今回の冒頭は果南視点から入ります。
どうぞ!!
準々決勝、磐田中央工業高校戦も前半を終えてハーフタイムに入る。皆の雰囲気はやはり龍也に対してなんかよそよそしくなっている。
よし、言おう!!
果南:「皆ちょっと良いかな?」
私の声で皆が私の方を見る。龍也・・・ゴメン!!
果南:「龍也は昔今のチームみたいな雰囲気になったせいでサッカーを辞めてるの。だから一旦止まってくれない?」
龍也:「果南!?」
龍也がビックリして声を荒げるが、私は言わなければならない。
果南:「龍也は、自分が周りとのレベルが違いすぎたせいで仲間から孤立してサッカーから離れてるの。今の皆の雰囲気だとまたそうなるかもしれない・・・」
沼○:『!!』
皆思うところがあったのだろう。バツが悪そうな顔をして俯く者もいればポリポリと頭をかく者もいる。
果南:「皆が嫉妬するのは分かるけど、今までの龍也を思い出してよ!! そんなに嫌な奴だった?!」
春咲:「いや、大海くん・・・確かに才能もスゴイけど、陰でスゴイ努力してた。休日の日に、海岸を走ってるの見ました・・・」
リリア:「私は大海くんに助けてもらいました・・・!! なのにその人を孤立させるような事はしません!!!」
2人の声に1人ずつ俺に「スマン」、とか「ゴメン」と声を掛けてくる。
果南・・・・まったく・・・
龍也:「果南・・・勝手に言うなよな? まぁ、結果的に良かったから良いけど」
果南:「ごめんなさい。けど放っておけなくて・・・」
俯いて誤ってくる果南。はぁ、怒って無いっての。
俺は果南をギュッと抱きしめると、「ありがとう」と声を掛ける。
果南は顔を真っ赤にして俺の胸に自身の顔を埋めた。
監督:「お二人さん、後半に向けての作戦伝えるぞ?」
監督の声でハッと我に返った俺たち。皆が俺たちを見てニヤニヤと笑っている。恥ずい・・・・///
そして監督から作戦の内容が伝えられる。だが、その内容は、
果南:「私と龍也の2人で三波くんを抑える?」
高橋:「そして俺たちは2人の動きに連動して周りのディフェンスフォローに入れ?」
監督:「ああ。さっきまでは無理だったろうが、今ならできるはずだ。お前たちが本当にお互いを認めた仲間ならな!!」
っ!! そんなこと言われたらな!!
高橋:「そんなことを言われたらやるしか無いでしょ!! なぁ!!」
沼○:『はい!!』
俺たちが気持ちを新たに、後半戦の準備を整え、
審判:「後半戦開始です!!」
監督:「よし、行ってこい!!」
そして選手がフィールドにでる。だが、ここでフォーメーションを変える。
沼○フォーメーションチェンジ
FW 山本 久瀬
MF 烏丸 大海 松浦 久我
ボランチ 高橋
DF 新条 桜井 宮間
GK 木野
高橋:「絶対に勝つぞ!!」
沼○:『おおっ!!』
そして、審判のホイッスルと共に後半戦がキックオフ。
沼○ボールで開始し、ボールはレイジさんに。そこに剣崎と槍川がディフェンスに来るが、俺たちはパスを回して攻め上がる。
そしてボールは山本先輩に渡り、山本先輩に対して南守がディフェンスに入る。
南守:「止めるてやる!! [スピニングカット・V3]!!」
南守が左足を横薙ぎに振ると、エネルギー波が飛び、着弾と同時に壁となってせり出しボールを奪った。
南守:「三波!!」
高橋:「行ったぞ!!」
そして三波にボールが渡る。そこへ・・・、
龍也:「行くぞ果南!!」
果南:「うんっ!!」
後の世代まで語り継がれる最強のコンビ、松浦果南と大海龍也が、若き天才に立ち塞がる!!
ー 続く ー