え、時間に間に合った?ノンノン☝️むしろ計画通りなのさ!
というわけでいつものシリアス感は忘れてみんなでおふざけしましょ〜!
そういえば幕間って言われるとFGOとexposeのサビが出てくるな…
第1話 夏だね!暑いね!どうしてこうなった?
あれから月日は経って7月のある日、僕は学校で授業を受けていた。今日の授業は楽しみだった家庭科の授業がある。
そう、家庭科の授業では調理実習の時間があるので同じ班のメンバーに感想を言って貰えるのだ。料理人にとって自分の料理の感想を言って貰えることも料理を作る上での楽しみの一つ。お嬢様は普段言ってくれないのでこの時間が授業の中で一番楽しみなのだ。といってもお嬢様は何故かいつも同じ班である。それはそれで緊張感もあるし、いつも通りに作れるのだから問題はないのだが今日は初めて違った。
今日の知ってるメンバーで一緒なのは京君と少しだけ話したことのある大和真弥さんだけだ。大和さんはPastel✳︎Palletのドラムをやってるらしい。京君とは前のバイト先で同じだったとか。
話が逸れてしまったが今日の調理実習はビーフシチューらしい。
「シチューか〜」
「どうしたの京君?」
「いや、シチュー食うの久しぶりだな〜って」
「任せといて、美味しいの作るから」
「お、これは期待できそうだな。なぁみんな、俺らの班は全部新一に任せねぇか?」
「えーでも新一君だけに任せるのはなー」
「はい、なんか悪いっス」
「でも私たち料理得意じゃないよ?」
「大丈夫、気にしないで。今日は道具だけ持ってきてくれれば良いよ。成績の方は全員でやった事にしとくから」
「マジ!?ラッキー!」
別に邪魔だからとかそういう理由ではない。何故か気分がいつもの実習よりも上がっているからだ。大和さんだけは申し訳なさそうにお願いしてきたが気にしない様に声を掛けておく。
さぁ、料理を始めようか。
用意されていた具材をレシピ通りに作っていく。実習室の物は何でも使っていいらしいので隠し味に使うものを確認しておく。時折お嬢様の班の方を横目で見る。だが、お嬢様が包丁を使うところを見るとゾッとした。手を広げて野菜を掴んでいたのでこっちの作業を中断してお嬢様の元へ向かう。
「おj、み、湊さん、包丁の時の手の形、違いますよ」
「そうなの?」
「は、はい。先生も言ってたじゃないですか、切るものを添える時はこう、猫の手をするって」
「猫の手…」
「はい、猫の手でこうやって……そしたらほら、こんな風に安全に切れるんですよ」
「………ありがとう」
お嬢様は目を逸らして礼を言ってきた。それに対して笑顔で返して戻ると料理をやってる雰囲気を全力で出してくれている班員から声をかけられる。
「名護君って教え方上手だね。あの湊さんまで言うこと聞かすなんて…」
「そんな事ないよ、ちゃんとしたやり方を伝えただけだからね」
「にしても上手いっすね、普段料理とかしてるんですか?」
「まぁね。料理は得意な方かな」
「こいつの卵焼き前に食ったんだけどさ、マジ美味かったぜ」
「ホント!?ウチらも今度食べたーい」
今度ね、などと言って受け流しそろそろ最終肯定を行う。ここからは隠し味を入れるために皆に少しだけ目を逸らしてもらう。そして隠し味である蜂蜜を適量入れてかき混ぜる。その後にルーを入れて煮込む。皆に終わったことを伝えるとせめて洗い物はと皆で協力してやってくれた。30分近く立ってテーブルの上に人数分のビーフシチューと試食用を用意して教師に報告すると試食用を黒板前の机に持ってきたら食べてよしと言われたので颯爽と持って行って班員が席に着く。
「それじゃあ…」
『いただきます!』
「皆さん、良ければ感想聞かせてくださいね」
「んな事わかってらぁ」
そう言って全員が一口目を口に運ぶと京君以外が手を止めて動かなくなっていた。その姿をよくみると全員昇天しそうな顔をしていた。
「え、皆どうしたの!?そんなに美味しくなかった!?」
「いつも通り美味いぞ新一、ってどうし…うおっ!?これどうした!?」
驚いた京君は急いで大和さんの席に向かって彼女の肩を揺さぶり始めた。
「おい、真弥!どうした!」
「ハッ、京さん。自分は一体………」
「そんなに新一の飯不味かったのか!?」
「いえ、そうじゃないんです。なんかその、今まで食べた事のない美味しさで…体が浄化される様な感覚になりまして………フヘヘ」
「「………え?」」
周りの人間を見てみると倒れてる班員全員が「美味しい」とか「浄化される」とかぼやいている。いや、皆オーバー過ぎないかな。京君は普通なのに…。とそこに他の班員がこっちに気付いたらしくこっちに向かってくる。
「何があったのこれ!?」
「何、毒!?」
物騒な声を誰かがあげるとあっという間にクラス中に広まる。皆自分達の班のものを食べ始めてたらしく、急いでスプーンを置く。違うんだ、毒なんて入れてないんだと説明しようとすると京君が立って説明を始める。
