あ、今は理想論ですが、7月に第一章終わる予定です。そこから新章入る予定なので把握よろしくです!
では、最新話どうぞ!
僕はお嬢様たちとは反対側へ走っていった。そもそもしていた悪寒、それは今までに感じたことのあるものだった。それは嫌でもわかった。でもその正体を知るたび、怒りの感情がやってくる。そんなことがないように祈りながら走っていくと、その場所に着く。
最初に目にしたものはやはり、複数の
「そこのファンガイア!」
「!」
「君達さ、独特の感じ出すのやめてくれないかな?嫌でもわかるようになったじゃないか!」
「⬛︎⬛︎⬛︎!!!」
『レ・ディ・ー』
「変身!」
『フィ・ス・ト・オ・ン』
イクサに変身し、ファンガイアに攻撃を仕掛けるが当たらない。近くで避けられるだけならまだ良かったかもしれない。だが、相手は見た目とは相対してありえないスピードで避けている。人を超えるような速さで動いている化け物を普通に倒せるはずがない。せめてこちらにも銃があれば太刀打ち出来たかもしれない。そんなことを考えていると、見えない銃撃を受けていた。このままだと一方的にやられるだけになってしまう。一か八か、イクサナックルに賭けてみることにした。数回に一回は殴りにやってくる…その瞬間をイクサナックルの空気砲で撃退する。倒せなくても良い、今回は退けるだけでいいので、その判断に従う。数回の銃撃になんとか耐えて、やってくる方向を見極める。自分の信じた方向にイクサナックルを向けると、思い通りファンガイアがいた。そこに空気砲を撃ち込むと、ファンガイアが逃げていくように違う方向へ走って行った。
「ふぅ、今回はどうにかなった…けど、このままじゃダメだよね。…
あたりに人がいないことを確認してから変身を解いて、circleの方へ向かった。
「懐かしいなぁ~。このスタジオー一って感じの空気☆最後に入ったの、中2の夏休みだっけ?」
「中1よ。忘れたの?中2の時は、海にばかり行ってたじゃない」
「えっ。 海って友希那さんも行ったんですか?ま、まさかビーチでライブしたり…? 超カッコイイ……」
「私は行ってない」
「湊さん、この人達は?」
circleに入るなりアタシは久しぶりの光景に感激した。ここも来たことはあるけど、暫く来てなかった。でも、中身はそんなに変わってなく、雰囲気が懐かしい。声の方向を見てみると、水色の髪をした女の子がいた。おそらく友希那の言ってた子はこの子だろう。ん〜可愛いなー。
「あ、あいさつが遅れちゃってごめんね!アタシ、今井リサ。友希那の幼馴染で、今日は見学に来ましたっ♪」
「宇田川あこですっ! 今日はドラムのオーディションをしてもらいに来ましたっ!」
「……オーディション?」
オーディションって単語が出た瞬間気難しい顔をしちゃった。それもそうだよね、急に決まったことだもん。
「ごめんなさい、リサが……あ、いいえ。私がその……」
「彼女のテストを許したのということは……実力のある方なんですよね?」
「……努力はしているらしいわ。勝手に練習時間を使ってごめんなさい。5分で終わせるから。」
「いえ。湊さんの選出なら、私は構いません。……ただ、少し……意外です、あなたはどんな形であれ、音楽に私情を持ち込まない人だと思っていたから」
「その価値観はあなたと合致しているつもりよ。実力がなければ、二人ともすぐ帰ってもらうわ」
「はいっ。わかってますっ!」
「えっ。アタシも?」
「見学は終わり。紗夜の顔ならもう見たでしょう。……リサ。昔、遊びで入ってた時とは違うの」
「……あっ。そ、そうだったね。あはは、ごめんごめん! その時はすぐ帰るって♪なんか……アタシー瞬、昔に戻った気になっちゃったな~」
「リサ姉! あこ絶対、合格するように頑張るからっ」
「ん、そうだね。よしっ、あこファイトっ☆」
「すみません。只今、戻りました」
「あ、新一おかえり〜」
オーディションの準備をしていると新一が帰ってきた。なんか凄く疲れてるように見えるけど………何があったんだろう、ちょっと聞いてみよっと。
「ねぇ新一?」
「ん?どうしたのリサ?」
「何してたの?すっごく疲れてるっぽいけど」
「えっとね………そう!少し運動してただけだよ、うん!」
「え、そうなの…?」
「うん、それにあんまり気にしちゃダメだよ」
「あ、うん………」
よくわかんないや、何してたんだろ。スーパーのタイムセールとかじゃないだろうし………。そんなことを考えている間に準備が終わったみたい。
「できればベースもいると、リズム隊として総合的な評価ができるんだけれど……」
「……」
「そうね。こればかりは仕方ないわ。このまま」
「……あ、あのさっ。アタシが弾いちゃダメかな?」
「リサ?」
「えっ、リサ、ベーシ弾いたことあるの?」
「昔ちょっとやってたんだよね。誰もいないんでしょ?だったらアタシ弾くよ♪待ってて、ベース借りてくるから!」
久しぶりに演奏するなー、早く取ってこよーっと♪
「新一、貴方は?」
「僕…ですか?」
「貴方も一通り弾けるでしょう?」
「新一さんも?」
「あー、僕はやめておきます。この譜面、まだ練習中なので」
「…そう」
「ただいま!いいよ、準備オッケー☆」
ん?何だろこの空気。新一の方見るといつも通り笑顔を向けてくるし、友希那の方を見ると集中しようとしてるみたいだし………。
「湊さん。今井さんは経験者なんですか?」
「一応。譜面で一通り弾くことは、今でも出来ると思う…」
「一通り……ね」
「あっ。このネイル?大丈夫、大丈夫! アタシ、指弾きはしないから」
「ベースはスタジオの備品ですから、変な弾き方をして、楽器を痛めないでくださいね。私はあくまで宇田川さんのテストなら、問題ありません」
「それじゃ、いくわよ」
(……! なに……?)
