カタール戦に勝利し、宿舎に帰ってきた俺達イナズマジャパン。
円堂:「あと1回勝てば世界だ!! 絶対勝つぞおっ!!」
全員:『『『オォオオォォオオオーーーーッ!!!』』』
ズウゥゥォオオオン
龍也:「!? 何だ? 今の感じ………」
豪炎寺:「円堂!! 今の感じはまさか!?」
風丸:「ああ。あの感覚……間違いない!!」
鬼道:「とにかくグラウンドに出るぞ!!」
俺達がグラウンドに出ると、16名の男女と一人の女性が立っていた。
円堂:「あーーーっ!? 瞳子監督!?」
瞳子:「久し振りね。円堂君」
龍也:「誰?」
マネージャー:「3年前のエイリア学園事件、覚えてますか?」
果南:「うん。結構な騒ぎになったよね? 宇宙人が攻めてきたって。日本各地の学校が破壊されて……でも、結局エイリア学園は特殊な石で身体能力を強化された地球人で、宇宙人何かじゃ無かったんでしょ? 正しく言えば強化人間で………当時中学生の円堂君達雷門中イレブンが倒したって聞いたけど?」
マネージャー:「あの女性の名前は
龍也:「ふーん………」
?:「久し振りだな円堂」
円堂:「あー!! お前、[イプシロン]のデザームか!?」
?:「その名はもう捨てた。私の本名は
円堂:「そうだったの?」
砂木沼:「円堂!! 私はお前との決着を付ける為に再び戻って来たのだ! 覚悟して貰う!!!」
久遠:「…………………、」
瞳子:「久遠監督、私達は、イナズマジャパンに挑戦します。真の日本代表の座を賭けて!!」
イナズマジャパン:『『『えぇええええええっ!!?』』』
砂木沼:「円堂!! お前達には分かるまい!! 代表選考にも呼ばれず、世界と戦うチャンスすら与えられなかった者の悔しさを!! 仲間にすら置いていかれた悔しさを!! 無名選手にすら負けた屈辱を………耐え難き敗北感、決して忘れはしない!!」
龍也:「ん? 無名選手って俺の事?」
ネオジャパン:『『『お前だ!!!』』』
穂乃果:「海未ちゃん……、希ちゃん…………」
聖良:「理亞…………」
理亞:「いくら相手が姉様でも遠慮はしない。容赦なく叩き潰すから」
英玲奈:「私達の挑戦、受けますよね?」
ツバサ・あんじゅ:「英玲奈………」
久遠:「分かりました。お受けしましょう」
イナズマジャパン:『『『監督!?!?』』』
瞳子:「ありがとうございます。では試合は明日、このグラウンドで」
― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―
穂乃果:「まさか、海未ちゃんと希ちゃんが………」
にこ:「穂乃果、気持ちは分かるけど……あの2人は今は敵よ!! 負けたら代表じゃなくなるんだからね!?」
円堂:「とりあえず明日に備えて今日は休もう」
―― 翌日 ――
審判:「これより、[イナズマジャパン]VS[ネオジャパン]の試合を始めます」
全員:『『宜しくお願いします!!』』
スターティングメンバー
ネオジャパン
GK 英玲奈(女)
DF 希(女) 鳴上 牧屋 凍地
ボランチ 海未(女)
MF 熱波 砂木沼 瀬方
FW 幽谷 理亞(女)
イナズマジャパン
FW 龍也 綺羅(女) 豪炎寺
MF 松浦(女)鬼道 矢澤(女)
DF 聖良(女) 綱海 優木(女) 風丸
GK 円堂
センターサークルに、ツバサと豪炎寺が入る。
豪炎寺「行くぞ」
ツバサ「ええ!」
審判『試合開始!!』
ピィイイイイーーーッ!!!
KICK OFF!!!
試合開始のホイッスルが鳴り、イナズマジャパンボールで試合開始。
しかしキックオフとほぼ同時に、ダッシュでハイプレスをかけた鹿角妹にボールを奪われてしまう。
ツバサ:「早い!?」
ドリブルで攻め上がる鹿角妹。鬼道が止めに入るが――、
MATCH UP!!
鬼道 vs 理亞
鬼道「行かせん!!」
理亞「!!」ト、トンッ!!
鹿角妹は右に抜くと見せて鬼道の身体を動かして逆方向にエラシコ。抜き去った。
鬼道「なっ!?」
龍也(へえ?)
今ので分かった。基礎的なプレーですら、明らかに練度が高い。
FFIが始まってから今まで、相当練習したんだろうな……
円堂「鬼道が…あんな簡単に!?」
砂木沼:「行け鹿角妹!! ゴールを奪え!!!」
シュート体勢に入る鹿角妹。お手並み拝見だな。
理亞:「任せなさい!!」
円堂「来い!!」
相手がシュート態勢に入ると足元にポータルが開き、その中に吸い込まれた。そしてその空間で相手が一回転してシュート!!
理亞「[グングニル・V2]!!」ドゴォオォオォオオオォォォンッ!!
シュートしたボールは紫色に光る槍となり、こちらの空間に出てきてイナズマジャパンゴールを襲う。
円堂:「くっ!! [正義の鉄拳・G4]!!」
円堂が左足を振り上げ、踏み込みと同時に腰を入れて上体の動きと連動させて思い切り右拳を前に突き出す。
すると背後から、巨大な黄金色の拳が高速回転しながらシュートに激突。[グングニル]を迎え撃つ。
ドゴォオォオォオオオォォオオッ!!!
円堂:「ぐっ、パワーが!?」
必死に耐える円堂。だが、[グングニル]のパワーに押され、
バガァァンッ!!