「皆よく聞け。毒は入っていない。原因はうちの班のビーフシチューだ。俺は平気なんだが何故か女子はヤラれた」
「その言い方やめてくれない?まるで危ない事したみたいじゃないか」
「確かその班って名護君がリーダーだよね…」
「嘘っ、じゃあ名護君が………!?」
「違う、不味いんじゃない。逆に美味すぎるんだ。少しずつ分けるから皆も実際食べてくれ」
そう言って京君は小皿に僕達の班の分のシチューを盛って各班に分けた。皆が固唾を飲む中、京君が号令をかけて全員が一口口に運ぶと大半が倒れて大半がその場で昇天しそうな顔をしていた。………お嬢様を除いて。先生の方を見ると意識を保っていたが何故か苦しそうにも見えた。
「先生大丈夫ですか?」
そう言って水を渡すと先生は勢い良く飲んでコップを叩きつける様に机に置いた。その直後、教室に響き渡る様な大きな声を出した。
「名護君!」
「は、はい」
「君、どうしてこんなものを作れた。これは常人が作れる領域じゃない!」
「………え?」
「こんな、それぞれの食材が完全調和してこっちまでほっこりさせる、そしてこれまでの自分自身の穢れを浄化させてしまう様な……聖母に包まれる様な感覚………こんな料理をどうして作れるんだ!」
いや、レシピに隠し味の蜂蜜入れただけなんですけど。ていうかそこまで言われると照れるというかなんというか。
「とにかく、君の才能は確かだ!私はもう一度料理を見つめ直す旅に出るから実習は頼んだよ!」
そう言って帽子を預けて走ってどこかへ行ってしまう。うーん……どうしてこうなった?
「新一」
「はい、なんでしょうか」
「どうして皆こうなっているのかしら」
「世の中には分からなくてもいい事はあるんですよ」
「そうね」
そしてお嬢様は僕に食べ終わった後の食器を預けて実習室を出て行ってしまった。この後がお昼休みだったので、皆全部食べ切った後完全にスッキリした顔をしてお昼寝をしてから五時間目を受けた。そして五時間目の教師からは
「どうしてお前ら悟りを開いた様な清々しい顔してんだ?」
と言われたのであった。
ここで今まで出来なかったオリジナルキャラクター紹介①
主人公
名護 新一(ナゴ シンイチ)
【挿絵表示】
【挿絵表示】
夏と冬バージョンです。描き方違うのはご了承ください
16歳(羽丘高校二年生) 男 血液型 A型
誕生日 四月四日
家族構成 父(死亡)、母(死亡)、兄一人(行方不明)、妹一人(死亡)
ライダーシステムであるイクサシステムの装着者
得意な事・好きなもの
家事全般、ジャンクフード(お気に入りはブシドー!セット)、音楽(得意楽器はヴァイオリンとベース)
苦手な事・嫌いなもの
争い事(ただし戦闘は得意と言っても過言ではない)、平和を乱すもの、兄
性格 基本穏やか(ただし怒ると冷酷非情になる)
幼少期は一般人として暮らすも小学校入学前に祖父である名護不比等の使いである者達に家族全員連行される。
名護家は防衛に関する財閥であり、後継は兄に指定されていた。新一自身は執行部隊にて執行兵として訓練される。神童と呼ばれた彼は着実に武術を身につけていき小学三年生にして一個小隊を率いる者であった。
しかし状況は一転し、とある事件により兄は行方不明、次期当主は兄から新一へと移った。
それから彼は本来は兄が継ぐものだったものを全て注ぎ込まれ、更に「名護家当主たる者全てに通ぜよ」との意思により政治、武術、芸術、知識、全ての才能を注ぎ込まれる。その過程で彼が失ったものは多い。しかし彼は十歳にして当主の座に座る。
数ヶ月後に先代である祖父は死亡。名護新一は権力を振り翳し、武力を強化し自国の防御強化のみならず他国の後に危険に繋がるであろう犯罪集団や麻薬や人身販売などの犯罪組織の討伐を行った。わずか数年で犯罪組織が大から小まで含めて千近くは消えた。中には本人自ら出向き一人で終わらせたものもある。
多くの部下から信頼を得ていた彼だが後に部下を裏切ることになる。
十三歳の夏に起きたファンガイアによるバスジャック事件にて最愛の家族である父、母、妹を亡くす。彼は奇跡的に生き残り、湊 友希那の父である湊 幸也(ミナト ユキヤ)との交渉によって湊家の執事となる。そしてイクサシステムを預かりファンガイア及びドーパントと戦う。
彼が戦う理由は平和のためなのか、復讐のためなのか。それは誰にもわからない。
いや〜主人公である新一君の過去は凄まじいものでして………
本編にて明かされるのでそこは楽しみにしといてください。
ところで本編の季節が本来もう終わる?そんなものは知らないな!
さて、次回も遊びますよ〜 〜('ω')〜
壁の色を変えるとしたら?
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色分け
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上塗り