青薔薇の歌姫と白き聖騎士   作:OSTO文明

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あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。…今頃何言ってんだとなってる方、待ってくださっていた方本当に申し訳ございません。今月は予定がドンドコやって来て死にかけていました。本当に申し訳ございません。ですが何卒よろしくお願いします<(_ _)>気を取り直しまして第三話どうぞ!


第三話 奏でられた音楽

 あの後家に帰ると宅急便が来た。お嬢様は興味がなさそうにそのまま家に入っていき、僕が受け取った。といっても宛先は自分であり送り主は旦那様だった。あまりにも大きい箱だったので開けてみるととんでもないものが入っていた。バイク(・・・)だ。一つの白いバイクが入っていた。かといっていたって普通のバイクだ。驚いていると座席部分に封筒らしきものを見つける。まさかとそれを開くことにした。予想通り旦那様からだった。

 

『新一へ

これを見ているということは贈り物は届いたってことだね。一年前に取らせた免許使ってこれからも頑張ってくれ。これはイクサリオンっていうバイクだ。ファンガイア退治にも使えるからよろしく。ちゃんとフェッスルで呼び出せるからうまく使ってくれ。あと同封しているメモリースティックをイクサベルトのフェッスル差し込み部分に挿してくれ。イクサシステムが強化できるようになっているから。これからも友希那を頼んだ。』

 

 封筒の中を見てみるとメモリースティックとフェッスルちゃんと入っており、それ以外はなかった。旦那様に感謝の気持ちを込めながらその手紙をしまおうとするとまだ何か書いてあることに気づいた。

 

『p.s.

友希那とはどこまで進んだかな?連絡よろしく〜(^^)/~~~』

「………あの人はナニテンダ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 その夜、少し出かけることにした。バイクの試運転を兼ねてコンビニまで行くことにする。バイクは特に変わった作業をするわけでもなく、至って普通のバイクと変わらなかった。てっきり人型に変形するのかと思ったがそうでもなかった。少し残念な気持ちもあるが仕方ない。目的のコンビニにも着いたのでポテトチップスを買うことにする。期間限定味もあって気になったがあえてシンプルな味を選んだ。会計を済ませて外に出ると春らしい暖かい風…と共に綺麗な音が流れてきた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 ある日の夜、私は外に出た。夜は滅多に外に出ないのだがなんだかそういう気分になっていた。自宅の近くを散歩しようと道を歩く。すると風が吹くとともに綺麗な音が流れてきた。ヴァイオリンのような弦楽器の音だ。どこから流れてきているのかが気になり、私は音の鳴る方へ足を運んでみることにした。しばらく歩くと近くの公園に着く。この辺りでは大きい公園で噴水に囲まれた舞台のようなものまである。音の方向を見てみると舞台の上で白いドレスを着た女性がヴァイオリンを弾いていた。その人の演奏はとても魅力的で引き込まれるようだった。だからだろうか、私は自然とそちらの方に足を運んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 コンビニを出ると綺麗な音が流れてきた。僕はその音がどこからきているのか気になり、足を運んだ。その方向には近所にある大きな公園があり、中には舞台までもがあった。舞台の上には白いドレスの女性がヴァイオリンを弾いていた。その姿に少しばかり見惚れてしまったが意識を取り戻す。他に人はいないのかと見てみると、女の子がいた。目は菫色のような色をしており、髪は黒く長かった。どこか見覚えのあるような顔だった。

 だが彼女を見ているとある異変に気づいた。彼女の後ろに爪のようなものが浮かんでおり、歩いている彼女にゆっくりと近づいていた。それを見た僕は急いで止めに走った。彼女は後ろの凶器に気づくことは無かった。あと少しで届くときに、爪は狙いを定めたのか少し離れて勢いをつけようとしていた。目の前にいるのに助けられないのは嫌だ。それだけは嫌だと全力を出して彼女に近づく。完全に届く距離になったとき、爪は勢いよく刺しに来たので彼女をかばうように押し退ける。

 

「危ないっ!」

「え?きゃっ!」

 

 倒れることになってしまったが大事に至ることは無かった。

 

「大丈夫?」

「えっ、あ…はい………」

「良かった…でも駄目だよ?女の子が一人で夜を出歩いちゃ」

「す、すみません………あの…」

「とりあえず今は逃げて。出来ることならなるべく帰った方が良い。とにかく離れて」

「は、はい…」

 

 無事に彼女を逃がすことは出来たが何か違和感のようなものが残る。まぁ、良い。そんなことより今は目の前の()だ。さっきまで舞台にいた女性は顔にステンドガラスのような模様を写してファンガイアとなった。姿は昼間にあったタコのようなファンガイアだった。だが、昼間の時よりも少しばかり、僕は奴に対して怒りを感じた。

 

「貴女、許せませんね」

「………」

「音楽で人の命を奪うなんて…音楽をなんだと思ってるんだ!」

『レ・デ・ィ』

「変身!」

『フ・ィ・ス・ト・オ・ン』

「その命、神に返しなさい!」

「□□□!!!!!」

 

 ファンガイアは昼間より凶暴になっていた。だがこちらも昼間より感情が強くなっている。相手の攻撃を躱しながらも攻撃を仕掛ける。しばらくしてこちらが優勢になるとファンガイアは叫びながら足をタイヤのような形に変えた。それを見ているとタイヤを回転させてこちらに背を向けて逃げるように走って行った。もう逃がすわけにはいかないとどうするか考え、横のスロットを触ったとき、ふと思い出した。相手がタイヤならばこちらもタイヤを使えば良いのではないかと。夕方送られてきたフェッスルをスロットから取り出し、ベルトに装填すると音声と同時にバイクがひとりでにやって来た。

 

『カ・ミ・ン・グ・イ・ク・サ・リ・オ・ン』

「わっ、びっくりした……でもこれで追いつける!」

 

 やって来たイクサリオンに乗ってファンガイアを追いかける。運転しているとファンガイアに追いつくことが出来た。スピードを上げて横並びになると妨害しあうかのように戦闘が始まった。あまりバイクの上での戦闘はしたことが無かった(むしろ初めてだった)のでかなり苦戦した。ファンガイアは触手を伸ばして首を絞めてきたので、それを解こうとするが運転にも注意を向けなければいけなかったので厳しい状況だった。仕方ないので強行手段に入った。相手をどうにかすれば解けるだろうと思いいっそのこと引っ張り出すことにした。触手をこっち側に引っ張るとバランスを崩して倒れ込んだ。相手が止まったためこちらも止まると、すんなりと触手が取れて楽になった。ファンガイアも動くのに苦しそうだったのでとどめをさそうとフェッスルを差し込んだ。

 

『イ・ク・サ・ナ・ッ・ク・ル・ラ・イ・ズ・ア・ッ・プ』

 

 起動音とともにイクサナックルを外しファンガイアに向けて拳を突き出した。エネルギーが放出され、ファンガイアは散ることとなった。戦闘が終わり変身を解除して帰ることにした。だが一つ、疑問が残っていた。

 

「あの娘、どっかで見た覚えがあるんだけど…どこだろう………?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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 私は逃げてと言われて必死に逃げた。何とか家に着いたとき、後ろを見てみると誰もいなかったので安心することが出来た。だけどさっきの人…どこかで見たことがある………。それにあの感じ………。

 

 

 

 

 

 




今回はキバ本編のシーンを入れたオリジナルでした。2月は最低でも二回は出せるようにしたいと思ってますのでお待ち下さい。恐らく投稿ペースが上がるのは4月からじゃ無いかなと思っています。本当に申し訳ございません。ではまた次回で。

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