選手権2回戦も問題無く勝ち上がった俺たち沼○。次の相手は明日の「浦の星女学院vs静真高校」戦の勝者と5日後に当たる。もしも浦の星が勝てば、果南にとっては自分の後輩達との闘いになるため、果南はやる気に燃えていた。
因みに浦の星にはまだダイヤの妹のルビィちゃんや花丸ちゃん、善k・・「ヨハネ!!」っ!? ・・ちゃんが3年生で在席している。
ー 練習場 ー
果南・龍也:「「[海龍の咆哮・Gx]!!」」
俺と果南のシュートがゴールに一直線。
ザシュウッ!!!
弾丸の様なシュートがゴールに突き刺さった所で、監督からの号令が掛かり、今日の練習は終了になった。
俺たち新入り組は練習の後片付け、グラウンド整備を行った後で各自男子と女子それぞれ別の更衣室で着替えて帰宅する。
龍也:「お疲れ様でした!!」
高橋:「おつかれ」
飯田:「お疲れ〜い・・」
先輩方に挨拶して練習場の門に走る。・・・もう待ってるかな?
俺が門に着くと、まだ果南は来ておらず「良かった」と思いながらしばらく待つ。そして5分ぐらい経ったら果南が走ってきた。
果南:「ゴメ〜ン!! お待たせっ♡」
来るやいなや早速俺の腕に自分の腕を絡める果南。はぁ・・・/// 可愛い///
果南:「?」ニコッ
俺がジッと見ていることに気づき天使の様な笑顔を向けてくる。
・・・アカン/// もう俺顔真っ赤やん//
思考の中で謎の関西弁が入ったが、それは置いておいて、家に戻るので内浦行きのバスに乗るため、沼津駅まで歩く俺と果南。道中果南はずっと俺にベッタリだった為、通行人達(特に男性)から人を殺しそうなくらいに嫉妬の篭った目で睨まれた。
果南が人気のある選手だと言うことを改めて痛感させられた・・・・俺、そのうち刺されるんじゃあ・・・?
果南:「・・・・・? どうしたの?」
果南が俺が黙っていることを疑問に思ったのか問い掛けてくる。
龍也:「・・・・・周りの視線が痛い」
もう周囲から物凄い殺気を感じてます。ハイ・・・。
果南:「・・・・・じゃあ、ちょっと周りの人達に教えてあげようか?」
へ? なんか嫌な予感がしたと同時に、俺の正面に回って少し背伸びをした果南の唇が俺の唇を塞いだのに気付くことに数瞬要し・・・・、
龍也:「・・・・・? ・・〜〜〜ッ/////!!?!?!!??!??」
その瞬間、途轍もない悪寒を感じ果南の手を掴んで全速力でその場から逃げた。
走りながら後ろを向くと・・・・、さっき周りにいた人が、とても一般人とは思えない物凄いスピードで呪詛の様な、怨念の様な、嫉妬と恨みが籠もっていると一発で分かる叫びを上げながら追いかけて来ていた。
何あの人たち!? 恐いんだけど!!?!??!?
そして、気がついたらバスではなく、ダッシュで内浦まで戻って来ていたので、急いで連絡船に乗って淡島の果南の家に帰った・・・・。
・・・これから1人じゃ出掛けられないんだけど・・・。
俺が遠い目をして白くなっていると、果南が「ごめんね?」と謝ってきたが、もうどうすれば良いかが俺には分からなかった。
ー 続く ー
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