煽ってないと死んでしまう人(笑)が精霊と仲良くする物語 作:聖籠
「あらあら、琉さん。わたくしと士道さんの逢瀬を邪魔にしに来ましたの?」
「いやー、ただの逢瀬だったら来なかったんだが、身内が物理的に喰われるとなるとそうもいかないんだよな。」
「あ!いいことを思いつきましたわ。琉さんも一緒にひとつになります?」
「丁重にお断りする。」
「あら、つれませんわね。」
「それなら私も混ぜてくれませんか?」
狂三とは別の声が聞こえるとそこにはCR-ユニットを着た真那がいた。
「真那さんまでわたくしたちの逢瀬を邪魔するんですか?」
狂三がそういうが真那は耳を傾けずレーザーを発射した。
狂三はそれを避けるが真那がテリトリーで射線を曲げ、狂三に当てた。
そして攻撃を受け、身動きを取れない狂三に真那は剣で狂三の首を切った。
士道が
「おい、真那お前は人を…」
「精霊でいやがります。それにこいつは死にません」
そう言い、次は俺に剣を向けてきた
「あらまあ、士道守ってあげたのに、そんな物騒なもん向けちゃう?」
「ええ、精霊は排除しなければいけませんからね。…と言いたいところですが一応兄様を守ってくれた恩があります。今回は見逃します。」
「あれ?でもナンバー2さんはアイクさんから聞いてねえの?」
「その言い方まさか、琉さんでいやがりますか!?」
「正解、正解、大正解。」
「なおさら、見逃さないといけなくなりました」
「まあ、そういうことだから今日のところはお引き取りを。大丈夫、士道に危害は加えさせないから、安心しろ」
そう言って俺は士道を連れて帰った。帰る途中十香にあったが士道はさっきの光景を思い出したのか怯えて先に帰ってしまった。
「琉、士道はどうしたのだ?」
「ちょっと辛いことがあったんだ。よかったら、慰めてやってくれないか?」
「わかった。やってみるのだ」
後は十香にまかせておけばいいだろう。
家に帰ると士道は立ち直っていた。何なら前より精霊を救うと言う気持ちが強くなっていた。
夜ゲームをしていると士道が部屋を訪ねてきた。
「琉ちょっといいか?」
「いいぞ。ちょうど今終わったところだから」
「今日はありがとうな。守ってくれて」
「そら、身内の危機となればな。」
「あと、聞きたいことがあるんだけ…」
「ん?」
士道が俺に聞きたいこと?なんだろう?
「琉はさ、精霊が怖いと思ったことないのか?」
あー、そういうことか。
「うーん、まあ怖いと思ったことはあるけど。ほらお前が十香封印するときに十香を抑えつけてるとき。殺気が伝わってきて。」
「そうなのか…」
「でもな、精霊たちに比べたらそんなことないんじゃない?」
「え?」
「だって、いきなり臨界からこっちに来てそれで攻撃されるんだろ?そんなことされたら怖いと思うし、自分はこの世界に不要。害のある存在。必要とされてない存在。そう思われたらどうだ?攻撃されるより怖いだろ?」
「そうだな…」
「だから俺たちの恐怖より怖いし、そんな思いをさせないように俺たちが助けるんだろ?」
「わかってるさ。狂三を絶対に助ける」
今回も読んでいただきありがとうございました。次回で一旦狂三編終わりになります。
それではまた次回
今後の投稿について
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とりあえずデアラに集中してほしい
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他のも並行して書いてもいいよ