともう一体敵が現れた。距離を取りつつ、体勢を立て直すとその姿がはっきり分かる。こちらも馬の様な見た目だが体にファンガイア特有の模様を持たない……おそらくだが今までの事から考えるとドーパントだろう。容赦なく襲いかかってくる。何故かは分からないが二体はお互いを攻撃せず、僕のみに襲いかかってくる。別に連携が取れているわけでもない。一体どういうことだ。戦況に混乱しつつ、戦いを続ける。だが圧倒的に圧されている。目の前のファンガイアは拳の連撃を続けてくる。目の前の防御に取られていたせいか、後ろから来るドーパントに気付くことが出来なかった。確実に
「□□□!!!」
「これは……まさか!」
このナイフ、前に同じ様な形で見たことがある。そう思った瞬間、声は聞こえてきた。
「そのまさかだ!」
「君は……!」
「久しぶりだな、仮面ライダーイクサ」
現れたのはやはりあの時のライダーだった。白い体に黒いマント、三日月のような色の目。そして腰には
「なっ、なんで僕の名前を!」
「そこは企業秘密って奴かな。そうだ、こっちも名乗っておくか。俺の名前は仮面ライダーエターナル。強いライダーだ」
「仮面ライダー…エターナル……」
「さてと、そろそろやっちゃいますか!」
「えっ、う、うん!」
それぞれが専門とする敵と対峙する。さっきとは違い戦力が五分五分となったためこっちが有利となる。
「ここでキメる!」
『イ・ク・サ・ジ・ャ・ッ・ジ・メ・ン・ト』
「じゃあ便乗!!」
『ユニコーン・マキシマムドライブ』
二人の必殺技を受けたファンガイアとドーパントは爆発し、倒された。
「ふー、終わった終わった」
「協力、ありがとう。良かったらこれからも一緒に戦ってくれないかな?」
「あー、そのことなんだけどよ」
「?」
疑問の念を浮かべるとエターナルは僕の手を引っ張り、手錠をかけてきた。
「……え?」
「ちょっと、一緒に来て貰おうか」
「ちょ、ちょ、えええええぇぇぇぇぇぇ!!!!」
「あ、安心しとけ、お前の情報はほぼ全て入手してある。だから、家にも連絡しといたぞ!」
「えぇぇぇぇぇぇ!!!!」
こうして僕の平和は、わけの分からない状況に陥った。
「お疲れさま~!いやー、今日の練習もがんばったね!特にラストに演った曲、今までで1番上手くできたんじゃない?」
「だよねっ、だよね!あこも上手く叩けたなって思ってたんだ~。ね、りんりん!」
「う、うん…あこちゃん……すごく、よかったよ……」
「えへへ~。りんりんのキーボードも、かっこよく決まってたよ!」
「あ、ありがとう…」
練習が終わり、リサとあこ、燐子が話し始める。確かに三人が言うとおり今までで一番出来たかもしれない。けどまだまだ目標にはほど遠い。
「うんうん!アタシ達、かなりいい感じにまとまってきてるよね♪」
「次のライブも決まってるし、この調子で……」
「この程度で満足されては困るわ。改善点は、まだまだあるんだから」
「そうね、紗夜の言う通りだわ」
「ちょっとちょっと、ふたりとも~ここはみんなの成長を称えあって、次のライブに向けてがんばろー!おー!!……っていう流れでしょ?」
何を言っているの?そう言いかけた瞬間紗夜が口を挟んだ。
「何度も言ってるわよね?私達は遊びでバンドをやっているんじゃないって」
「そうだとしても、日々の成長を確認するのは大事ってこと!」
「あこもそう思う思います!」
「そう。それじゃあ、次のライブに向けてだけど」
「華麗にスルーされた……!?」
「時間を考えて、私達が演れる曲は3曲くらいね。何か演りたい曲はある?」
「はいは~い!あこは、そろそろ新曲がやりたいですっ!」
「新曲…………」
今までのライブでは同じ曲をずっとやってきた。確かにそろそろ新しい曲を作るべきなのだろう……。けれど本番までに時間が無い。
「ヘえ、いいんじゃない?最近はずっと同じ曲演ってたしね♪」
「ライブまであと2週間だってわかってるの?今から新曲を用意するなんて、無理があるわよ」
「でもでも、いっばいいっぱ~い練習すれば、ライブまでに間に合うと思いますっ!」
「たとえ新曲を用意できたとしてもそれから練習となると、かなり厳しいわね」
「中途半端なものは演奏できない。わかるわよね?」
「うー……でも……!」
「あ、あこちゃん……落ち着いて…………」
「そろそろ、スタジオを出る時間になるわね。新曲を演るかは置いといて、各自、明日の練習までにセットリストを考えてくること。いいわね?」
「「は~い」」
「は、はい……」
「わかりました」
Circleを出て全員解散した。リサは同じ道だから一緒に来る。道中いろんな事を話されたが、あまり聞く気にはなれず聞き流していた。家の前で分かれ、自宅に入ることにした。ここでふと気付く。
「……ふう。セットリスト、か……」
ラストに盛り上がる曲を持ってくるなら、最初の曲は……あの曲かしら。押入れに前に演った曲のスコアがあるはず……どこにあったかしら。
「確かこのあたりに…………あら……?どうしてカセットテープがこんなところに……」
この字は……もしかして、お父さんの?何かの拍子に、ここに紛れ込んだのかしら。確認のためにも、聴いてみよう。
「これは……!」
激しいシャウト……なに……この心を揺さぶられる感覚は……!それに……この声、お父さん……?すごく楽しそうな歌声……この曲から音楽への純粋な情熱が伝わってくる……!
「……この曲、私も歌ってみたい……でも……」
今の私に、この歌を歌う資格があるのかしら……。
謎の男仮面ライダーエターナルに連れてかれた、もとい連行された新一。一体そこで何があるのか。
そしてその日の友希那の夕飯はどうなるのか!←ここ重要!
次回 「セットリスト」
次回もお楽しみに!
壁の色を変えるとしたら?
-
色分け
-
上塗り