◆イアイドー重点◆ニンジャスレイヤー ラオモト撃破RTA◆ガバはない◆   作:いらえ丸

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ノンケスレイヤー Part2

 全ての先駆者兄貴たちへのリスペクトを込めてひた走るRTAはーじまーるよー。

 

 はい前回の続きから、運よく野良シックスゲイツモドキを殺し大量の金銭を得られたので、チャートに必要な一通りの家具を揃える事ができました。めでたい。

 

 家具も揃えて経験値も振ってさっそくレベリング開始……という訳にはいかないのがRTAです。ここからノンスレくんをさらに最適化させていきます。いわばこれは調教ぞ。

 つまりこうだ。経験値稼ぎにはニンジャを狩らねばならぬ。ニンジャを狩るにはあちこち移動せねばならぬ。最速でラオモトを殺す為には最速の移動スキルが必要であると、こんな具合なんですね。

 実際はそれだけではないのですが、それに関してはいずれまた然るべき時に。

 

 ここで少し話はズレますが、本作におけるスキル獲得について軽く解説します。

 本作は某ピンポの発言通りスキルツリーのシステムが導入されており、有用なスキルを得るには土台となる基礎スキルを獲得してツリーを育ててあげなきゃいけないんですね。

 例を挙げると、本作屈指の使い勝手の良さを誇る「ボールブレイカー」が欲しいなら、その基礎スキルである「コッポ・ドー」を獲得し、かつ前提となるスキルをいくつか獲得しなければならない訳です。

 RTAといえどラオモト戦前には準備……つまりは経験値稼ぎが必要な訳で、手っ取り早いのがニンジャ狩りで、そのニンジャ狩りを効率よく行うには、移動用のスキルがいるので、移動用スキルを取るには前提となる基礎スキルを取らねばならぬと。そんでまたもらった経験値はラオモト戦用のスキルとかまぁ色々に振らなきゃならぬ訳ですね。

 めんどくせー(素)

 なので、今回はチャートに従ってちょっとした小ネタを使って楽々移動スキルを獲得します。その小ネタというのが……。

 

 おお、見よ! 室内を縦横無尽に駆け回るノンケスレイヤーの姿を! ゴウランガ! なんたるフシギであろうか。その足元は超高速ベルトコンベアーの積み荷めいて微動だにしていない! これは一体如何なるジツによるものか!

 

 ナレーション=サン風にするとこんな感じです。既プレイ兄貴なら丸わかりだと思いますが、単に地上緊急回避モーションで部屋中を移動しているだけです。見てくれは異様な上にスタミナ消費もクソほどキツいですが大丈夫。疲れたら即フートンです。あとその為のカラテ?(適当)

 言った傍からノンスレくんの息が上がってきました。疲れているようです。でも休ませません。死ぬ寸前まで痛めつけてやるからなぁ!(鬼教官)

 死ぬ寸前になりました。フートンで休みましょう。HPと違ってスタミナはすぐ回復するので寝たらすぐ起きてもらいます。だいたい1時間くらいは寝たでしょう。起きろ朝だぞー(大嘘)

 んで、起きたらまた部屋を駆けます。止まるんじゃない! 犬のように駆け巡るんだ! ナセバナル! おう休むなー! スキル獲得まであとちょっと、ガンバロ!

 

 あとはしばらくこれを繰り返すだけなので19倍速です。とはいえ今回のコレはすぐ終わるので倍速もすぐ解けます。多分そろそろですね、解けました。空腹になる直前で終わるのもチャート通りです。じゃけんアグラ・メディテーションしましょうねー(スキル獲得)

 計算通りです、お目当てのスキルの獲得条件を満たしていました。さっそく買いましょう。

 今回購入したのは「スリ・アシ」というスキルです。コッポ・ドー愛好家兄貴の方ならお分かりだと思いますが、デソレイション=サンがやってくるあのスライド移動です。

 このスリ・アシというスキルはコッポ・ドーの上位スキルであり、イアイドーしかできない今のノンケスレイヤーくんでは本来は習得できないスキルとなっております。なんですけど、先ほどの異常行動つまりは「地上緊急回避モーションで一定距離を移動」という条件を満たしていれば、コッポ・ドーを経由せずにスリ・アシを覚える事ができる訳ですね。

 このスリ・アシ。PVPでもほんへでもクッソ便利だから覚えておいて損はありません。実際強スキルです。

 

 さて、そろそろニンジャ狩りに走ります。移動はもちろんさっき習得したスリ・アシをちょこちょこ使って行います。習熟度の低い現段階ではまだ全力スプリントより少し速いくらいのスピードしか出せませんが、使い続ける価値は十分あります。理由はいずれお話します。向かう場所は原作でお馴染みのあそこです。