円堂:「ぐわぁっ!!?」
[グングニル]は[正義の鉄拳]を粉々に粉砕し、ゴールを決められてしまった。
GOOOAL!!!
イナズマジャパン 0 ー 1 ネオジャパン
コレを見た雷門メンバーは驚愕。なぜなら、他の選手の使っていた技を、使っていなかった選手が使ってきたからだ。
鬼道:「今のはエイリア学園時代の砂木沼の技!? まさか他の選手の技をマスターしてるのか!?」
龍也:「おい!!」
豪炎寺・ツバサ:「「?」」
ピィイイイイーーーッ!!!
RESTART!!!
イナズマジャパンボールで試合再開。ボールは龍也に渡る。
龍也「行くぜ………!」
俺はボールを貰った瞬間ロングシュートの態勢に入る。足元にポータルが開き、その中に吸い込まれる。
そしてその空間で龍也は一回転してシュート!!
龍也「[グングニル・V3]!!」ドゴォオォオォオォオオォォオォンッ!!
シュートしたボールは紫色に光る槍となり、こちらの空間に出てきた。そう。先程のシュートと全く同じモーションで。
ネオ所パン『『ッ!!???』』
龍也の《
砂木沼:「何だと!? 止めろ統堂!!」
英玲奈:「鳴上、牧屋!!!」
相手キーパーとディフェンスが3人で構えを取り必殺技の体勢。
3人:「「「[真・無限の壁]!!」」」
3人のフォーメーションで石造りの城壁が現れ、シュートを迎え撃つ。
―――しかし、
バゴォオォオオオンッ!!
3人『うわぁあぁああっ!?!?』
俺のシュートは相手の技を容易く粉々にし、ゴールに突き刺さった。
GOOOAL!!!
イナズマジャパン 1 ー 1 ネオジャパン
ネオジャパン:『『『!?』』』
龍也:「振り出しだな。おーい!! どんどんボール回してくれ!! ガンガン入れてやる!! コイツらの上からな!!!」
ネオジャパン:ブチッ!
ピィイイイイーーーッ!!!
RESTART!!!
ネオジャパンボールで試合再開。鹿角妹にボールが渡り、そこに矢澤がディフェンスに入る。
MATCH UP!!
にこ vs 理亞
にこ「行かせないわよ!!」
理亞:「退きなさい!![フレイムベール]!!」
鹿角妹が跳躍して縦に一回転。地面に蹴りこまれたボールから火柱が迫っていき矢澤を吹き飛ばした。
綱海:「今のはエイリアのマスターチーム、[プロミネンス]のドリブル技じゃねーか!!」
エイリアと戦った経験がある為驚く綱海。
果南:「まぁ私の[ウォーターベール]もエイリアのマスターチーム、[ダイヤモンドダスト]のドリブル技だけどね」
そして、まだ距離がある中、鹿角妹がロングシュートを放ってくる。
辺り一面が極寒の世界に変わると、ボールが凍り付き。それに鹿角妹は横に回転して渾身のソバットキック!!
理亞:「喰らいなさい!! [ノーザンインパクト・V2]!!」ドゴォオォオォオオオォンッ!!!
鹿角妹のシュートが、イナズマジャパンゴールに迫る。しかし、そこに風丸がシュートブロックに入る。
風丸:「少しでも威力を!! [エアーバレット・V2]!!」
ガカアッ!
風丸が空気を練り上げて作った弾丸を蹴り飛ばしてボールにぶつけてシュートの威力を下げる。ブロックにより威力は減衰。そのボールを………
円堂:「[正義の鉄拳・G4]!!」
円堂が左足を振り上げ、踏み込みと同時に腰を入れて上体の動きと連動させて思い切り右拳を前に突き出す。
すると背後から、巨大な黄金色の拳が高速回転しながら[ノーザンインパクト]に激突。
弾かれたボールは前線の果南に飛ぶが、熱波と
熱波:「はあああっ!!」ガッ
果南:「っ! この程度!!」バッ!
バチぃっ!
両者跳躍し、果南はフィジカルでギリギリ競り勝ち、龍也にヘディングでパスを出した。
果南:「龍也!!」
パスを受け取った俺に相手ディフェンスが殺到する。
砂木沼「止める!」
龍也「甘い!」トンッ!
龍也は軽いワンタッチで股抜き。砂木沼を抜き去る。
砂木沼「なんだと!?」
海未「このっ!!」
今度は園田のスライディングタックル。――だが、
龍也「甘いッ!」バッ!
龍也は瞬間的にマジンを呼び出しながら跳躍してウインドミルジャンプで空中に逃げて海未を躱す。
そしてそのままロングシュート体勢に入る。
龍也:「[スサノオブレード・G5]!!」ドッガァアァアアアンッ!!!
武神の剣の斬撃と共に、ネオジャパンゴールに迫る龍也のシュート。
統堂は右手に高速回転する巨大なドリルを出現させ、それをぶつけてシュートの威力を削り取ろうとする。
英玲奈:「今度は止める!! [ドリルスマッシャー・V2]!!」
ガガガガガガガガッ!!
[スサノオブレード]を削り取る巨大ドリル。しかし、統堂はズルズルと引き摺られ、押されていく。
英玲奈:「ぐぅぅううぅうううっ!!!」
海未:「堪えて下さい英玲奈さん!!」
必死に堪える統堂。しかし無情にもドリルには次々亀裂が入って行き………、
バガァァアンッ!!
英玲奈:「うわぁあああ!!!」
シュートは統堂の巨大ドリルを叩き割り、ゴールに突き刺さった。
GOOOAL!!!
イナズマジャパン 2 ー 1 ネオジャパン
イナズマジャパン、1点リード。
― 続く ―
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