(……この感じ……?見えない力に引っ張られるみたいに、指が……!)
(え……!?しばらく弾いてないのに……アタシ……!)
(…すごい! 練習のときより、もっと上手に叩ける……!……って、あれ? でも、なんか不思議な……?)
(…何だこれ、向こうにいないのに伝わってくる感じがする。この感覚…お嬢様たちだけの時は何か違う感じがする…!)
演奏が終わって、みんなの方を見てみると驚いた顔をしていた。実際アタシもビックリしてる。出来るか不安なところもあったのに何故か普通に出来ちゃってたし…。
「あのさっきからみんな、黙ってるけど……あこ、バンド入れないんですか?」
「そ……うだったわね。こめんなさい。いいわ。合格よ。紗夜の意見は?」
「いえ私も同意です。ただ……その……」
「いやったあ---っ!!それにしても、なんか、なんか、すごかった!!初めて合わせたのに、勝手に身体が動いて!!」
「アタシも…!あこもそう思ったんだ!なんか、なんかいい感じの演奏だったよねっ♪……てことは、二人も……?」
「そうですね。これは……その場所、曲、楽器、機材……、メンバー。技術やコンディションではない、その時、その瞬間にしか揃い得ない条件下でだけ奏でられる『音』…」
「バンドの……醒醐味とでも言うのかしら」
「ミュージシャンの誰もが体験できるものではない……雑誌のインタビューなどで見かけたことがあるけれど、まさか……」
「すごい感じでしたねー聞いてる僕にも何か感じました…」
「なっ、なんかそれってっ……キセキみたいだねっ!」
「うん。マジック! って感じ♪」
「その言い方は肯定出来ないけれど…でも、そうね。皆さん、貴重な体験をありがとう」
紗夜って言い方は厳しいけど、優しい子なんだな。意外と照れ屋さんだったり………して?
「あとはベースとキーボードのメンバーさえいれば……」
「え? ベースならここにリサ姉がいるじゃん!」
「いや、アタシは、その……ヘルプで弾いただけで~……」
「そうだよ、あこちゃん。リサはたまたま弾いてくれただけで…」
「今井さんは湊さんの幼馴染みで、友達として、あくまで宇田川さんのオーディションに付き合うために弾いただけ。そうですよね?」
「でもバンドメンバー探してるんだよね?こんないい演奏できたのに、なんでメンバーにしないの……?」
「……確かに、技術的にはまだ、メンバーとは認められないわ」
「!あ……、そ、そりやそうだよね、はは……」
友希那の言ってることも事実だし、しょうがないよね。アタシがここ最近弾いてたら話はまた別だったと思うけど…ずっと弾いてなかったからなぁ…。
「ただ……、足りないところはあるけど、確かに今のセッションはよかった。紗夜も、それは認めるでしょう?」
「私は……!確かに今の曲だけに限れば、よかったですが……」
「なら、バンド組もうよ! この四人で!」
「…」
「え? ……マジで?」
新(ふぅ…危なかった…)
リ「新一ー、アタシどうだったー?」
新「うん、すごかったよ。ホントに久しぶりに弾いたの?」
リ「ホントだってば〜。あと、なんかバンドに勝手に入れられてる気がするんだけど………」
新「そのまま入れb(、おっとこっから先は次回で!」
(このシーンは入る予定はないです)
リ「次回予告やっちゃおっか」
新「うん」
リ・新「次回 一つの音楽」
新「お楽しみに!そしてよろしければ、お気に入り登録と感想お願いします」
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