浦の星女学院の8番、東雲さんの使った謎の力、【化身】によっていきなり先制点を許してしまった俺たち。沼○ボールで試合を再開する。
ボールはレイジさんに渡り、そこからパスを繋いで浦の星陣内中盤で果南にボールが渡る。そして果南に対して前から善k・・「ヨハネ!!」、後ろから成瀬さんと奥村さんが3人で挟撃する。しかし果南は視野の広さを生かしてコッソリとヘルプに走っていた春咲と連携してワン・ツーで3人を抜いた。
果南:「行くよ花丸ちゃん!! 【激流ストーム・G5】!!」
上空へと跳んだ果南から、水流エネルギーが凝縮されたシュートが降る。ゴールキーパーの花丸ちゃんは身構えると、
国木田:「ずらぁああぁああっ!!」
なんと花丸ちゃんからも化身のオーラが発生。中から狐の獣人様な姿をした女性型の化身が出現した。
花丸:「【妖狐ダッキ】!! [ー シキガミラインズ ー]!!」
【ダッキ】の合図から式神が次々と縦に並んでシュートの勢いを受け止めてゆく。勢いはドンドン失速していき、[激流ストーム]は止められてしまった。
春咲:「はぁ!? 嘘でしょ!! 果南先輩のシュートを止めた!?」
花丸:「ハァ、ハァ、今のマルには通用しないずら!!、ルビィちゃん!!」
花丸ちゃんのスーパーロングスローからボールは一気に前線のルビィちゃんへと飛ぶ。しかし、
新条:「させるかっ!!」バッ!!
しかし空中でボールを新条先輩がインターセプト。カウンター返しでボールは俺に。
沼○:『『『大海、行けぇええぇええぇえええっ!!!』』』
龍也:(っ!! ったく、プレッシャーかかるな・・・。)
正直、俺のシュートも止められたらもう打つ手は無い。だがやるしかない。
龍也:「行くぜっ!!」
俺はボールに極大のエネルギーの塊を纏わせてオーバーヘッドで下に落とす。そこに左足の足払いで空気の膜をコーティング。そして・・・止めのシュートの時に、[ファイアトルネード]で撃ち出した。
龍也:「[ラストリゾート
俺の新必殺シュートと共に、炎の龍が浦の星ゴールに襲い掛かる。
花丸:「何度やっても同じずら!! 必殺技じゃあ化身には勝てないずら!! 【妖狐ダッキ】!!」
そして花丸ちゃんは化身必殺技の体勢に入る。
花丸:「[ー シキガミラインズ ー]!!」
俺のシュートを式神が次々と受け止める。しかし、炎の特性を持った俺の必殺技は花丸ちゃんの式神に次々引火して焼却し、丸腰の【ダッキ】を弾き飛ばして花丸ちゃんごとボールはゴールに叩き込まれた。その瞬間、フィールドは静まり返った・・・・。
沼○1ー1浦の星
ー 続く ー
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