3回戦から4日後、いよいよ準決勝だ。今日は磐田中央工業高校との試合となる。磐田中央は昨日ビデオで見たが、ここまでの試合で大学生や実業団チームを相手に守りは多くて1失点、攻めは最低3点以上の得点で勝ち上がってきたとても高校生とは思えない実力のチームだった。
監督:「よし、それではスタメンを発表する。
FW・山本、大海、久瀬
MF・烏丸、高橋、松浦、久我
DF・新条、桜井、宮間
GK・木野
以上の11人で行く。」
上原:「スゲェな・・・大海またスタメンか・・・」
木村:「まぁウチの最大火力選手だからね・・・オマケにディフェンスまでトップクラスだし、寧ろ入れない理由が見当たらない・・・・」
何か先輩たちからそのうち風当たり強くなりそうだな・・・。
俺が少しばかり気持ちがネガティブになると、果南がさり気なく俺の耳に顔を近づけ・・・、
果南:「・・・・大丈夫。私は絶対見捨てないから」ボソッ
龍也:「!?」
ハァ、果南には見抜かれてたか・・・・。まぁ俺の過去知ってるからな・・・。ほんとFFIの代表候補が果南や円堂達で良かったとつくづく思うわ・・・・・。
高橋:「よし、整列だ。今日も勝つぞ!!」
沼○:『『『オォオオオッッ!!!』』』
そしてフィールドで選手が整列する。
審判:「両チーム、礼!!」
沼○・磐中工:『『宜しくお願いします!!!!』』
スターティングメンバー
磐田中央工業高校
3ー1ー4ー2
GK 盾川
DF 南守 風間 東条
ボランチ 三波
MF 西沢 本田 北野 倉橋
FW 剣崎 槍川
沼○
FW 山本 大海 久瀬
MF 烏丸 高橋 松浦 久我
DF 新条 桜井 宮間
GK 木野
両チーム、メンバーが自身のポジションに就く。
主審:「キックオフ!!」
ピィイイイーーーーッ!!!
試合開始のホイッスルが鳴り、いよいよ準々決勝が始まった。
まずは磐中工のキックオフから試合が始まり、ボールはボランチの三波へ渡る。そこへセンタートップの俺がボールを奪いに掛かる。
龍也:(パスか?)
パスするかと思ったが、何と相手のとった行動は"勝負"。俺と三波の1vs1になる。
龍也:「奪る!!」
俺の動きに合わせて三波もフェイクや技の動作を入り混ぜてコチラを揺さぶる。
・・・コイツメチャクチャ上手いんだけど!?
そして相手がパスのモーションに入ったことで詰めに掛ると、それは囮の動作であり、一気に最高速のスピードドリブルで抜かれてしまった。
龍也:「やべっ!?」
高橋:「なっ!? 大海が抜かれただと!! 「私が行きます!!」 っ! 頼んだ!!」
すぐさま気持ちを切り替えて果南がディフェンスに入る。レイジさんと烏丸先輩、久我先輩はそれぞれパスコースをケアする。
果南:「行かせないよ!!」
今度は果南がディフェンスに入るが、ここでディフェンスの合間を縫う斜めのスルーパスがグラウンダーで入り、ボールはサイドラインギリギリに走っていた剣崎に渡る。
新条:「!? クソ!!」
三波の中央突破に、サイドの警戒を僅かに緩めてしまっていた新条先輩。その隙きを突かれてしまい、剣崎はボールを受け取ると、新条先輩を外に引き付けてからゴール前に浮き球のセンタリングを入れる。
すると中には本田、北野、槍川の映像で見た限り特に攻撃力の高い3人が走り込んでいた。
桜井と宮間は相手の実力をいち早く察知したのか、「自分たちがディフェンスに入っても恐らく抜かれる」と判断。急いでシュートブロックの構えを取る。これならば自分たちの技は破られてもキーパーが止めてくれるという判断だろう。
本田・北野・槍川:「「「[ガイアブレイク・V3]!!」」」
ボールに大きな無数の岩が集まる。それを3人が連携シュートすると、岩が砕け、インパクト時のパワーが岩の内部で反響・増大し、より大きなパワーを得たシュートが飛んでくる。
しかし、こちらも2人の連携ディフェンス技でブロックする。
宮間・桜井:「「[
2人のディフェンス技のオーバーライドから更に強力なディフェンス技を発動。巨大なサイクロンがシュートを巻き込み、シュートの向き、回転方向と完全に逆回転の風圧をぶつけて威力を削ぐ。しかし、
桜井・宮間:「「ぐぐぐぅううっ!!? うわぁあああっ!?」」
だいぶ威力を削がれたものの、2人の技を貫通。残るはキーパーの木野さんのみ。
木野:「[任せろ!! [太陽のギロチン・A]!!]」
木野先輩の技で、空から高温のギロチンが降ってくる。威力を弱められたシュートは、多少の抵抗はしたもののギロチンに両断され、勢いを失った。
おい、コレ間違いなくマジでヤバい相手だぞ・・・。
沼○ 0 ー 0 磐田中央工業高校
ー 続く ー
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