 道中、野良のニンジャがいたらミカ・ヅキのアンブッシュで殺しておきましょう。武器は前回拾ったバールじゃなくて、さっき買った木刀で大丈夫です。

 何故に普通のカタナではなく木刀を使っているかというのはいずれ説明したりしなかったりします。

 余談ですが、本作において木刀という武器は実は普通に優秀な武器なんですよね。単純攻撃力ならカタナのが高いんですけど、木刀はカタナと違って打撃属性なので、イアイドーで打撃がしたい時は重宝します。実際、私のPVP用キャラはカタナと木刀の二刀流です。カラテ塗れで試合したいやつ、至急対戦メールくれや(決闘者)

 閑話休題、先を急ぎましょう。

 

 見ぃつけたぁ~!(死神の目)

 

 早速一人ニンジャがいましたね。どうやらファック&サヨナラ直前のようです。被害者は一般通過オイランのようなので、こいつはノンケ、つまりはスレイ対象です。殺しましょう。

 まずは気づかれないように接近し、最寄りのビルの屋上からジャンプして落下ミカ・ヅキを当てます。タイミングは体で覚えましょう。失敗するととんでもない隙を晒す事になるので、場合によってはカウンターからの再走要因にもなり得ます。

 はい、当たりました。

 もし相手がカラテの高いニンジャだったら今頃ノンケスレイヤーくんはカウンターを受けてネギトロになっていましたが、今回は大丈夫だったようです。ノンケ殺すべし、慈悲はない(オリジナリティ溢れる決め台詞)

 NRSを起こして失禁しているオイランはセクシー……エロい! ですが、ノンケスレイヤーくんはホモなので動じません。野良ニンジャの財布だけ貰っていきましょう。ノンケスレイヤーはクールに去るぜ(ジョ並感)

 

 走っていると腹が減るので道中スシも買っておきましょう。経験値探しの最中に無人スシバーなんかで食ってたらロスなので、パックの物を走りながら食べます。

 ネオン街の間を駆けながらスシを食うニンジャ……いつ見てもシュールで腹筋が爆発四散しそうな画ですが、気にしてはいけません。タフになれ。

 

 説明が遅れましたが、今向かっているのは作中何度も原作主人公フジキドの危機を救ったアイテムショップであるドウグ社です。ドウグ社はフックロープをはじめ便利なアイテムを沢山作ってくれるので、通常プレイでもRTAでもとにかくお世話になります。

 しかし、ドウグ社を利用するにあたっては気を付けなければならない点があります。

 それは、隠しパラメータの「ニンジャ邪悪さ」が一定以上オーバーしていると利用できないという点です。

 

 なので、今さっき通り過ぎた前後中ニンジャくんは放置します。何故なら、近くに邪魔なモータルがいっぱい居てイクサの最中に巻き込んでしまうかもしれないからですね。

 本作は故意にしろそうじゃないにしろ、モータルを殺すと問答無用で邪悪さが上がっていく仕様な為、キレイなニンジャを貫くなら人混みでの戦闘はなるべく控える必要があります。

 一応、いくつかの救済措置こそありますが、RTAにおいてはどれもロスになるので、RTAでドウグ社を利用するならばなるべく邪悪にならないよう気を付けましょう。

 

 という訳でオオヌギはドウグ社にやってまいりました。入店してムービー後にショップが利用できるようになります。今回購入するアイテムはフックロープ、これ一択です。

 本作における超優良アイテムことフックロープくん、これ一つあるだけで移動も戦闘もかなり楽になるので通常プレイでもお勧めの一品です。購入後、全財産ぶっ込んで限界まで強化し、全てのカスタムパーツを付けてもらいましょう。それでも金が余るのだからソウカイ・ニンジャは実際高給取りな。

 ありがとうバンディット=サン、あなたの財布のお陰で良い買い物ができました。あなたの事は忘れません。ブッダエイメン。コトダマに包まれてあれ。

 

 さて、ロープさえ手に入ればこの辺りにもう用はありません。さっさと店を出て帰りましょ。僕は帰ろおうちに帰ろ(よいこ向け忍殺)

 

 ……ところで、先ほどはRTAでは邪悪にならないよう気を付けると言いましたが、その禁を早速破ります。

 

 オリチャー発動です。

 

 本来のチャートならばドウグ社にはちょくちょく寄ってロープを強化していく計画でしたが、今回は幸先がいい事に序盤でバン何とか=サンのお陰でフックロープを最大強化する事ができたので、もうこの店を利用する必要はなくなりました。

 

 じゃあ、死のうか(暗黒微笑)

 

 向かいのビルからダッシュ+スリ・アシで勢いをつけ、ヤクザ事務所で薬物前後中のニンジャをアンブッシュします。ゴウランガ! 一撃です。

 前後相手のオイラン達もろとも死にましたが、無問題です。ついでに音に釣られてやってきたヤクザたちも殺しておきましょう。事務所に置いてある金庫の中身も気になるので。

 モータルのヤクザは大した経験値にはなりませんが、塵も積もれば何とやらでこの時点ではカラテの足しくらいにはなってくれます。

 ゴミ掃除を終えたら、残しておいた親分っぽい奴にインタビューです。

 この時、もしインタビュー相手が失禁していたら絶対に成功しないので殺してください。幸いにも漏らしていないようなので、何度も木刀で叩いてあげましょう。そうすると情報を吐いてくれるはずなので、欲しい情報……今回は金庫の暗証番号が出るまで続けます。

 じゃ、殴りますね。イヤーッ!(慈悲深いカラテ)

 

 ……違う、ヤクザ同士の会合の情報などいりません。叩きましょう。

 ……違う、ニンジャの用心棒の話もいりません。叩きます。

 ……違う、マグロ粉末輸送についての情報なんて何の意味もありません。インタビュー続行です。

 

 イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ!

 イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ!

 イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ! イヤーッ!

 

 あっ……(MUR)

 

 親分が死んでしまいました。悲しいなあ(ショッギョ・ムッジョ)

 なんでヤクザすぐ死んでしまうん?

 

 な、殴りすぎには気を付けよう!(注意喚起)

 金庫は惜しいですが、チャートに影響はありません。気を取り直して帰りましょう。

 ここからは特に何もなかったので倍速です。

 

(ニンジャ帰宅中……)

 

 帰り道にニンジャはいなかったので真っすぐおうちに帰ってきました。

 たくさん走ったせいでスタミナが切れかけています、なので一度寝かしてあげましょう。

 ま、スタミナが7割回復したら叩き起こすんですけどね。睡眠時間は1時間もいらないでしょう(無慈悲)

 

 癒されや~。

 

 今回はここまで、ご視聴ありがとうご00101101001010100101011110100101010101010101――

 

 

 ――0101011100010010110010101010「見ぃつけたぁ!」草木も眠るウシミツ・アワー。ネオサイタマ市内にある場末のヤクザ事務所イエローパンダ・ヤクザクランの看板を前に、怪しげな二つの影があった。「センサーによると事務内には生体反応がない。つまりは……」「つまりは、入れば分かるって事だろォ?」「うむ」

 異形の影はドアを開け、中を改めた。そこには、おぉナムアミダブツ! まさにアビ・インフェルノ・ジゴクめいた凄惨に過ぎる血しぶきゴア空間があった。明滅するライトが不気味さを加速させていて実際コワイ!

 「少ないな」「おう、そうだな」しかし、そんな常人ならば卒倒してもおかしくない光景を見た二人の反応は実に淡泊なものであった。さも、この程度の惨状は見飽きているとばかりに。それもそのはず、この二人はニンジャなのだ。

「こうも殺しの任務がねぇとフラストレーションが溜まっちまう。なあ? スキャッター=サン」苛立たし気に呟く小柄なニンジャとは対照的に、スキャッターと呼ばれた煙突頭のニンジャは黙々と現場の惨状を手持ちカメラで撮影していた。「少し黙っていろオフェンダー=サン、今は撮影中だ。ビデオに不純物は不必要なのだ、芸術点が下がる」

「生身はいねーじゃねぇか!」面白くなさそうにデスクを蹴り上げるオフェンダー。対してスキャッターはゆったりと舐め回すようなムーヴでカメラをスライドさせていく。「たまにはこういうのも……ん?」その時、スキャッターのカメラにごく小さな反射光が映りこんだ。

「オフェンダー=サン、そこのフクスケをよく見てみろ」「ア? フクスケ?」スキャッターがカメラを持つ逆の手で指示したのはどこにでもあるフクスケ人形である。「これがどうかしたかよ?」「目の部分だ、さっき光ったぞ。監視カメラかもしれない」

「ホー?」言われた箇所を訝しげに覗き込むオフェンダーであったが、その顔はすぐに喜色満面となった。「マジじゃん!」「ああ!」ハイタッチする二人。「これで早く任務が終われる!」「これでゴアシーンが見れる!」「「エ?」」

 しばし固まる二人。だがお互いの意見には概ね賛成できた為、粛々とフクスケ人形を証拠品としてフロシキに包み、発言通りにさっさと引き上げようとした、その時である。

 オフェンダーの足に、がっしりとした重み。「アイエ!?」見れば、そこにはほんの数舜まで死体だったはずのヤクザの手があった。「スキャッター=サン!? オバケ!?」「生体反応はないが……」煙突状の頭部が傾き、件のヤクザの顔を覗き見た。「こいつ、生きてるぞ。しかし反応が……ナンデ?」

 そう、このヤクザは死んでなどいない。否、正確には生き返ったのだ。この日、元イエローパンダ・ヤクザクランのオヤブンは死に、新たな命を得て蘇ったのだ。「ざ、ザッケンナ……コラぁ……! 決して絶対に許さんぞ……くそったれの黒ニンジャめェ……ッ!」故も知らぬ黒のニンジャへの復讐が為に。




◆スリ・アシ◆
 コッポ・ドーの歩法。
 本作においては、地上に限りスタミナを消費してごく短距離を高速で移動できるスキル。
 イメージとしてはゲームとかでよくある同じ姿勢のままヒュンヒュン地面を滑る奴。
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